カラーひよこは現在売られている?寿命や値段は?作り方が残酷!

縁日で売られてた色付きひよこたちは「カラーひよこ」と言います。彼らは成長することが少なく、寿命も短いです。その原因は、作り方の着色にありました。現在、身の回りでは見られませんが、カラーひよこの悲運が消えたわけではありません。ただ、見えなくなっただけなのです。

縁日で見かけたカラフルなひよこたち

お祭りで見かけたあの「カラーひよこ」たちは、我々の前から知らぬ間にフェードアウトしていました。そう、気がついたら、いなかったのです。なぜ、消えたのでしょうか。

その理由は、今日のポリコレ殺菌社会を生きる私たちには、容易に想像がつきます。べつに、存続を呼びかけるプロテスト(抗議)しているワケではありません。

しかし、大事なのは、カラーひよこが無くなったその経緯を知ることです。そして、最も肝心なことは、本当に彼らが、それによって幸せになったかを知りることではないでしょうか。

カラーひよこは全部雄?用途に恵まれない不遇な雄たち

雄のひよこは、別名抜き雄とも呼ばれます。彼らは成長しても産卵せず、エリートな食肉用ブロイラーと比べても飼料効率や育成率に劣ります。

育成業者からすれば、玉子製造機にも効率の良い鶏肉にもならない、何ら旨みをもたらす存在としては映らないのです。

値段は300円ほどで用途のない雄を販売

カラーひよこは当時の値段で約300円~400円ほどで、主に的屋が祭りで売っていました。現在では考えられませんが、フーテンの寅さんのような自由人が通学路で売っていたこともありました。

そこは児童らが帰路バラける直前の、学校にほど近いドブ川沿沿いとかでした。屋台で300円で売られていた卸し値段は22円50銭です。昔の返品率は7割ほどで、今は不況のためか9割越えになっています。

色に魅せられた児童らは、風のよう家へ。おねだりした百円玉数枚を握りしめ、駆けるよう戻りました。当時子供だった人たちには、そのような夢幻的色彩と淡く立ちのぼる臭いとの記憶があるはずです。

赤・青・緑・紫!カラフルにすればいろんな色を集めたくなる!

カラーひよこの種類は、赤、青、緑、ピンクなどありました。本来、ヒナは黄色っぽいのが普通ですが、カラフルな着色を施すことにより、子らに非日常感を演出しました。

手のひらサイズの愛らしさと相まって、なかなか良く売れました。当時だって、ニワトリなんかを一般家庭で愛玩用に買う人は珍しく、玉子目的なら一匹で十分なのです。

どこまで狙いだったのか、色違いにすることで、ある効果が生じるそうです。現在のカードゲームやガチャのように、コンプリートしたくなる欲求を引き出させるとの分析があります。

長居は無用乃介のフーテン族

かといって、種類が多過ぎても不可。着色等の病気による寿命切れ、なにより潮時が肝心だからです。昭和のジプシー寅さんにとって、一番厄介なのは警察当局とか、当時のお上ではなかった気がします。

それが動かざるを得なくさせる、まともな人の通報が一番怖かったのでしょう。良き家庭人たるもの、家庭を守らねばなりません。彼らは居間のテレビで寅さんを観るのが好きなのでした。

昭和の終わりごろになると、それら核家族は「家族ゲーム」と呼ばれ、その構成員たちは各自の部屋でテレビを観るようになります。

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