
ケツデカピングーとは?元ネタや本編・語録・風評被害まとめ!
「ケツデカピングー(略称:「ケツピン」)」とは、スイスの人気クレイアニメ『ピングー』に、中年・熟年男優が数多く出演する、いわゆる「ホモビデオ」の音声を混ぜ合わせた、奇想天外なMAD。今回は、今なお衰えを知らない人気の「ケツピン」についての情報をお届けします。
目次
[表示]ケツデカピングーとは?
ケツデカピングーとは、2017年冬、ニコニコ動画に投稿された、一連のMAD作品シリーズのこと。まずはケツデカピングーとは何なのか、詳しく述べることにいたしましょう。
ケツデカピングーはピングーとホモビデオ「淫夢」を組み合わせたMAD
ケツデカピングーとは、スイスの人気クレイアニメ『ピングー』と、男性向け同性愛アダルトビデオ(いわゆる「ホモビデオ」)の音声を組み合わせた、いわゆる「MAD」作品群のこと。
かわいらしい『ピングー』の映像と、中年・熟年男優の発する野太い音声が合わさり、絶妙なハーモニーを奏でる「ケツピン」は、一部ネット民の間で話題をさらい、「2017年冬の覇権アニメ」とまで言わしめました。
2017年1月から漂白剤兄貴が週一で投稿した
一連の「ケツピン」作品を投稿した作者のHNは、その名も「漂白剤」。ファンからは敬意を込めて「漂白剤“兄貴”」と呼ばれています。
漂白剤兄貴は、2017年1月8日から3月12日にかけて、ケツピンを毎週日曜日に、週一話のペースで投稿。多くのネット民に笑いと感動をもたらしました。
SNSでも画像やスタンプとして汎用性が高く人気だった
ケツデカピングーが人気となった理由の一つとして、MAD本編のセリフ(いわゆる「語録」)の使い勝手がたいへん良かったことが挙げられます。
twitterやLINEでは、本編のスクリーンショットがスタンプ代わりに飛び交い、語録に関するbotまで作られる始末。挨拶がてらに語録で会話するネット民も数多く、その汎用性の高さは大きな魅力でした。
ピングー本家に風評被害をもたらしニコニコ動画・YouTubeで大量削除される
折しも本家『ピングー』の新作が10月7日からNHKで放送されることになり、公式twitterで宣伝ツイートがなされました。この公報に、ケツピンを愛するネット民が怒濤の反応を示し、またたくまに「汚染」。
業を煮やした『ピングー』公式が運営に働きかけたのか、ニコニコ動画やYouTubeにアップされていたケツピン動画が一斉に削除。ネット民の短い「春」ならぬ「冬」は終わりを告げました。
LINEスタンプが販売されるも即削除される
その後、ネットでの人気に便乗したのか、LINE上に「おしりの大きなペンギン」なるパクリスタンプが登場。しかし、1日と経たずに削除されてしまいました。
申し訳ないがクッソ汚いホモネタで金を稼ぐのはNG……といったところでしょうか。いや、そもそも、他人のネタで金儲けをしてはいけない(戒め)。
ケツデカピングーの語録まとめ
ケツデカピングーの人気の秘訣は、何と言っても豊富な台詞の数々、すなわち「語録」にあります。ここでは、代表的なケツピンの語録を紹介いたしましょう。
これに先立つ「淫夢語録」に関しましては、以下の記事をご参照ください。
狂いそう…!(静かなる怒り)
3話より。黒板に描いた絵を先生(文吾先生)に罵倒された生徒ペンギンの憤慨の台詞。ケツピン本編が削除された際、ネット民の間でも「狂いそう…!」との声が上がりました。
職場の上司など、嫌な奴はどこにでもいるもの。そんな輩にムカついたときは、この台詞を脳裏に浮かべ、こみ上げてくる(静かなる怒り)を少しでも発散させましょう。
おまんこぉ^〜(挨拶)/おちんちん…(新挨拶)
4話、5話、6話より。ピングーによる挨拶(?)の言葉。気さくな挨拶としてうってつけですが、思いっきり放送禁止用語なので、くれぐれも公的な場所での使用は控えてください。
玉も竿もでけぇなお前(褒めて伸ばす)
3話より。出題の答えを正しく述べた生徒に対する、文吾先生からのお褒めの言葉。後続のケツピン動画を投稿した作者に対するねぎらいとしても、しばしば用いられました。
賞賛すべき偉業を成し遂げた人には、是非この言葉をかけて、褒めて伸ばしましょう。
恋煩いしちゃうよぉ……
4話より。ピングーとの別れを惜しむ、おやじいさんの台詞。親しい人と離れ離れになるかと思うと、誰でも恋煩いしてしまうというもの。惜別の思いを語録にのせて伝えましょう。
動物裁判だ…!(激憤)、もう終わりだぁ…!(制裁)
6話、9話より。ピングーの放った雪玉で、家の窓ガラスを割られた暴力おじさんの台詞。
いわれのない災難に遭ったら、誰しも動物裁判(?)に訴えたくもなります。必ずや相手を裁くのだという決意を込めて言い放ちましょう。
(頭のネジが)ちょっと取れてるかな…
9話より。食器を拭くようダディーに命じられたピングーが放った台詞。
頭のネジが二、三本取れてるのでは? と思いたくもなる人間は、あちらこちらにいます。そんな奴に遭遇したら、迷わずこの言葉をぶつけてやりましょう。
アイアンマン!(ガン無視)
3話より。言わずと知れたマーベル・コミックのヒーローですが、本編では先生の指示をガン無視した、生徒ペンギンの謎の一言として発せられています。
絶体絶命のピンチに陥ったら、すかさずこの名を唱えてみましょう。もしかしたら、コミックの世界からあなたを助けに来てくれるかも……?
駄目だな…(生理的に)/(こいつ)駄目だな…
6話、7話より。それぞれ転校生を拒む場面、横柄なバーテンダーへの反応として、ピングーから発せられています。
社会生活を送る上で、どうしようもない奴に出くわすこともあるでしょう。直感的に受けつけられないと感じた場合は、この台詞を使って牽制してやりましょう。
グノシー……/和三盆…
各話のOPから。それぞれ「気持ちいい」、「(もう)逃がさんぞ」の空耳と考えられます。
はっきりいって、これといった使い道のない語録です。とりあえず何か一言言っておきたいという場面で、さりげなく使ってみては?(適当)
うるせえんだよお前らよぉ(理不尽)
3話より。先生の「声出してみろよ(健康観察)」に続いて、威勢良く返事をする生徒ペンギンたちへの手のひら返しの台詞。
本編のごとく、コンボとしてネット民のあいだでの時候の挨拶のように使うこともできますが、うるさい連中への罵倒としてもガツンと効果があります。
むっきゅん!(承諾)
2話より。電話をかけるよう促すママへの、ダディーからの了承の言葉。
何かを快く請け負う際に使えば、効果抜群。好感度アップは間違いなしでしょう。その他、とりあえず一言、という際にも使えます。
パパのちんちん入ってる~♪(絵描き歌)
3話より。黒板に図を描きながら、生徒ペンギンが歌う謎の絵描き歌。
「○○入ってる~」の形で、何かに入っていたりするときに使います。改変次第では、煽り文句としても有効でしょう。
シンボラー!(マジックガード)
2話より。ママの出産の光景を執拗に覗こうとするピングーの視界を遮りながら、ダディーと医者が放つ台詞。
「シンボラー」は『ウルトラサン/ウルトラムーン』から登場するポケモンの名前で、「マジックガード」はわざの名前です。何かを防ぎたいときに、シンボラーの雄姿を思い浮かべながら唱えてみましょう。
きしょい…(本音)
3話より。ロビママと握手するピングーの鋭い本音。
たとえ、きしょい……と思っている相手であっても、笑顔で接しなければならないときも人生にはあります。脳内では我慢せずに本音をぶちまけましょう。ただし、くれぐれも口に出してしまわないように。
声出してみろよ(健康観察)
3話より。前述の通り、生徒ペンギンたちの健康具合を見極める先生の一言。
職場の朝礼などで言い放つこともできますが、残念ながらその後の責任は持てません。また、シャイで言葉少なな部下などにかける言葉としても使えますが(以下略)
行く!パパも!(おまじない)池ー?(自問)池ー!(自答)行くー!(決意)
3話より。先生に水中に飛び込むよう命じられた生徒ペンギンの、自らを奮い立たせる謎のおまじない。
たとえ自信がなくとも、自分がやらなければ物事が進まない、という場面も人生では必ず訪れます。そんなときはケツピンにならい、この呪文で己を鼓舞しましょう。
お前重いんだよ!(過去)
3話より。ロビママの壮絶な過去を聞かされた先生が、思わず発した一言。
誰しも人には言えない過去の一つや二つはあるもの。そんな話を打ち明けられたら、この台詞でお茶を濁しましょう。また、パソコンの動作がカクカクするときなどにも、目の前のポンコツに向かって言ってやりましょう。
もっとおちんちん舐めてぇ~(挑発)
3話より。簡単すぎる出題に調子に乗る生徒ペンギンの台詞。
文字通り、弱すぎる相手への挑発として効果抜群です。ですが、くれぐれも言ってしまった後で「一転攻勢」されないように。格下と思って侮ると、足元を掬われます。
気持ちいいって言えよ(趣旨崩壊)
3話より。指名してもなかなか答えを言おうとしない生徒ペンギンに、先生が突如放った脈絡のない台詞。
もうどうでもいいから、とりあえず気持ちいいと言わせておきたい時などに使いましょう。膠着した場の空気をリフレッシュすることができます。
お前のケツマンコ気持ちいいよ!(褒める)
3話より。正答を連発する生徒ペンギンに、先生が送った激賞の言葉。
誰かを最大限に賛美してあげたいときなどに使いましょう。とりあえず相手をおだてておけば、回り回って自分が困った時に助けとなってくれるかもしれません。持ちつ持たれつが、人間社会の基本です。
いっぱいいっぱい 入れてください(説明口調) おまんこに(季語)
4話より。何かケーキの材料? のようなものを作っている、ダディーによる謎の俳句(?)。
何かをいっぱいいっぱい入れてほしいときなどに使います。また、自分が何かをどこかにいっぱいいっぱい入れるときにも、景気づけとして唱えると楽しい気分になれるでしょう。
母が生意気になって…(自我の芽生え)
4話より。アコーディオンを鳴らしたのを、ママに咎められたピングーの台詞。
思春期はもとより、母親というのは子どもが何歳になっても、何かと口やかましい存在。母親が疎ましいときには、この語録を胸に、自分の人生は親ではなく自分が決めるのだという決意を新たにしましょう。