「生きるのが辛い」と感じる原因は?気持ちがラクになる方法はある?

生きるのが辛いという人がいますが、それはなぜなのでしょう。仕事から逃げたい甘えや、孤独からなのでしょうか。うつ病にかかったのでしょうか。生きるのが辛い人を励ますような、本や曲、あるいは名言にどんなものがあるでしょう。色々な角度から調べてみたいと思います。

「生きるのが辛い」と感じてしまうのは何故?

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生きるのが辛いと感じる人がいますが、それは何故なのでしょう。生きることが辛いと思ったことが、全くない人もいます。そうした人からすれば、その心理はとても不思議なことでしょう。

この記事では、平素「生きるのが辛い」と思ってしまう人に、何か特徴があるのか。その原因にはどんなものがあるのか。また、それらの気分から抜け出す良い方法はあるかなどを追及してみます。

生きること自体が苦行となっている

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生きるのが辛いと、常に思えてしまう人は日常の状況が普通に見えていない人もいるようです。感覚が鋭敏すぎて、生きているだけで神経が磨り減るような感覚になるのだといいます。

こうした一種の体質の人のことを「HSP(ハイリーセンシティブパーソン)」と呼ぶことがあります。これは病気ではなく、ある種の症候群だと理解すべきでしょう。引用でこうした方の感覚を表現します。

HSPの人にとって、車は100倍ぐらい早く走っているように見えるし、電話は100倍くらいうるさく聴こえる。そうするともう対応するだけでいっぱいいっぱい。「毎日」「楽しい」という概念を持つこともできず、生きるというのはただそれだけでキツイことになる。他の人はどうもこれをやすやすとやっているように見えて、オラもこの世界が楽しいと思えるように頑張ってみるぜ、と思ってはいるのだけど、いまだその思考を身につけられたことがない。

(引用:note)

この感覚に常時晒されているとするなら、そうでない人には全く理解は不能かと思われます。しかしこの告白は事実ですから、HSPの人には生きることだけで辛いというのは想像は出来るでしょう。

原因①仕事や学校など自分が所属する社会に辛さを感じる

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人が、生きるのが辛いと思う背景には、日本の社会構造の独特さもあると指摘されます。学校教育の場では、個性よりも協調性を重んじます。しかしひとたび社会に出れば、今度は自発的な生き方が求められます。

この歪んだ社会の体質が、そこに生きる人間の感覚を狂わせるという主張はあるようです。学校や会社に行くことが「死にたくなるほど」辛いなどというのは、やはりおかしな現象です。

それでもその「場」に所属するなら、周囲と同じでいることを強要されるでしょう。こうした状況に、順応できにくい人には、生きるのが辛いと思えてしまっても無理はありません。

原因②お金がない・無職で安定していない

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お金がないことが、苦痛の種になることはよくあることでしょう。通常何をするにもお金は付きまといますから。お金がなくても幸せにはなれる、という主張もありますが、少し綺麗事過ぎる気もします。

お金がないそもそもの原因が、定職にありつけない場合は多いでしょう。日々の暮らしに弊害が出るほど、金欠な状況では、生きるのが辛いと思えるのは当然かもしれません。

職にあぶれたことは個人責任かもしれません。しかし努力だけで仕事が見つかるものでもありません。最低限の生活が憲法で保障されるとはいえ、行政のお世話になることも辛いことではあります。

原因③失恋や身近な人との死別など辛い経験があった

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失恋の痛手から中々復帰できず、日々生きるのが辛いとこぼす人は多いでしょう。失恋が人を成長させるとも言いますが、抜け出すまでは生きるのが辛いと感じるでしょう。

さらには身近な人の死に直面すれば、それ以上に辛い経験はありません。素早く復活できる方法など、おそらくどこにないでしょう。悲しみが癒えるまでの間は、生きるのが辛いと思うばかりです。

これは人間の死に限ったことでなく、ペットの死でも強烈な喪失感があります。「ペットロス」から立ち直れず、長いこと生きるのが辛いと思う人もたくさんいることと思われます。

原因④うつ病や発達障害などの病気を持っている

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厚生労働省の調べによれば、人が一生の間でうつ病にかかるのは「15人に1人」だと言われます。数字から見れば、それほど他人事でもないのです。うつ病は気分障害から、肉体的にも辛い症状が出ます。

うつ病の場合、最近では良い治療薬も開発されたので早期に受診すれば寛解します。しかし先天的な「発達障害」では、投薬だけには無理があります。成長と共に、周囲の人との違いに気づくのです。

うつ病も発達障害も、好き好んでなる状態ではありません。しかし当事者は、周囲とのギャップに悩み、生きるのが辛いと思うのです。最悪の場合、自傷行為にすら発展しますから留意せねばなりません。

「生きるのが辛い」と感じるのは甘えなの?

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生きるのが辛い、などというと「それは甘えだ」と断じてしまう人もいるでしょう。本人なりに、真剣に取組み頑張って、我慢もしてきた人にはこれは辛い判定でしょう。評価が結果だけだとこうなります。

何かが足りなかったという結果は仕方ありません。事実は事実ですが、それら全て「甘え」だとするのは違うでしょう。社会では、目に見えるものだけを評価しがちです。

プロセスや裏の努力は通常、他人から見えるものではありません。どうか他者からの評価だけで、自分を責めないでほしいものです。

人生が楽しいと感じている人の方が少ない?

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気ままな書き込みが多くある、ネットの掲示板などには一部の真実があるものです。生きるのが辛い、ということの方がむしろ当たり前で楽しい方がどうかしているとの意見があります。

生きていることは地獄であり、何のために生きるのか解らない。そうした意見が非常に多く見られるのです。確かに生活のために、ただ働くだけで何の楽しみもないと嘆く人もいるでしょう。

「生きるのが辛い」と思うのは病気のサイン?うつ病の可能性も?

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何をしても楽しくない、虚しいばかり、意欲が湧かないなど、うつ病の初期サインは様々です。いわゆる「抑うつ気分」が支配的なり、継続すると病的な状態へと進行します。

ストレス過剰の現代において、うつ病は誰の身にも起こる身近な問題なのです。生きるのが辛い、と思い始め、気分が塞いだり自分を責める気分になったら要注意。すぐに気分転換を図るべきです。

辛い気持ちに鞭打って、我慢の限界まで行ってしまうと気分転換では済まない事態にもなりかねません。

限界に達する前に病院でカウンセリングを受けよう!

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生きるのが辛いと感じ、うつ病の兆候が現れたらどうすればいいでしょうか。そのまま精神科へ直行するのも手ではあります。しかし抵抗がある人も多くいることでしょう。

そのような場合には「カウンセリング」を受けることをお奨めします。カウンセリングそのものは、病院とは違います。話を聞いてもらって、アドバイスを受けることが基本となります。

探し方は様々ですが、精神科受診をして投薬を受けながら、紹介してもらうこともできます。お住まいの行政機関で、定期的に無料相談を受付けている場合もあります。

「生きるのが辛い」と感じた時の対処法!どうすれば抜け出せる?

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では、生きるのが辛い、という迷路から抜け出すためにはどうしたら良いのでしょう。まずはすぐにでも、お手軽にできる方法をいくつかピックアップしてみます。

対処法①自分自身が自分の気持ちを認めること

生きるのが辛いと思った時に、その考え自体を封印してはいないでしょうか。その自分の辛い気持ちを、素直に認めているでしょうか。そんな弱音は自分が甘えているダメな証拠と、我慢してはいけません。

辛い気持ちが湧きあがり、日々の生活や人生そのものに向かっていけない状態ではないでしょうか。それならば、心が折れてしまう前に、いっそ辛い気持ちを認めてしまいましょう。

自分が辛いと思う気持ちに、嘘など必要ありません。誰に言うでもなく、辛いことを辛いとそのまま、まずは容認しましょう。まずは自分を素直に肯定してあげることです。

対処法②思いっきり泣き喚く

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「泣く」という行為は、ある種の代償行為だといえます。辛いと思う気持ちに対して、そのまま素直に泣いたっていいのです。我慢は一切無用ですから、泣けるだけ泣いてみてはいかがでしょう。

辛い時にこそ、笑っていなくちゃ、などと無理をしても一層辛くなるだけです。たくさん泣いたら、スッキリしたという経験はありませんか。人前で泣く姿を晒さなくても、一人で泣けばいいのです。

辛いと思っていることを、無理やり思い出す必要もないでしょう。泣ける映画や音楽などに身を任せて、意図的に泣くのも効果はあります。

対処法③他人の言葉に惑わされないで

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生きるのが辛いと思うのは、誰かのせいですか?もしもそれに心当たりがあるならば、その人の言葉に振り回されるのをやめましょう。その人のせいで自分の人生が辛くなるなんておかしなことです。

自分の人生は誰のものでもなく、自分自身のものです。周りの言葉に流されず、自分の言葉を信じることにしましょう。周りの言葉を聞くのをやめて楽になるなら、絶対そちらを選ぶべきです。

そんな人は、他人を辛い目に合わせていることにすら自覚がないのかもしれません。雑音をシャットアウトすれば、一息で辛さが飛んでしまうかもしれません。

対処法④辛い先には幸せがある

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生れてからずっと辛いままの人がいるでしょうか。楽しいことがあるから、辛いという感情もあるのです。ずっとこのまま、生きるのが辛い気持ちが続くはずがないのです。

今は「一時的」に辛いだけ、と思ってみましょう。例えば1年前の自分と、今の自分が「全く完全に」同じだということがありますか?ほぼ全員、何かは変わっているはずです。

辛いことを忍んだ後には、必ず素敵な時間が待っています。そう信じて、辛いと思うことを「やり過ごす」方法を考えましょう。

対処法⑤自分に優しく!存分に甘やかそう

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生きるのが辛いと思う人は、自分に厳しくし過ぎてはいないでしょうか。無論、その心掛けは人を成長させるひとつのカギではあります。しかし自分に辛く当り過ぎることが逆効果な時もあるのです。

十分に頑張った自分を、もっと甘やかしてもっと褒めてあげることも大事です。普段甘えに厳しい方には面映ゆいことでしょう。しかし自分の中で完結するなら、それはそれで良いのではないでしょうか。

泣くこともそうですが、人前ですることではないのです。恥ずかしがらずに、思いっきり自分を甘やかして褒めてみましょう。一気に楽になるかもしれないですよ。

対処法⑥「普通」に縛られた考え方をやめよう

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「普通」というのは、どういう状態を指すのでしょう。平素私たちは、口癖のように「普通は」を繰り返しています。しかしこの「普通」ほど実態のないものもありません。

よく考えてみますと、「普通」とは、自分なら届くはずの「理想」のことだったりします。あるいは身の回りで根拠もなく、ただそう言われている幻想に過ぎません。

生きるのが辛いと思う人は、ついこの「普通」の呪縛に囚われてはいないでしょうか。一旦「普通」や「常識」に怯えることをやめましょう。

対処法⑦過去でなく未来に目を向けて

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過去にこだわってばかりいると、現在の自分の状態と比べて落胆するかもしれません。所詮過去は過去で、そこに戻ることは決してありません。現実を見据えて、未来に向かって生きていく以外ありません。

過去にあったことは、全て「事実」として受け止めるしかないでしょう。過去に縛られて身動きできないと、生きるのが辛いと感じるばかりになります。

対処法⑧自分の存在意義に固執しすぎない

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生きるためには、自分の「存在意義」や生きる意味を強く求める人がいます。しかし実際にはそれがなかったとしても問題ないのです。そうした観念的なことを考えるのは人間だけです。

人が犬猫と同じで良いということではありませんが、片意地張って生きて、それで辛くなるならやめましょう。生きているだけで「命」には意味も重さもあるのです。生きる価値が誰にでもあるのです。

対処法⑨Yahoo知恵袋・2ch・発言小町などの掲示板に書き込む

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誰にも自分の気持ちをぶつけられないとするなら、YAHOO知恵袋や発言小町などに匿名で気持ちを吐き出してみてはどうでしょう。匿名ですから、IPアドレス等から探られない限りは何を書いても大丈夫なはず。

見知らぬ人の中に、思わぬ賛同者が現れるかもしれません。また仮に発言を非難されたり、不快な扱いがあったら、アカウント削除という手段があります。

無責任過ぎるネット利用はお奨めできませんが、孤独を簡単に癒すには非常に便利だと言えます。不慣れな方は、個人情報の漏洩には注意しましょう。

対処法⑩部屋を掃除して心もクリアに!

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お部屋の綺麗さは、その人の心を映し出すとも言われます。極度に落ち込んだり、自堕落な人の部屋は、大抵散らかって居心地悪いものです。

生きていくのが辛いと感じた人は、思い切って不要なモノをどんどん捨て、部屋をの片づけをしてみましょう。1年手も触れていないモノは、ほぼ不要と見なしていいはずです。

「断捨離」がお奨めな理由は、不必要な多くのモノと別れ、部屋の中の空気を変えることにあります。やってみると思いもよらぬだけの成果があがることでしょう。

「生きるのが辛い」と感じやすい層はある?それぞれの特徴解説!

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年齢層ごとに、生きるのが辛いと思う理由に違いがあります。直面する出来事は、それぞれの年頃で相当な違いがあるのです。大まかに分けて説明してみます。

①大学生:人生につまらなさを感じる

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大学に受かると途端に生きるのが辛いと言い出す学生がいます。これは、中学高校と、ひたすら合格のみを目指してある種の到達点に来てしまった感があるからでしょう。明快な目標を失ってしまうのです。

そして自由過ぎる大学生活や、所属学部やサークルに、自分の在り方への違和感を感じる学生もいます。または周囲の学生の充実ぶりを横目に、自分を比較してつまらなさを感じるかもしれません。

学問の場である大学が、ただの就職予備校のように見え、社会人になる憂鬱を先取りすることもあるでしょう。楽しむよりも考え込んでしまい、大学生の一部は、人生をつまらないと思う人が出てきます。

②30代~40代:生き方に迷いが生じる

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人は30代から40代になると、生き方に迷いが生じると言われます。社会人になってある程度仕事が出来るようになり、他人と比べて「これでいいのか?」と自問自答します。

がむしゃらに頑張って毎日があっという間に過ぎた頃より、先が見えてくる時期でもあります。若い時期に、夢見たこととのギャップが激しく感じられることもあるでしょう。

結婚していない人もした人も、それで良かったのかを考える時期でもあります。迷いが多く生じる時期ゆえ、生きるのが辛いと思うことが多いのでしょう。

③40~50代:心理的変化が訪れる!幸福度が低いというデータも?

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人生の分岐点の、40代前後から生じてくる、心の危機的状況のことを「ミッドライフ・クライシス」などと呼ぶことがあるようです。この時期人は、最も幸福度が低くなると言われています。

この年代になると一般的には体力の衰えが始まります。しかし一方、社会的には責任が最も重い時期にもなることが多いのです。子育てもお金がかかるピークですし、同時に親の介護の問題も出始めます。

今置かれた状況に、幸福を見出すことができなくなれば、生きるのが辛いと思えても無理はありません。

④主婦:生きている理由が分からなくなる

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主婦の人が、生きているのが辛いと思うのは、何のために生きているのかを疑問に思った時です。これには主に3つの要因がありますので、引用を用いて説明します。

主婦が「何のために生きているのだろう」と悩んでしまう主な3つの原因

①毎日が忙しすぎて自分の時間がない
②経済的に自立していない不安
③自分を犠牲にしている

(引用:ママのための再就職ナビ)

主婦が行う家事には、基本終わりがありません。忙しすぎて、自分のための時間が皆無というケースも少なくありません。そして専業主婦ですと、基本的に経済力は夫へ依存する形になっています。

総じて、自分を犠牲にして家族のためだけに生きているよう感じます。これら3つが重なると、自分でなくてもいいのではとか、自分は稼いでいないから無価値だと思がちです。

⑤アダルトチルドレン:過去のトラウマから逃れられない

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「アダルトチルドレン」という言葉をご存じでしょうか?アダルトチルドレンとは、体は大人でも心が子供のままという人を指します。実年齢とは関係なく、そうした人は生きるのが辛いと言うケースが多いです。

幼少期に家庭や親に問題があったまま成人した人に多いと言われます。一種の機能不全の状態の人のことであり、彼らは社会的に自立しきれません。ゆえに社会不適応を起こし、自活が困難です。

アダルトチルドレンの人は、消滅欲求が高いことがよくあります。それゆえ、生きるのが辛いと思うのでしょう。

仕事が心理的負担に!仕事で「生きるのが辛い」と感じる原因や対策は?

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社会人が、仕事の上での問題を抱え、生きるのが辛いと思っているケースがいくつかあります。これらの人の持つ原因と、その対策についてを考えます。

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