奈良ドリームランドの現在は?解体済み?跡地の再開発は?【画像付】 社会

奈良ドリームランドの現在は?解体済み?跡地の再開発は?【画像付】

国内外の廃墟マニアに人気のスポットであった奈良ドリームランド。遊園地の跡地ながら陰鬱な雰囲気が漂い、心霊現象も起きたと噂される奈良ドリームランドは、解体後も再開発が進まない土地としても知られます。画像と共に奈良ドリームランドの現在を紹介していきます。

目次

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奈良ドリームランドとは?廃墟になった遊園地?

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奈良ドリームランドとは、奈良県奈良市の北部にあった遊園地です。ピーク時には非常な賑わいを見せた人気レジャースポットでしたが、2006年に閉園して以降は長らく廃墟として存在し続けました。

ここでは、海外からも訪れるマニアがいるという奈良ドリームランドの概要を説明してきます。

奈良ドリームランドとは?

奈良ドリームランドが開園したのは、1961年の7月1日のことです。当初の客の入りは好調で、当時奈良県内にレジャースポットが少なかったことも手伝って、ピーク時には年間で150万人もの入場者がいました。

しかし、娯楽の多様化に伴い徐々に客足が遠のいていくようになり、2002年には平日の営業を取りやめるようになり、2005年には不動産会社の「テンラッシュ」に営業権が譲渡されました。

そして2006年の8月31日に、完全な閉園を迎えています。

住所は?アクセスが悪い?

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奈良ドリームランドの住所地は、奈良市の法蓮佐保山二丁目1番1号です。この場所は県道奈良加茂線の沿道にあり、付近には路線バスも停車していました。

特に賑わいを見せていた1990年代までは、大規模なバス停があり、日に何便ものバスが乗降客を迎えたと言います。また、奈良ドリームランドは大規模なパーキングも併設していました。

自家用車でも公共交通機関でも、アクセス面での問題はなかったようです。

ミラーサイトも存在?園内地図も?

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閉園された現在、奈良ドリームランドの公式サイトも削除されています。しかし、「奈良ドリームランド ミラーサイト」で検索をすると、有志の方々が保存しているミラーサイトを見ることができます。

サイト内には閉園のお知らせも掲載されていますが、同時に夏季限定のプール監視員などのアルバイトも募集しており、閉園前も、夏休みなどはそれなりの入場者がいたことをうかがわせます。

また、インフォメーションの項目からは園内マップも見ることができ、どのようなアトラクションがあったのかを知ることもできます。

ディズニーと提携?大人気遊園地だった?テレビCMも?

上の動画は、実際にTVで流れていた奈良ドリームランドのCMです。

どことなくディズニーランドのシンデレラ城のような雰囲気を持つお城が出てきますが、なんと奈良ドリームランドは、一時期ディズニーランドとの提携の話が持ち上がっていたという噂も存在します。

現在は既に閉園、廃墟遊園地として有名なスポットに?

2006年に閉園された奈良ドリームランドですが、閉園後に跡地の様子を見に行った人たちがネットにあげた写真が話題となり、一躍有名な廃墟遊園地となりました。

人気は国内のみにとどまらず、アトラクションそのまま残されたノスタルジックな雰囲気に惹かれて、海外から足を運ぶ廃墟マニアも多いそうです。

また、ドローンでの空撮ができるようになったことから、さらに多くの人が奈良ドリームランドの存在を知るようになったと言われています。

奈良ドリームランドの現在は?跡地は再開発予定?

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奈良ドリームランドは総面積が約33haもあり、跡地の再開発にも着目されてきました。しかし、閉園後もなかなか土地の買い手が付かず、再開発は難航しました。

ここでは、閉園以降の奈良ドリームランドがどのような経歴を辿ったのかについて紹介していきます。

2006年8月31日に閉演

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奈良ドリームランドは、2006年の8月31日をもって完全に閉園しています。

開園時、奈良ドリームランドの経営権を持っていたのは、この遊園地を設立した千日土地興行(日本ドリーム観光)でした。しかし、1993年にダイエーが日本ドリーム観光を吸収合併。

その後、ダイエーは事業整理の一環として奈良ドリームランドの経営権を2005年にテンラッシュに譲渡、その後まもなく閉園となりました。

閉園の理由は経営不振?

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開園当時、奈良ドリームランドは西日本で唯一、木製の巨大ジェットコースターというアトラクションを所有する施設でした。

また、1961年当時には東京ディズニーランドが存在しなかったこともあり、海外のディズニーランドを模してつくられた奈良ドリームランドは大きな話題を呼びました。

しかし、1980年代に入ると東京ディズニーランドが開業し、2000年代には関西地区にユニバーサルスタジオジャパンが開業。これにより本格的に客足が遠のき、経営難になったと言います。

全盛期は超人気遊園地だった?

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木製のジェットコースター「ASUKA」の他にも、奈良ドリームランドはディズニーランドのジャングルクルーズを思わせるようなアトラクションがあり、幅広い年齢層で楽しめる遊園地でした。

また、西洋風の豪華なお城は当時の日本人には目新しく、県外からも多くの人は奈良ドリームランドに詰めかけました。全盛期である1970年代には、毎年150万人~160万人もの来場者があったそうです。

奈良県が競売を行うも入札はなし

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奈良ドリームランドが閉園した後、奈良県は跡地を競売にかけましたが、入札者はいませんでした。この理由としては、奈良ドリームランドが風致地区に指定されていることが考えられます。

風致地区というのは、都市計画法において学校や医療機関など公共の福祉に資する建造物しか建てられないと定められた地区で、民間の業者が土地を買っても使用用途が限られてしまうのです。

また、遊具の撤去に大金を投じる必要があることや、土地の権利者が複数いることも、入札が敬遠された理由とされます。

大阪の不動産会社「SKハウジング」が落札?金額は?

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2015年11月10日に改めて奈良県が競売を行ったところ、大阪の不動産会社である「SKハウジング」1社のみが入札をしました。

落札金額は奈良県が設定した最低落札価格の7億3000万円で、これは奈良ドリームランドの面積や、周辺の土地価格を鑑みると破格の価格です。

2016年10月、解体工事がスタート

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入札から1年が経った2016年10月、遂に奈良ドリームランドのアトラクションなどの解体工事が始まりました。

この背景には廃墟遊園地や心霊スポットとして奈良ドリームランドが有名になり過ぎてしまったことで、不法侵入が後を絶たなかったことが挙げられます。

朽ちたアトラクションが原因で事故が起こることを避けるためにも、SKハウジングは早々に解体に手を付けたそうです。

跡地が何になるかは未定

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解体が進み、2018年には既にアトラクションや遊具などが撤去され、遊園地としての面影はなくなったという奈良ドリームランドの跡地ですが、再利用の用途は未だに決まっていません。

理由は上で紹介したように、この土地が風致地区に指定されていることが挙げられます。

これまでもプール施設だけは残して欲しいといった要望もありましたが、レジャー施設建設の予定なども無いようです。

奈良ドリームランドは廃墟として有名だった?画像は?

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現在では厳重に立ち入り禁止の措置がされて、以前は柵の外からも見えていた巨大ジェットコースターやお城も、解体されてしまった奈良ドリームランド。

しかし、現在もネット上では廃墟として有名だった頃の奈良ドリームランドの画像を見ることができます。ここでは、閉園後の奈良ドリームランドの画像や、都市伝説について紹介していきます。

軍の駐屯地の跡地に建てられた?心霊スポットの噂も?

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奈良ドリームランドの敷地は、第二次世界大戦後にはアメリカ陸軍の歩兵師団の駐屯地として利用されていました。

このことや突然の閉園、そして長い間跡地が手つかずとなって放置されていたことから、資金繰りに困って自殺したオーナーの霊が出る、解体工事中に死んだ作業員の霊が出るという噂も囁かれました。

噂が噂を呼び、奈良ドリームランドはいつしか廃墟としてだけではなく、心霊スポットとしても注目を集めるようになったのです。

廃墟遊園地として有名に?ネットの写真がきっかけ?

最盛期には人気スポットだったこともあり、閉園後はどうなったのか気になるという人が跡地を訪れ、ネットにその写真を上げたことがきっかけとなり、奈良ドリームランドは再び注目されました。

買い手が付く前にはTVでも廃墟遊園地として紹介され、ますます話題を呼ぶようになったそうです。

さびれたアトラクション・乗り物の画像が多く存在

国内外から数多くの人が足を運んだことから、立ち入り禁止となる前に不法侵入をして撮影された、奈良ドリームランドのアトラクションの画像が、現在でもネット上では見られます。

奈良ドリームランドの廃墟画像①ジェットコースター

奈良ドリームランドを代表するアトラクションであるジェットコースターのASUKAの画像です。

緻密に設計されていることが分かるこのジェットコースターに対しては、廃墟になってからも称賛の声が寄せられていると言います。

奈良ドリームランドの廃墟画像②お化け屋敷

ファンタジーランドと呼ばれるゾーンには、お化け屋敷があったとされ、この前で記念撮影をしている画像などもネット上では多く見られます。

かつてはファミリー向けのゾーンであったというファンタジーランドですが、建造物が朽ちて不気味な雰囲気を醸し出しています。

奈良ドリームランドの廃墟画像③ウルトラマン

奈良ドリームランドは、ウルトラマンタウンというアトラクションが存在しました。

ここにはシアターやフォトスタジオ、レストランなどが入っており、ファミリー層に人気だったようです。

奈良ドリームランドの廃墟画像④モノレール

奈良ドリームランドにはトゥモローランドというエリアがあり、ここには近未来的なモノレールのアトラクションがありました。

奈良ドリームランドの廃墟画像⑤観覧車

海外の廃墟遊園地では、風もないのに揺れたといったように心霊現象が報告されることの多い観覧車。奈良ドリームランドでも、かつては人気のアトラクションであったようです。

奈良ドリームランドの廃墟画像⑥潜水艦

奈良ドリームランドには、潜水艦やクルーズ船といったような、船の人気アトラクションも複数存在しました。

中には東京ディズニーランドとそっくりのアトラクションもあり、これらの画像がアップされると、ネット上では「パクリじゃないの?」と心配する声も上がっていました。

現在では解体が終了

廃墟として大勢の人が訪れた奈良ドリームランドの跡地ですが、現在は土地の権利者となったSKハウジングによってアトラクションの解体が完了しています。

奈良ドリームランドの周辺は住宅地となっていることから、かねてより不法侵入者によるゴミの放置や騒音などが問題視されていました。

このことも受けて、SKハウジングは落札後、跡地に建設するものが決まる前にアトラクションの解体に取り掛かったのです。

奈良ドリームランドは心霊スポット?死亡事故も?

奈良ドリームランドの跡地には廃墟マニアだけではなく、心霊スポットとしてオカルトマニアや、肝試しに興じる若者も多く詰めかけました。

ここでは、奈良ドリームランドの跡地に寄せられた心霊情報について紹介していきます。

奈良ドリームランドは心霊スポットとの噂が

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2015年にSKハウジングが奈良ドリームランドの跡地を落札した際に、Twitterなどでは「心霊スポットなのに買い手が付いた!」と話題になりました。

奈良ドリームランドの跡地の近くには、呪われた家がある、自殺した前のオーナーの霊が出るという噂が囁かれていたのですが、実際に何かを目撃したという体験談は少ないです。

不気味な雰囲気を醸し出している?

使われなくなったアトラクションに植物が絡みつき、廃墟となった奈良ドリームランドの跡地は、独特の不気味さを醸し出していました。

また、アトラクションだけではなく遊園地内で使われていた着ぐるみや人形、ベビーカーなども放置されていたことから、心霊現象が起きてもおかしくないという雰囲気ではありました。

解体工事中に死亡事故が?

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10年近く廃墟であったことから、奈良ドリームランドは解体を試みた時に死亡事故が起こったことから呪われているという噂が立ち、解体されないまま放置されているという噂が立ちました。

実際は上で紹介したように風致地区であることや、解体に資金がかかることから買い手が付かずに放置されていだけで、事故が起きたという過去はありません。

しかし、不気味な雰囲気も相まって、この噂を信じる人は少なくなかったようです。

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