家に帰りたくないと思うのはなぜ?原因は?心理や対処法を解説!

家に帰りたくないという心理はなぜ発生するのでしょう。一人暮らしの男性や高校生など理由は異なれど、その対処法など有効な対策はあるのでしょうか?既婚者ですと家に帰りたくない気持ちが募って離婚にまで及ぶこともあるといいますので、これらについて追求してみます。

「家に帰りたくない」気持ちはなぜ生まれる?心理は?

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本来「家」とは帰るべき場所であり安住の場であってしかるべきものです。しかし昨今では家に帰りたくないという人が年齢性別を問わず増加しつつあるともいわれています。

なぜそのような心理状態になるのかそれぞれの置かれた立場も鑑みて考察してみたいと思います。

どうして「家に帰りたくない」と思ってしまうの?

なぜ家に帰りたくないという気持ちになるのかの理由を複数考えてみます。単一の理由であるかもしれませんし、どれかが複合してそのような気持ちになるのかもしれません。

単に気晴らしが欲しくてつい家に帰るのが遅くなるなどであれば、それほど大きな問題でもないでしょう。しかしその気持ちの根源に根深いものが潜んでいれば大変なことにもなりかねないのです。

原因①居場所がない

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まず筆頭に考えられるのは、家に「居場所」がないというケースです。これは物理的な問題も含みますが、大きくは精神的・心理的に自分の居場所がなく窮屈だったり疎外感を感じるケースです。

現実に肉親同士の同居であっても、全ての家族が仲良しであるとは限りません。露骨に嫌われることがなくとも過剰な期待や、変に子ども扱いするなどを敏感に察知すると居づらくなることはあり得るでしょう。

原因②家族間の関係で気を遣ってしまう

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上記とも関連しますが、家族間で過剰な気遣いが蔓延するのも家に帰りたくない理由の1つになります。同居家族がみな等身大で気楽に過ごせる家庭であればそのようなことは起きないでしょう。

しかし実際には義理の両親や兄弟姉妹への遠慮があったり、受験期の子がいて手放しには気楽で居られないなどのことはあるでしょう。時間が解決することもありますし、相互理解で解消することもあるでしょう。

しかし長いことそうした家族間での気遣いが続きますと、帰宅することが躊躇われる場合は出てくるでしょう。一人暮らしではあり得ない内容だけに独居が長かった人は要注意です。

原因③他の人といる方が楽しい

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これは特に家庭に問題がそれほどなくても、家族と過ごすより外で過ごす方がいいというケースです。よく言えば外交的で社交的とも言えそうですが、度を越せば居場所の喪失にも繋がりかねません。

例えば同僚に独身単身者が多く、遊びの誘惑が多いような境遇ではこのケースは起こりやすいでしょう。帰宅が遅いことや留守に寛容な家族であれば救われますが、やはり程度問題ともいえる内容です。

「家に帰りたくない」気持ちを放っておくと大変なことに?

家に帰りたくない気持ちはごく自然に湧いてくることは多々あるでしょう。問題なのはこれを放置して、いつでも家庭をほったらかしのないがしろにしてしまうことにあります。

仕事にせよ学校にせよ、平均的には昼間の時間を過ごす場所であり寝食は家が基本です。そこに居心地の悪さを感じて帰らないでいることを繰り返せば、当人もそれが癖になります。

一方中々帰宅しない一員がいるならば、家庭の側も帰ってくることが前提ではなくなります。そうなると相互に過ごす時間は激減し理解しあえず不協和音が発生することでしょう。

ストレスが持続すると次第にうつ状態に

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多くの場合、職場では仕事のストレスに晒されているものです。これに加えて家に帰ることすらもストレスに感じるようになっては解消の場がどこにもなくなります。ストレスは持続することが怖いのです。

積もったストレスは、心の平穏を崩しやがて体調不良も招きます。これが一般的なうつ病の入り口だったりするのです。外でのストレスは中々自分の力だけで解決できるものではありません。

しかし家庭を居心地の良い場所にできれば毎日の生活でストレス解消になります。帰りたくない悪循環は早めに断ち切らないと、健康上もよろしくないことが大いにあるでしょう。

関係の亀裂から離婚につながるケースも

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夫婦は元は他人同士ですから最初はふとしたことから関係が悪化します。お互いに折り合いをつけて先々も一緒に暮らしていけるようになるには、一定の努力は不可欠でしょう。

しかし片方が家を留守がちにして対話の場も持たないようになれば、意思の疎通も乏しくなります。大抵男性はそうした場合仕事のせいにしたりで先延ばしにする傾向にあります。

そして気づいた頃には妻は離婚を心に決めている、というケースは山ほどあります。離婚という最悪の事態に歯止めを利かせるためには、夫婦関係が亀裂してしまう前に対策を練る必要があるでしょう。

タバコやお酒に依存してしまう可能性も!

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たかだか家に帰らないというだけで依存症とは大げさ、と思うかもしれません。しかしお酒もタバコも基本成人には合法な嗜好品。入手しようと思えば実に簡単です。

何となくストレスを感じていて、それを解消する小道具的にタバコやお酒に頼ると、自分で思っているより早く依存傾向になります。タバコは吸えない場所が増加しましたので増々内向的になるでしょう。

お酒は一見豪快に飲んでストレスの解消をしているようで、実はそうでもありません。一時的な逃避にしか過ぎずむしろ家族関係は悪化させる要因になることが多いでしょう。

多くの既婚男性が悩んでいる!家に帰りたくない「帰宅拒否症」とは?

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既婚男性に多いと言われる「帰宅拒否症」とは一体何でしょうか。これもある種の病気だといえるのでしょうか。

「帰宅拒否症」って?病気なの?

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「帰宅拒否症」という症候群があると定義されているようです。何でもかんでも病名を付ければいいというものではありませんが由々しき事態です。帰宅恐怖症とはどのような状態を示すのか引用を元に説明します。

帰宅恐怖症とは、まさにその言葉そのもので、「家に帰るのが怖い、嫌だ」と考えること。該当する殆どの人が「働き盛りで」「家庭を持っている」「男性」なのだそうで、症状が酷い人はカプセルホテルに泊まることもあるとのこと。

その理由について、スッキリ!!の街頭インタビューで男性たちは

・家に帰っても夫婦間の会話がない、楽しくない
・酔っ払って帰って脱いだ服を片付けろとか、早く起きろとか(嫁に)怒られることが多い
・家で、自分の居場所がない
・嫁の顔を見たくない
・子供が生まれると嫁が「お母さん」になっちゃうから。相手してくれなくなる
・ゆっくりしたいのにできない
・家事をしたくない
・子供は嫁に任せて、自分は自由でいたい

などと発言。ほとんど、原因が「妻」にあると言いたいようでした。

(引用:にんじ報告)

上述は日テレ系の情報バラエティ「スッキリ」で発表されたものの概略です。働き盛りの年齢の既婚男性に顕著であり、家庭での主導権は妻側にある等の特徴があるそうです。一説では10人中3人が該当するとか。

本来居心地の良いはずの家が「マイナスな場所」となっている

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家庭内で妻が実権を握っている世帯はごく普通に多数派といえます。その内情でいうなら酒・タバコに関してうるさいとか、休日に家事を強いるなど夫の家庭内の行動を制約するケースがあるようです。

女性に見られがちな「ルール付け」は生活の上で片づけなどに貢献はしますが、あまり厳格にし過ぎると重荷になります。専業主婦の立場からすれば「このくらい」が夫には案外負担である場合があるでしょう。

子供がいて育児への協力のゴリ押しなども負担になることはあります。家庭内での役割分担は大事なことですが、よく話し合って納得できる形に納めるべきでしょう。そうでないとマイナスの場所になりかねません。

40~50代の中年世代に多く見られている

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帰宅拒否症の多くは40代から50代の中高年男性に多く見られる傾向があるとのことです。この世代は一般的に「働き盛り」な年代であり、企業の中でもここまで会社人間として生きて管理職になる頃です。

また単身赴任を解かれて、やっと家に帰れる状況が急に訪れるタイミングも多いでしょう。いずれのケースでも「今さら」家族に親しむ機会が奪われて久しいような状況は考えられることです。

なぜ帰宅拒否症になってしまうの?原因は?

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慢性的な蓄積疲労に加え管理職の責任の重さはストレスとなります。一方それまで家庭を顧みないできたことで関わりが希薄になっていることも。これらの複合から軽症うつ病を起こし始めることがあります。

軽症とはいえ、うつ病は意欲低下や消滅欲求などの厄介な精神状態を引き起こします。加えて肉体的な変調で食欲不振や不眠などの愁訴も伴います。家に居て休まる気がしないとそれは帰宅拒否症へと繋がります。

原因①家に居ても嫁や子供に冷たくされる

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原因としては直系の家族から冷遇されてしまうケースがよくあります。大黒柱で屋台骨であるはずの夫もしくは父なのですが、コミュニケーションの不足から疎外されることはよくあります。

嫁にしてみれば家に居られるのが邪魔に感じたりして邪険になることもあるでしょう。子供は成長しておりますので、口うるさく言われそうなら敬遠してきます。全てが悪循環に陥ります。

原因②家事や育児の負担が重すぎる

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家事や育児への協力は当然ある程度求められて仕方ないことではあります。しかしその裁量が全て妻の采配でなされて窮屈に感じ、それが大きなストレスとして蓄積されることはあるでしょう。

原因③何かと指示されることが多く窮屈さを感じている

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折角の休日なのに、妻から行動のほぼ全てを管理・指示されるのでは気が休まる場所ではなくなります。妻からしてみれば「この程度は普通」と思える内容でも、家事が負担に思う男性は多くいます。

さらには育児への参加という意味で、疲れた体で外出・外食に駆り出されるなどは負担が大きいでしょう。どれも「命令されて」やっている感覚は確実にストレスを増大させます。

家族で話し合ってコミュニケーションを取ることが大切!

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休暇の夫を思い何もさせないことがいいというわけではありません。大切なことは、家族がみなお互いに話し合って家事分担を決めたり、柔軟に対応することです。

決め事をする際には当然、それはコミュニケーションの第1歩となります。押し付けるのではなく、自然と自分にできることを家族の快適のためにするという共生の精神が重要となってきます。

主婦必見!夫が「家に帰りたくなる」雰囲気づくりとは?

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世の夫たちが家に帰りたくないという家づくりを無意識にしていないか、チェックすることは大事でしょう。もしかすると非常に些細なことで夫は帰りにくさを感じているのかもしれません。

媚びるのとは違いますが「夫が帰りたくなる」雰囲気を妻は実践できるのか。その辺りを細かく見ていきましょう。

旦那に「家に帰りたくない」と言われた!どうして?

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帰宅拒否症にまで至ってはいないけど「家に帰りたくない」と夫に言われたらどう感じるでしょうか。だったら帰ってこなければいい、と突っぱねていればいいのでしょうか。

確かに仕事の上でのストレスはあるのでしょうが、帰宅を好まないともなればまずその家庭に問題ありとみるべきです。なぜそのような心理状態になるのか、せめて一度は考えてみることは必要なことです。

相手から「帰宅拒否」される家庭には特徴がある!

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家に帰りたくないという心理の底には、必ずといっていいほどその家庭内に原因が潜んでいます。妻の側では当たり前のことでも、夫はそう思っていないことはあるものです。

まずは妻の側でやってしまっているいくつかのNGを探ってみたいと思います。無論、全てが妻のせいではないのでそこは後述します。

特徴①愚痴や不満が多い・雰囲気が悪い

夫の帰りを待つまではいいのですが、捕まえるなり愚痴や不平を撒き散らしてはいないでしょうか。共働きであったりすれば妻にも不満は溜まります。しかしネガティブな言葉はネガティブな反応しか返しません。

いくら寛容を保てる夫であっても、続けば自然と雰囲気は険悪にもなるでしょう。話の蒸し返しも自虐話も聞いていて快適なはずがありません。

特徴②ゆっくり休んでいると非難される

仕事から帰宅あるいは休暇の日にゆっくり過ごそうとしたところへ、嫌味や非難の言葉を浴びればそれは嫌な気分になるでしょう。専業主婦には休日などないという論理で話をされたら、逆らうこともできません。

たまの休日だから子供をどこかに連れて行って、などよくあるパターンです。あるいは日曜日だからとダラダラするのは手本にならないなどお決まりのセリフはいくつもあります。

中には本当に非難されなければおかしい夫もいるにはいるでしょう。しかし妻の側の言い分だけで、休暇の夫に全て命令形でものをいうのはさすがにキツいのではないでしょうか。

特徴③相手を尊重できていない

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本来夫婦はお互いの存在を尊重し合ってこそ成り立つものです。夫は平素、家事労働をしてくれていることに感謝の意を伝える必要はあるでしょう。

しかしその反対に妻は夫の仕事を手伝うことはまず出来ないものです。そうであるのにたまの休日に平等を振りかざすのは夫を尊重していない証拠です。先に感謝があればそう不平ばかりは言えないはずです。

どうすれば円満な家庭生活が送れる?対処法は?

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それではどのようにしてこれらのマイナス要素を拭い去ればいいのでしょう。その対処法と対策について主に精神的な面から考えてみましょう。

以下に述べることは、言うは容易く実践するには面映ゆく、しかも持続することが難しいものばかりです。つまりある程度の努力と一歩引く姿勢が求められる内容です。

対策①「いつもありがとう」など感謝の気持ちを伝える

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この「感謝を伝える」という事項は、日本人にとっては恥ずかしさを感じてしまう内容かもしれません。欧米では夫婦であろうとも常に「ありがとう」を意思表示する習慣がありますが日本ではまだまだです。

しかし相手から感謝の言葉を聞いてうれしくないはずはありません。ささやかな事柄でもいいのです。意識して「ありがとう」を言葉にして言えるようになると、関係は円滑になって行きます。

口下手でどうしても言葉で言えなければ、ちょっとしたメモでもいいでしょう。あるいは最近ならばSNSで連絡を取ることは普通ですから、そこでさりげなく感謝を告げることから始めてもいいでしょう。

対策②相手の話に耳を傾ける・自分の話ばかりしない

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男女の差はなく、人は常に自分のことを話したがるものです。相手の言葉にかぶせるように自分の話を強引に話してはいないでしょうか。それではいくら時間をかけても全く「対話」になりません。

妻、あるいは夫の話に耳を傾ける簡単にして、最大の効果を現す方法があります。それは「相手の話が終わりになるまで自分は話し始めない」ことです。やってみると意外なほどに効果があることに気づくでしょう。

それは話す側が終わりまで聞いてくれた「満足感」を得るためです。続くようならまだ聞いてあげてみましょう。自分の番が回ってくる頃には穏やかな空気になること請け合いです。

対策③掃除をして皆が過ごしやすい環境にする

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散らかった環境では人は落ち着きがなくなることが多いものです。それは常に妻が家中を掃除して回っていなければならないということとは違います。掃除は怠ればその分大変さを増します。

気が付いた時に、気が付いた誰でもが掃除をするよう習慣づけることが重要なのです。あるいは気づいた時に我が妻に、いつも掃除してキレイにしてくれてありがとうと一言添えるだけでもいいのです。

変に道徳的・倫理的に言うのではありませんが、やはり部屋の片付き具合は寛ぎへのバロメーターでしょう。目に付いたところだけでもすぐに始めれば効果はすぐに現れるでしょう。

対策④干渉しない自由な時間を設ける

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家族だからと常に密なコミュニケーションを持つのがベストとは言えません。むしろ互いに干渉し合わない「自由な時間」があればこそ、その後のコミュニケーションは楽しいひと時となります。

このことは無関心であれ、という意味とは異なります。家族のそれぞれが思うままに過ごせる雰囲気があれば、リラックスできる空間になるのです。加減の難しい対処法ではありますが。

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