実在する世界の奇病・奇形・難病や創作奇病のイラストまとめ社会

実在する世界の奇病・奇形・難病や創作奇病のイラストまとめ

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新生児早老様症候群

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日本でもこの病気を患った海外の女の子を追い続けたドキュメンタリーが放送されていたので、ご存知の方も多いかもしれません。通常平均12歳で老衰で亡くなる病です。

現在まで3人しかこの病に侵された人がおらず、遺伝子異常の為治療も確立されていません。アメリカのテキサス州にすむジリー・ベラスケスさんは生まれながらにして新生児早期様症候群になりました。

現在まで、「醜い」と言われながらも15分に一度、食事をとらなくてはいけない生活を送っています。皮下脂肪は蓄えるとができない上、栄養も蓄積でいないので1日60回も食事しても、見た目も体もしわしわです。

この病気のせいで片目失明もしていますが世間にこの病の理解を広める活動をしています。

新生児早老様症候群は数パターンあるようなので、ジリーさんはゆっくり老化する方のようですが、エネルギー補給が大変なようです。

致死性家族性不眠症

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イタリアや、日本で数家系のみ報告されているプリオンタンパク遺伝子178番目コドンに異常が現れるプリオン病です。視床と呼ばれる脳の部位が侵される病です。

症状は、進行的に眠れない、夜に興奮状態になる、幻覚が見える、記憶力低下、体温上昇、異常な汗をかく、脈が速くなるなど症状が出はじめ、やがて認知症、ミオクローヌスと呼ばれるけいれんを起こします。

1年前後で意識がなくなり寝たきりに、発症で2年以内に衰弱、肺炎などで亡くなることがい多いそうです。

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発症は早くて20歳前後、平均40歳から50歳くらい、最も遅くて72歳で発症した記録が残っています。治療法はありません。

超記憶症候群

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時々、「君は、200XX年〇月〇日、2人でいるとき、君はコーヒー飲みながら今と同じことを言っていたよ。それも今日までに別のシーンで5回も同じことを言ったね」という記憶をもつ人がいます。

世界で20人ほどしかいないといわれており映像として記憶を鮮明にもつ人たちのことをいいます。見たものすべて記憶でき、部分的な「丸暗記」ではなく、目に入ったもの、聞いたもの全てを記憶してしまいます。

過去の事の今起きているかのように感じる、曜日と記憶に強い関係性があるのが特徴です。生活に大きく支障がないためか、潜在的にこの症候群である事を知らず生活している人もいるようです。

スティーヴンス・ジョンソン症候群

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38度以上の高熱と共に発疹、発疹、赤み、やけどのような水ぶくれなど短期間で全身、口や目の粘膜にまで及ぶ病気です。最悪失明、命を落とすこともあります。日本では難病指定されています。

1922年、アメリカ人小児科医師スティーヴンスとジョンソンが共同発表したことで名づけられました。

発症原因は今だ不明です。薬の副作用、アレルギー、ヘルペスなどのウイルスがあげられますが原因は確定されていません。

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皮膚組織の壊疽、びらん、発疹、視覚への影響など生活にも影響を及ぼし、ステロイド薬などで治療していきます。100万人に5人から6人の割合でかかる奇病とされています。

不思議の国のアリス症候群

トリックアートミュージアムに行ったことはありますか?絵画やオブジェと一緒に写真を撮ると、巨人と小人が写っていたり、ほうきにまたがって写真を撮ると夜空を飛んでいるような写真になります。

不思議の国のアリス症候群は常にこの状態で物が見える、または実感する症状です。VRで体験しているように大きな虫が飛んでくる、天井が低く感じる、空中に浮いている感覚があります。

イギリスの童話「不思議の国のアリス」の様に大きくなったり小さくなったりする様から1955年イギリスの精神科医に名づけられました。

子供に多い症状で一過性の場合も多く、医学では原因不明とされています。

ただ、罹患した人物の傾向を見ると、片頭痛、難聴、視覚障害、感覚障害を伴うことも特徴です。治療方法は各症状の専門医に従い薬を服用していきます。

コタール症候群(歩く死体症候群)

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「私はもう死んでいる」と思い込んでしまう重度のうつ病です。一度この病にかかると完治は難しく、症状は壮絶を極めます。

欧米圏ではコタール症候群患者に宗教者が多い事や環境によって異なる症状が表れるため「文化依存症候群」の1つであるとされています。

1980年にフランス人医師ジュール・コタールによって確認された症状であり、その症状が出ている女性患者を「マドモアゼルX」と呼び、生気のないその姿が「歩く死体そのもの」と発表しました。

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荒唐無稽な妄想に憑りつかれていて、「すでに死んでいる」「けがれた存在である」「脳が溶けている」「食事してはいけない」などの妄想で自分を追い込み、自虐行為を行うケースもあります。

自己否定が強すぎるため、医療での治療は難しく、患者の心の奥底にあるお気に入りものを鑑賞したりすることで回復に向かうことがあるようです。

ストックホルム症候群

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1973年8月にスウェーデンのストックホルムで銀行強盗事件が発生した際の、被害者が生存するために犯人と心理的つながりを持とうとして共犯的な行動をとった事から名づけられました。

この症状は精神障害ではなくPTSD(心的外傷後ストレス障害)として扱われます。カウンセリングで人間は本来サバイバル精神力が必要であることをメンタルサポートします。

この事件後もよど号事件や三菱銀行人質事件でもこのような被害者は出現しました。ストックホルム症候群と真逆の人間関係で、リマ症候群があります。のちほど説明しますのでご覧ください。

パリ症候群

裕福な20代から30代女性に多く発症する、憧れのパリと現実のパリを知って現地で絶望し適応障害を起こしてしまう症状から名づけられました。

慣れない異文化の土地で現実に負けて精神障害を起こす状態を指します。1991年、日本人の精神科医太田博昭氏によって著書で発表されました。

カルチャーショックの一種で外国人が現地の習慣や文化にうまく適応できず日常生活のストレスが妄想や幻覚、自律神経の失調や抗うつ症状に陥るとしています。

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また、フランス語の習得が肝心で、フランス語のリスニングも会話も不十分だと日本人の発音にない「舌打ち」音が過度に精神的に追い詰められる結果が出ています。

フランス語でこの「舌打ち」が気にならなくなるとフランス語が十分聞きれストレスが軽減することが分かっています。パリに行くときは十分な調査と語学習得で身を守らないと危ないようです。

エイリアン症候群(エイリアンハンド症候群)

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勝手に自分の手(上肢)が動き出す症状です。自分の意志と関係なく動作する運動障害で、「他人の手症候群」とも言われています。

道具の脅迫的使用や、両手間の対立が認められるときに現れ、脳の前頭葉内部、後部頭頂葉など他、脳の損傷に原因であることは分かっています。現在治療方法は確立されていません。

視覚失認症

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目に見えているにもかかわらず、それが何なのか、誰なのか見ただけでは認識できず、触ったり聞いたりしてようやく認知できる症状です。

脳の病巣位置によって「統覚型」と「連合型」に分かれ、どちらも脳のダメージや疾患により起こるものとされ、決められたテストを受けてこの病気であるか確定します。

スタンダール症候群

イタリアの中世の歴史的絵画、建造物を鑑賞した際におこる症状を言います。主に西ヨーロッパからの観光客に多い症候群といわれています。

1989年、イタリアの心理学者が命名したもので、フランス人作家スタンダールが1817年にイタリア旅行した記録した際の記録と、現代の西ヨーロッパからの観光客に多い症状と酷似していました。

スタンダールが「フィレンツェの聖堂のフレスコ画を見ていた際、突然のめまいと、同様に襲われしばらく呆然とした」ことから名づけられました。原因は解明不明です。

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憧れのイタリアでローマ・やミラノでの都市観光は天を見上げてじっと絵画や美術作品、建造物を見ることがほとんどです。

その姿勢により崇高な充実感、高揚感強い圧迫感に襲われ、めまい、吐き気、失神が起きやすいとされています。同じ観光をしてもイタリア人、日本人には表れない症状で知られています。

カプグラ症候群

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1923年、この症状を初めて記述、報告したフランス人医師に名前から命名された病です。

突然、その病にかかった患者から長年夫婦だったにもかかわらず「君は妻じゃない、偽物だ!」と言われたり、「おまえは宇宙人だな!」など患者からいわれのない偽物扱いされてしまうのです。

時には自分自身が偽物だと思うケースもあります。攻撃的になり周囲に危害が及ぶこともあるためカプグラ症候群が認められた場合は一度拘束して入院させます。

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原因が不明ですが、仮説として「視覚的な不感症」説が有力です。

インドの学者ラマチャンドラン氏が脳の中の人物の顔を知覚部分が側頭葉と考えられており、その刺激、感情が生じる大脳辺縁系との係わりから関係する脳部分の機能不全に由来するものではないかとしています。

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異常行動で周囲をも巻き込む難病もあります。原因は脳の部分の異常がほとんどのようです。

メアリー・ハート症候群

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日本では1997年に「ポケモンショック」がありました。目で見た激しい光に敏感に反応した人たちが体調不良を訴えました。アメリカでも実は同じような症状がありました。

1989年から症状を訴える人たちが出はじめ、1991年にアメリカ人医師が研究・発表したのが「メアリー・ハート症候群」です。アメリカ人歌手のメアリー・ハートの歌声が体の不調に繋がることがわかりました。

フィールドテストを行ったところ、患者はめまいや吐き気、胃痛を30秒間引き起こしたことがデータになりました。F分の1のゆらぎで癒される歌声の歌手もいる中で、メアリーさんが一番つらいかもしれません。

獣化妄想

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日本では「キツネ憑き」、ロシアでは「猫憑き」、スカンジナビア半島では「豚憑き」の人間がいるといわれますが、実はその原因はいまだ解明されていません。

原因がはっきりしているのは1720年代に大流行した「狂犬病」ですが、これには症状も進行状態も原因もはっきりしており、脳や精神に異常がきたされ、犬の様に獣化することが認められています。

狂犬病以外で獣に変化したとする妄想自体原因不明ですが、精神的な物ということは明らかになっています。

自食症

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子供のころ、よく自分の爪を噛んだり、女の子は髪をなめたりかじったり、指の甘皮をかじって食べてしまったりする行為が自然とあったことはありませんか?

これが大人になっても出てしまう行為を「自食症」といいます。無意識に不安や孤独を感じると自分の体を触る癖があります。これは生理現象なので皮膚と皮膚が接触することで「オキトキシン」というホルモンが出ます。

ひどくなると自分の指などを噛みすぎて血だらけにする人もいますが、そこまででない場合は神経質にならない方がよいそうです。

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ストレスを感じないように生活を送る事と、自分で軽く自傷してしまう人はネイルケアや化膿しない手当をするようにします。どうしても気になる人は心療内科で心の内を相談しても良いでしょう。

異食症

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体に必要な栄養と関係ない物質を食べてしまう病気です。子供と妊婦がい多い事が報告されています。主に目立つのは氷を異常なまでに食べてしまう大人に多い「氷食症」があります。

子供に多く見られる土を食べる「土食症」、人体の毛をむしり取って食す「食毛症」があり、これはストレスと深く関係しているとされてます。

人により食すものは生のジャガイモ、石、チョーク、紙、鉄、チョークなど様々です。若い妊婦は鉄分の不足から鉄を含むものを食してしまう傾向があり、鉄の補給をすれば緩和されるようです。

他の症状は精神、脳疾患からくるものがあり、根本的治療が必要となります。

離人症性障害

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自身が実感した見たこと聞いたことが感覚として薄れてしまう状態になる事です。いきいきとした感覚が薄れる、景色がぼんやりしてベール覆われて見えるなど、現実感喪失することを指します。

健常者でさえ起りえる感ですが、症状として表情も無表情、皮膚の感覚も鈍い、鏡で自分の方を見てもなんか違うと感じる、自分で行動していても自実感がわかない等の症状が長く続きます。

自身の精神感覚・世界も違和感がある等、さらに患者本人が強い不安を感じた場合に疑われる病です。うつ病、統合失調症でも表れやすい病です。 

ミュンヒハウゼン症候群

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ミュンヒハウゼンは、「ほら吹き」で有名だった実在した伯爵名です。このことにちなんで、「わざと病気やケガになって同情をひく、気をひかせる」行為を繰り返す症状を言います。

中には実の子供に作為的に病気やけがをさせ、その懸命な看病する姿を人に認められたくて子供の治療を遅らせる親がいます。これを「代理ミュンヒヘンハウゼン症候群」と呼びます。

女性漫画などで、嫁姑バトルとともに時々ネタに書かれていることがあります。この症状は見抜くのが難しいとされ、発見できた時カウンセリングで幼少のころまで遡って原因を突き止める必要があるのです。

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患者自身が自分の事を理解してくれる医師を探す行為に走りやすいため、病院ジプシー、病院ショッピングをする傾向があり治療にたどり着くまで時間がかかるといわれています。

ハイパーインフレーション症候群

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現在、ハイパーインフレーションが起きている国といえばジンバブエです。日々物価があがり、紙幣の価値がなくなる経済状態を指します。

今日は150円のミネラルウォーターが明日には1,500円、その翌日には15,000円というようにどんどん商品の値があがり、大量の通貨を用意しないと購入できない状態です。

第一次世界大戦後、ドイツでマルク通貨の価値が無くなり、ほぼ紙屑化してしまいました。日用品や食料品などが何十億マルクにもなってしまいました。

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ドイツ国民は、この状態に恐れを抱き、毎日通貨に「0」が増えていく状態にパニックを起こしました。

果てしなくゼロを書き込むことに無気力、恐怖に襲われ、錯乱状態になる人もでました。

数を答えるのも適当に「百億才」「40兆マルク」などと答えるものもおり、この状態をハイパーインフレーション症候群と呼んでいます。

脳神経衰弱症

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文化依存症候群と呼ばれる症状の1つで、ある文化圏の中でしか見られない精神疾患です。脳神経衰弱症はナイジェリアをはじめとする西アフリカ地域、トリニダード・ドバゴにおいて確認されています。

1960年に西洋文化の教育を受けたアフリカ人が、頭部や首のほてり、目がかすむ、頭皮下に何かかが這うような感覚、体の中に何かが入りこんだ感覚などを訴える人が初めて確認されました。

欧米圏とアフリカでは教育方法が全く異なるため、ストレスからくるものであるとされました。

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アフリカ各国での発表で、ナイジェリアは「英語を学ぶことで危険因子になる可能性がある」、南アフリカでは「社会的地位と病の関連性がある」と発表されています。

リマ症候群

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1996年から1997年にかけて起きた在ペルー日本大使公邸占拠事件で、パーティー中に武装勢力に占拠された事件がありました。長期間占拠され続け、毎日のように報道された事件でした。

武装勢力側が監禁者に対して、人質の被監禁者である日本人に対して同情的な態度をとるようになる、考えを改める、共感するなどの行動に及ぶとことを「リマ症候群」と命名されました。

この時人質になった人たちは、PTSD(心的外傷後ストレス障害)として扱われ、カウンセリングをうけながら日常生活に戻れるよう促しました。

ディオゲネス症候群

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近年増えてきたゴミ屋敷や,足場のないほど物があふれている家に住んでいる人、それも高齢者に多いとされる精神疾患です。特に高齢者になると自身の生命活動にさえ関心がなくなりこのような疾患に陥ります。

1975年にイギリスの老年科医師によって命名されました。古代ギリシャの哲学者ディオゲネスが衣食住に無頓着だったことから名づけられました。最近はセルフネグレストとして日本でも認知されつつあります。

二つのタイプによって症状を引き起こすとされ、ひとつは「孤独だから心の隙間を埋めようとするために不要物を拾ってくる」タイプと、もうひとつは「孤独だから物が捨てられない」タイプが存在します。

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この病にかかる人はIQが高く、社会的地位も高く、裕福だった人に発症することが多いとされています。

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