
パチンカスとは?意外な芸能人と悲惨な末路や特徴・あるあるまとめ
パチンカスとはパチンコ依存症の人を揶揄したネットスラングです。パチンカスはクズと称されることも多く、事実モラルを欠いた行動をとる人も多くパチンコ業界の評判の悪さに一役買っています。ここではパチンカスの意味や特徴・あるある、その末路などをまとめていきます。
目次
[表示]パチンカスとは?
パチンコを好む人のことをネットでは「パチンカス」と揶揄される場合があります。しかし単にパチンコが趣味なだけでは、パチンカスとまでは呼ばれません。
ではパチンカスとは何なのでしょうか?詳しく見てみましょう。
パチンカスの意味
パチンカスとはパチンコに依存する人達に対する蔑称です。
「パチンコ」と「カス」が合わさってできたネットスラングとなっています。
実際にパチンコ依存症患者には暴力事件、自己破産、子供の置き去り事件など人間としてモラルが欠けている行動に出る人も多いため、このように言われるようです。
パチンカスは嫉妬で使用されていることもある?
パチンカスは主にパチンコ遊戯者に向けて使われることが圧倒的に多いですが、まれに業界全体に向けて言われる場合もあります。
この場合業界最大手のマルハングループの社員の年収が東証一部上場企業よりも高いことに対して嫉妬の意味で使われます。
「パチンコ依存症患者が発する不幸の上に立っている繁栄」と揶揄する人も少なくありません。
「パチンカス」はレペゼン地球の曲にも
レペゼン地球が2017年にリリースした8thシングル「パチンカス」。
この曲の歌詞は親からの仕送りを全額をパチンコにつぎ込んだ挙げ句、彼女のお給料を盗んでパチンコを打つという内容で、タイトル通りのパチンカスの生活を歌ったものです。
やっていることは周囲の人への裏切りなのにも関わらず、依存症を「ついに迎えたぜ決戦」等と自己弁護して陶酔しているところもリアルです。
なぜパチンコだけが叩かれる?パチンコは恥ずかしい趣味?
国内で合法的に認められているギャンブルには競馬などもありますが、これらを趣味にする人に対しては個別の蔑称はありません。
ではなぜ、パチンコに依存しているひとだけがパチンカスと呼ばれるのでしょうか?
この背景には、パチンコを趣味とする人が減少傾向にあること、こと若い世代では「パチンコやスロットが趣味だなんてみっともない」という意識が強いことがあります。
パチンコ業界にはグレーな部分が多い
パチンコ業界ではパチンコ店と景品交換所、景品問屋の3店が関与することで賭博ではないように装おうという「三店方式」という独自の奇妙なシステムを採用しています。
パチンコ店は客の出玉を自分の店では換金せずに景品と交換し、客はこの景品をパチンコ店の近くにある景品交換所に持ち込んで現金化、景品交換所は景品問屋に景品を渡して、出玉と交換します。
こうすることで競馬や競輪のような賭博ではないように装い、パチンコ業界はパチンコやスロットは「遊戯」であると主張することが可能なのです。
賭博ではなく遊戯とすることでパチンコで稼いだお金は一時所得にはあたらず、税金逃れができるとされています。
このような不正が公然と行われることを良く思わない人も多く、また公然と法の抜け道をくぐっているパチンコ業界に対して嫌悪感を抱く人も少なくないと言えます。
パチンコ業界は北朝鮮とつながっている?
パチンコ店を経営しているのは韓国にルーツを持つ人が多い、パチンコ業界は売上を北朝鮮に流している。
このような噂がネット上でまことしやかに流れ、そこから更に「パチンコ業界が北朝鮮に横流しした莫大な資金が、ミサイル開発に使われている」という陰謀説のようなものに発展したことがあります。
もちろん確証のない噂話なのですが、このような噂話が出てしまうほどパチンコ業界には不透明な面が多いとも言えるでしょう。
パチンカス=ヤニカスのことも多い?
パチンコ店は分煙や禁煙が進んでいないことも多く、店内ではそこここで煙草を吸っている人が見受けられます。
そのためたとえ煙草を吸わない人でも店内に長く留まればヤニ臭くなってしまい、結果、パチンコ好き=時代に逆行した極端な愛煙家、通称ヤニカスと思われてしまうことも多いのです。
中には店の周囲の喫煙が許可されていない場所で座り込んで煙草を吸う人も少なからずいるため、いっそうパチンコ好きは時代の流れを知らない無作法な人、という印象を与えやすいのでしょう。
意外!パチンカスと言われていた芸能人・有名人
芸能人や有名人の中にもパチンカスと呼ばれている人はいます。そんなパチンカスと呼ばれた芸能人・有名人をご紹介します。
生瀬勝久
リコモーション所属の俳優です。タレントや司会者までマルチにこなします。「トリック」「ごくせん」など仲間由紀恵との共演がたびたび見受けられます。
TPOに応じて標準語と関西弁を使い分けており、特にバラエティー番組に出演する際には内容によって変えるそうです。
かなりのギャンブル好きだと噂されており、たびたびパチンコ店で目撃情報が出ています。
高橋尚子
元女子長距離マラソンの選手。「Qちゃん」という愛称で親しまれ現在はスポーツキャスター、開設者として活躍しています。
マラソン界でその名を知らない人はいないほどの実力者。2000年シドニーオリンピック金メダリストで元世界記録保持者。さらに女子スポーツ界で初の国民栄誉賞を受賞するなどの経歴があります。
高橋尚子のパチンコ好きは相当なもので、変装してまでパチンコ屋に通い、朝から閉店まで約11時間も熱中していたとの情報もあります。
阿部寛
茂田オフィス所属の俳優・モデルです。日本人離れした彫りの深い顔立ちが特徴で数々の映画、ドラマに出演している人気俳優です。
1987年に映画「はいからさんが通る」に出演し、俳優デビューを果たします。その後実力が評価され2012年には映画「テルマエ・ロマエ」で数々の賞を受賞しました。
そんな阿部寛ですがデビュー前、下積み時代にはかなりパチンコをやってたようで、パチンコにおける釘の重要性を熱弁するほど詳しかったそうです。
高島彩
フォニックス所属のフリーアナウンサー。かつてフジテレビアナウンサーとして活動していました。
入社3年目には「めざましテレビ」のキャスターを務め、その後は「平成教育予備校」「はねるのトびら」など数々の人気番組に出演しました。
高島彩のパチンコ・パチスロ好きは筋金入りで、サミーのパチスロ「獣王」がホールに導入された日には徹夜でパチンコ屋に並んだなんてエピソードもあります。
福山雅治
アミューズ所属のシンガーソングライター。ほかにも俳優、作詞・作曲・編曲家、写真家、タレントなど幅広く活動をしています。
数々のヒットソングを世に送り出しドラマ・映画の主題歌に起用されており、オリコンチャート上位にもたびたび登場する大物歌手となっています。
福山雅治はデビュー前かなりパチンコ屋に通っていたようで、「パチンコ初心者のための5か条」を番組の企画で発表するほどでした。
萩原聖人
アルファエージェンシー所属の俳優、声優、ナレーター、プロ雀士です。
俳優としてテレビドラマに多数出演するほか、アニメ「カイジ」の声優、「冬のソナタ」の吹き替えなどマルチに活躍しています。
生粋のギャンブラー気質でたびたびパチンコ店での目撃情報が出てきます。テレビでぼろ負けするシーンの撮影中、座ってすぐに出玉が大量に出てしまいNGになったという逸話まであります。
林修
ワタナベエンターテインメント所属のタレント。元々は予備校「東進ハイスクール」の講師で東京大学・京都大学入試現代文対策を中心に担当していました。
東進ハイスクールのCMで放送された「いつやるの?今でしょ」というフレーズが大ヒットし2013年度新語・流行語大賞年間大賞を受賞するなど予備校講師としては前代未聞の脚光を浴びました。
林修は講義の雑談で「競馬とパチンコで借金を作った」と話していたことや、テレビ番組で初代スロットについて熱く語っていたことからパチンカスと称されています。
吉高由里子
アミューズ所属の女優です。2006年に映画「紀子の食卓」に出演し女優デビューを飾ります。そしてその作品で第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。
その後は「カイジ 人生逆転ゲーム」「GANTZ」「僕等がいた」など数々のヒット作品に出演を果たし今後が注目されている女優の一人です。
女優デビュー以前、世田谷・目黒のパチンコ屋でプロ並みの腕前を披露していたそうです。パチンコだけではなく競馬、麻雀などのギャンブルも好んでいるようです。
後藤真希
エイベックス・マネジメント所属のタレントです。元ハロプロのメンバーでモーニング娘。の第三期メンバーとして活躍しました。
モーニング娘。としてはかなりの大活躍を見せ、「NHK紅白歌合戦」には連続で出場。モーニング娘。脱退後もソロ歌手として活動します。
そんな後藤真希は雑誌「週刊新潮」にてどっかり椅子に座り、たばこを吸いながらパチンコを打つ姿が掲載されました。
鳥山明
世界的大ヒット漫画「ドラゴンボール」の作者。ドラゴンボールの他にも「Dr.スランプ」などの名作を生み出している漫画家です。
ジャンプの全盛期を支えた立役者でもあり、現在でも「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ」はCMやグッズに起用されています。
鳥山明がパチンカスだという噂がある一方、「ドラゴンボールの版権は絶対パチンコ業界には売らない」と宣言したという逸話もあります。
池上彰
もともとNHKで、社会部記者やニュースキャスターを務めていました。2005年に退職し現在ではフリーランスとして活動しています。
フリージャーナリストに転身してからは「世界一受けたい授業」に初出演すると幅広い世代から支持され始めます。番組終了後は政治、ニュースの解説役として数々の番組に出演しました。
そんな池上彰にもパチンカスだったという噂がネット上で出回っているのですが、真偽は不明です。
パチンカスの悲惨な末路は?
パチンコにのめり込み、依存症となった人には悲惨な末路が待っている場合が多いです。ここではそんなパチンカスの末路についてまとめていきます。
借金がとんでもないことになっている
パチンコ・パチスロは短時間で高額な投資を必要とする遊戯です。継続して勝てれば良いですがそんなうまくはいきません。
パチンコで負ければ両親、友人、消費者金融と周りから借金をしまくる人が多いです。大体が「勝った時に返そう」と考えますが、勝っても返す人はほとんどいないでしょう。
勝ったお金も次パチンコ店に行くときの軍資金になり、どんどん負けが込み、最終的には返しきれないほどに借金が膨らんでしまうのです。
ブラックリスト入りに
借金が膨らむと当然返済も滞ってきます。そうすると消費者金融などからブラックリストに登録されてしまうのです。
ブラックリストに登録されてしまうと5年間社会的信用がなくなってしまいます。
その結果借金を返すために借金をすることができなくなり、首が回らなくなってしまうのです。
借金が返せなくなり自決
パチンコ・パチスロでの借金が原因で自殺する人は年間少なく見積もっても2000人以上いると言われています。
また自殺までいかないまでもその予備軍は10万人ほどいるなんて説もあります。
ギャンブルを長くやっていれば精神的・経済的に追い詰められる経験をする人が多いでしょう。
なぜ地方のパチンコ店での首吊りが多いのか?
地方のパチンコ店のトイレなどで首吊り自殺を図る人も数多くいます。
都市部のパチンコ屋より地方の方が自殺率は高いのだそうです。なぜなのでしょうか?
地方では娯楽施設が充実しているところが少なく、パチンコが最大の娯楽と化している地域も多く見受けられます。よって刺激を求めパチンコ店に入り負ける負の連鎖を繰り返すそうです。
自分だけじゃなく周りも不幸にする
パチンコ依存症に陥っている人は借金を抱えている人が多数います。借金が残っていると身内や友人まで巻き込み、周りを不幸にしかねません。
また自分のことを心配してパチンコから遠ざけようとアドバイスをしてくれる恋人や友人、家族を疎ましく思うことから周囲に暴言を吐く人も珍しくありません。
こうしてどんどんパチンコをしない人との距離が開いていき、最終的には社会から孤立してしまうこともパチンコ依存症の人には多いといいます。
GOD依存症の末路
現在では出玉規制が厳しくなり、当たってもほとんどメダルは増えませんが、2005年ごろは大量に出玉が獲得できる機種がたくさんありました。
その中で頭一つ抜きん出ていたのが「GOD」です。GODはかなり出玉性能が高く、1日で30万勝ったという人も珍しくはありませんでした。
しかし毎日通っていれば大幅に負けることも多く、消費者金融から借金をし、利子だけでかなりの額を取られてしまいます。結果給料の2/3を借金返済に回し、友人もいなくなったなんて体験談もたくさんあります。
孤独と悲惨な老後になる
多額の借金を抱えたまま老後を迎えると待っているのは悲惨な現実です。
お金がないので結婚はできず孤独になります。さらに借金返済のためお金を稼ぐために働き続けなければならないのです。
結果自由な時間もなく、どんどん体力もなくなって、けどお金は稼がなければいけないという地獄に陥るのです。