ヤマギシ会とは?有名人や芸能人はいるの?カルト村?実態は? エンタメ

ヤマギシ会とは?有名人や芸能人はいるの?カルト村?実態は?

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夏合宿は子供には過酷すぎた?体験談は?

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夏の合宿を体験した人が思い出して語った話では、合宿の初めには村のルールが説明されたそうです。

皆は仲間であり家族である、仲良く助け合い協力しようというものでヤマギシのお兄さんとお姉さんはお父さんとお母さんなのだと言われました。

合宿生活がスタートすると朝は家畜のお世話をやることになりました。ニワトリ小屋では動物慣れをしていない子供達をニワトリが舐めて飛び蹴りをしてきたといいます。

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豚小屋や牛小屋の担当になった際は、熱気と臭気で頭がぼーっとしたといいます。

丸々と太った黒ブタが、柵の中で身動きとれない状態になってたの。その豚の背中に巨大なフォークみたいなので刺された傷あとが点々と。うっすら生えた短い毛の間から血がも浸み出してて……あまりの気持ち悪さと暑さで、外に出て吐いてしまった。

(引用:WEZZY)

牛の出産も見学させられましたが子供の目から見るとまるで虐待されているかのようでした。

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くわえて時間がかかってしまったために熱中症になったといいます。非日常の世界で怪しい、誘拐されるのだろうかと考えて恐ろしかったと体験した人は語っています。

その後何年も夢に見るほど強烈な思い出、トラウマとなってしまいました。

ヤマギシ会の問題点?起こした事件や問題になっている事案は?

ヤマギシ会の問題点は浮き彫りになり、世間から批判を浴びてきました。隔離された学園や財産の返還がされないことなどが問題視されたのです。

ヤマギシ会は事件を起こしたこともある?ヤマギシ会事件とは?

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ヤマギシ会は1958年(昭和33年)、三重県に共同体「山岸式百万羽科学工業養鶏株式会社」を設立しました。

百万羽の鶏の飼育が目的だったのですが開拓は難航します。そんな中、構成員の知人達を「ヨウアリ、スグコイ」などといった曖昧な表現の内容の電報で呼び寄せました。

そして1959年(昭和34年)、7月に行われた特別講習研鑽会に無理矢理参加させたのです。この事件は以降ヤマギシ会事件と呼ばれるようになりました。

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のちに家族が監禁されて無理矢理働かされていると訴えられ、7月10日、三重県警によってヤマギシ会の幹部9名が逮捕されました。

ヤマギシ会のトップであった山岸巳代蔵にも逮捕状が出されましたが逃亡、行方をくらまします。しかし9ヶ月後には逮捕されました。

この事件でヤマギシ会は「謎めいた思想集団」等報道されています。

ヤマギシズム学園でも学校の方針が問題視されたことがある?

1958年に設立された私塾「ヤマギシズム学園」は子供が24時間集団生活を送るというものでした。

ヤマギシズム学園は幼少部(対象年齢5歳前後)、初等部(小学生対象)、中等部(中学生対象)、高等部(高校生対象)、大学部がありました。

ヤマギシ会の会員でないと入学できないというものです。人として生きるための知識を得ることが目的なので、進学するための勉強は行われません。

しかし学費がかからないので応募者は少なくありませんでした。

ヤマギシズム学園はヤマギシ村と同様に独特のルールが存在しました。

初等部、中等部の子供はヤマギシ村(実顕地)の外に出ることが出来たのですが、幼年部、高等部は一切外出が許されなかったのです。

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隔離された学園という点で問題になったのです。また、部屋も窮屈なものでした。一部屋で6~10人が過ごしていたのです。

一つの布団で2人が眠ることもありました。親との面会はありますが2月に1度だけです。

けれど最近では希望者には通信制の高校を受講できるようにしているといいます。これはヤマギシ会及びヤマギシズム学園がバッシングを受けた結果と考えられています。

ヤマギシズム学園高等部に通っても学歴は得られません。農作業に従事させるのがヤマギシズム学園高等部だからです。

世間の批判を受けて改善されたものの、これまで多くの中卒者を出してきています。

ヤマギシ会を脱退した人への財産返還も問題に?

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ヤマギシ会に入会、ヤマギシ村に入村する時点で私有財産をすべて没収されます。

その後は農作業を行うのですがヤマギシ村での労働の対価は支払われてきませんでした。

しかし、帳簿上では労働に対する対価が支払われていることになっていたのです。これが問題視されました。

ヤマギシ村を去った後でも帳簿上では労働の対価が支払われていることになっているので税金の支払いを促されるのです。

ヤマギシ村では働かせるために農場を出る人の先行きは暗いとされています。

数千万円を委託されたと考えても脱退時は数十万円しかもらえません。しかも税金がついてくるのです。

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脱退者も多いヤマギシ会では多くの人がその問題に頭を悩ませたことでしょう。1995年以降は財産返還を求める裁判が起こるようになりました。

けれどヤマギシ会は要求を呑みませんでした。このことが大きな社会問題にまで発展します。

2004年にはヤマギシ会を脱退した女性が財産を返還するように求める裁判を起こしています。

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東京高裁は女性が請求した金額の一部、1億円の返還を命じておりヤマギシ会が敗訴となりましたが最高裁判所では女性の訴えが棄却されています。

この女性を含めても財産の返還がされたのはごくわずかな人間だといいます。

現在ヤマギシ会は高齢化が進んでいる

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上記の裁判などについて報道されたことも原因となって、1990年代後半からヤマギシ会の入会希望者は極端に少なくなり、現在では信者の高齢化が急速に進んでいるといいます。

農業でコミューンの生活を賄っているヤマギシ会にとって信者の高齢化は、働き手がいなくなることを意味しています。

そのためお荷物になった高齢者は僅かな生活費を渡してコミューンから追い出しているという噂もありますが、実際にはどのように高齢化に対応しているのかは明かされていません。

村上春樹の小説「IQ84」にヤマギシ会が元になった部分がある?

村上春樹さんの小説で有名な「IQ84」。作品に登場する閉鎖的な世界で育った少女はヤマギシ会で育った少女をイメージして書いたものではないかと言われています。

村上春樹さんの小説にはカルト宗教や児童虐待、家族の絆などが描かれていましたがヤマギシ会とよく似ていると話題になったのです。

『八日目の蝉』もヤマギシ会がモデル?

角田光代さんの小説『八日目の蝉』に登場するエンジェルホームも、ヤマギシ会がモデルになっているのではないかと言われています。

エンジェルホームは女性のみで暮らすコミューンとして描かれ、自給自足で生産した農作物を売ることで団体で暮らす人々の生活が成り立っているという設定です。

アーミッシュやヒッピーの思想とカルト宗教の思想が入り混じった少し不気味な団体といったエンジェルホームは、ヤマギシ会から着想を得た作られたのでは?と考える人が多いようです。

ヤマギシ会以外の新興宗教に入っている芸能人は?

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ヤマギシ会以外の新興宗教に入っている芸能人や有名人は数多くいます。創価学会が有名ですが、そのほかにも希心会やモルモン教などに有名女優が入っているのです。

希心会

希心会には女優の樹木希林さんや元宝塚の平みちさんなどが信者だと言われています。

モルモン教

モルモン教 は女優の斉藤由貴さんやタレントのケント=ギルバートさん、ケント=デリカットが信者であることが知られています。

幸福の科学

幸福の科学には女優の小川知子さんやブルーハーツの河口純之助さんが入っているとされています。

また2017年には『家政夫のミタゾノ』等で知られる女優の清水富美加さんが、幸福の科学に入信したことを公表。

今後は千眼美子という法名で幸福の科学の映像作品や広告をメインに仕事をすることも発表し、大きな話題となりました。

創価学会

創価学会は最も有名な新興宗教であり芸能人と深く関わりがあると言われています。そのため創価学会員であろうという芸能人の数は非常に多いのです。

代表的な人ですと歌手の研ナオコさんや山本リンダさん、安室奈美恵さんやタレントの久本雅美さん、柴田理恵さん、所ジョージさんなどが有名です。

ヤマギシ村では離婚率が高い?

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調整結婚と呼ばれる制度のもと結婚しているため、当然かとも考えられますがヤマギシ村では離婚する人が少なくなかったようです。

離婚率の統計をとったことがないので分かりませんが、親が離婚している子は結構多かったです。なので、親の住んでいる村を尋ねるときは、「○○ちゃんの“両親”はどこの村に住んでるの?」と聞かずに「○○ちゃんの“親”はどこの村に住んでるの?」と聞くように気を遣っていました。

(引用:文春オンライン)

「カルト村で生まれました。」「さよなら、カルト村。」の著書高田かやさんが告白しました。

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村に入るとき意見が分かれて両親が離婚した子もいましたし、村人同士の親が離婚して村の中でお互いに再婚するなんてことも、よくある話でした。ただ、初婚の若い世話係さんが子持ちの年上男性と再婚したことはありましたが、子持ち同士の再婚もよくあったようなので、必ずしも若い女性とおじさんが再婚すると決まってはいなかったと思います。

(引用:文春オンライン)

子持ちの離婚もあり、村の中で離婚、再婚が行われることもあったのです。ある意味離婚に関しては比較的自由だったのではないかと見受けられます。

ヤマギシ会に芸能人や有名人はいる?カルト村の実態とは?

ヤマギシ会に有名人や広告塔はいましたが、芸能人はいなかった模様です。ヤマギシ会に入っているという芸能人の噂はありましたが単なる噂に過ぎませんでした。

そもそも芸能活動をしながら生活できる制度ではないので当然です。ヤマギシ村では毎日自分たちの手で自分たちが食べるものを育てているので芸能活動をする暇がありません。

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ヤマギシ村の実態はある程度明るみになっています。ヤマギシ村で暮らしていたであろう人物の本が出版されていたり、ネット上でもヤマギシ村にいたという人物の証言があります。

実態はどれも楽しい場所というより過酷な労働環境だという印象です。夏の合宿ではトラウマになった子供もいました。

ヤマギシ会の問題が浮き彫りとなり世間に批判され現在は少し生活が改善されている模様ですが、それでもまだ謎のカルト集団、恐ろしい集団という世間の印象は根付いたままでしょう。

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