山田康雄の死因は?ルパンとの出会いは?役者としての活動も? エンタメ

山田康雄の死因は?ルパンとの出会いは?役者としての活動も?

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基本的にアニメが嫌いだった?

晩年はルパン三世の声優をライフワークにしてきた山田康雄さんですが、もともとは「声優は片手間にやるものだ」という風に軽く考えていたようです。

ただ、これは山田さんにかぎったことではなく、当時の風潮として声優の立場を一段低く見る傾向があり、役者はあくまでも動く演技、という価値観が強かったんですね。

仕事に対して神経質だった?

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声優業にはあまり乗り気ではなかった山田康雄さんですが、仕事そのものを神経質に選ぶタイプだったようで、少しでも不満があると撮影をその都度とめていたそうです。

プライドというか、プロ意識の高い方だったのですね。

声優とは役者の仕事の1つというスタンスを持っていた

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今では俳優業と声優業は明確に区別され、声優だけで生計を立てている人もめずらしくありません。

ただ、山田さんが若い頃は俳優が仕事のひとつとして声優を務める、ということが当たり前になっていました。

「慶事コロンボ」で有名な石田明さんも、もともとは舞台役者だったんですよ。

声優のギャランティの向上を求めてデモも起こしていた

かつては今のように声優業があまりリスペクトされず、声の仕事だけで食べていくのは非常に困難な時代でした。

山田康雄さんは「声優もプロの仕事である」との考えから、声優業のギャランティ向上のための活動を熱心に行い、実際に地位を向上させました。

演技は全て地声でアドリブも多かった

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七色の声、とも表現される俳優や声優の仕事ですが、山田康雄さんの場合は基本的に地声しか使わず、演技のほうもアドリブを積極的に取り入れていたそうです。

そのアドリブのなかからルパンの名台詞の数々が生まれたのですから、アドリブの天才だったのですね!

アフレコで絵が完成していないと帰ってしまう?

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ルパン三世のアフレコでは度々作画が間に合わず、絵が動いていない状態でアフレコを頼まれる場面が多かったようです。

そのような時、山田康雄さんは「絵ができてないのかよ」と遠まわしに不満を言い、共演者にも同意を求めて収録を中止してしまうこともめずらしくなかったとか。

これもまた、仕事への熱い想いとプロ意識の表れですよね。

漫画「コブラ」との関係は?

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熱狂的なファンを生み出した漫画「コブラ」。御記憶の方も多いのではないでしょうか。

この「コブラ」のTVアニメ化の際に声優として名前が挙がっていたのは、山田康雄さんでした。

しかし、イメージの違いからそれは実現せず、のちにリリースされたデジタルコミック版で山田康雄さんが起用された、という経緯があります。

山田康雄と野沢那智との関係は?

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大人気漫画「コブラ」のTVアニメ化で実際に声優に抜擢されたのは、野沢那智さんでした。

野沢那智さんといえば、山田康雄さんと同時代に活躍し、ラジオの深夜番組でもパーソナリティとして人気だった俳優です。

どちらも声が印象的で、魅力的な俳優さんですよね。

山田康雄の経歴や学歴は?

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ルパン三世だけでなく、クリント・イーストウッドの吹き替えとしても有名な山田康雄さんの経歴について詳しく見ていきましょう。

高校在学時には毎日映画館に通っていた

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学生時代から無類の映画好きだったという山田康雄さん。高校時代には授業をさぼって毎日のように映画館に通い詰めていたそうです。

当時の映画館は現在のように入れ替え制ではありませんでしたから、その気になれば丸一日大好きな映画をたっぷり楽しむこともできたでしょう。

その時の映画漬けによって、後のルパン三世が生まれたのですね。

高校では野球部に所属し、東大を目指していたが失敗

高校時代から映画にめざめた山田康雄さんですが、意外にも当時は東大入学を目指していたそうで、部活は野球部だったようです。

でもまあ、東大卒のルパン三世なんて見たくありませんから、それはそれで正解だったのかもしれませんね。

早稲田大学に入学後学生演劇の自由舞台に入団

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早稲田大学に入学した山田康雄さん。すでに映画にめざめていた山田さんは、運命に導かれるように学生劇団だった「自由舞台」に入団しています。

1953年に劇団民藝に大学を中退して入団するも1年で退団

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「自由劇団」から「劇団民藝」に移籍した山田康雄さんですが、民藝の雰囲気になじめずに1年で退団しています。

当時の山田さんはわかりやすいコメディを志向しており、役者としての基礎を重視する民藝とは合わなかったそうです。

1958年に劇団テアトル・エコーに入団

劇団民藝をわずか1年で退団した山田康雄さん。退団後は劇団「テアトル・エコー」に入り、演劇活動をつづけています。

「テアトル・エコー」といえば、喜劇作家として有名な井上ひさしさんにゆかりの深い劇団。

山田康雄さんはここで熊倉一雄と出会い、後々の運命を大きく変えることになります。

ヒッチコック劇場の吹き替えの仕事を依頼され声優も兼任

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劇団を転々とし、役者としての基礎を積み上げた山田康雄さんは58年、「ヒッチコック劇場」の吹き替えに抜擢されます。

ここでの大抜擢がなければ後々のルパン三世も生まれなかったわけですから、まさに運命だったのですね。

1959年に海外ドラマ「ローハイド」のロディ役に抜擢

声優業もスタートさせた山田康雄さんに、次なる転機が訪れます。

59年、海外で放送されていたドラマ「ローハイド」でクリント・イーストウッドの吹き替えに起用されたことから、以降、「クリント・イーストウッド=山田康雄」と言われました。

1971年からルパン三世の声優に起用され人気に

山田康雄さんの声優人生において最も大きなターニングポイントとなったのはやはり、ルパン三世との出会いでしょう。

71年から93年まで、ずっと声優としてルパンを演じつづけてきた山田康雄さん。今でも山田版ルパンはファンの間で語り継がれています。

イーストウッドの吹き替えでも人気に

実は、ルパン三世以前にクリント・イーストウッドの吹き替えでも人気を博していた山田康雄さん。

若い頃のクリント・イーストウッドは軽妙洒脱な雰囲気が魅力で、山田さんの軽いトーンの吹き替えが絶妙にマッチしていました。

山田康雄が声優として担当したキャラクターは?

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山田康雄さんの声優としての仕事ぶりをあらためて振り返っていきましょう!

声優・ルパン三世

山田康雄さんの経歴を語るうえではやはり、ルパン三世をはずすわけにはいきません。

ルパンだけでなく、次元や五右衛門、峰不二子、そして銭形警部の組み合わせが絶妙で、この4人がそろわなければ「ルパン三世」は成立しないとまで言われています。

声優・初代プーさん

意外に思われるかもしれませんが、初代・くまのプーさんの声優は山田康雄さんが担当していました。力の抜けた感じがどことなくルパン三世に似ていますよね。

ちなみに、プーさんの続編とされる実写版「プーと大人になった僕」ではプーさんの声をかぬか光明さんが担当しています。

声優・Dr.マシリト

鳥山明先生の名作アニメ、ドクタースランプ・アラレちゃん。そのなかで悪役として登場するDr.マシリトを担当したのも山田康雄さんでした。

吹き替え・クリント・イーストウッド

アニメのキャラクターだけでなく、海外の有名俳優の吹き替えも巧みにこなしていた山田康雄さん。軽妙さが何とも言えずたまりませんよね!

山田康雄の出演作品は?

声優だけでなく、役者としても活躍していた山田康雄さん。ドラマでの出演作品をみていきましょう。

ドラマ「特別機動捜査隊」

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警察のアクションものにも出演していた山田康雄さん。舞台ではルパンの影響からか、泥棒の役が多かったようです。

ドラマ「紅つばめお雪」

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若き日の里見浩太朗さんがレギュラー出演していたドラマ「紅つばめお雪」。山田康雄さんはこのドラマにゲスト出演しています。

ドラマ「天皇の世紀」

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歴史小説の映像化となるドラマ。山田康雄さんは時代劇も似合う俳優でした。

ちなみにこのドラマには、若き日の田村正和さんや丹波哲郎さん、江守徹さんも出演していたんですよ。

大河ドラマ「風と雲と虹と」

1976年の大河ドラマ。主演は加藤剛さんでした。あらためてみると、昔の大河ドラマは今以上に豪華キャストだったんですね!

実写版で見てみたい!ルパンを演じてほしい俳優

ルパン三世はすでに実写化され、小栗旬さんがルパンを演じています。ここからは、次の実写版ルパンを演じてほしい俳優について独断と偏見でまとめてみました。

大泉洋

個人的には、「実写版ルパン」と聞いて真っ先に名前が浮かんだのは大泉洋さんでした

飄々とした雰囲気が持ち味の大泉洋さん。声のトーンも高く、身のこなしも軽妙洒脱な大泉さんならきっと、情けなくも凛々しいルパンをきっちり演じてくれることでしょう。

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