オサガメとは?世界最大のカメ?口の中がすごい?絶滅危惧種なの? 芸能人

オサガメとは?世界最大のカメ?口の中がすごい?絶滅危惧種なの?

カメの中で最大といわれるオサガメは、現在絶滅危惧種となっています。その大きさは、最大体長3メートル、体重で900キロを超えるものもあります。クラゲを素早く食べるために、口の中は100本以上の尖った歯で埋め尽くされています。そんなオサガメのことを調べました。

オサガメはどんなカメ?

地球上で最大のカメと言われるのが、オサガメです。インド洋・太平洋・大西洋・地中海に生息し、世界各地で目撃されていますが、現在は激減していて絶滅が危惧されているカメです。

オサガメは世界最大のカメ

オサガメは世界最大のウミガメで、泳ぐスピードは時速24kmでウミガメの中で最速のスピードです。また、エサであるクラゲや産卵場所を求めて、世界中の海を泳ぎまわっています。

写真家の来住尚登さんのように、オサガメの魅力に取り付かれ、貴重なオサガメの写真集を出している人もいます。

オサガメの大きさは?

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オサガメの大きさは一般的には2メートル弱で、体重は600キロに及びますが、最大では体長3メートル、体重で900キロを超える個体も見つかっています。

オサガメの画像はある?

オサガメ絶滅危惧種ですが、その画像は多くあります。

オサガメの生息地や生態は?口の中がすごい?

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オサガメの生息地やその生態について調べてみました。また、オサガメの口の中がすごいといわれていますが、どのようにすごいのかを見てみます。

オサガメの生息地は?日本にも来る?

オサガメの繁殖地はインドネシア・コスタリカ・スリナムなど、ウミガメの他の種類と比べると回遊性が大きいため、繁殖地は流動的です。

以前、ギアナで繁殖地だった砂浜が寝食されると、別の砂浜や新しく形成されたスリナムで産卵数が増えた例もあります。

日本では2002年に奄美大島でも産卵例がありましたから、オサガメは日本にも回遊していることが分かります。

オサガメの口の中がやばい!何を食べるの?

オサガメは、口から食道にかけて何100本以上のギザギザの尖った歯が生えています。オサガメはこの太い棘のような歯で、餌となるクラゲを早く食べて消化させることができるそうです。

クラゲは「100gあたり22kcal」と栄養価はあまり高くありません。ですから体重数100kgの大型の個体では、1日の摂取量は約100kg近く必要になります。

そのために素早く大量のクラゲを消化できるように、このような歯が必要になったのだそうです。

オサガメの体の特徴は?硬い甲羅がない?

オサガメは他の種類の亀とは違い、硬質の甲羅を持っていません。皮膚で出来たような甲羅には縦方向に7本の突起があり、触った感触はゴムのような独特の形態のため、簡単に他の種類と区別することができます。

縦方向の突起のラインをキールといい、甲羅だけでなく両側面に1本ずつ、お腹側にも5本入っています。

身体は巨大で、体積に対する身体の表面積の割合が低く、体温保持には有利です。また、骨の内部にある大量の油も、体温を保持するのに役立っているといわれています。

英語では「レザーバックタートル」とも

カメといえば、固い甲羅で守られているイメージがありますが、オサガメは一般的な甲羅ではなく皮膚で覆われているため、英語で「レザーバック・タートル」と呼ばれています。

オサガメはこの弾力のある体で、高い水圧に耐えることができ、水深1,200メールまで潜ることができると考えられます。

オサガメの生態は?潜水時間や遊泳速度がすごい?

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オサガメの体は、表面が滑らかで紡錘形の体型をしていますから、水の抵抗が少なく少ないエネルギーで効率的に泳ぐことができます。

ギネスブックの記録で、1時間に35km以上も水中を移動したことが記されています。

また、潜水能力も高く、水深1000m以上まで潜ることが出来ると考えられ、最長潜水は71分で最大水深1250mというデータもあります。

オサガメの産卵は?繁殖地は?

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オサガメの繁殖地は、インドネシア、スリナム、パプアニューギニアなどが中心ですが、他の種類と比べて回遊距離が長く、最も高緯度までその姿を現しています。

フロリダ半島は新しい繁殖地となっていて、以前はほどんど産卵が確認されていませんでしたが、現在は産卵数が増加してきています。

海で交尾を終えたあと、雌は熱帯地方の砂浜へ戻って巣を作って産卵します。3月から7月頃に、直径5cmから6cmの球状の卵を、75個から100個ほど産みます。

日本では奄美で産卵例あり?

日本では2002年に、奄美大島の嘉徳海岸でも産卵例がありましたが、日本では唯一のオサガメ産卵地です。またオサガメの産卵場所としては最北の地域です。

オサガメは絶滅危惧種だった!原因は?

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現在、オサガメは地球上で絶滅危惧にある動物として、数えられています。何かしらの対策をしなければ、絶滅してしまう可能性の高い状況だといわれています。

その原因にはどんなものがあるのかを調べてみました。

オサガメの寿命は?

オサガメの生態は謎が多く、まだ分かっていないことが多いそうです。寿命に関しても飼育記録もありませんから、はっきりとした年数は分かってはいませんが、推定45年ほどだと考えられています。

ただ、海洋汚染などで命を落とすオサガメも多くいて、ほとんどが寿命まで生き延びることが出来ないのが現実です。

オサガメは絶滅危惧種に指定

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オサガメは、地球上で絶滅の危惧がある動物に指定されています。このまま何も対策を講じないと絶滅してしまう可能性があるといわれています。

オサガメは全体でみると、成体になるまでに生き残れるのは、1000匹に1匹の割合です。産卵を行う雌の個体数は世界全体で2万6000~4万3000匹であると推定されていますが、近年では急激に減少しています。

直接的なオサガメの絶滅の原因は不明ですが、プラスチック製の袋やシートなどをクラゲと間違ってオサガメが食べてしまうことが多いそうです。そのため、消化器官の障害による減少が問題となっています。

オサガメが減っている原因は?

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オサガメの肉はクラゲの毒を含んでいるため食用には適していないといいますが、卵は食用とされたり、インドネシアではオサガメの油がランプに用いられています。

個体数の激減は、主に1980年代の漁業の混獲などが原因といわれています。他には卵の乱獲や観光客による産卵地の環境悪化などに原因があります。

また、日本では江戸時代に平戸周辺の捕鯨業者が灯油用の捕獲されていた時期があったそうです。そうした乱獲が要因で、生息数は激減したといわれています。

オサガメは水族館では見られない?ダイビングでは見れる?

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オサガメの飼育は、かなり難しいといわれています。甲羅やウロコが柔らかいため、水槽にぶつかるだけで死んでしまうこともあるそうです。

その為、日本の水族館では飼育されておらず、見ることが出来ません。ただ、オサガメに出会うためのツアーがあるそうです。海外の海では見られるそうですから、調べてみるのもいいでしょう。

オサガメの水族館での飼育は難しい?日本では名古屋港水族館にいた?

オサガメは、常に四肢を動かして遊泳しています。そのため閉鎖環境での飼育は壁面に頭部が激突してしまい、飼育は難しいとされています。

クラゲを主食にしていることや、常に遊泳する習慣などから、特に水族館での飼育は難しいとされています。

そうした対策を講じた結果、マレーシアや名古屋港水族館では8年間飼育することに成功しています。

オサガメは沖縄で定置網にかかってニュースになった?

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2016年4月25日の朝、沖縄県読谷村の都屋漁港の沖合で、オサガメが大型定置網にかかっているのを発見されました。

オサガメの生息地はもっと南であり、沖縄県内への漂着は珍しいことで、生きたままで定置網にかかったのは、2000年4月依頼の16年ぶりだということです。

都屋漁港の沖合で見つかったオサガメは、甲羅の長さが139.6センチあり、体重が240キロで、大人になる前の雄だったそうです。

オサガメはダイビングで見られる?

オサガメは現在希少な生き物となっていますが、年に数回しかないオサガメの産卵に立ち会えるクルーズがあるようです。

年に数度しかないこのクルーズでは、ソロンを出航してラジャアンパットエリアで1~2日のダイビングを行い、オサガメ産卵上陸ポイントで2日、マノクワリ周辺ポイントでのダイビングといったルートになっています。

運がよければ、ダイビングでオサガメの泳いでいる姿を見ることが切るそうです。

昔にはオサガメより大きなカメがいた?アーケロンとは?

オサガメよりもさらに大きな種類のカメが大昔に存在していました。そのカメはアーケロンと呼ばれ、プロトステガ科という古代のウミガメ類だったそうです。

約7500万年前の中生代白亜紀後期に、現在の北アメリカ大陸に存在していた内海地域のみに生息が確認されていて、オサガメに見られるような長距離の回遊性はなかったようです。

アーケロンの全長は約4m、幅は約5m、体重は約2tもあったといわれています。ですから、オサガメよりも更に大きかったことになります。

アプリ「アビスリウム」にオサガメが登場?

アプリ「アビスリウム」とは、タップで育つ水族館で精神を癒してくれるゲームです。岩をレベルアップさせたり、魚を作り上げて理想の水族館にすることができます。

「アビスリウム」では、隠し魚というものがあって、ある条件を満たすことで開放される魚がいて、「オサガメ」もその隠し魚の中にいるそうです。

そして、オサガメの開放条件は「宝箱を50回オープンする」ことです。落ちている宝箱を適当に開けていくと入手することができます。

日本の絶滅危惧種とは

日本国内にも絶滅危惧種が3690種類もいるそうです。そんな大切にしていかなければならない生き物を何種類か紹介します。

アオウミガメ

アオウミガメは、オサガメと違い日本各地の砂浜でも産卵が確認されています。しかし、海に旅立っていく小亀たちの中で、産卵に戻ってくるアオウミガメは極わずかです。

アオウミガメ類は日本固有種でありませんが、世界的にも乱獲や水質汚染などによって減少しています。

コウノトリ

ヨーロッパでは「赤ちゃんを運んでくる鳥」の言い伝えとして有名ですが、ヨーロッパにいるコウノトリは分類としては「シュバシコウ」といい、日本にいるコウノトリとは近縁種だそうです。

その姿は大きく、翼開長は2m近くあり、確かに赤ちゃんでも運んできそうな迫力がある鳥です。

最近では2018年8月28日に茨城県小美玉市下玉里共栄の蓮田で防虫ネットに絡まっているコウノトリを捕獲しましたが、2日後に死亡しています。

二ホンイシガメ

ニホンイシガメは日本の固有種として有名で、子亀は大人に比べ黄色味が強く、その色具合や形からゼニガメとも呼ばれています。

現在は水質や生活環境の悪化、外来生物の増加などによって、数が激減していてなかなか見られない種類の亀となっています。

日本にも出現していたオサガメ

地球上で最大のカメといわれているオサガメは、最大で体長3メートル、体重で900キロを超えるものもあります。泳ぐスピードは時速24kmでウミガメの中で最速のスピードを誇ります。

オサガメは現在絶滅危惧種となっていますが、日本では沖縄県で大型定置網にかかっているのを発見されていますし、奄美大島では2002年に産卵を確認されています。

オサガメはクラゲを大量に素早く食べるために、口の中は食道まで100本以上の尖った歯で覆われています。オサガメは一般的なカメのような固い甲羅ではなく、柔らかいゴムのような甲羅のカメです。

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