ペトロナスタワーの傾きがすごい?原因は日本と韓国の競争?! おもしろ

ペトロナスタワーの傾きがすごい?原因は日本と韓国の競争?!

マレーシアのペトロナスタワーは日本と韓国の会社が競争しながら建設したツインタワーで、建設途中での傾きが判明しました。そのため傾きやテナント数についてうわさがあります。このうわさがデマかどうかや、ペトロナスタワーの展望台チケットの予約などについてまとめました。

目次

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ペトロナスツインタワーが危ない?傾いている?

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マレーシアのペトロナスツインタワーとはどんな建物なのでしょうか。そしてなぜ傾いていると言われているのでしょうか。

マレーシアのペトロナスツインタワーとは?

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マレーシアの都市クアラルンプールに建設されたペトロナスツインタワーは、1998年に完成した高さ452mの超高層建築物です。別名ペトロナスタワーズ・ペトロナスタワーとも呼ばれています。

マレー語ではMenara Berkembar Petronasと表記されます。この建築物は20世紀における超高層ビルとしては最も高い、88階建てで、尖塔を含めた高さは452mです。

この塔はイスラム様式であり、マレーシアのモスクに近似している特徴的な尖塔を有しています。建設当時は超高層ビルとしての高さは世界一でした。2018年の時点ではツインタワーとしてならば世界一の高さです。

ペトロナスタワーの建設は日本と韓国が競争

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ペトロナスツインタワーの建設は日本と韓国の会社が一棟ずつ、どちらの会社が早く完成させることができるかを競い合いながら行いました。

右側のタワー1を作った会社は日本の「ハザマ」、左側のタワー2を作った会社は韓国の「サムスン物産」です。

お互いの会社が建設のスピードを競い合いながら、建設を行った結果、当時としては世界一の高さを誇った超高層ビルが、29ヶ月という、わずか2年とちょっとで完成したのです。

ペトロナスタワーが傾いていた?

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ペトロナスツインタワーが短期間の内に建設されたのは良いのですが、この建設途中では、重大な問題が発生しました。

韓国のサムスン物産が日本のハザマの建設速度を追い抜こうとして、ものすごい速度で建設を進めた結果、41階まで建てた時点で、ペトロナスツインタワーが傾いてしまっていることが判明しました。

建設途中で傾きが判明し現在は修正済

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その当時、韓国のサムスン物産には、その傾きを直すための経験や技術がありませんでした。そのため苦肉の策として、なんと競争相手である日本のハザマに対して相談を持ちかけました。

ハザマは、担当していたタワー1からブリッジを渡すことで、傾いたタワー2を支えてあげることを提案しました。その結果、このペトロナスツインタワーは無事に完成したのです。

余談ですが、ハザマの方でも建設途中において、タワー1が25㎜傾いてしまっていたことが判明しました。ただし、こちらは早期の段階で発見できたために、修正することができたようです。

日本と韓国の勝負の結果は?

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タワー2を作った韓国のサムスン物産は、タワー1を作った日本のハザマより工事を始めるのが35日遅くなりました。

1階分作り上げるのに安全性を考慮すると一週間が必要とされます。しかし、サムスン物産はセルフ・クライミング・フォーム工法を用いて4.5日で1階分を作り上げたそうです。

また、その他にも多くの新技術を導入しながら建設を行いました。 結果、日本より一週間早く、尖塔部分の工事が終わりました。 同様に、日本より2時間16分早く、最後のコンクリート作業も仕上げられたそうです。

ペトロナスタワーは現在でも傾いている?

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建設途中で両方のタワーが傾いてしまったペトロナスツインタワーは現在でも傾いているのでしょうか。また傾いているためテナントが入らないというのは本当なのでしょうか。

タワー2は現在でも傾いていてテナントが入らない?

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安く、かつ早く最高層ビルを建設しようと考えた、マレーシアの総理であるマハティール・ビン・モハマドさんにより、ペトロナスツインタワーは、日本と韓国の会社の協力によって建設されました。

そして前の項目で見て頂いたように建設中に傾いてしまったエピソードもあります。このような事情からか、以下の様な真偽不明のうわさがあります。

  • 左側のタワー2の方は現在でも傾いてしまっているために、テナントがなかなか入らない。
  • そのため、テナント数は左側のタワー2より、右側のタワー1の方が圧倒的に多い。
  • 左側のタワー2の方はテナントが少ないため、夜になるとビル全体が暗い。

テナントの噂はデマ?テナント募集が行われていなかった

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ペトロナスツインタワー全体において、テナント募集を行っているのはタワー1のみとのことです。タワー2の方は主としてペトロナスグループが入居しています。

このことを踏まえて考えるとタワー2に入居しているテナント数が少ないのは当然のことです。

つまり、タワー1の方がテナント数が多いのは事実ですが、「タワー2の方が傾いてしまっているために、テナントがなかなか入らない」というのはデマのようです。

デマか本当か?傾きを検証!その結果は?

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2002年2月2日の報知新聞によりますと以下の様に書かれています。これにより完成後に実際傾いている事が判明しました。

現在、高層ビルとしては世界一の高さを誇りマレーシアの象徴とも言われて
いる同国石油会社所有のペトロナスタワーが完成当初より約0.8cm傾いていることが国立マレーシア大学建築研究チームの調べで一日わかった。ペトロナスタワーは二棟で構成されているツインビルだが、その施工には日本と韓国の建設会社が片方ずつ携わっており今回傾いていると指摘されたのは、どうやら韓国側らしい。同研究チームの責任者の話によると0.8cm傾いているからといってこのまま進むと倒れるということはないが、最大で4.5cmまで傾くのではないかと予想している。韓国側施工棟は完成当初からテナントの入居が 少なく今回の調査の判明により更に拍車がかかるとみている。

(引用:報知新聞 2002年2月2日 夕刊 二面)

ペトロナスタワー建設にまつわる韓国の悪い噂

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ここではペトロナスツインタワーの建設にまつわる韓国の悪い噂についてまとめてみました。

元々は2塔とも日本が受注していた?!

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もともとペトロナスツインタワーは、日本のハザマ建設に受注されていた物件でした。ですが、韓国の業者がライバル心を燃やして、強引なやり方で割り込んできてしまいました。

そのため、 最終的に、「一つのツインタワービルであるのに日韓の業者で一塔ずつ受け持つ」 という奇妙な形で受注することになったといううわさもあります。

傾きに対する韓国の反応は?メディアがデマの報道?!

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韓国のサイトDispatchにおいて、ペトロナスツインタワーの傾いているタワーは日本側だという記事が公開されていました。

韓国側の反応としては傾きは日本側にあると考えているようです。該当の記事は以下の通りです。

 《 今は違いますが過去、最も高いビルのタイトルを保有していた建物があります。マレーシアのランドマーク、ペトロナス・ツインタワーです。この建物にはおもしろいエピソードがあります。

(略) 普通、安全性を考慮すれば1階上げるのに一週間が必要とされますが、サムスンはセルフ・クライミング・フォーム工法で4.5日に一層を上げたそうです。その他にも多様な新技術を導入して建設しました。しかし、1995年、韓国で三豊デパートが崩壊してマレーシアメディアはこれを強く非難し、マレーシア、英国監督官が工事現場を24時間撮影したそうです。しかし、本来、日本側が作ったタワーが25ミリ傾いて支障が発生したそうです。25ミリでもブリッジ建設位置では大きな誤差です。  》

(引用:軍事・ミリタリー速報)

韓国は日本の技術をパクっていた?!

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他にも韓国の業者のサムスン物産は建築過程においても、以下の様な悪いうわさがあるようです。

  • 「共同工事だから良いだろう」という意図で、日本側の作り上げた設計図を勝手に持ち出した。
  •  持ち出した設計図をコピーして盗用した。
  • 日本側が作業する様子を逐一双眼鏡で覗き続けた。

ペトロナスタワーの見どころ!予約の方法は?

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ここではペトロナスツインタワーの見どころや予約の方法についてまとめてみました。

圧倒的な高さと近未来的な外観

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前の項目でも紹介しましたが、ペトロナスツインタワーは20世紀中に建設されたビルの中では最も高いビルで、88階建てで高さ452mにもなります。

残念なことに、2003年に「世界一高いビル」の座は、台湾の台北101に奪われてしまいましたが、ツインタワーとしては、2018年時点においても世界一の高さを誇っています。

展望台は有料で開放中

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ペトロナスツインタワーは主に、オフィスビルとして利用されています。しかし、86階の展望フロアと両方のタワーを結んでいるスカイブリッジは有料で開放されていて、観光客であっても中に入ることが可能です。

ただし入場チケットが、ものすごく人気のため、すぐに完売してしまいます。そのため、どうしても入ってみたい方は、ネットであらかじめ予約をしてからの方が良いようです。

展望台チケット予約の方法

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展望台へのチケットは、ペトロナスツインタワー内のチケットカウンターで当日に購入することも可能です。しかし、この方法は、朝から長時間並ぶ必要があります。そのため、オンライン予約の方がおススメです。

下記にチケットのオンラインでの予約方法をまとめました。

  1. 希望の日付を選択します。
  2. 希望の時間を選択します。
  3. 希望の人数を選択します。
  4. メンバー登録をします。
  5. 支払はクレジットカードのみになります。(現地で名前の確認があります)
  6. 当日にペトロナスツインタワー内のチケットカウンターにおいて、チケットを発行してもらえます。

ペトロナスタワーの夜のライトアップ

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ペトロナスツインタワーは昼だけでなく夜の姿もとても美しく、クアラルンプール中でも屈指の夜景スポットです。

そのシルエットは独創的であり、ライトアップされることで、光の層を何層も積み重ねたようなデザインが斬新で近未来を感じさせてくれます。

二つのタワーを繋いでいるスカイブリッジは、地上から170mの高さにあります。ここは一般にも開放されているため、大都会であるクアラルンプールの壮大な街並みが一望できます。

KLCC公園の噴水ショー

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KLCC公園はペトロナスツインタワーに隣接している公園で、ツインタワーを見上げるのに絶好のスポットとなっています。

そして公園の中の池では、カラフルな光の噴水ショーが毎日12時~14時と18時~23時の間に行われています。

買い物ができるショッピングモール

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ペトロナスツインタワー内の低層階には、巨大なショッピングモールがあります。庶民的なフードコートから高級ブランド店まで揃っているので、食事や買い物を楽しめます。

また、紀伊国屋書店も入っており、日本語の書籍の購入も可能です。ガイドブックも充実しています。

近くのホテルからタワーの夜景を楽しむ

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ルネッサンス クアラルンプール ホテルはペトロナスツインタワーをほぼ真正面に見る事が出来るので夜景を楽しめます。最寄駅はBukit Nanas駅とDang Wangi駅で市内どこに行くにも便利です。

傾いているので有名なピサの斜塔

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ペトロナスツインタワーと同様に傾いていることで有名な建物にピサの斜塔があります。ピサの斜塔は高さは地上55.86mで階段は296段あります。

地盤沈下で5.5度傾いていましたが現在は約3.99度の傾きに是正されていて、4cm垂直に近づきました。2008年5月28日に、少なくとも後300年は倒れる危険はないと言われています。

ペトロナスツインタワーが29ヶ月で完成したのに対し、ピサの斜塔は傾きが止まらなかったため工期間隔が非常に開いてしまい、着工から完成まで200年かかっています。

世界一高いツインタワー

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ペトロナスツインタワーは20世紀に限っては最も高いビルで、ツインタワーとしては、2018年の時点においても世界一の高さを誇っています。

それだけに留まらず日韓が競争しながら作り上げたり、実は傾いていると言われていたりと面白いエピソードもあります。

低階層ではショッピングができたり、近くの公園で噴水ショーが開催されたりと観光にもうってつけです。外観も近未来的で眺めているだけでも迫力があります。クアラルンプールに訪れた際はぜひ立ち寄ってみて下さい。

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