パイロキネシスとは?発火させる超能力?初音ミクやMGTにも存在?

パイロキネシスとは、物体や人体を発火させることができる超能力です。初音ミクの曲や、様々なキャラクターの必殺技にもなっていますが、実は超能力というのは嘘だという疑惑もあります。科学的に原因の解明が進んでいる超能力、パイロキネシスについて紹介していきます。

パイロキネシスとは一体何?意味は?超能力?

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パイロキネシスとは火を操ることが出来る超能力です。自在に操ることができる場合と、意図しない場所が発火してしまう場合があるとされます。

ここでは、パイロキネシスの意外な起源や、超能力の概要について紹介していきます。

パイロキネシスは、超能力の一種?

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パイロキネシスはテレパシーやテレポーテーションと同じく、超能力の1つです。

体から直接火を出して自分や対象物を燃やすというケース以外に、離れた場所のものを発火させるケースが存在します。

パイロキネシスの語源はギリシャ語?最初に使ったのは小説家?

パイロキネシスという言葉は、ギリシャ語で火を表す「πυρ」という単語と、動きを表す「κίνησις」という単語に由来します。

パイロキネシスという単語を始めてた使ったのは、「スタンド・バイ・ミー」や「シャイニング」で知られるアメリカのホラー小説家・スティーブン・キングです。

スティーブン・キングが1980年に出版した「ファイアスターター」という小説内で、初めてパイロキネシスという言葉が使用されました。

意図的に発動する場合と無意識に発動する場合がある?

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パイロキネシスが他の超能力と異なる点として、能力者が意図的に火を繰り出すだけではなく、意図せずに発動してしまうことが挙げられます。

この場合、自分から距離がある物体や人が自然発火するケースも見られると言います。

実際に人体発火した事例も?

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過去には火の気が全くない場所で、突然人間の体が燃えるという人体発火現象が起きたケースも確認されています。

このようなケースでは、部屋の中の壁やインテリアは一切燃えていないにもかかわらず、人だけが骨になるまで燃えていたり、衣服は焼け残っていたりすることもあります。

パイロキネシスは実在するの?実際の事例は?

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テレポーテーションなどの発現が確認されていない超能力と異なり、パイロキネシスの能力者が原因となって起きたと考えられる事例は複数存在します。

ここでは、パイロキネシスが原因となって起きたとされる事例を紹介していきます。

①1965年、ブラジルサンパウロ州

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パイロキネシスや自然発火現象が認知されるようになったのは比較的最近で、18世紀から19世紀にかけてのことと考えられています。

1965年にはブラジルのサンパウロ州で、火の気がない場所で火事が頻発するという事件が起こりました。

その際に付近に必ず特定の子供がいたことから、この子供のパイロキネシスが原因で火事が起きているのではないかと疑われたと言います。

②1982年、イタリアのベビーシッター

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1982年にはイタリアのベビーシッターが、パイロキネシスの能力者なのではないかと疑われ、中世の魔女狩りを連想させるような騒ぎになったことがありました。

1ヶ月にも満たない短期間の間に、彼女が勤務していた3軒の家で5回も火災が起きており、あまりにも不自然なことから、パイロキネシスの持ち主との疑いがかけられたのです。

この事件は、後に映画「スーパーファイアー」のモチーフにもなりました。

③1882年、アメリカミシガン州・24歳の少年

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1882年にはアメリカミシガン州に、対象物に息を吹きかけるだけで燃やすことができるという24歳の青年が登場し、「ミシガンメディカルニュース」で取り上げられました。

この青年は口を開けて何も仕込んでいないことを示した後に、うがいと手洗いをした後にパイロキネシスの能力を披露していたそうです。

また、この青年については「ニューヨーク・サン」紙上や、超常現象研究者のチャールズ・フォートの著書「WILD TALENTS」でも紹介されています。

④1983年、イタリア

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ベビーシッターのパイロキネシスの能力者が現れたと騒がれた翌年の1983年にも、イタリアでは自然発火が疑われる現象が起こりました。

この時も、不審火のあった付近に必ず特定の人物の姿が見られたと言います。

⑤1986年、ウクライナドネツィク州

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1986年にはウクライナの南東部に位置するドネツィク州で、他の事例と同じように火の気のないところで火事が複数回起きるという事例がありました。

この時にも火事の現場付近には、特定の若者の姿が見られたと言います。パイロキネシスの能力者には、20歳以下の少年少女が多いことも特徴とされます。

⑥アメリカの雑誌「サンフランシスコ・ブリテン」で紹介

1986年には、アメリカのカリフォルニア州に住むある少年に見つめただけで対象物を燃やす能力があるとして、「サンフランシスコ・ブリテン」誌で紹介されました。

このような現象に関して超常現象研究者のチャールズ・フォートは、炎の触媒となれる人間が存在するという考察をしています。

⑦1927年、テネシー州メンフィスの自動車整備士

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1927年には同じくアメリカのテネシー州のメンフィスに、息を吹きかけるだけで対象物を燃やすことができる青年がいるという噂が流れました。

この自動車整備士の青年の話は、当時のアメリカ合衆国副大統領であったチャールズ・ドーズも、話題にしていたそうです。

パイロキネシスのやり方は?誰でもできる?

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パイロキネシスは修行を重ねることで習得できるという意見も存在します。ここでは、パイロキネシスを習得するための方法を紹介していきます。

パイロキネシスができるようになるトレーニングがある?

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パイロキネシスは念を使って火を操る、テレキネシスの一種と考えられています。そのため念能力のトレーニング方法を応用すれば、パイロキネシスも習得できるという説があります。

炎と親しむ

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パイロキネシスを習得するためには、第一に火に親しむ必要があるとされます。まずロウソクに火をともして、炎をしっかりと目に焼き付けます。

次に目を閉じて、頭の中でロウソクの炎がどのような感じだったのかを思い描きます。これを繰り返すうちに、自然と火と一体化するイメージが湧いてくるそうです。

エネルギーを感じる

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ロウソクの炎が発しているエネルギーを感じられるよう、放出されているエネルギーをイメージしましょう。

気孔で気を感じるようなイメージで、取り組むと良いと言われています。

炎とリンクする

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集中してロウソクの炎を見つめ、炎が自分の体に入ってくるようなイメージをします。

体の中にはっきりとロウソクの炎を感じることができたら、炎とリンクできたと考えられるでしょう。

炎を動かす

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次に炎に念を送って、ロウソクの炎を動かすことに挑戦します。炎を押しているようなイメージをしながら、ロウソクにエネルギーを送ります。

成功したら、今度は反対にロウソクの炎を引っ張ているイメージをしながら、念を送ってみましょう。

パイロキネシスはどれくらいで習得できる?

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パイロキネシスの習得は1度では難しいとされますが、1週間程度練習を重ねることで、この超能力を習得できる人も多いと言われています。

絶対できないという意見も?

上で紹介したものは、気功を応用して、パイロキネシスの習得ができるという方法です。しかし、気功と似非科学である超能力とはわけが違うという指摘も存在します。

そもそも、誰もがパイロキネシスのような危険で悪用が容易い超能力を習得できるとすると、全人類が生物兵器になってしまうのではないか、とも言われています。

このような点から、何年間ロウソクの炎と向き合ったところで、超能力者に絶対なれないという意見も多数あります。

パイロキネシスの正体は?

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パイロキネシスと思われる事例が多発する一方で、これらの現象には科学的な説明ができるという指摘も多数存在します。

ここでは、パイロキネシスの正体と考えられているものを紹介していきます。

①体に帯電した静電気?

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パイロキネシスの正体として、体に帯電した静電気が原因ではないかという説があります。これは、静電気が電磁波となって放出され、自然発火現象を引き起こすことがあるためです。

2004年にオーストラリアでビル火災が起きた際には、事故現場から逃げてきた男性の足跡が焦げ付いていたという現象が見られました。この時、男性の上着は4万ボルトもの静電気を帯電していたと言います。

しかし、ここまで高圧の静電気を帯電するケースというのは非常に稀であることから、パイロキネシスの正体が静電気というのは無理があるとの指摘も存在します。

②強烈な脳波?

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パイロキネシスは、強力な脳波が引き起こしたとする説も存在します。

これは2012年にベトナムのホーチミンで起きたパイロキネシスの疑いがあった事件において、原因と考えられた少女の脳半球の右半分が、異常な脳波を示したことによって発生した説です。

しかし、この説は後に間違いであったことが明かされます。

③発火性物質を持っていた?

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触れたものや息を吹きかけたものを発火させることができるという、意図的なパイロキネシスに関しては、リンなどの発火性物質を隠し持っていたのではないか?という指摘もあります。

つまり超能力ではなく種も仕掛けもある手品で、嘘だったのではないかと言われているのです。

パイロキネシスの真相は?大学が調査を実施?

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2012年にベトナムのホーチミンで、11歳の少女の周辺で自然発火現象が起こるという事件が報告されました。

そして、この事件の真相を解明するために、ホーチミンのホン・バン大学も調査に乗り出しました。ここでは大学の調査で判明した、パイロキネシスの真相について紹介していきます。

パイロキネシスに悩む少女・トゥイ

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ベトナムのホーチミンで暮らしていた11歳の少女・トゥイは、自分の身の回りで起こる謎の自然発火現象に悩んでいました。

2012年の4月頃から、突然彼女が触れたわけではないのに、コンセントやマットレスなどが燃えるようになったというのです。

家電やコンセントの発火が多発

彼女が近づいただけで、コンセントや洗濯機などが次々と発火していったというトォイの家。

彼女の両親の話によると、このような現象が起こる前に、トォイに変わった出来事が起こったと様子はなかったそうです。

遂に自宅の3階部分が全焼したことによって、トォイの一家は親戚の家に身を寄せるようになったのですが、なんとそこでも同じように電気製品などが出火するようになったと言います。

疲れた時に体温が上がる?

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インタビューでトォイ本人は、周囲のものが燃える前に、体温が上昇するような感覚に襲われると話していたと言います。

トォイ本人は、自分の体温と発火現象には関りがあると考えていたようです。

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