闇へと葬られた?プチエンジェル事件の犯人と隠された真相とは!? 芸能人

闇へと葬られた?プチエンジェル事件の犯人と隠された真相とは!?

2003年7月。とある少女誘拐監禁事件が発生しました。その名も「プチエンジェル事件」。少女の売春組織を経営していた犯人の自殺で解決したとされる事件ですが不可解な点、深い闇を数多く残しています。そんなプチエンジェル事件の犯人像と不可解な点を今回は紹介いたします。

プチエンジェル事件の真相を知る犯人・吉里弘太郎とは何者?

吉里弘太郎はエリートの家庭に生まれました。父親は元警視庁のキャップで朝日新聞に転職後は西部本社の社会部長を務めていました。大学時代からヒモ生活を送り、一度はデザイナーとして職を得ますが、結局非合法の売春斡旋を始めます。吉里はプチエンジェル事件を起こす以前にも高校生や中学生と売春行為を働いたため指名手配中だったようです。

また吉里には人脈と商才があったようでのちにデートクラブを開業し、莫大な利益を得ました。クラブの名を「プチエンジェル」と呼びます。プチエンジェル事件という名前は吉里の経営していたデートクラブに由来しています。

プチエンジェル事件の経緯

プチエンジェル事件の発端は2003年7月のことです。後に監禁される少女たちのうち一人が吉里と接触します。吉里はその少女と何度かお金のやり取りをしていたようです。7月13日、吉里は「部屋を一万円で掃除して欲しい」と言って少女4人と別のある男性を渋谷駅のモヤイ像前に呼び出し、赤坂のウィークリーマンションへ連れて行きます。

少女たちが部屋の掃除を始めると吉里の様子が一変し、少女4人を脅して監禁に及びます。少女4人への捜索願が出され、吉里の自宅周辺への捜索が及び始めた7月16日、吉里は赤坂のマンションの一室でなんと自殺してしまいます。翌17日、吉里の気配が消えたことを察して脱出、近くの花屋へ助けを求めたことで事件が明らかとなりました。

プチエンジェル事件の由来・犯人の経営したプチエンジェルとは

吉里の経営していたプチエンジェルとは非合法の未成年者デートクラブです。完全会員制で年会費は60万円。渋谷や原宿などで風俗系のチラシを配って集めた未成年の少女を会員へあっせんし、様々な行為に応じて料金をもらう仕組みです。また集めた少女たちでいかがわしい動画や画像を作成し販売して利益を得たこともあったようです。

日本にはプチエンジェルのような非合法のデートクラブは数多くあるのが現状です。しかし吉里はその中でも莫大な利益をあげており、預金総額は35億円にも及んでいたようです。住まいは都内の高級ホテル、2台のフェラーリを所有していたと言われています。

プチエンジェル事件のその後。マスコミと警察の不可解な打ち切り

プチエンジェル事件の翌日、渋谷では一斉補導が実施され1500人以上が補導を受けています。また警察は吉里の借りていた埼玉県久喜市のアパートを捜査し、いかがわしいビデオ1000本以上、2000名以上にも及ぶ顧客名簿を押収し、名簿に載っていたのは医者や弁護士、政治家と報道されています。

しかし警察はまもなく顧客名簿の多くが偽名であると発表し、捜査を打ち切ってしまいます。マスコミも警察の動きに合わせるようにして報道を自粛してしまいました。その結果、プチエンジェル事件とその背後にある児童買春に関して一切情報が伝わらなくなってしまいました。

またマスコミと警察には不可解な点が他にもあります。事件が起きたのは赤坂でしたが現場が渋谷であるかのような報道がされる、明らかに複数犯という証言があったのに吉里の単独犯とされてしまう、などが挙げられます。このようなことからプチエンジェル事件には様々な陰謀論が囁かれるようになりました。

真相は闇の中?プチエンジェル事件犯人は本当に自殺した?

事件発覚の前日、吉里は練炭を用いて自殺をしています。その方法が椅子を中心にビニールテントを張り、周囲を目張りした状態で椅子の下に七輪を2つ置くというものです。テントの中で睡眠薬などを服用し、昏睡状態に陥ることで急性一酸化炭素中毒で自殺を図った模様です。

しかしこの方法ではビニールが溶ける、自殺者に火傷の跡が残るはずだが吉里には火傷はなかったなどと指摘されています。またこのような仕掛けをすれば音が出るはずですが、被害者の少女たちはそのような作業音は一切聞いていないと証言しています。

その上事前に計画を練って少女を誘拐するような人間が、果たして練炭自殺などという不確実な方法を考えるかというのも疑問です。遺書も残っていないので動機は不明です。また吉里の両親や兄も自殺を図っています。吉里の自殺は本当に吉里の意志によるものだったのでしょうか。

プチエンジェル事件犯人の自殺間際の異常な行動

吉里の自殺で奇妙なのは自殺方法だけではありません。吉里は7月11日になんと愛車のフェラーリを2台とも売却しているのです。そして翌12日には少女たちの監禁に用いる道具と共に自殺用と思われる練炭と七輪を購入しています。

この2日間の行動は明らかに矛盾を来しています。これから死のうとする人間がフェラーリを売って金策に走る理由が分かりません。練炭や七輪を買ったという情報が後付けであると考えるのが自然です。

また自殺に及ぶ16日の午前中、吉里は都内の無店舗型風俗店へ電話を入れ、赤坂のマンションへ風俗嬢を派遣してもらうように頼んでいます。指定した行為の内容が法に触れるものだったため店側は断っています。吉里は風俗店の閉店時間まで交渉したようでしたが結局断られ、その日のうちに自殺をしています。

吉里は交渉の際「今日しかない」という言葉をしきりに繰り返していたようです。もう自殺の決意をしていたのか、あるいは監禁しているのが今日しかない、という意味なのかは分かりません。ただ死ぬ前に性欲を満たしておきたかったのかもしれません。

プチエンジェル事件の真相と犯人を調べたジャーナリストの最期

プチエンジェル事件で命を落としたのは吉里だけではありません。プチエンジェル事件から2か月後の9月12日、フリージャーナリストの染谷悟の死体が東京湾で発見されました。背中を8か所刺されたほか頭部を2か所殴られ、両手両足を拘束され重しをつけられていたとのことです。

染谷は「柏原蔵書」という名義で組織的な児童買春の実態を調査しており、プチエンジェル事件も独自に追っていたようです。2002年9月には自宅のアパートに空き巣が入るなど嫌がらせとも取れる行為をたびたび受けていたようで、親しい人には「中国マフィアに殺されるかもしれない」と漏らしていたそうです。

染谷は本当にプチエンジェル事件を追ったために殺されたのでしょうか。犯行は中国マフィアによるものだったのでしょうか。もしそうならばプチエンジェル事件は国内に留まる問題でなくなってきます。

プチエンジェル事件と芸能界の意外なつながり

直接関わったわけではないですが、実はプチエンジェル事件と芸能界には意外なつながりがあると噂されています。真偽はわかりませんが、押収された顧客名簿の中には有名な芸能人の名前のほか、なんとあの秋元康さんの名前が載っていたという噂もあるのです。秋元さんと言えばAKBグループです。もしかしたらAKBのメンバーの中に元プチエンジェルの子がいるかもしれないと、想像してしまう人もいるでしょう。

実際、プチエンジェルは少女をスカウトする際に容姿の基準をとても厳しく設けていたそうです。そのため意図していないとしても、芸能界に元プチエンジェルの少女がいてもおかしくはないでしょう。もし意図していたのなら、芸能界もプチエンジェル事件隠しにやっきになるかもしれないですね。

プチエンジェル事件と裏社会。真相を隠ぺいした気配

プチエンジェルはかなりの収益をあげていました。顧客の管理から経理まで、多岐に渡る仕事を吉里一人ですべて行うのは不可能でしょう。預金が35億を超えているのに吉里が非合法なビジネスを続ける理由も分かりません。そのため裏には山口組や関東連合のような反社会勢力が存在し、資金源にしていたのではないかと言われています。

プチエンジェル事件には政治も絡んできます。プチエンジェル事件が起きた赤坂のマンションは吉里ではなく、小沢一郎の資金団体である「陸山会」が所有していたと言われています。事件後の2003年7月18日の予算委員会で鴻池祥肇防災担当大臣は「少女4人も加害者か被害者か分からない」などと歯切れの悪いもの言いをしてしまいます。

またプチエンジェル事件当時に警察庁次長を務めた漆間巌という方は、2008年の麻生政権で内閣官房副長官の座にまで登りつめています。政府が警察にプチエンジェル事件の真相についての隠ぺいを頼んだと考えるのはうがった考えではないように思います。

真相に潜むタブー!秋篠宮文仁親王と高円宮憲仁親王が顧客に?

プチエンジェル事件の捜査が打ち切りとなった背景には、皇族の名前が顧客リストに入っていたからという噂もあります。載っていたのは秋篠宮文仁親王殿下と高円宮憲仁親王殿下。皇室に名を連ねる方々がこのようなことをしているとは考え辛く、噂も高円宮殿下が薨去されてからは下火となりました。しかし都市伝説として伝わっている話があります。

いわくプチエンジェルの作った動画の中には秋篠宮殿下と高円宮殿下が秋篠宮家の長女・眞子様と行為に及んでいるものがあるというのです。動画は「パパだーいすき」という名前で覚えられています。宮内庁はこの動画を探しているそうです。ファイル共有ソフトが出回ったのはこの「パパだーいすき」を探すためと言われています。

この記事ではプチエンジェル事件について取り上げました。この事件は不可解な点が多く、残念ながら真相が明らかになっているとは言えません。ただ事件の背景には何かとても大きな闇と呼ぶべき何かが横たわっているような気がします。もし興味を持たれても、あまり深入りはしないほうが賢明ではないでしょうか。