破壊衝動とは?原因や抑える方法は?うつとの関係性や診断方法 恋愛・心理

破壊衝動とは?原因や抑える方法は?うつとの関係性や診断方法

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それでも抑えられない場合は病院でカウンセリングを受けてみる

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破壊衝動を自分でコントロールするのが難しいと感じた場合には、カウンセリングを受けてみるのも大切な選択肢です。破壊衝動は他人や自分を傷つけることがありますので、抑えられないと非常に危険です。

自分や周囲の人だけでは対応できなければ、破壊衝動の原因や対処方法について専門家と一緒に考えてみることが必要です。

スポーツに打ち込んでみる

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破壊衝動を発散させる方法として、スポーツに打ち込んでみるのも良い方法です。怒りを感じてもスポーツで発散させることができれば、大きな破壊衝動が起こらずに済みます。

怒りのエネルギーを運動のエネルギーとして放出することは、とても健全な発散方法だと言えます。

サンドバッグを叩く

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サンドバッグを叩く行為は、物を破壊したい欲求を満たしやすいと考えられます。自宅やジムにサンドバッグがあれば、サンドバッグを思い切り叩いて破壊衝動を発散させてみると良いかもしれません。

お風呂など水の中で大声を上げてストレスを発散させる

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大声を上げてストレスの発散ができれば、破壊衝動も起こりにくくなります。水の中であれば大声を上げてもトラブルになりにくいので、試してみても良いでしょう。

また、一人でカラオケに行って思い切り大きな声を出すのも良いかもしれません。

破壊衝動は病気?精神病やうつとの関係は?

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破壊衝動は誰でも経験することですが、精神病や躁うつ、発達障害などが関係している場合もあります。破壊衝動の他に気になる症状がある場合には、病気が隠れていることもあるので注意が必要です。

ボーダーラインの症状に破壊衝動があると言われている

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ボーダーラインとは、境界性パーソナリティ障害のことです。これは、自己のイメージが非常に不安定で、感情や思考の制御が難しくなることが特徴の障害です。対人関係のトラブルを引き起こすことも多いです。

ボーダーラインの特徴としての一つとして、破壊衝動が挙げられます。物を壊すだけではなく、自傷行為や自殺企図など自分を破壊する行動に出てしまうことも少なくありません。

ボーダーラインでは、他人から見捨てられてしまう不安がとても強く、行動に影響します。破壊衝動に加えて、強い不安感があったり感情が制御できなかったりする場合には、専門家への相談が必要です。

適応障害の症例としても挙げられている

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適応障害とは、環境に適応できなくなることから様々な症状を引き起こす障害です。過度なストレスにより、環境に順応できなくなることが原因とされています。

適応障害の症状には、気分の落ち込み、不安・焦燥感、意欲低下、疲れやすい、食欲低下などが挙げられます。また、イライラしたり破壊衝動が起こることもあります。自傷行為や自殺企図に発展することもあります。

適応障害は環境の変化から引き起こされます。環境が大きく変わったタイミングで、破壊衝動が強くなるようなことがあれば、適応障害の可能性も考えられます。

統合失調症の場合被害妄想から暴走することもある

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統合失調症では様々な精神症状が現れますが、特徴的なのは妄想と幻覚(主に幻聴)です。妄想には被害妄想、誇大妄想、微小妄想などいくつかの種類がありますが、被害妄想は破壊衝動に発展することがあります。

被害妄想では、自分に被害や危害が及ぼされていると確信します。そのため、周りの人間を敵だと思い込んでしまいます。

自分の身に危険が迫っているように感じているので、身を守るために破壊衝動が起こることとなります。また、幻聴によってそそのかされて、破壊的な行動に出てしまう場合もあります。

双極性障害(躁うつ病)の症状としても挙げられる

双極性障害は躁うつ病とも言われ、うつ病の症状と、反対の躁病の症状が交互に現れる疾患です。破壊衝動が起こりやすいのは、躁病の症状が出ている時です。

躁状態では、気分が異常に高揚したり、眠らずに活動するようになったりします。性的に奔放になったり散財してしまうこともあります。また、怒りやすくなるのも躁状態の特徴です。

躁状態が進むと興奮が高まり、頻繁に怒りの感情が現れるようになり、破壊衝動につながります。破壊衝動の他に、異常に興奮しやすくかったり活発になっているようだと、躁病や躁うつ病の可能性も考えられます。

感情をコントロールできない場合は発達障害の可能性もある

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感情のコントロールは難しい場合、発達障害の可能性も考えられます。発達障害がある場合には、感情が十分に育っていなかったり、ストレスへの耐性が低く感情を抱えきれないことがあります。

外からの刺激に対して過敏なこともあり、イライラしたり起こりやすくなる原因となる場合もあります。感情や行動のコントロール全般に問題があるときには、発達障害の可能性も考えられます。

子供の破壊衝動にはどう向かい合っていくべきか

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小さな子供は物を投げたり壊したりすることがあり、大人が対応に困ることも少なくありません。しかし、子供が物を破壊するには理由があり、成長のために大切な行動でもあります。

ただし、注意が必要な破壊衝動もありますので、気をつけて観察して適切に専門家に相談することが必要です。

子供にとって物を壊すとは?

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子供が物を壊すのには理由があります。小さな子供は手にとったものを投げたり壊したりしますので、困ってしまう大人も多いかもしれません。

小さな子供が物を壊すのは、物を投げたらどうなるか、壊れるものなのか、壊れるとどうなるのか、ということを調べていると考えられています。この調べる行動は子供の成長にとって大切なことでもあるのです。

物を壊すことで知的好奇心へとつながっていくこともある

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物を壊すとどうなるか調べていくうちに、中身はどうなっているのか、どのような仕組みで動いていたのか、といったことに興味を持っていきます。おもちゃや時計などを分解してみることもあるかもしれません。

このように、子供は物を壊してみることから知的好奇心を刺激され成長していきます。子供にとって物を壊すことは大切な意味を持っています。

あまりにもひどい場合は行為障害の可能性もある

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子供が物を壊すのは珍しいことではありませんが、あまりにもひどい場合には行為障害であることがあるので注意が必要です。行為障害にはいくつかの種類があり、他人や動物への攻撃性、物の破壊が含まれています。

行為障害は成長とともに収まる場合もありますが、続く場合には非行や犯罪に繋がることもあり対応が必要です。あまりにひどく物を壊したり攻撃性が見られるときには、専門家に相談が必要です。

破壊衝動も抑えられる?ストレス発散させたい人へのおすすめグッズ

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破壊衝動を抑えるためには、原因となるストレスを発散させて溜め込まないことが大切です。スポーツなどで発散させる方法もありますが、グッズを使えば手軽にストレスを発散させることができるようになります。

防音マスク

大きな声を出してストレスを発散させたくなった時に役立つのが、防音マスクです。これを使えば、周りに迷惑をかけることなく大きな声を出すことができます。

「ベルトボックス(BELTBOX)」は音を吸収するので、大きな声がささやき程度の音量に変わります。周りを気にせず思い切り大声を出して日頃からストレスを発散させておけば、破壊衝動も抑えやすくなります。

カオマル

カオマルは握ることでストレスが発散できるグッズです。実際に握ってみると独特な握り心地が病みつきになってしまう人も多いようです。握ると人の顔が歪んでいくのも面白いグッズです。

強く握っても壊れにくいので、破壊衝動が起きた時にも役立ちます。

グレープボール

グレープボールもカオマルと同様に握ってストレスを発散できるグッズです。独特のスクイーズ素材と、握るとグレープのように変形するのが楽しいグッズです。

握って変形させたり、叩いたりして日々のストレス発散のために使うことができます。

叫びの壷

叫びの壷は、壺の中に自分の気持ちを叫ぶことでストレスを発散させるグッズです。消音機能がついているので、思い切り叫んでも普通の声程度の大きさに軽減してくれます。

大きな声を出すこと自体がストレスの発散になりますし、怒りや不満を壺にぶつけても良いでしょう。

パルスエッグ

パルスエッグは手で握ることで緊張をほぐしたり集中力を高めたりしてくれるグッズで、手のひらに一定の周波数の電気刺激を与えるものです。

リラックスモードではゆっくりとした刺激で緊張をやわらげてくれ、アクティブモードでは速い刺激で集中力を高めてくれます。

リラックスモードを使えば緊張をほぐしてリラックスして安眠できるようになるので、ストレスの軽減に役立ちます。

目が飛び出るパンダ

目が飛び出るパンダは、パンダを握ると目が飛び出るユニークなグッズです。柔らかい素材でできていて、パンダをぎゅっと握ることでストレスを発散することができます。

思わず笑いたくなるような目の飛び出たパンダの顔は、見るだけでもストレスが軽減されるかもしれません。

破壊衝動に駆られてキャベツを刻んだ人は結婚できる?!

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ネット上には「破壊衝動に駆られたらキャベツを刻め」という格言のような言葉が存在しています。

これは、情緒が不安定で破壊衝動に駆られた時にキャベツを刻んでいた女性が、切ったキャベツを使うことで料理上手になって結婚することができたというエピソードから広まったものです。

この女性は、破壊衝動を上手くコントロールできるようになったことで、気持ちが安定して幸せをつかむことができたのでしょう。破壊衝動を上手く処理する方法を見つけることは幸せの第一歩かもしれません。

好きなのに破壊したくなる?恋愛における破壊衝動とは?幸せ恐怖症?

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恋愛の中にも破壊衝動が現れることがあります。大好きで大切な相手なのに破壊したくなってしまう人もいます。また、幸せなはずなのに関係を壊してしまいたくなる人もいます。

どちらも破壊衝動に身をまかせれば、不幸な結果となってしまいます。破壊衝動の原因と向き合って解消していくことが必要になります。

好きな相手にも破壊衝動は起こる

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好きな相手や気になる人をいじめてみたくなることは、特に男性で多いようです。これは子供の頃にはよくあることかもしれませんが、大人になっても付き合っている女性に対して破壊衝動を感じてしまう人がいます。

好きな相手に破壊衝動を感じた場合、相手の気持ちや身体を破壊する行動をとることがあります。ひどいことに見えますが、これも本人にとっては愛情表現の一つだったりします。

しかし、このような破壊的な愛情表現が受け入れられることはまれで、相手を傷つければDVにも発展しかねません。正しい愛情の与え方と受け取り方を学んで、衝動をコントロールできるようにしていくことが必要です。

幸せだと壊したくなる幸せ恐怖症とは

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好きな相手との交際が順調で幸せなはずなのに、なぜか素直に喜ぶことができない場合があります。この心理は多くの人が経験しますが、これがとても強く相手との関係を破壊したい衝動に駆られる人もいます。

これは「幸せ恐怖症」と呼ばれています。原因は人それぞれですが、過去の経験から幸せ=不幸の前兆と思い込んでしまうことが共通しているようです。そのため、幸せへの恐怖心が強くなっているとされています。

幸せへの恐怖心から、自分の身を守るための防衛本能が働き破壊衝動が起こると考えられます。その結果、相手を傷つけ関係を壊してしまい、いつまでも幸せにたどり着けない不幸のスパイラルに陥ってしまいます。

幸せ恐怖症から抜け出すには

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幸せ恐怖症は、過去の経験から幸せになることに恐怖を感じてしまうことが多いです。幸せを感じると、その時に関連して起こった不幸なことを思い出してしまい、また不幸が起こるのだと感じてしまうのです。

そのため、幸せ恐怖症から抜け出すには新しい経験を重ねることが必要です。まずは自分で自分を受け入れて、受け入れてもらえる感覚を身につけるのも良いかもしれません。

そして、適切に相手に愛情を与える、与えられる経験を通して、幸せ=不幸の前兆といった思い込みを修正していけば、幸せを破壊したくなる衝動も抑えられていくはずです。

破壊衝動は上手くコントロールして付き合っていくことが大切

物を壊したくなったり暴れたくなってしまう破壊衝動は、誰もが経験する心理状態です。しかし、衝動にまかせて破壊行為をしてしまえば多くの問題を生んでしまいます。

破壊衝動の大きな原因は「怒り」の感情です。怒りを溜め込まないことや、怒りの原因になるストレスを上手に発散することが、破壊衝動をコンロトールするためのコツだと言えます。

また、破壊衝動には病気が関係していることもありますので、自分ひとりで抱え込まずに専門家に相談することが必要です。自分の心理傾向を知って、破壊衝動と上手く付き合っていけるようにすることが大切です。

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