破壊衝動とは?原因や抑える方法は?うつとの関係性や診断方法 恋愛・心理

破壊衝動とは?原因や抑える方法は?うつとの関係性や診断方法

破壊衝動は、物を壊したり暴れたりしたくなる心理状態です。原因は怒りの感情だと言われますが、躁うつ病などの病気が隠れている場合もあります。破壊衝動を抑える方法は様々ありますが、ストレス解消グッズを使うなどして上手く発散できるようにすることが大切です。

目次

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抑えられない?!破壊衝動とは

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破壊衝動とは、物を壊したり暴れたりしたくなる衝動です。誰にでも起こることがある衝動ですが、通常は抑えられているものです。しかし、理性で抑えられなくなると問題として現れることとなってしまいます。

破壊衝動とはどういう意味

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破壊衝動とは、人が物を破壊したり暴れるといった欲求に駆られる心の状態です。様々な事柄が原因となって、発作的に沸き起こります。

誰もがこういった衝動に駆られることはありますが、通常はそれを抑えられています。稀に抑えられなくなってしまうと問題行動につながってしまいます。

破壊衝動は仏教では「無有愛」という?

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破壊衝動は、仏教の言葉で「無有愛」と表現できます。これは、壊してしまいたい、死んでしまいたいといった煩悩の一種で、自殺や自己消滅などを試みることも含まれています。

破壊衝動を煩悩の一種だと考えれば、理性や知識で制御できると捉えることができます。

あなたは大丈夫?破壊衝動の診断方法

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物を破壊してしまいたくなったり暴れたくなったりする破壊衝動は、誰にでも起こることです。しかし、破壊衝動が高い傾向があると、ストレスが溜まった時などに衝動を抑えきれずに危険な場合があります。

そのため、自分に破壊衝動が高い傾向にあるかどうかを知っておくことは大切です。そのためには、いくつかの診断ポイントがあります。

誰かを妬む・うらやましがることが多い

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誰かのことを妬んで憎しみを抱えている場合や、うらやましがっていることが多いと破壊衝動が頻繁に起こりやすくなります。憎んでいる相手のことを考えるだけでも、破壊衝動に駆られてしまうこととなります。

イライラしやすい

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イライラしやすい傾向がある人は、破壊衝動に駆られやすい傾向があります。また、破壊衝動を上手く発散させることができないと、そのことがまたイライラを生んでしまいます。

その結果、慢性的なイライラを募らせていく悪循環に陥ってしまうことがあります。

爆食気味・食欲が落ちている

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ストレスの状態は、食欲に影響を及ぼしやすいです。最近、とてもよく食べてしまう人、逆に食欲が落ちてしまっている人は、どちらもストレスがたまっている可能性があります。

食欲に影響が出るようなストレスを抱えて状態だと、破壊衝動も起こりやすくなります。

瞬間湯沸かし器のように怒りの沸点が低い

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怒りの沸点が低い人、つまり怒りっぽい人は破壊衝動が頻繁に起こりやすく、しかも衝動が激しくなりやすい傾向があります。

些細なことでも怒ってしまう人は、怒っているうちに関係する他のことを思い出して怒りを増強させていくことがあります。怒りが激しくなると、破壊衝動も激しさを増してしまいます。

支配欲が強い

支配欲が強いということは、相手を思い通りにコントロールしたいということです。そのため、自分の思い通りにならない場合に強い怒りが湧いてくることとなります。

怒りのはけ口として破壊衝動が起こる場合や、相手を支配するために破壊行動を見せつけたくなってしまうことがあります。

アンガーマネジメント診断

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イライラすることや怒りの感情を持つことは、破壊衝動につながりやすいです。しかし、怒ることは誰にでもあることで、上手く付き合っていくことが大切です。

アンガーマネジメントは、自分に湧き上がる怒りの感情をコントロールして上手に付き合っていくための考え方です。そして、アンガーマネジメントの第一歩は自分の怒りのクセを知ることです。

怒りのタイプは大きく分けて6つあると言われています。アンガーマネジメント診断として自分のタイプを調べることができるので、一度チェックしておくと良いかもしれません。

攻撃性診断

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どんな人でも、心の中に攻撃性を持っています。しかし、攻撃性の強さや現れ方は人それぞれです。攻撃性が強く出てしまうと、破壊衝動にもつながります。

攻撃性のタイプを診断するための攻撃性診断では、自分の攻撃性の現れ方をチェックすることができます。自分の攻撃性を知っておけば、破壊衝動とも上手く付き合っていけるようになるかもしれません。

破壊衝動の原因は?

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破壊衝動の最大の原因は「怒り」の感情です。人間関係のトラブルやストレスも怒りを産み出すので、破壊衝動と深く関係しています。また、過去に抑圧されてきた怒りも破壊衝動の原因となってしまいます。

原因は「怒り」の感情

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破壊衝動の一番の原因は「怒り」の感情だと言われています。怒りは誰でも感じることですが、怒りを溜め込んでいくと破壊衝動として現れてしまいます。

表面的には突然怒りを爆発させて破壊行動に出ているように見える場合にも、小さな怒りの積み重ねの結果であることが多いです。小さな怒りのうちに適切に解消していくことが大切です。

ストレスも破壊衝動の原因の一つか

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破壊衝動の原因の一つにストレスが挙げられます。ストレスが溜まっていくと、大きな怒りに変わることがあります。そして、破壊衝動につながってしまいます。ストレスも日々適切に処理していくことが必要です。

人間関係も大きな原因の一つ

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人間関係も破壊衝動の原因と一つです。これは、ストレスの原因の大半が人間関係と言えるからです。

上手く破壊衝動を制御できないと人間関係を悪化させてしまい、また新たなストレスを生み出してしまう悪循環に陥ってしまう可能性があります。

家庭環境にも原因がある?

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破壊衝動には、育ってきた家庭環境が影響しているような場合もあります。たとえば、日常的に暴力や暴言を受けて育った場合には、怒りを我慢して溜め込んでしまうクセがついていることがあります。

このようなクセがついていると、日々のストレスや小さな怒りの感情を処理できずに溜め込んでいってしまい、大きな破壊衝動につながってしまうことがあります。

我慢のし過ぎや幼少期から抑えてばかりいた

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破壊衝動に駆られる原因として、我慢を続けてきたことや幼少期から抑えてばかりいたことも挙げられます。これは、過去に感じた怒りが溜め込んだままになってしまっているからだと考えられます。

解消されずに溜め込まれた怒りは消えずに残り続けています。幼少期から我慢を強いられてきたり、抑えてきた感情を抱えている人は、溜め込んだエネルギーが大きいので、頻繁に破壊衝動に駆られることがあります。

心理学から見る人間が破壊衝動を感じる心理とは?

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人間が怒りを覚えて破壊衝動を感じるのは、本能的な部分があります。怒るという行為は、相手を威嚇して攻撃することで自分の身を守る、防衛本能の一つでもあります。

心理学から見ると、怒りを感じて破壊衝動が起こるということは、自分の身を守るために備わっている必要な機能だとも言えるのです。

攻撃された

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相手から攻撃されたとき、人間は自身を守るために攻撃相手を排除しようとします。そのために怒りを感じて相手を攻撃しようとするため、破壊衝動が起こります。

自分のテリトリーを犯された

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自分のテリトリーを犯されるということは、重大な侵略行為により身の危険が迫っているということです。そのため、本能的に怒りを感じて破壊衝動が起こることとなります。

利益を奪われた

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利益を奪われるということは、場合によっては生命の維持に関わることです。生きていくためには、自分の利益は守らなくてはなりません。そのため、利益を奪われることは怒りを生み、破壊衝動につながります。

恋愛により破壊衝動もある!恋人・大切な人を奪われた

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恋愛によって破壊衝動が引き起こされる場合もあります。たとえば、恋人や大切な人を他社に奪われてしまった時です。これは、特に恋人に依存してしがみついてしまっている場合には強く起こります。

大切な恋人を奪われると、自分の価値まで失ってしまうように感じることがあります。これは、心理的に危機状態だと認識されるので、怒りによって防衛しようとして破壊衝動が起こることになります。

行動や目標を邪魔された

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自分の行動や目標を邪魔された時、邪魔をした相手を取り除かなければならないので怒りを感じて破壊衝動が起こります。その行動や目標が大切なものであるほど、邪魔された時には強い破壊衝動となって現れます。

破壊衝動を抑えるための方法や発散方法

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破壊衝動の根本にあるのは「怒り」の感情です。怒りのもとになっているものを取り除いたり、怒りのエネルギーを発散させることが、破壊衝動をコントロールするためには必要です。

それでも破壊衝動を抑えられないことや、自分だけでは対処が難しいこともありますので、必要な時には専門家の力を借りることも大切です。

抑えられないこともある

破壊衝動の原因は「怒り」の感情です。怒りの感情は心理学的に必要なものですが、怒りを抑圧していることで破壊衝動が大きくなってしまうことがあります。

一度大きくなった破壊衝動は、発散しないといつまでも消えないと言われています。しかし、一旦破壊を許してしまうと次々と怒りが増幅していき、抑制がきかなくなることもあります。

こうなってしまうと、破壊衝動を抑えることは難しくなってしまいます。怒りを適切に処理して、大きな破壊衝動を生まないようにすることが大切です。

正しい愛情を与え・もらうようにする

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怒りやすい人は、愛情に飢えた人である場合が多くあります。十分な愛情をもらえなかったり、過干渉で抑圧されて育った人の中には、いつも愛情の飢餓感を持っている人がいます。

愛情の飢餓感を持った人は、身近な人に愛情を求めます。しかし、思い通りに愛情をもらえないと、そのことが不満を生み怒りの感情を起こします。破壊により相手を支配して愛情を得ようとするかもしれません。

これを解消するには、正しい愛情を与えて、受け取る経験をすることが必要です。愛情の飢餓感が薄れて安心することができれば、頻繁に怒りを増幅させたり、相手を支配しようとすることもなくなっていきます。

あらかじめ壊して良さそうなものを準備しておく

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破壊衝動は、衝動を発散できればおさまっていきます。そのため、壊しても良さそうなものを用意しておいて、衝動が起こったときには実際に破壊して発散させてしまうのもひとつの方法です。

たとえば、欠けたお皿や破いてもいい布などを用意しておくと良いでしょう。また、破壊しても問題にならない場所を考えておくことも必要です。

シャドウボクシングをする

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破壊衝動が起こったとき、シャドウボクシングで発散させるのも良いでしょう。破壊衝動は、怒りの感情の積み重ねが原因となりますので、思い切り体を動かすだけでも発散されることがあります。

人に暴力をふるってしまうと問題になりますが、シャドウボクシングでイメージをするだけだったら問題なく衝動を発散させることができます。

ガムをかむ・歯ごたえのある食べ物を食べる

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食べ物を噛むことは、体を動かすのと同様に衝動の発散になります。好きなものをたくさん食べることも良いですが、それによって健康状態を害したりすると新たなストレスを生んでしまいます。

そのため、ガムや歯ごたえのあるものを噛んで発散させることが良いでしょう。ガムを持ち歩いていれば、破壊衝動が起きたときにいつでも対処することができます。

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