「禁足地」(入ってはいけない場所)はどこにある?日本と海外の禁足地一覧社会

「禁足地」(入ってはいけない場所)はどこにある?日本と海外の禁足地一覧

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小学校にある禁足地・土公さん

土公さんは、福井県の北小学校の校庭の片隅にある禁足地です。校庭内の一区画だけ周囲に柵が張られて入れなくなっている場所があり、そこが土公さんと呼ばれています。

北小学校は氣比神宮に隣接しており、土公さんのある場所は神様が降りてくる場所として氣比神宮の聖地とされていました。

そのため学校の土地となった現在でも、禁足地として扱われ、みだりに児童が立ち入らないように柵が設けられているのです。

マンションとビルの間にある禁足地・豊島塚

豊島塚とは1477年に起きた江古田・沼袋原の戦いで、太田道灌に破れた豊島氏の戦死者を埋葬した塚です。明治以降には豊島塚の多くが取り壊されたため、祟が起きたとされています。

豊島区の沼袋駅北口のメインロード沿いにあるビルと、マンションの間にひっそりと佇んでいる豊島塚があるのですが、これは宅地開発で地面を掘り起こしたところ、大量の人骨が発掘されたためです。

人骨が掘り起こされたことで祟りがあると恐れた周辺住民の要望もあって、このような都心の狭い場所に塚があるのだといいます。

世界にも数々の禁足地が!世界七大禁断の地とは?

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禁足地や禁足地帯があるのは日本だけではありません。世界中には日本同様に宗教上の理由や、歴史的背景から禁断の地とされている場所が多く存在します。

そして、その中でも話題となったのが「世界の7大禁断の地」というものです。

CNNが発表した世界七大禁断の地

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「世界の7大禁断の地」とは、2012年にはCNNがを発表したもので、ガイドブックには載らないような不気味な土地も多いことから話題を呼びました。

日本からは2箇所がランクイン!

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また、この「世界の7大禁断の地」では、日本からは2つのスポットがランクインしていることも、大きな注目を集めました。

日本から選出されたのは、あの有名な青木ヶ原樹海と、軍艦島です。では、他にはどのようなものが選出されたのか、「世界の7大禁断の地」について紹介していきます。

世界七大禁断の地①:チェルノブイリ遊園地(ウクライナ)

チェルノブイリ遊園地は、ロシアのウクライナにあるチェルノブイリ原子力発電所から近い距離に位置する、無人の遊園地です。

チェルノブイリ遊園地とは

チェルノブイリ原子力発電所での事故が起きた際、チェルノブイリ遊園地は、まだオープン前でした。そのため、この遊園地には誰も訪れたことが無く、メンテナンスもされずに放置され続けているのです。

チェルノブイリ遊園地に纏わるエピソード

チェルノブイリ遊園地に周辺には人が寄り付かず、放置されているために、アトラクションやコンクリートに苔が蒸しているのが見られます。

放射性物質は苔に付着しやすい性質を持つことから、この苔が原因で、園内の放射線量は未だに高いレベルであるそうです。

また、この付近は非常に危険とされているものの禁足地とはなっていないため、観光客や、チェルノブイリに残ることを選んだ住民の姿が見られます。

チェルノブイリ遊園地のアクセス方法

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日本からチェルノブイリ遊園地に行く際は、まず飛行機でモスクワへ向かい、モスクワからさらに飛行機でボルィースピリ国際空港へと向かいます。

空港から出たらバスでキエフ市街地へ行き、キエフで行われているチェルノブイリ見学ツアーに参加すると、チェルノブイリ遊園地を見ることができます。

世界七大禁断の地②:セドレツ納骨堂(チェコ)

セドレツ納骨堂は、チェコのクトナー・ホラ近郊にある納骨堂です。セドレツの全聖人教会の地下にあります。

セドレツ納骨堂とは

セドレツ納骨堂は、約4万人分もの遺骨を保管しているとされ、そのうちの1万人分の骨で建物を装飾しています。

納骨堂の入り口の部分から、既に人骨を使用してつくった聖杯があるなど、他に類を見ない装飾が施されていることで知られます。

セドレツ納骨堂に纏わるエピソード

14世紀にチェコではペストが大流行し、多くの人が命を落としました。また、その後も宗教戦争により命を落とした人が多く存在し、セドレツには4万もの人が埋葬されたと言います。

そして、15世紀の初頭になってこの土地に教会が建てられることとなり、埋葬された骨を掘り起こして、積み重ねていったものが、現在のセドレツ納骨堂です。

セドレツ納骨堂のアクセス方法

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日本からセドレツ納骨堂のあるクトナーホラに行く際は、まずワルシャワやウィーンなどを経由して、飛行機でプラハを目指します。

プラハに着いたら、チェコ鉄道でプラハ本駅からクトナーホラ本駅まで向かいます。プラハからの所要時間はおよそ1時間程度です。

世界七大禁断の地③:青木ヶ原樹海(日本)

自殺の名所として知られ、入ったら2度と出てこれないという都市伝説も存在する青木ヶ原樹海が、日本からは選出されました。

数々の逸話を持つ青木ヶ原樹海ですが、実際はどのような場所なのでしょうか?

青木ヶ原樹海とは

青木ヶ原樹海とは、山梨県にある富士山北西麓一帯に広がる樹海です。富士山から流れ出た溶岩の上に形成されていることから、特殊な生態系を持つとされます。

溶岩のせいで方位磁針が狂い、1度入ったら2度と外に出られないと噂されてきましたが、実際はそこまでの影響はなく、自衛隊の訓練にも青木ヶ原樹海は使われているそうです。

青木ヶ原樹海に纏わるエピソード

自殺の名所として知られる青木ヶ原樹海ですが、きっかけは1959年に「女性自身」で連載が開始された、松本清張の「波の塔」という小説ではないかと考えられています。

この作品で有名になった青木ヶ原樹海では、今もなお多くの人が命を絶っており、毎年30~50人の遺体が発見されているそうです。

青木ヶ原樹海のアクセス方法

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青木ヶ原樹海の最寄り駅は、富士急行河口湖線の河口湖駅です。河口湖駅からは周遊バスが出ており、バス停・風穴で下車します。バスの乗車時間は30分程度です。

世界七大禁断の地④:アコデセワのブードゥー崇拝市場(トーゴ)

アコデセワのブードゥ崇拝市場は、西アフリカのトーゴ共和国の首都ロメ近郊に位置します。ここでは、ブードゥー教の儀式に使用するための、野生動物の骨などが販売されています。

アコデセワのブードゥー崇拝市場とは

死者を蘇らせることができる、生きた人間をゾンビのように思い通りに動かすことができるというブードゥ教は、欧米社会からは黒魔術として扱われてきました。

そのブードゥ教の呪術を行うための材料を集めた、世界最大規模のマーケットが、アコデセワのブードゥ崇拝市場なのです。

アコデセワのブードゥー崇拝市場に纏わるエピソード

ブードゥ教はハイチに伝わる土着信仰で、これまで邪教として何度もカトリック教会から弾圧を受けてきました。

20世紀にはいって、ブードゥ教の信者たちはキリスト教徒を装いながらブードゥ教の教徒であり続けるという「土着キリスト教」という隠れ蓑を編み出したと言います。

その結果、ブードゥ教にまつわるものの販売は限られた場所で行われるようになり、その1つがアコデセワのブードゥ崇拝市場です。

アコデセワのブードゥー崇拝市場のアクセス方法

Free-Photos / Pixabay

アコデセワのブードゥ崇拝市場があるトーゴ共和国へは、日本からは直通便がないため、パリなどを経由して向かいます。

空港があるのは首都のロメであるため、アコデセワへは車を借りるか、バイクタクシーで向かいます。

世界七大禁断の地⑤:ソチミルコの人形島(メキシコ)

ソチミルコの人形島は、メキシコの首都、メキシコシティにあります。

世界文化遺産にも登録され、観光客も多いソチミルコにありながら、ガイドブックに決して載らないという人形島。一体どんなところなのでしょうか?

ソチミルコの人形島とは

大量の人形が樹に括り付けられている様子が、なんとも不気味な人形島。この場所では、「何かが話しかけてきた」といった不可解な体験をする人も続出していると言います。

ソチミルコの人形島に纏わるエピソード

この人形島を作ったのは、ドン・ジュリアン・サンタナ氏という男性でした。この土地には、事故が頻発する湖があり、誰も近づかなかったのですが、ある時その湖で少女が溺れてしまいました。

サンタナ氏は助けようとしたのですが間に合わず、少女の供養のために人形を飾っていたと言います。

しかし、その後サンタナ氏も謎の死を遂げました。甥によって発見された彼の遺体は、助けられなかった少女が亡くなった場所の、近くにあったそうです。

ソチミルコの人形島のアクセス方法

日本からメキシコまでは直行便が出ています。これに乗りメキシコに着いたら、メキシコシティからメトロに乗ってタスケーニャ駅に向かい、そこから路面電車でソチミルコへ移動します。

ソチミルコから人形島へはボートでしか行かれないため、川下りのツアーを申し込みます。

世界七大禁断の地⑥:軍艦島(日本)

軍艦島とは長崎県長崎市にある端島のことです。かつては炭鉱の町として栄えましたが、現在は巨大な無人島となっています。

軍艦島とは

軍艦島という名は、島全体を囲んでいる岸壁と、高層鉄筋コンクリートの住居棟が立ち並ぶ様子が、軍艦のように見えることから付けられました。

この島は長い間、禁足地となっていましたが、2009年4月に一般の立ち入りが許可されるようになり、現在は観光地として人気を集めています。

軍艦島に纏わるエピソード

軍艦島は海底炭坑の島として誕生しました。最盛期の1960年前後には、この島に5300人もの人が暮らし、住居棟だけではなく、医療施設や小中学校、パチンコ店や映画館まで存在したと言います。

しかし、主要エネルギーが石炭から石油へ移ると軍艦島の規模も縮小していくこととなり、1974年には全島民が撤去しました。以来、軍艦島は無人島のままです。

軍艦島のアクセス方法

軍艦島上陸ツアーは複数あり、JR長崎駅近郊の長崎港ターミナルから出港しているものや、常盤ターミナルから出港しているものなどがあります。

世界七大禁断の地⑦:コンジアム精神病院(韓国)

コンジアム精神病院は、韓国のグワンジュ市にあった精神病院の跡地です。現在は廃墟となっています。

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