寺田農(ムスカの声)に死亡説?現在は再婚している?子供は? エンタメ

寺田農(ムスカの声)に死亡説?現在は再婚している?子供は?

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その後も多くの特撮番組に出演を続けている

寺田さんは元々、ウルトラシリーズ等のゲスト出演で、特撮物には縁の深い方でした。「仮面ライダーW」以降も下記特撮作品に拘っておられます。

  • 映画「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」(2009年、東映)
  • 映画「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」(2010年、東映)
  • ビデオ「鎧武/ガイム外伝 仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン」(2015年、東映ビデオ)

寺田農の学歴・経歴

大学で教鞭まで取られていた寺田農さんですが、俳優として世に出られるまではどのようなご経験をなさっていたのでしょう。寺田さんの経歴をまとめました。

19歳で早稲田大学を中退

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寺田さんは寺田政明さんの長男と生まれ大切に育てられたとのことです。そして高校を卒業すると。早稲田大学政治経済学部に進学します。しかし19歳で中退し、演劇の道を目指されます。

1961年、文学座附属演劇研究所に入所

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寺田さんは中退後、文学座の附属演劇研究所に入所します。文学座は1937年に立ち上げられた名門劇団です。現在でも研究生になるだけでもかなりの難関と言われていますが、寺田さんはその第1期生でした。

文学座は江守徹さん、黒柳徹子さん、松田優作さん、桃井かおりさん等、多くの名優を輩出しています。

1965年「恐山の女」で映画デビュー

寺田さんの映画デビュー作は1965年の五所平之助監督作『恐山の女』です。1人の少女の過酷な運命を綴っています。

寺田さんが演じたのは勘二郎という青年です。荒い気性ながら純粋な青年で、ヒロインの遊女を心から愛します。しかし彼女が実父も客にしていることを知り、いたたまれずに去って行く、という難しい役どころでした。

1968年、映画初主演作品「肉弾」で映画賞を受賞

『肉弾』は1968年公開の岡本喜八監督作品です。この作品は「あいつ」と呼ばれる工兵特別甲種幹部候補生の回想録を中心に描いた、惨くて悲しい戦争映画です。寺田さんは主人公の「あいつ」を演じられました。

寺田さんはこの作品で、毎日映画コンクール主演男優賞を受賞されています。

1988年「うれしはずかし物語」で川上麻衣子や本阿弥周子と共演

そんな重々しい作品の一方で、寺田さんは川上麻衣子さんや本阿弥周子さんとブラックな要素もあるラブコメディ「うれしはずかし物語」の主演もなさっています。川上さんの大胆なベッドシーンも話題になりました。

寺田さんの役どころは妻子在りながら満たされず、チャコという女性と愛人契約を結ぶサラリーマンでした。

ジブリ映画「天空の城ラピュタ」で人気となり声の仕事でも活躍するようになる

寺田さんは「天空の城ラピュタ」以降、声のお仕事も積極的になさっています。2010年には「燃える仏像人間」というアニメで再び声優さんになられました。

また、ドラマ等のナレーションも行うようになり、1989年「風雲!真田幸村」、2014年「木曜時代劇 ぼんくら」等でそのお声を聴くことができました。

寺田農の主な出演作品

今まで述べたように、長い芸歴の中でその才能を発揮されてきた寺田農さんには、他にどのような出演作があるのでしょう。調べました。

ドラマ「琉球の風」

「琉球の風 DRAGON SPIRIT」は1993年の大河ドラマです。琉球王国が薩摩藩島津氏により支配されていく屈辱と悲しみを描いた作品です。

寺田さんはその中で、清水半蔵という架空の人物を演じられています。

ドラマ「月下の棋士」

V6の森田剛さん主演の2000年のドラマ「月下の棋士」へのご出演もありました。能條純一さんの漫画を原作とした作品で、父の遺言を胸にプロ棋士を目指して上京した青年の物語です。

寺田さんが演じられた刈田升三は、実在の棋士・升田幸三さんをモデルとしています。

ドラマ「武蔵 MUSASHI」

「武蔵 MUSASHI」は2003年の大河ドラマです。吉川英治の「宮本武蔵」が原作で、主演には七代目 市川新之助 (現・11代目 市川海老蔵)さん、TOKIOの松岡昌宏 さんなどがいらっしゃいました。

寺田さんの役どころは、細川家家臣の岩間角兵衛でした。

映画「帝都物語」

1988年の「帝都物語」は、荒俣宏さんの小説デビュー作を映画化したものです。明治末期からの約100年を描いた壮大なSF作品です。渋沢栄一や森鴎外等の実在の人物が登場するのも特徴です。

平将門の怨霊を抱く魔人・加藤保憲との攻防戦の物語ですが、寺田さんはその中で、大河内正敏という実在の物理学者を演じられました。

映画「アンフェア the movie」

2007年の「アンフェア the movie」は、篠原涼子主演でお馴染みのテレビドラマ「アンフェア」の劇場版です。

寺田さんは劇中に起こる病院立てこもり事件に拘ることになる警視総監の役でご出演でした。

声優「天空の城ラピュタ」

今更説明の必要も無い代表作です。ムスカ大佐の悪行とキャラクターは、アニメファンならずとも延々と語り継ぎたくなります。

CM「トヨタホーム」

2003年~2004年まで放送されたトヨタホームのCMシリーズに、寺田さんがご出演でした。流石の存在感です。

ムスカ大佐に見る「俳優と声優」

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ピクサー/ディズニーのアニメ映画「トイ・ストーリー」が公開される直前のことです。主役のウッディとバズの声はベテラン声優の山寺宏一さんと玄田哲章さんがキャスティングされ、収録まで終了していました。

ところが公開直前になって「名の知られていない声優ではヒットしない」との映画会社からの声で、お2人の吹き替えは全て唐沢寿明さんと所ジョージさんに差し替えられてしまったのです。

有名俳優をアニメ声優に起用して技術の未熟さにバッシングを受けることは、近年珍しいことではありません。しかし寺田農さんのムスカを聞く限り、俳優の声優業兼務は非難されるべきことではありません。

俳優にも「名声優」はいる

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「トイ・ストーリー」の唐沢寿明さんのウッディは、大物声優と比べても全く遜色のないものでした。この例にみるように、俳優を本職としながらも声優としての仕事にインパクトの強い方は大勢います。

  • 「ルパン三世 ルパンVS複製人間」の西村晃さん
  • 「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の市村正親さん
  • 「アンパンマン」の戸田恵子さん
  • 「DEATH NOTE」の中村獅童さん

勿論この中には、寺田農さんも含まれます。

違いはあれど俳優も声優も「技術を持った表現者」

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俳優は脚本からキャラクターを生みます。声優は脚本にプラスしてアニメーターが作成した動画からもキャラクターを構築します。いづれも高度な技術が必要で、それぞれに演技法があります。

アニメ声優に起用されてバッシングを受けるのは、主に俳優としての演技法も確立しきってない若手です。俳優としての技術が未熟なまま、全く違う演技法を求められるので、どうしても「下手」になってしまうのです。

ムスカの声を初めて聞いた当時の子供たちは、この声が「声優じゃない人の声」だとは誰も思わなかったことでしょう。それは寺田さんが「俳優」にも「声優」にもこだわらなくていい技術をお持ちだったからです。

いづれはなくなるかも知れない「俳優と声優の垣根」

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前述の、唐沢寿明さんにウッディ役を奪われた山寺宏一さんはとても悔しい思いをなさいました。山寺さんは「知名度を上げて見返してやる」と、俳優業やタレント業にも進出していくようになりました。

現在、あまりにも未熟すぎる「ゲスト声優」の乱起用で、アニメファンたちが「声優から仕事を奪うな」と怒りを露にする場面をよく見かけます。しかし寺田さんのムスカや西村晃さんへの非難はとんと聞きません。

ファン(消費者)としては「素晴らしいなら」どちらが演者でもいいのが本音です。今後寺田さんや山寺さんのような「どちらの表現も可能な技術者」は増え続けます。ファンは目くじら立てずにそれを見守りましょう。

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