へびつかい座(13星座目)とは?へびつかい座の神話や性格について

黄道12星座占いというのはあまりにも有名ですが、実はNASAが天文学的には13星座が正しいと公式発表したのです。その声明によると、12星座に「へびつかい座」が加わるのです。へびつかい座とは何でしょう?へびつかい座の人の性格は?また神話も紹介したいと思います。

へびつかい座とは?トレミー48星座の一つ?

へび座を持っているように見えるので名付けられた、へびつかい座。トレミーの48星座(プトレマイオスの48星座)の中でも真夏に見ることができる、割合有名な星座なのではないでしょうか。

へび座とへびつかい座を一緒にすると(蛇が蛇遣いに横向きに持たれている)、最大の星座となります。

実は、黄道12星座に加えるべきとの話もあります。なぜでしょう?そんな、へびつかい座に関して、深く紹介してみたいと思います。

夏の星座へびつかい座とはどんな星座?

トレミーの48星座(プトレマイオスの48星座)の中の1つです。トレミーの48星座というのは、主に北半球の中緯度地域で見られる、古代に名付けられた48の星座のことです。

ただ、今は南半球に見られるものや、星座と星座の間に小さな星座が加わったので、88星座するのが一般的です。

黄道(こうどう)

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黄道12星座(あるいは、13星座)の、「黄道」というのは、天文学的に地球を中心に考えた場合の、太陽の通り道を示します。そこの通り道にかかる12星座が、占いや「今日の運勢」などに使われます。

ところが、へびつかい座も黄道にかかるので、13星座にすべきという意見が多く出てきたのです。

へびつかい座の英語やマーク(記号)は?

大見出しの直下の図でも分かる通り、英語では「Ophiuchus」と書きます。

また、若干分かりずらいかもしれませんが、上の図の11時半くらいの位置にある「OPHIUCHUS」の上にあるのが、へびつかい座のマーク(記号)です。

黄道12星座は13星座?へびつかい座はどうなるの?

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上述しましたように、へびつかい座は黄道にかかります。だから本来、黄道13星座にすべきだという意見が多く出てきたのです。

西洋占星術では12星座占いというものがある

昔から西洋占星術12星座占いというものがあります。古代メソポタミア(バビロニア)で生まれたものです。したがって、「西洋」と付くのは若干おかしいですね。

今では、イギリスで盛んに12星座占いが行われています。日本人でも、自分の誕生日が12星座の何座に属しているかということは、ほとんど全ての人が知っているのではないでしょうか。

黄道に属する12の星座を、均等に12等分して作られました。

NASAが発表!黄道12星座は本来へびつかい座を含めた13星座だった?

この情報は、あの由緒正しきNASAが発表したものです。天文学的にいうと「黄道13星座」にするのが正しい、と発表しました。

それを聞いて、驚かなかった人はいないといっても過言ではありません。自分が属する星座が変わってしまう人が続出してしまうからです。

でも安心してください。NASAは、あくまで天文学的に正しさを求めれば、という注釈付きで発表したのです。これは、正式にTwitterで公表されています。

なぜへびつかい座は黄道12星座に含まれなかったのか?

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元々、古代で黄道上を12領域に等分して、その領域に入る代表的な12の星座が選ばれました。それが黄道12星座だったのです。

へびつかい座も当然候補の1つだったのですが、その領域にはさそり座があり、さそり座が選ばれたといういきさつがあります。だから、へびつかい座は黄道12星座に選ばれなかったのです。

13星座はいつ適用される?13星座に関するNASAの見解とは?

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NASAは黄道12星座からは、へびつかい座が抜け落ちている、「天文学的に」正式なのは黄道星座は13であると発表しました。

これは、しかし、別に黄道12星座を否定している、トカ、いつからその黄道13星座を適用する、という見解ではないようです。

あくまで、天文学的に正式な黄道星座は、実は13ありますよ、という正式な見解を示しただけであって、これからNASAの影響で変わるということは、今のところないようです。

13星座占いの場合各星座の誕生日期間はどうなる?へびつかい座は何月?

13星座にすると、へびつかい座はさそり座と、いて座の間に入ることとなり、また各星座に太陽が通過する期間もバラバラになってしまいます。

11月30日(あるいは11月29日)から12月17日(あるいは12月16日)までがへびつかい座になるという話が多いです。そのため、他の12星座の期間も当然変更することになってしまいます。

へびつかい座の期間には、実は諸説あり、11月29日からトカ、12月1日からという情報も多いです。しかし、11月30日からというのが、一番よく流布されているのです。

では各星座の期間はどうなるの?

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とある例を参照すると、へびつかい座は11月30日から12月17日の間としており、ふたご座やかに座はおおよそ1カ月くらいズレてしまうことになります。一例を挙げます。

  • へびつかい座:11/30~12/17
  • いて座:12/18~1/18
  • やぎ座:1/19~2/15
  • みずがめ座:2/16~3/10
  • うお座:3/11~4/18
  • おひつじ座:4/19~5/13
  • おうし座:5/14~6/20
  • ふたご座:6/21~7/19
  • かに座:7/20~8/10
  • しし座:8/11~9/15
  • おとめ座:9/16 ~10/29
  • てんびん座:10/30~11/22
  • さそり座:11/23~11/29

しかしながら、上述した通り、専門家によって時期が若干ズレるので、上に挙げた例は一つの考えだと思ってください。色々調べてみると諸説あることが分かります。

自分の誕生日の属する星座が変わってきてしまう人がかなり多いでしょう。驚く方も多いのではないでしょうか。

13星座占いはなぜ定着しなかったのか?

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13星座が提唱されてかなりの時間が経ちますが、雑誌やテレビなどで見かけるのは、ほとんどというか、ほぼ全てが12星座占いになっています。なぜ、13星座占いは定着しなかったのでしょう?

一番有力な説は、後述する通り、13星座が正しいと唱えたイギリスの学者が占星術をかなり嫌っていたらしく、それに反感や違和感を覚えた占星術師たちが徹底的に無視したというものです。

そのような、学者と占星術師たちの確執だという説の他、諸説ありますが、13星座占い自体を知らない人がかなりいるようです。

13星座のへびつかい座の性格や運勢・相性は?

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へびつかい座の誕生日の人は、どのような性格で性癖を持っていて、どの星座と相性が良く、どんな運命を宿命づけられ、周囲からはどう見られているのでしょう。

特に、へびつかい座に当てはまる人が気になることをまとめてみました。

日本ではマーク矢崎が13星座占術に触れている

占星術師のマーク矢崎は1995年に、「13星座占星術ーこれからはへびつかい座が加わるぞ!(21世紀ブックス)」という本を上梓しております。

評判はあまりよくなく、13星座でへびつかい座になった人が「西洋占星術12星座の方が自分の性格によく当てはまっている」などと疑問に思い、無視する傾向にあるようです。

だから2019年になった現在でも、日本ではほとんど13星座占いが定着していないのです。

束縛を嫌う一匹オオカミ

へびつかい座の人は、非常に積極的で自分の理想に突き進む性格といわれています。また、集団行動が苦手で、他の人に合わせるのが苦手、という側面も持っています。

自我が強くて、ポジティブで、ちょっと我儘にみえる、あるいは傲慢とも受け取られる、とも。

したがって、あまり良いことはいわれないので、自分には当てはまらず、違うと反感を持つ人も続出し、13星座占いが定着しなかった一因でもあるようです。

見た目と中身にギャップがある

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見た目は穏やかで温厚そうなのですが、自分の内に秘める情熱は熱く、見た目と性格にかなりのギャップがあるともいわれます。

発想力、行動力、計画力に抜群の能力を発揮し、社会に出る前からその能力をいかんなく発揮します。その代わり、こだわりがあまりにも強すぎるため、怒らせると非常に恐ろしい側面も持ち合わせます。

思った事を実行にうつす

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へびつかい座は思ったことをすぐに実行に移す、行動力があります。穏やかそうな見た目とのギャップを周囲の人が感じる所以でもあります。

しかし、その行動力をうまい具合に発揮すれば、周囲からは頼りになる存在として認知されやすいです。

あまり怒らせてはいけない

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こだわりがあまりにも強いので、自分の思うところと異なっていた場合などは、目上の人だろうと怒って詰め寄ります。

したがって、周りの仲間には頼りになる一方、その反面怒らせると怖いと感じさせてしまうのです。これも見た目との大きなギャップですね。温厚そうだけど、「切れる」と恐ろしいことになると周囲は捉えやすいです。

リーダーの役割を任されることもある

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企画力や行動力に抜群の資質を持つへびつかい座の人は、自ら立候補をしなくても、自然とリーダーに選ばれることが多いです。日頃の振る舞いから推薦されます。

また、本人もまんざらではなく、リーダーシップを取ること自体が好きなのです。

行動力と発想力に優れるので、多くの失敗と成功を経験します。多少、挫折を経験しても自身の発想力の資質が生かされ、次から次へとアイディアが浮かびます。

へびつかい座の運勢は?

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幼少期から、一歩ずつ着実に、挫折と成功を繰り返して成長していきます。それが、大人になると明確な目標となって結実するのです。人生をロマンティックなストーリーと捉えます。

したがって、一つの職業に就いて満足することはないようです。常に上を目指します。そして、失敗も自分の糧として、常に上昇志向を生み出すのです。

へびつかい座の人の恋愛傾向は?

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何度も書いてきましたが、抜群の行動力を持ち合わせているので、「この人のことが好き」と決めたらすぐにでも行動に移します。

恋愛を「外堀から」埋めていくタイプです。そして、気に入った相手には積極果敢にアプローチする勇気があります。

ただし、あまりにも積極的すぎて、片想いの相手や恋人が、ちょっと付いていけないと感じてしまうかもしれません。

へびつかい座と相性の良い星座は?

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うお座とおひつじ座と相性が良いとされています。うお座の人は、優しく心配りがよくでき、気がよく回るタイプの人だからです。相手を怒らせないようにするのが上手なのです。

一方、おひつじ座の人は、非常に社交的で人見知りをしません。初対面の人にも積極的に話しかけます。また、へびつかい座同様、リーダーシップもあり、それが相性を良くしている要因です。

へびつかい座の歴史と神話について

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各星座には、ギリシア神話の逸話が付いて回るので、12星座はギリシア起源だと思われがちです。しかしながら、古代メソポタミア(バビロニア)起源なのです。

だから「西洋」占星術と呼ぶのは、実はおかしいのです。ここでは、へびつかい座の誕生した歴史的経緯と神話に関して紹介します。

へびつかい座とへび座は元々一つの星座だったと言われている

へびつかい座とへび座は、古代メソポタミア(バビロニア)ではよく知られた星座で、「一つの星座」として紀元前3200年頃には既に認知されていました。

なぜ一つにまとめられて認知されていたかというと、蛇遣いのお腹の横にへび座が持たれている状態なので、分けて考える必然性もなかったのです。

この2つの星座を一つの星座として扱うと、うみへび座を抜いて全天で最大の星座となります。

へびつかい座はジャクリーン・ミットンが1995年に考案したといわれている

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イギリスの天文学者で、作家のジャクリー・ミットンは占星術自体を忌み嫌っていたといわれています。彼が、へびつかい座を考案しました。

彼は、今から2000年前頃には黄道上に12しか星座はなかったが、現在の天文学の知識に基づくと、へびつかい座を含めて13あると発表しました。

そこで、13星座占いに変わるのではないかと憶測を呼びましたが、先述した通り、占星術師たちの徹底した無視によって一般には広まりませんでした。

モデルはギリシア神話の医者エスクラピウス(アスクレピオス)?

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へびつかい座の蛇遣いのモデルは、ギリシア神話に登場する医術の神、エスクラピウスといわれています。医術を学んで、たちまちの内にギリシア随一の名医の名を欲しいままにしました。

様々な病気や怪我を負った人を次々と見事に治療し、ついには、死者を生き返らせることにも成功したという伝説・神話が残っています。

エスクラピウスとは?

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太陽の神・アポロンと、ラリッサ王の娘・コロニスの間に産まれました。幼少期には学問において、秀でた才覚を発揮しました。

その後、ケンタウルスの中でも白眉の頭脳を持っているキロン(ケイローン)に師事し、医術を学びます。才能溢れるエスクラピウスなので、瞬く間にギリシアで一番の名医となります。

しかしながら、なぜエスクラピウスがへびつかい座の蛇遣いのモデルとなったのかは、謎のままです。

へびつかい座の探し方や見つけ方

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やはり気になるのが、実際へびつかい座はどのような形をしていて、天空のどこにあって、いつ頃見られるかということです。

この章では、へびつかい座の見つけ方について略述したいと思います。

まずは夏の代表的な星座さそり座を見つける

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へびつかい座は、真夏の夜の南の空を陣取っています。まず、有名なさそり座を南の空に見つけます。上の図のような星座です。

次にその北側に、さそり座より遥かに大きい将棋の駒のような大きな五角形の星座を見つけます。2等星のα星(アルファ星:ラサルハグェ)とη星(イータ星:サビク)が明るく照らすので、それを目印にします。

大きな五角形は、エスクラピウスの胴と頭に相当するので、あとは星座図を参照すると見つけやすいです。かなり大きいので、驚かれるかもしれません。

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