エメラルドタブレットとは世界最高の知識?内容な現存はしている?

エメラルドタブレットとはヘルメスが記した書とされており、かつてピラミッドで発見されたと言われています。エメラルドタブレットの全文の内容について意味が理解できると錬金術をマスターできるとか。今回はエメラルドタブレットについてご紹介したいと思います。

超古代文明の遺物と言われるエメラルドタブレットとは

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みなさまエメラルドタブレットというものを知っていますか?どこかのブランドが数量限定で作成したエメラルド性のタブレットのことでしょうか?

いいえ違います。実はエメラルドタブレットとは超古代文明の遺産であり、世界最高の知識が書かれたものなのかもしれないのです。

世界最高の知識?エメラルドタブレットとはどういう意味?

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エメラルドタブレットとは、6世紀前後に発見されたとされる碑文です。このエメラルドタブレットには世界最高の叡智が記されているそうです。

しかし、エメラルドタブレットの翻訳版は世間に出回っていますが、未だその謎を完全に解読できた人はいません。まさに古代の神秘です。

エメラルドタブレットが発見された経緯について

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アレクサンダー王がとある洞窟で発見されたものであると言われています。また、ギザの大ピラミッドの中にあるヘルメス・トリスメギストスの墓で発見されたという説もあります。

当時エメラルドタブレットは12枚発見され、少なくとも12世紀頃にはエメラルドタブレットがアラビア語からラテン語に翻訳され、中世ヨーロッパに持ち出されたそうです。

エメラルドタブレットの内容は?

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世界最高の叡智が記されているといわれているエメラルドタブレットですが、実際にはどのようなことが書かれていたのでしょうか?

ここではエメラルドタブレットに書かれている内容についてご紹介したいと思います。

錬金術に関することが書かれていた?

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どうやらエメラルドタブレットには錬金術について書かれているようであり、もしエメラルドタブレットに書かれていることを全て理解することができれば、どんな金属も金に変えることができるそうです。

また、賢者の石や不老不死についても書かれているそうです。もしこれが本当なのであれば、世界最高の叡智という表現もうなずけます。

錬金術にまつわる有名な一文は「As above so below」

エメラルドタブレットに書かれているもので錬金術にまつわる有名な地分として「As above so below」というものがあります。これはどういう意味なのでしょうか?

日本語では「下のものは上のもののごとく、上のものは下のもののごとし」ということだそうです。日本語にしたはいいが、何を言っているのかさっぱりですね。

これは大宇宙と小宇宙の相違点や類似点を示した言葉らしいのですが、錬金術を知らない凡人には何のこっちゃという感じですね。きっとこれが理解できれば錬金術をマスターできるのでしょう。

現時点で明らかになっている内容の全文

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現時点で明らかになっているエメラルドタブレットの内容は以下の通りです。正直一般人には何が何やらさっぱりですので理解できなくても落ち込まないでください。

というよりこれまで理解できる人が現れなかった教えなのですから。

これは真実であり、確実にして、この上なく真正なことである。唯一なるものの奇蹟を成し遂げるにあたっては、下にあるものは上にあるもののごとく、上にあるものは下にあるもののごとし。

万物はある一の者の瞑想によって生まれ、万物はこの唯一なる者から適応によって創造される。一の物の父は太陽であり、月がその母である。風はそれを己の胎内に運び、地球が育む。

全てのテレームの父がここにいる。その力が大地に向けられる時、全て失われる事無く完全なものとなる。地球を火から分離させ、粗雑なるものから精妙なるものを、ゆっくり分離せよ。

地上から空へと昇り、ふたたび地上へと下って、上なるものと下なるものの力を授ける。こうして汝は全世界の栄光を手に入れ、すべての疑問は汝にとって無縁となる。

私が太陽の仕事と呼んだものは、魂の循環の物語である。これはあらゆる力の中でも最強の力で堅実なものである。それはあらゆる精妙なものに浸透し打ち負かす。世界はそのように創造された。

素晴らしく驚くべき適応はこのようにして起こる。これが普遍哲学の3つを持つエルメス・トリスメギストゥスと呼ばれた理由である。

(引用:エメラルドタブレット)

エメラルドタブレットの翻訳はニュートンも行っていた!

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実はこのエメラルドタブレット、かの有名なアイザック・ニュートンも英訳を行っていたそうです。ニュートンの錬金術文書の中から発見されました。

この翻訳された文書について、現在はケンブリッジ大学キングズ・カレッジ図書館に所蔵されています。

もはや都市伝説や雑学に!賢者の石や不老不死についても触れていた?

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先ほども少し触れましたが、エメラルドタブレットは単純な錬金術だけではなく、賢者の石や不老不死についても触れられています。

ここまでくるともはや都市伝説のレベルですね。こうしたことからもあまりに現実離れしているということで、眉唾物として見られることが多いです。

実在が確認されていないため正確な全文は不明

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これだけ様々な情報が提供されているエメラルドタブレットですが、実は実在したものなのか分かっていません。というのも、現物が確認されていないためです。

現存しているのはエメラルドタブレットに記されていたという内容とそれの翻訳版のみです。

全文のほとんどがギリシャ語!エジプトと関係がある?

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今では翻訳版が登場していますが、元ネタの全文はほとんどギリシャ語です。ということで、エメラルドタブレットはエジプトと関係あるのではないかと言われています。

こうした背景から「ギザの大ピラミッドの中にあるヘルメス・トリスメギストスの墓で発見された」という説がささやかれるようになったのかもしれませんね。

エメラルドタブレットは現存している?目撃例は?

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都市伝説に近い域まで達しているエメラルドタブレットですが、現存するものなのでしょうか?ここではエメラルドタブレットの発見・目撃例についてご紹介します。

現在実物のエメラルドタブレットは現存していない

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まず、現在本物のエメラルドタブレットは存在していません。レプリカなどは存在するのかもしれませんが、本物であると立証された現物はありません。

エジプトのギザの大ピラミッドでヘルメスのミイラが握っていた?

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ギザの大ピラミッドでヘルメス・トリスメギストスの墓から発見されたという説がありますが、この説では、見つけた時ヘルメスのミイラがエメラルドタブレットをしっかりと握っていたそうです。

見つけた人はアレクサンダー王という説、アブラハムの妻であるサラという説など様々あります。信ぴょう性には疑問が残りますね。

1828年エジプトのテーベでエメラルドタブレットの写しの断片を発見!

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1828年に、エジプトのテーベで発掘された呪術師のミイラと共に、エメラルド・タブレットの最古の写しの断片が発見されているそうです。やはりエジプトがらみなんですね。

メキシコで12枚のエメラルドタブレットが発見される

近代でもエメラルドタブレットの発見報告はあります。1925年にアメリカ人のモーリス・ドーリルという人がメキシコのユカタン半島にあるピラミッドで12枚の「エメラルド・タブレット」を発見したそうです。

彼はエメラルドタブレットを翻訳し、写し取った後にピラミッドへ返したとされています。しかし証拠はなく根拠が彼の証言のみであり、かつ元の都市伝説と発見した枚数が同じ。

1900年代ならもう少し証拠を残す方法などがあったと思われます。にも関わらず一切の証拠がないことから、多くの専門家から疑問視されている報告でもあります。

パラケルススの父の診療所にもあった?

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1500年ごろにはスイスの意志であるパラケルススという人が「子供の頃父親の診療所にエメラルドタブレットが飾ってあったよ」と証言しています。

後に彼は「不老不死の霊薬」所謂賢者の石ですね、これを作り出すべきだと主張して様々な秘薬や医療に関する本を出しています。また、彼は集団心理を発見した偉人としても知られています。

謎多きエメラルドタブレットは誰が作ったものなのか

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謎が謎を呼ぶ伝説の知識の書エメラルドタブレット。ではその所を作ったのは一体誰なのでしょうか?ここでは、エメラルドタブレットの生みの親とされるヘルメス・トリスメギストスについて紹介します。

伝説のエメラルドタブレットを造ったのはヘルメス・トリスメギストス?

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エメラルドタブレットを作ったのはヘルメス・トリスメギストスであると言われています。直訳すると「三倍に等しいほど偉いヘルメス」

とりあえず当時の人たちにとってすごい人だったということは良く伝わりますね。

三度の転生を繰り返したと言われるヘルメスは実在したのか?

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ヘルメスは三度の転生を繰り返し、実に3万6525冊もの本を書いたそうです。1日1冊書いたとしても100年かかるので、まあ3回くらい転生しないと達成できそうにないですね。

三度の転生辺りで都市伝説の可能性がかなり高くなっていますが、エメラルドタブレットを理解できているヘルメスからしてみればその考えこそ「何言ってるんだお前ら」ということなのかもしれません。

ヘルメスの書は錬金術師たちに大きな影響を与えた

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ヘルメスが書いた膨大な書物は、紀元後2世紀のアレクサンドリアの学者クレメンスによって42冊の本にまとめられたとされています。これを一般に「ヘルメス文書」と総称されています。

実はヘルメス文書およびヘルメス思想は様々な影響を与えていますコペルニクスの地動説や、セルベトゥスの血液の肺循環説、ライプニッツの微分積分、ケプラーの楕円軌道説などが挙げられます。

さらに、ヘルメス思想はルネサンスや近代科学などを生み出すという原動力となり、実験科学や化学、天文学などの基礎となりました。ヘルメス思想なければ歴史は大きく変わっていたかもしれません。

ヘルメスとトートは同一人物?

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このヘルメスという人物はギリシャ神話に登場するヘルメス神と同一人物である、という説があります。

また、エジプト神話に登場するトートという神様と合わさって生まれたキャラクターがヘルメス・トリスメギストスであるともいわれています。

ヘルメス・トリスメギストスが実在していたのかは分かりませんが、実在したのなら神のような存在として崇められていたということなのでしょうか。

嘘?都市伝説?エメラルドタブレットとは一体何なのか

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ここではエメラルドタブレットに関するあれこれをご紹介したいと思います。都市伝説みたいな話も多いですが、そこはロマンあふれる話として見てもらえればと思います。

トートとの関係は?古代アトランティスの遺産か?

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前述のメキシコ・ユカタン半島で発見されたというエメラルドタブレットは、なんと古代アトランティスのトートという人物が描いたものであるとされています。

先ほどヘルメスとトートの関係をご紹介しましたが、ものの見事に名前が使われていますね。しかも失われた超古代文明都市アトランティスときては当時信ぴょう性が薄い!と言われたのも納得です。

しかし、嘘だという確証がないのであれば信じてみるのがロマンです。もしかしたら本当にあったのかもしれませんよ。

大ピラミッドを建設した目的はエメラルドタブレットを守るため?

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14世紀の有名な歴史家にして旅行家のイブン・バトゥータは彼が記した「旅行記」の中でこのようなことを書いています。

「エノクが大ピラミッドを建てた目的とは、大洪水から貴重な宝物と『知識の書』を守るためだった…」エノクというのは最初のヘルメスとされている人です。

この「知識の書」がエメラルドタブレットを指しているのではないか、と言われています。

エメラルドタブレットは存在しなかった?

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元も子もない話ですが、現存したエメラルドタブレットタブレットがない以上、この説を否定することは誰にもできないでしょう。ただ、ロマンがない話なのでやめましょう。

嘘が現実か…現在もなお謎に包まれたまま

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その存在すら確認されていないエメラルドタブレット。都市伝説なのかそれとも実在したのか、今なお謎に包まれています。

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