「クリスタル・スカル」とは?本物のオーパーツ?偽物という説も? 芸能人

「クリスタル・スカル」とは?本物のオーパーツ?偽物という説も?

その時代には存在しえないはずの技術で作られた遺物、オーパーツ。中でも有名なものが、マヤ文明の遺物という「クリスタル・スカル」ですが、近年ではその真贋が話題になっています。クリスタル・スカルは本物のオーパーツなのか、偽物なのか、その真実に迫ります。

目次

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クリスタル・スカルとは?オーパーツ?

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オーパーツとは「Out of Place Artifacts」の略で、発掘された場所や、作られたと考えられる時代にはなかったはずの技術が用いられた加工品を指す言葉です。

このオーパーツの中で最も有名なものが、透明な人間の頭蓋骨をかたどったクリスタル・スカルなのですが、このクリスタル・スカルはどのような点が不思議なのでしょうか?

クリスタル・スカルがオーパーツとされる理由について紹介していきます。

クリスタル・スカルとは水晶でできた頭蓋骨のこと

クリスタル・スカルとは水晶で作られた人間の頭蓋骨のことです。

純度の高い水晶で作られており、外見の美しさが目を引くクリスタル・スカルですが、解剖学的にも人間の頭骨を忠実に再現していることが分かっています。

クリスタル・スカルの1つであるヘッジス・スカルをもとに肉付けをしていくと、マヤ族同様にモンゴロイド系の女性の顔が浮かび上がってくるのです。

クリスタル・スカルはマヤ・アステカ・インカ文明の考古遺物?

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クリスタル・スカルは現在世界中で十数個発見されており、マヤ文明、アステカ文明、インカ帝国といった古代文明の遺物ではないかと考えられてきました。

マヤ文明の遺物だとすると紀元前1600年頃につくられたと予測されますが、この時代の技術では到底制作することができないと思われることから、オーパーツとして扱われてきました。

クリスタル・スカルには工具を使った形跡がない!?

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クリスタル・スカルが異質とされる理由は、全体が1つの水晶の塊から削り出されており、なおかつ工具を使った形跡が無いという点にあります。

水晶の塊から工芸品を作る場合、結晶軸に沿って削り出しをしていかないと、塊そのものが崩壊してしまいます。そのため加工には細心の注意が必要であり、手作業では300年が掛かるとも言われているのです。

この現在のレーザー工具を使っても困難な作業を、紀元前の人々がどのような技術で行ったのか?という疑問が、クリスタル・スカルをオーパーツたらしめた理由でした。

クリスタル・スカルの都市伝説・逸話

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調査をすればするほど不思議な点が見られるクリスタル・スカルは、やがてどういった目的で存在していたのか?という議論を呼ぶようになります。

そして、クリスタル・スカルをめぐって様々な都市伝説や逸話が作られていったのです。ここでは、クリスタル・スカルにまつわる有名な逸話や、都市伝説を紹介していきます。・

クリスタル・スカルはオーパーツ?

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世界中で発見されているクリスタル・スカルの中でも、最も有名な「ヘッジス・スカル」は、1970年代にアメリカのヒューレット・パッカード社によって科学的な検証が行われています。

その際のヒューレット・パッカード社の見解は、このようなものがどうして存在するのか?というもので、検証の結果、クリスタル・スカルの不自然さや不思議さがいっそう深まりました。

このことから、クリスタル・スカルはかつて地球上に存在したかもしれない「超古代文明」の存在を示す、オーパーツであると考えられるようになったのです。

電流が走る?

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クリスタル・スカルには、超古代文明の記録や人類の始まりといった太古の情報が埋め込まれている、という都市伝説が存在します。

クリスタル・スカルに圧力をかけると電流が流れ、電気信号として記録された太古の情報を読み取ることができる、と言うのです。

クリスタルから特別なエネルギーが得られる?

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マヤ族の血を引く男性の証言によると、かつてマヤの人々はクリスタル・スカルを使って、特別なエネルギーを得ていたと言います。

そして、そのエネルギーによって宇宙空間に旅をすることができ、別の惑星に移動することができたという言い伝えがあります。

全部で13個?全て集まった時世界は救われる?

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さらにマヤ族に伝わる言い伝えには、クリスタル・スカルが13個集まった時、起源や目的と言った人類にまつわる謎が全て明らかになり、新たな世界への扉が開かれるとあります。

ヘッジス・スカルを中心に12個のクリスタル・スカルを円形の並べた時、空中ににクリスタル・スカルに記録された情報がホログラムとなって投影されると言うのです。

そして人類がそれを見た時、新たな扉が開き、世界が救われるとされます。

クリスタル・スカルの真実に迫る!謎まとめ

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強大な力を秘めていると言い伝えられているクリスタル・スカルですが、マヤやアステカなど、古代の人々はクリスタル・スカルをどのように扱っていたのでしょうか?

彼らに伝わる伝承ををもとに、クリスタル・スカルの謎と真実に迫っていきます。

クリスタル・スカルの謎①:誰がどうして作ったの?

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これまでクリスタル・スカルについては様々な機関が調査と科学的検証を行ってきました。しかし、誰が何の目的で作ったのかについては、明らかになっていないのです。

ヘッジス・スカルの発見者の1人であるミッチェル・ヘッジスは、自らの本の中でクリスタル・スカルが作られたいきさつについては「言えない」と意味深な発言をしていました。

そのため、この人知を超えた不思議な遺物については様々な議論がされ、宗教的儀式のために使われた、秘密結社が作出に関わっているといった考察も存在します。

何に使われていたの?

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ミッチェル・ヘッジスによると、クリスタル・スカルは高位の神官が秘儀を行う際に使用されていたと言います。クリスタル・スカルを用いた祈祷の中には、病気の治癒を祈るものなどがあったそうです。

クリスタル・スカルには不思議な力があり、触れるだけで生命のエネルギーを感じ、直接脳内に誰かがコンタクトをしてくるような不思議な感覚に襲われると言います。

そして、このコンタクトを取ってくる相手こそが超古代文明の主であるアトランティス人であり、クリスタル・スカルを通して、彼らの叡知を享受できるという伝承があります。

クリスタル・スカルの謎③:フリーメイソンが関わっている?

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クリスタル・スカルの出自には、秘密結社フリーメイソンが関わっているという説もあります。そもそもマヤ遺跡でヘッジス・スカルを発見したミッチェル・ヘッジスはフリーメイソンだと言うのです。

フリーメイソンはクリスタル・スカルに埋め込まれている古代の情報を抜き出す技術を開発しており、秘密裏にその謎を調査しているという都市伝説があるのです。

クリスタル・スカルは本物?偽物?

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クリスタル・スカルの1つであるヘッジス・スカルは、1970年代にヒューレット・パッカード社が調査をしただけではなく、2008年にもスミソニアン研究所で電子顕微鏡を使った科学的検査が行われています。

そして、その結果意外な事実と疑惑が浮かび上がってきたのです。

世界最強のクリスタル・スカル、ヘッジス・スカル

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世界中で発見されているクリスタル・スカルの中でも、突出して精巧なのが、マヤ文明の考古遺跡とされるヘッジス・スカルです。

このヘッジス・スカルは最強のクリスタル・スカルとされており、マヤの末裔に伝わる「マスター・スカル」という最も強大な力を秘めたスカルであると考えられています。

発見者は、冒険家ミッチェル・ヘッジスと養女のアンナ

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ヘッジス・スカルが発見されたのは、1927年。イギリス人の探検家ミッチェル・ヘッジスが養女のアンナと共に、中央アメリカのユカタン半島に位置するベリーズで、発掘したと言います。

ルヴァアントンという廃墟になった町の祭壇の下に、アンナが光る物体を発見し、掘り起こしてみたところ水晶でできた髑髏だったのです。

この時発見されたクリスタル・スカルは、発見者の親子の名前にちなんで「ヘッジス・スカル」と呼ばれるようになりました。彼らがクリスタル・スカルを発見したのは、奇しくもアンナの誕生日だったそうです。

ヘッジス・スカルはマヤ文明の遺跡で発見された?

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ヘッジス・スカルが発掘されたベリーズは、マヤ文明の領域であった場所で、マヤのピラミッドと呼ばれるカーナ神殿もここで発見されています。

ヘッジス・スカルの大きさは、幅と高さが約12.5cm、奥行きが約15cm、重さは約5kgと、小顔の成人女性程度の大きさで、下顎が取り外せる構造になっています。

ヘッジス・スカルは、下から光を当てると炎のように光るなど、水晶の屈折率を理解している人間が作ったとしか思えない箇所が多く、マヤ文明のオーパーツとして扱われてきました。

ヘッジス・スカルをスミソニアン博物館が調査!工具を使っていた?

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2008年4月、アメリカのスミソニアン研究所は、ヘッジス・スカルについて電子顕微鏡を使用した精密な検査を行いました。

その結果、表面にダイヤモンドを用いた高速回転工具を使用した痕跡が見られたのです。そして、このことからヘッジス・スカルは、19世紀以降に作られたものという結論が出されました。

つまり、紀元前のオーバーテクノロジーで生まれたものではなく、近代の工業技術によって作られたものであることが分かったのです。

ヘッジス・スカルはイーダー・オーバーシュタインで作られた?

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スミソニアン研究所によると、ヘッジス・スカルは1880年~1930年頃につくられたとされますが、このようなものを作る技術があった場所は限られています。

現在、ヘッジス・スカルが生まれた場所として有力視されているのが、ドイツのイーダー・オーバーシュタインです。宝石研磨の町として知られるここには、世界中から上質な鉱物が集まってくると言います。

19世紀にはオーバーシュタインに水晶を加工できる腕を持った職人がいたことも分かっており、職人気質の彼らが表舞台に出たがらないことが、ヘッジス・スカルの謎を深めたと考えられているのです。

ヘッジス・スカルをアンナはどうやって入手したの?オークションで落札?

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クリスタル・スカルが近代に作られたものだとすると、アンナはどこで入手したのでしょうか?スミソニアン研究所の調査によると、ヘッジス・スカルの前の所有者はイギリスの美術商であったことが判明しています。

ヘッジス・スカルの前所有者であったシドニー・バーニーは、1943年にこれをサザビーズのオークションに出品しており、翌年にミッチェル・ヘッジスが400ポンドで買い取っています。

アンナがヘッジス・スカルを発見したのは1927年です。しかし、ヘッジス親子がクリスタル・スカルの所有を明かしたのは1944年以降であることから、バーニーから買い取った偽物説が浮上しています。

なぜマヤ遺跡で発見されたと言ったの?

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以前より、1927年のミッチェル・ヘッジスのベイリーズ調査にアンナは同行していなかったのではないか、という疑惑がありました。当時写された探検隊の写真の中に、彼女の姿はないのです。

少し調べればマヤの遺跡からヘッジス・スカルが発掘されたという嘘は、いずればれていたでしょう。しかし、アンナは生涯ヘッジス・スカルをマヤの遺物と信じ、父との宝物だと言い続けていました。

彼女はただの妄想癖の持ち主だったのか、稀代のペテン師だったのか…それとも何か事情があったのか。この点に関しては、現在も不明なままです。

ヘッジス・スカルは現在もある?所有者はビル・ホーマン?

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アンナが2007年に死去した後、ヘッジス・スカルはアンナの夫であったビル・ホーマンが相続しています。アンナはビルと2002年に結婚しており、この時には90歳を過ぎていました。

一説にはアンナは、自分の死後にヘッジス・スカルを受け継いでくれる人間を探しており、この神秘性を理解してくれるビルにスカルを託すためだけに超高齢で結婚をしたと考えられています。

実際にビルはアンナの死後もヘッジス・スカルを手放そうとせず、スカルには特別な力があると信じていると語っています。

クリスタル・スカルは本物と偽物がすり替えられているという噂も?

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この流れを見れば、ヘッジス・スカルはマヤ文明とは関係のない工芸品であったと結論付けられます。しかし、2008年にスミソニアン研究所が鑑定したスカルは偽物だとも言われているのです。

本物のヘッジス・スカルはフリーメイソンの手に渡っており、他のクリスタル・スカルとともに集められているという都市伝説があります。

フリーメイソンはクリスタル・スカルを使って、古代のオーバーテクノロジーを復活させ、新しい世界の扉を開くため、秘密裏にクリスタル・スカルをすり替えているという疑惑があります。

クリスタル・スカルはヘッジス・スカル以外にもある?

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最強のクリスタル・スカルと呼ばれるヘッジス・スカル以外にも、世界中では多くのクリスタル・スカルが発見されています。

ここでは、現在までの見つかっている9つのクリスタル・スカルについて紹介していきます。

その他のクリスタル・スカル①:ET・スカル

尖った頭頂部と、大きく窪んだ眼窩が人類のものとかけ離れた印象を与えることから、ET・スカル(宇宙人スカル)と呼ばれているのが、このクリスタル・スカルです。

ET・スカルは、マヤ族に伝わる13個のクリスタル・スカルのうちの1つであると考えられています。

その他のクリスタル・スカル②:ローズ・スカル

微量の轍を含有する薔薇水晶でつくられたローズ・スカルは、メキシコで発見されたというクリスタル・スカルです。

ヘッジス・スカル同様に下顎が外れる構造になっています。

その他のクリスタル・スカル③:マックス・スカル

マックス・スカルは、テキサス州ヒューストンに住むジョアン・パークスという女性が所持するクリスタル・スカルです。

元はグアテマラの墓地にあったものだそうで、ジョアンはこのクリスタル・スカルを1980年代にあるヒーラーから譲り受けたと言います。

名前の由来は、テレパシーを使って自らマックスと名乗ったという逸話にちなみます。

その他のクリスタル・スカル④:シャ・ナ・ラー・スカル

「キリストの血のスカル」とも呼ばれるシャ・ナ・ラー・スカルは、水晶占いなどに使用されていたと考えられているクリスタル・スカルです。

所有者のニック・ノセリノによると、メキシコの山中で見つかったこのスカルは特別な力を持ち、覗き込むと別次元が見えるとも言われています。

ニック・ノセリノは、スカル国際協会理事長という肩書を持っており、上で紹介したマックス・スカルは、彼に会いたいとテレパシーを送っているそうです。

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