ヒバゴン・日本の未確認生物(UMA)とは?特徴やその正体は? おもしろ

ヒバゴン・日本の未確認生物(UMA)とは?特徴やその正体は?

1970年代に広島県比婆郡で目撃報告が相次いだ純国産UMA「ヒバゴン」をご存知でしょうか?今回は1970年代に大ブームを巻き起こした未確認生物ヒバゴンの正体や特徴、その目撃事例、近年再び目撃された噂なども合わせて詳しくまとめていきます。

目次

[表示]

日本を代表未確認生物(UMA)のヒバゴンとは?

RyanMcGuire / Pixabay

ヒバゴンは日本のUMA(未確認生物)で、1970年広島県比婆郡・比婆山(ひばやま)連邦で目撃情報が相次ぎました。大型の猿の様な形状をしており、類人猿の一種ではないかと言われています。

広島県に生息している?ヒバゴンとは

MonikaP / Pixabay

類人猿型のUMAであるヒバゴンは広島県比婆郡(現庄原市)にある中国山地比婆連峰での目撃が相次いでいます。その一帯に生息していたと考えられています。

通常類人猿は群れで生活しますが、ヒバゴンは複数個体同時に目撃された例はなく、群れを作る習性があったかどうか不明で、生物学者の一部は老いた日本猿が群れを離れたものではないかと推測しています。

ヒバゴンの名前の由来について

KELLEPICS / Pixabay

「ヒバゴン」の名前の由来は、その発見場所である広島県の「比婆郡」から来ていいます。

比婆郡は当時、このヒバゴン目撃事件がきっかけで有名になったそうで、地元の自治体も専門の部署「類人猿係」を設置、観光資源としてヒバゴンを活用し、町おこしに有効利用しています。

1974年10月の目撃を最後にヒバゴン目撃報告は途絶え、1975年に自治体から「ヒバゴン騒動終息宣言」が出されますが、その後もヒバゴンの人気は継続し、現在でも地域の名物キャラとなっています。

ニコニコ動画ではクソゲー界の覇王「四八(仮)」として有名

クソゲーオブザイヤー、クソゲー界の覇王とも言われ、ニコニコ動画では伝説となっているホラーアドベンチャーゲーム「四八(仮)」の広島県のシナリオにはヒバゴンのイベントが登場します。

「四八(仮)」は簡単に言えば48都道府県の怪談や都市伝説蒐集していくゲームなのですが、全体的に意味不明なシナリオが多く、クソゲーと言われています。その中でも「ヒバゴン」のシナリオが特に意味不明。

登場人物が心霊写真を見せてくれる、その写真に猿の画像が唐突に浮かび上がって消える。最後に暗転して「完」の文字が出るという内容。あまりの意味不明さにヒバゴンは四八(仮)の代名詞的存在となっています。

ヒバゴンの最近の目撃情報は?

KELLEPICS / Pixabay

ヒバゴンが目撃されたのは1970年代のこと、その後数年の間ブームは続き、一般にも知っている人が多くいたのですが、1990年代も後半になるとかなりマニアックな存在となってほぼ忘れさられています。

しかし上述の「四八(仮)」が2007年に発売されたのをきっかけに、再びネット民を中心に話題に上がる様になり、マニアックな立ち位置は変わらないながらも、コアなキャラとして再注目されています。

それもあってか、2010年代に入ってからヒバゴンらしきUMAの目撃証言が再び出始めたのです。ここでは、ヒバゴンの目撃情報が途絶えてから、現在までの推移についてまとめていきます。

ヒバゴンの目撃情報が途絶えた?なぜ?

qimono / Pixabay

ヒバゴンは、1970年に広島県比婆郡で初めて目撃され、1974年まではこの付近での目撃証言が相次いでいました。しかし、この付近では1974年10月以降ぱったりとヒバゴンの目撃報告は途絶えてしまいます。

一時期は1ヶ月に10回を超える目撃報告が上がっていたヒバゴンが、この時期を境に突然ぱったりと姿を見せなくなった理由は一体何なのでしょうか?

ヒバゴンは衰弱死したと言われている

britaseifert / Pixabay

ヒバゴンは複数個体が同時に目撃された例はないことから「種」ではなく何らかの類人猿が突然変異で発生した個体と考えるのが合理的です。

実は1980年頃に広島県内の別の地域、比婆山系とも近い場所で何度か毛むくじゃらの獣人が目撃されており、これはヒバゴンが移動したものではないか?と推測されています。

そして、1982年最後に獣人を目撃した人の証言によると、この獣人には白い毛が混じっていたということでした。これらの情報からヒバゴンと呼ばれた個体は老衰で衰弱死したのではないかとの見方が出ています。

ヒバゴンの死体の写真がテレビで放送されていた?!

2017年に放送されたフジテレビ系のバラエティ番組「世界の何だコレ!?ミステリー」にて、ヒバゴンについての特集がありました。

放送によると、ヒバゴンの目撃情報が相次いでいた地域で、後年その地域のある住人が正体不明な獣の死骸を見つけて埋葬した事が発覚。その時に撮影したとされる死骸の写真も公開されています。

しかし、残念ながらこの埋葬者は既に亡くなっており、現在の地域の住人たちも死骸を埋葬した場所は誰も知らず不明であるという事でした。

近年になってヒバゴンらしき生物を目撃したとの情報が上がっている

Alexas_Fotos / Pixabay

1982年の獣人の目撃を最後に、ぱったりと目撃報告が途絶えていたヒバゴンと思しき類人猿型UMAでしたが、何と2010年代に入ってから、少しずつ目的報告が上がってきています。

一部では、ヒバゴンが子孫を残していたのではないか?との説も上がっており、今後の新たな目撃報告が待たれます。

2015年脊振山でヒバゴンらしき謎の生物が目撃される

Free-Photos / Pixabay

2015年、福岡と佐賀の県境の山「脊振山(せふりやま)」にて、複数回毛むくじゃらの生物の目撃報告が上がっています。

ある目撃者は「身長1メートルあるクマのような動物が立っているのを見た」と証言しています。その後、走って逃げたという事で、二足歩行していたとされます。

一部のUMA研究家からは、これはヒバゴンが広島県から福岡県方面へと何らかの方法で移動した可能性もあるとしています。

2018年奥多摩でヒバゴンらしき未確認生物が目撃された

2018年には奥多摩の山梨県側でキノコ採りをしていた人物が、謎の二足歩行生物を目撃し、ツイッターでその様子を絵に描いて報告しています。

この謎の生物は全身を毛に覆われ身長は70cmから80cmほどで小柄、手は長く足は短くて二足歩行でひょこひょこと歩いていたのだそうです。

体毛は白っぽかったという事なのでヒバゴンの特徴とはあまり一致していませんが、二足歩行なので類人猿型のUMAの可能性があります。オカルト研究家の山口敏太郎氏は妖怪「足長手長」説を唱えています。

ヒバゴンとはどんな生物?特徴は?

Bergadder / Pixabay

それでは、謎のUMAヒバゴンの生物としての特徴はどの様なものなのでしょうか?

ヒバゴンは実際に捕獲が成功したり死骸が発見されたわけではないため、詳細は現在でも謎に包まれていますが、目撃証言からわかっている特徴をまとめていきたいと思います。

推定体長・体重

Alexas_Fotos / Pixabay

1970年代に度々比婆山系付近で100回以上も目撃されたヒバゴン。その内信憑性が高いと言われる証言22件33人分の証言から体長は150cmから170cmほどと推定されています。

また推定の体重は約80kg~90kg程度ではないかと推測されています。身長に関しては平均的な日本人とほぼ同サイズといった感じですが、体重に関しては人間よりもかなり重く推定されています。

顔の特徴

Gellinger / Pixabay

顔の特徴としては輪郭は逆三角形で目が鋭くつり上がっているよされます。これは猿という印象とは少し違っています。目はギョロギョロとしていたそうで、恐ろしい顔の風貌である印象を受けます。

見た目や体型

Sponchia / Pixabay

ヒバゴンは身長は平均的な人間の成人女性くらいですが、体系はずんぐりむっくりしていて、胴の部分は人間と比べるとかなり太いとの事。また、足のサイズは27cmほどだと推測されています。

また全身が「薄い黒に近い茶褐色の毛」あるいは「体中が黒もしくは濃い茶色の毛」に覆われているという事でしたので、黒系の茶色の体毛である様です。

また、毛髪にあたる頭部付近の体毛は上に逆立っているとされています。

性格・行動の特徴

bertvthul / Pixabay

ヒバゴンの動きはとても緩慢らしく、人間に遭遇しても恐れる様子はないという情報と、車を見て驚いて林の中に逃げたという情報の両方が存在します。

ヒバゴンの足跡はどんな形?画像あり!

上記の画像が当時撮影されたとされるヒバゴンの足跡の写真です。白黒で解像度も悪くよくわからないのですが、それを測定して見ると大きさは27cmから30cmほど、幅は15cmほどだそうです。

過去のヒバゴン目撃情報

mohamed_hassan / Pixabay

続いては、過去に報告された100件以上にも及ぶとされるヒバゴンの目撃情報についてもまとめていきます。

ヒバゴンの写真はある?撮影されていた?!

100件以上も目撃情報のあるヒバゴンですが、携帯電話どころか個人用のカメラもそこまで一般に普及していない時代とあって、ヒバゴンを撮影したとされる写真はほぼありません。

しかし1974年頃にヒバゴンの姿を捉えたとされる一枚の写真が撮影され公開されています。この写真はヒバゴン出没地帯の近隣に住んでいたある人物が、車で県道を走っていたところ道路の真ん中にヒバゴンを発見。

ヒバゴンは車に驚いて道沿いの柿の木に飛びついたとの事。目撃者はこれが噂のヒバゴンかと思い、車から降りて7mから8mほどまで近づいて撮影したものだそうです。残念ながらこれもはっきりとわからない写真です。

1970年7月20日広島県比婆郡西城町で目撃

Schwoaze / Pixabay

ヒバゴンが最初に目撃されたのは1970年7月20日の事でした。

その日の午後8時頃、広島県比婆郡西城町に住む当時31歳の男性が、中国電力六の原調整池ダム付近を軽トラックで走行していました。すると目の前を突然見たこともない奇妙な生物が横切ったとの事。

生物は子牛ほどの大きさがあり男性は一瞬ゴリラかと思ったそうです。驚いて車を停めた男性の方をその生物はじっと見ながらゆっくりと森の中へ消えていったそうです。

7月23日、12月と立て続けに目撃情報が続く

KELLEPICS / Pixabay

最初の目撃報告から3日後の7月23日の午後5時半頃、2回目の目撃報告が上がります。最初の目撃場所から近い中国電力六の原ダム付近に住んでいた当時43歳の男性は自宅の近くにある墓地の草刈りをしていました。

不意に妙な気配を感じて周りを見回すと、山に至る深い茂みの中から見たこともない生物がこちらを見つめていたそうです。この男性はその異様な風貌に恐ろしくなって家へと逃げ帰っています。

この2件の報告を皮切りにダムの3キロ四方で同様の目撃報告が相次ぎ、12月には我妻山の雪原にこの怪物の足跡と見られるものが発見され、12月だけで合計12件の目撃報告があったそうです。

1974年7月15日の目撃者の証言

pixcarraldo / Pixabay

1974年7月15日の午前8時20分頃にヒバゴンと思しき生物を目撃したある女性は「良く聞くヒバゴンかと思ったが、あれはサル。私をギョロリと見た時の歩き方といい、まったくサルと同じ。」と冷静に分析。

続けて、歳をとった大猿さと思うと証言しています。これに対して絶対に猿ではないという目撃証言も多数ありました。

1974年10月11日で公式最後の目撃情報となっている

congerdesign / Pixabay

比婆郡でのヒバゴン目撃例として公式に記録されているのは1974年の10月11日の目撃報告となっており、この後自治体によって「ヒバゴン騒動終息宣言」が出されています。

1982年にも目撃情報があった?その姿は老いていたとも言われている

Wild0ne / Pixabay

ただ、1980年代に入って何度か、広島県内で毛むくじゃらの獣人の目撃報告が上がっています。

獣人は1980年に広島県山野町で目撃され「山ゴン」と命名されました。さらに2年後の1982年には広島県久井町で目撃され「クイゴン」と命名されています。

同一個体かは不明ですが、1982年に目撃された獣人には毛に白いものが混じっていたと報告された事から、ヒバゴンが年老いた姿だったのではないかと噂されました。

ヒバゴンの正体は何だったのか?

Free-Photos / Pixabay

いまだに謎の多いUMAヒバゴンですが、当時から現在までヒバゴンの正体について様々な説が唱えられています。一つずつ紹介していきます。

ニホンザル説

pen_ash / Pixabay

地元の人間からも上がっていた説が、歳をとって村から出た大型のニホンザルではないかとの説です。ただ、サイズが大きいもので170cmというものもあり、170cmのニホンザルなどあり得ない気がします。

また、ヒバゴン目撃地域の比婆郡の住人たちは普段から猿などの獣を見慣れているはずで、ニホンザルとその生物を見間違えるような事があるのかという疑問も残ります。

大猿説

Sponchia / Pixabay

この事から、ヒバゴンはなんらかの突然変異で生まれた大猿説というものもあります。日本各地、特に中国地方では昔から大猿の伝説が数多く残っており、それに類する何かがたまたま人里に現れたとの説です。

ゴリラ・オラウータン説

ShekuSheriff / Pixabay

単純にゴリラやオランウータンが迷い込んだのではないか?との説もあります。だとすれば動物園から逃げ出したり、極秘で飼われていたものが逃げ出したりした可能性でしょうか?

クマ説

Pexels / Pixabay

ヒバゴンだとされる写真を見た専門家などは猿かあるいはクマではないかと指摘しています。顔が逆三角形だったという特徴もクマの顔の形が逆三角形に見えなくはないので、可能性はあるかも知れません。

NEXT:未確認の猿人説
1/2