ルルドの泉とは奇跡の泉?場所はどこ?謎も?現在では観光名所? 芸能人

ルルドの泉とは奇跡の泉?場所はどこ?謎も?現在では観光名所?

フランスの小さな村に「ルルドの泉」という小さな泉があります。この泉は難病も治すという奇跡の泉で、カトリック教会の巡礼地にもなっています。聖母マリアが降臨したとも言われていますが、本当に奇跡を起こす泉なのかこの泉に伝わる真相や謎についてまとめてみました。

目次

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ルルドの泉とは?奇跡の泉?聖母マリアが出現?

フランスとスペインの国境沿いに人口1万5千人ほどの小さな町があります。ここに「ルルドの泉」という奇跡を起こす泉がありますが、この泉は聖母マリアが出現したということで有名な泉でもあります。

この泉がどうして奇跡の泉になったのか、この泉の謎を見ていきましょう。

ルルドの泉とは?奇跡の泉?画像はある?

ルルドの泉の「ルルド」は場所の名前で、フランスの国境沿いピレネー山脈のふもと、フランス南西部の小さな町のことです。この町の西側にあるポー川のほとり、マサビエルの小さな洞窟で奇跡が起きました。

1858年のこと、この町に住む14歳のベルナデット・スビルーはこの洞窟に「白い貴婦人」が数回出現したと語りました。その洞窟の場所から、泉がわきだすようになり熱狂した近隣住民が集まるようになりした。

やがてその泉は奇跡を起こす泉として遠くまで知れ渡るようになったのです。

ベルナデットが見た聖母とは?

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14歳の少女、ベルナデット・スビルーが見た聖母との出会いは1858年の2月11日になります。この日、ベルナデットは妹のトワネットと友達のジャンヌと一緒に薪を拾いに洞窟のあるマッサビエルに来ていました。

彼女たちは洞窟の前を流れるガブ川に来ると、ジャンヌが一番最初に川を渡り続いて妹のトワネットが川を渡りました。最後にベルナデットが川を渡ろうとした時です。

片方の靴をベルナデットが脱いだ時に風のような音が聞こえてきました。この奇妙な風の音のようなものを聞いたベルナデットは、周りを見渡しましたが何も見えませんでした。

しかしベルナデットは、目の前の木の枝が動いているのに気が付いたのです。

さらにその上の洞窟の右側のくぼみに、柔らかい光に包まれて白い服を着て青い帯をした若く美しい女性がいるのを見ました。

最初、ベルナデットは恐ろしくなったのですが、光に包まれた貴婦人が、微笑を浮かべながらロザリオを持って十字を切った後、恐れの気持ちは消えていました。

ベルナデットは祈りを唱えると、貴婦人もベルナデットの祈りに合わせてロザリオの球を指で一つ一つ動かしました。15分ほどすると貴婦人は金色の雲に包まれて消えてしまったのです。

この貴婦人はベルナデットよりも身長が低く、140センチほどだったと言われています。また年は16歳か17歳くらいに見えたそうです。

聖母マリアは計18回も出現していた

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これがベルナデットが最初に遭遇した聖母でした。この聖母はこの後、18回もベルナデットの前に出現しています。

聖母マリアの言葉通り泉が湧きだした!

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聖母が9回目にベルナデットの前に姿を現した時、聖母はベルナデットに洞窟の土を手で掘るように言いました。ベルナデットが聖母の言う通りにその場所を掘ると、泉が湧き出てきたのです。

ルルドの泉の奇跡的治癒力とは?

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この湧き出た泉の水が、奇跡的な治癒力を持つと評判になり、どんな難病も治療することができると伝えられました。人々から「奇跡の泉」と呼ばれるようになったのです。

助からないと言われた病をもつ人々が、ルルドの泉の水を飲んで奇跡的に回復する例がたくさん出てきました。当時は不治の病とされた糖尿病や癌も治るなど、まさに奇跡としか言いようのない出来事が起こったのです。

ルルドの泉の謎とは?①聖母マリアの謎

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ルルドにまつわる超異常現象は3つあります。聖母マリアの目撃の謎、泉の奇跡的治癒例、最後にはベルデナットの遺体が腐敗しないという謎です。

超異常現象の謎の1つ、聖母マリアの謎から見ていきましょう。

ベルナデットの嘘や悪戯説

ベルナデットが見た聖母マリアは、実は本当に出現したのではなくて、ベルナデットの嘘や悪戯だったのではという説があります。

ベルナデットの家はとても貧しく、ベルナデットがお金欲しさに仕組んだ嘘か悪戯だったのではないかとうのです。

しかしベルナデットのことを詳しく調べてみると、彼女が自分のために金品をもらうことはなかったということです。

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金以外の品物に関しても受け取るのはロザリオや教会道具だけで、教皇や司祭から送られたものでどうしても断れない場合のみだけだったそうです。

また自分が有名になりたいために仕組んだ悪戯だったのではないか、という説もありますが、これも全く根拠のない噂だったようです。

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ベルナデットは周りの人々から「聖母マリアを見た聖女」として、彼女のことを見ようと訪れる客は後を絶ちませんでした。

しかも中には自分の持ち物に触ってもらい、ご利益を得ようとする人もたくさんいたということです。

しかしベルナデットは自分を特別だとか聖女だとかは一切思っていなかったので、こうした行為をひどく嫌ったそうです。

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直接触ってくれるように頼まれた場合は、「そういう行為は禁じられています」と断ったそうです。

またベルナデットは喘息持ちで、時々喘息の発作に苦しみましたが、ある時喘息の発作で死にかけた時に「人の訪問を受けるよりは今の方が楽です」と語ったそうです。

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このエピソードからベルナデットが特別扱いされたり、絶えず訪問を受けるのを苦痛に思っていたことが良く分かりますね。

そもそもベルナデットは飾り立てるようなことはせず、常に簡素で冷静な人であったそうです。そんなベルナデットがお金欲しさや有名になりたいために嘘をついたというのは非常に可能性が低いといえます。

聖母マリア説

ベルナデットは最初、自分が見た貴婦人を聖母マリアだとは思っていませんでした。その話を聞いた両親は悪霊だと考え、ベルナデットに洞窟に行くことを禁じました。

また友人やベルナデット自身も悪魔がベルナデットを騙そうとしているのかもしれないと考えたのです。

ベルナデットは当初、この貴婦人のことを「何か白いモノ」「“あれ”は小さなお嬢さんの形をしている」と表現していました。

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しかし16回目の出現の時に、ベルナデットは思い切って貴婦人に尋ねたのです。「お嬢さん、お願いです。あなたがどなたであるか教えて頂きたいのです」と。

この質問に貴婦人は微笑むだけであったが、ついにベルデナットが質問したとき、「私は原罪の宿りである」といいました。

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この言葉の意味は、キリスト教では、アダムの子孫である人類は原罪を負うとされますが、聖母マリアはだけは原罪無しにキリストを受胎したという事を指しています。

このことから夫人は聖母マリアだという決定的な要素になっそうです。

女性の幽霊説

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またベルナデットが見た貴婦人は幽霊だったという説もあります。これは、ベルナデットの目撃の前年に亡くなったエリザ・ラタピーという女性の幽霊が出現したのではないかという説です。

もしくはエリザの話に影響されて生み出された幻影ではないかという説もあります。エリザはルルドにあるという「幼きマリアの会」のカトリック組織の会長を務めていた人物でした。

地元では「すべての人の目には、彼女は聖人に見えた」と言われるほど尊敬を集めていた人物でした。しかし彼女は1857年10月に若くして亡くなってしまいます。

臨終の際には自分が組織していた「白い服」と「青い帯」、「ロザリオ」をつけて欲しいと頼んだそうでこれはベルナデットが洞窟で見た貴婦人の姿と一致しますね。

そのため、エリザの姿が貴婦人に見えたのではという可能性が考えられています。

ベルナデットの主観的説

ベルナデットの主観的説というのはベルナデットが主観的に何かを見たのでは、つまり「幻視」だったのではないかという説です。

ベルナデットが幻影を見ていた状態であったことを裏付けることとして、ベルナデットと一緒にその場に居合わせた人が誰1人として何も目撃していないことがあげられます。

ルルドの泉の謎とは?②奇跡の泉の謎

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次にルルドの泉の2番目の謎、奇跡の泉について見ていきましょう。

泉が湧きだしたこと

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この泉は、14歳のベルナデットが聖母マリアの言葉に従って洞窟の土を手で掘るとそこから水が湧き出したのが始まりだと言われています。

泉の成分は水素水?

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近年、九州大学の白畑實隆(さねたか)教授の研究室で「ルルドの泉」の成分調査がなされました。その結果、病気の治療につながると考えられる成分が検出されたのです。それは「水素」でした。

多くの病気の原因となるのは活性酸素だと言われていますが、水素水には活性酸素の影響を軽減する効果があるのではとされています。

聖母マリアに関する記事はこちら

ルルドの泉の謎とは?③遺体が腐敗しない謎

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ルルドの泉の3番目の謎、遺体が腐敗しないということについても見ていきましょう。

ベルナデットの遺体はミイラ化しなかった

ベルナデットは持病の喘息の悪化により、1879年4月16日に35歳という若さで亡くなっています。

ベルナデットの遺体は棺の中に彼女がそれまで暮らした修道院の地下納骨堂に安置されました。

死後30年たった1909年以降に列聖調査のために何度か棺を開けて腐敗の有無が調べられましたが、遺体は何十年たっても腐敗しておらず、ミイラ化もしていなかったので、奇跡が起きたのだとされました。

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しかし科学的には「遺体が腐敗しない」ということはある一定の条件が揃うと起こりえる現象だということが分かっています。

埋葬された遺体の環境が外気から遮断された場所であること、低温で湿度がある場所、という条件が揃うと「死蝋化現象」という現象が起こり、遺体が腐敗を免れます。

実際にベルナデットが安置されていた環境を調べてみると地下の納骨堂だったため、低温で外気から遮断されるという条件を満たしていました。

また1909年の調査に立ち会った医師2人の記録によると、ベルナデットの遺体が身に付けていた修道服は湿っぽかったそうです。

そのため遺体の置かれていた環境は「死蝋化現象」の条件を満たしていた可能性が高いです。

しかし、一度死蝋化しても何度も開封されるなど条件が変わってしまうことで遺体の腐敗が進むことがあります。

ベルナデットの遺体も例外ではなく、何度も開けて調べたため、ついに1925年に遺体の腐敗が始まってしまったのです。現在では遺体の顔と手の上に生前の姿をもとに作られたマスクが被せられています。

ルルドの泉の水を手に入れる方法はある?

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このように奇跡の水と言われるルルドの泉ですが、一度飲んでみたいという人は多いでしょう。そこでこのルルドの泉をどうやって手に入れることができるのかを見ていきます。

ルルドへ実際に行く

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一番確実であるのが実際にルルドまで行く方法です。ルルドの場所や行き方は次の通りです。

ルルドの場所は?

ルルドはフランスの南西部、ピレネー山脈の麓に位置する小さな町です。物語に出てくるような、中世のお城がある美しい場所です。

ルルドの泉への行き方は?

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日本から行く場合はパリまで行き、パリのモンパルナス駅からTGVに乗って約5時間で乗り継ぎなしでルルドに到着します。

通販でもルルドの泉の水が手に入る!?

ルルドまで行く時間も余裕もないという人には、通販でもルルドの泉が手に入るという情報を掴みました。

ルルドの泉を通販しているのは「聖コルベ館」というところで、フランスのルルドより直入しているということです。ルルドの泉を購入してみたいという方はこちらへ問い合わせてみて下さい。

ただしルルドの泉は営利販売を禁止されており、また不足状態を考慮して1回の注文には限度がありますので注意しましょう。

こちらの会社での販売はあくまでもルルドの泉をおすそ分けするという趣旨で、1個50ccの代金は378円ですが容器代とシールの費用だそうです。

ルルドは現在、観光名所に?画像は?

ルルドは1858年の聖母の出現以来カトリックの巡礼地となっています。毎年600万人を迎え入れる一大観光名所になっています。

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