ズンドコベロンチョとは?世にも奇妙な物語?どういう意味?オチは? エンタメ

ズンドコベロンチョとは?世にも奇妙な物語?どういう意味?オチは?

「ズンドコベロンチョ」という言葉をご存知でしょうか。聞き慣れないながらも、ふしぎな響きを持った言葉ですが、一体なにを指して、またなにを意味する言葉なのでしょうか。ここでは、そんな「ズンドコベロンチョ」の意味や正体について調べてみました。

「ズンドコベロンチョ」とは?「世にも奇妙な物語」で話題に?意味は?正体は?

ここでは「ズンドコベロンチョ」の意味や正体について見ていきたいと思います。

「ズンドコベロンチョ」とは?「世にも奇妙な物語」のストーリー?

「ズンドコベロンチョ」とはタモリさんがストーリーテラーをつとめている番組「世にも奇妙な物語」で1991年に放送されたストーリーのひとつです。

「ズンドコベロンチョ」のあらすじは?草刈正雄が出演?動画は?

「ズンドコベロンチョ」は草刈正雄が演じるバブル期のエリートサラリーマン・三上修二を主人公にした物語です。自身の聡明さに自信を持つ三上は、ある日「ズンドコベロンチョ」という言葉を初めて耳にします。

しかし自分だけが知らないとは言い出せず、話を合わせながらも必死でズンドコベロンチョの意味を調べますが、どこにも言葉の意味は載っておらず、三上はどうにか意味を知ろうと躍起になります。

そんな中、ズンドコベロンチョプロジェクトに選ばれたことをきっかけに、三上はズンドコベロンチョの意味がわからないことを打ち明け、部下達に驚きと失望の目を向けられながらも教えてくれと叫ぶのでした。

「ズンドコベロンチョ」の脚本は北川悦吏子?

ズンドコベロンチョの脚本を手掛けたのは『ロングバケーション』や『半分、青い』などの脚本を手掛けられた脚本家の北川悦吏子さんです。

知り合いと食事中「周りは結婚の話ばかり。そんな中でもしも自分が結婚という言葉の意味を知らなかったら一体どうなるのだろう」と知り合いが話したことが、ズンドコベロンチョの生まれるきっかけになったそうです。

ちなみに「ズンドコベロンチョ」というふしぎな響きをもった言葉も、この知り合いが考え出したものだそうです。

「ズンドコベロンチョ」の意味は?フジテレビに問い合わせが殺到?

「ズンドコベロンチョ」の意味についてはストーリー内でもはっきりと語られることはなく、ただ主人公以外の人達にとっては知っていて当たり前のものであると認識されています。

ストーリー内で主人公はズンドコベロンチョの意味を調べようと躍起になる中で、おもちゃ屋でズンドコベロンチョがほしいと言い、警備員を呼ばれる事態にまで発展していました。

北川悦吏子さんによると、放送終了後にフジテレビには約650件ものズンドコベロンチョに関する問い合わせがあったそうです。

「ズンドコベロンチョ」は知恵袋でも話題に?

ズンドコベロンチョは知恵袋でもたびたび話題になっていました。

その質問内容のほとんどは「ズンドコベロンチョの正体」に関するものでしたが、いずれも明確な回答は得られていないようでした。

「ズンドコベロンチョ」の正体をネタバレ?オチは?意味はなかった?

ズンドコベロンチョが誕生したきっかけでもある知り合いとのやりとりからもわかるように、ズンドコベロンチョは「意味のわからない言葉」です。

またこの作品はノベライズ『世にも奇妙な物語7』にも収録されていますが、その中には次のように書かれています。

「誰もが皆知ったふりをしているだけで存在しないモノ」

(引用:ノベライズ『世にも奇妙な物語7』)

これらからもわかるように「ズンドコベロンチョ」の正体は「意味のわからない言葉」「明確な意味や存在をもたない言葉」であると考えることができます。

「ズンドコベロンチョ」はリメイク版も話題に?神回?意味をガチで考察した説!

「ズンドコベロンチョ」は2015年にリメイク版が放送され、ふたたび話題になりました。

「ズンドコベロンチョ」をガチで考察?意味は何?神説も浮上?

リメイク版が放送されたことでズンドコベロンチョの意味についての考察がふたたび活発になり「神ではないのか」という説が浮上しました。

これは「ズンドコ」からズンドコ節に由来する「美しいものに宿って実態化することもできる神様」から「神っている」という意味合いに近い使い方がなされているのではという考えから派生した説です。

卍は「ズンドコベロンチョ」案件?同じと話題に?

Twitter上で「ズンドコベロンチョ」と同じ案件として話題になっていたのが「卍」でした。

一時期、若い女性達、おもに女子高校生達の間で流行していましたが、実際にその意味合いを理解して使っている人達は少なかったそうで、そのことで「ズンドコベロンチョ」と同じだと話題になったようです。

実際に女子高校生達の間で、卍は「特に意味はない」「調子にのっている」「テンションが上がった時(に使う)」「写真を撮る時(に使う)」というような意味や使われ方をしていました。

「ズンドコベロンチョ」の画像は?

ズンドコベロンチョの画像について調べてみましたが「意味のない言葉」という説が一般的なこともあってか、ズンドコベロンチョの画像はありませんでした。

ネット上ではズンドコベロンチョについて考えている画像や、または意味のない写真や画像などに「意味のないもの」を意味するものとして「ズンドコベロンチョ」というタグが使われています。

「ズンドコベロンチョ」は神回?タモリが一番好きな作品?

『世にも奇妙な物語』でストーリーテラーとして出演されているタモリさんは『SMAP PRESENTS ドラマの裏の本当のドラマ』の中で、もっとも好きな作品であると語っています。

「ズンドコベロンチョ」には2015年リメイク版もある?藤木直人主演のあらすじは?

「ズンドコベロンチョ」は2015年に藤木直人さん主演でリメイクされ『25周年記念!秋の2週連続SP 傑作復活編』の中でストーリーのひとつとして放送されました。

リメイク版で三上はITベンチャー企業の社長になっているなど変更もありますが大まかなストーリーは同じです。ラストで三上は総理から東京オリンピックの「ズンドコベロンチョ・アンバサダー」に任命されます。

しかし生中継される任命式のスピーチでズンドコベロンチョを知らないことが発覚し、これがニュースで取り上げられ炎上し、観客から物を投げられる中で三上はズンドコベロンチョってなにと叫ぶのでした。

「ズンドコベロンチョ」の居酒屋?辻堂にある「ずんどこべろんちょ 」とは?

神奈川県・辻堂には「ずんどこべろんちょ」という名前の店があります。

神奈川県藤沢市の辻堂に「ずんどこべろんちょ 」という居酒屋がある?

神奈川県藤沢市の辻堂駅から徒歩2分のところにある新町商店街の入口を入ってすぐの美容室の2階に居酒屋「ずんどこべろんちょ」はあります。

焼酎の品揃えが豊富でグラス530円でのむことができます。またお酒だけではなくメニューも豊富で、ごはんもののメニューもあるのでお酒をのみたい時だけで、食事をとりたい時にも利用することができます。

お店の一番人気のだし巻き玉子は、だしをたっぷりとふくんだ、たまごのふわふわのやわらかな食感がたまりません。

「ずんどこべろんちょ」は中居の後輩が経営している?

居酒屋「ずんどこべろんちょ」は、元SMAP・中居正広さんの後輩が経営されています。

このことは、中居正広さんが司会をつとめるテレビ番組『ナカイの窓』の2013年11月6日に放送された回の中であきらかにされました。

番組内で中居正広さんの同級生や後輩から話を聞く企画の中で、その話を聞く場所として選ばれたのが「ずんどこべろんちょ」でした。またこの撮影の前日にも中居正広さんは店を訪れていたそうです。

「ズンドコベロンチョ」のように謎が謎のまま終わる話

「ズンドコベロンチョ」以外にも謎がはっきり解明されることなく、謎のままで終わってしまう話や作品がいくつも存在しており、そうした作品や形式をあらわす呼び方もあります。

またそうした話や作品は文学作品・ネットから派生した話・テレビドラマ・落語など、古今東西、実に多岐にわたって存在しています。

ここでは、そうした話や作品について、いくつか紹介していきたいと思います。

リドル・ストーリーとは

「ズンドコベロンチョ」のように、物語の中の謎に対する明確な答えがないまま終わるストーリーやそうした物語の形式を「リドル・ストーリー」と言い、リドルは「なぞかけ (riddle)」を意味しています。

有名なリドル・ストーリーとしては身分の低い男性と女王の恋を描いたF・R・ストックトンの短編小説『女か?虎か?』や、藪の中にあった男の死体の真相をめぐる芥川龍之介の『藪の中』などがあげられます。

上の作品はどちらも最終的な選択や正解を読者にゆだねる形で終わっています。正解を求められたF・R・ストックトンは続編『三日月刀の促進士』を執筆しましたが、こちらもリドル・ストーリーになっています。

『謎のカード』

『謎のカード』はクリーブランド・モフェットの作品です。主人公の男性は出かけた先で出会った女性に1枚のメモを渡されます。言葉がわからない男性はホテルマン達にメモを見せ、なにが書かれているかたずねます。

メモを読んだホテルマン達は顔色を変えて男性に出て行くように言います。家に帰ってきた男性はその時のことを話し、語学に長けた妻にメモを見せます。メモを読んだ妻は離婚すると言い、出て行ってしまいます。

その後、共同経営者にメモを見せるとメモを読んだ途端に共同経営をやめてくれと言われます。男性はメモを必死に読み明かそうとしますが、メモをなくしてしまい、なにが書かれていたのかはわからないままでした。

鮫島事件

鮫島事件は「この話題を提示した途端に誰もが口をつぐんでしまうほどの恐ろしく忌まわしいあの事件」という設定の架空の事件です。

2001年に匿名掲示板に「伝説の「鮫島スレ」について語ろう」というスレッドが立てられ、これを見た人達が断片的な書き込みをはじめたことにより、架空である事件が広がっていきました。

最終的には「釣りである」とスレッドを立てた人物が宣言しましたが、釣り宣言がされたあとでも時々話題に上がり、さまざまな憶測がなされています。

牛の首

牛の首は鮫島事件と同じように「存在していない」怪談です。しかし「今まで聞いたこともない怖い話」として語り継がれています。

怪談を聞いた者は恐怖から身震いが止まらず3日もしないうちに死んでしまうため、怪談の作者は亡くなった者の供養のため仏門に入り、二度とこの話をすることなく世を去ってしまいます。

怪談を聞いた人は皆死んでしまったため、怪談の内容を知っている人はおらず、ただ「牛の首」という名前とそれが非常に恐ろしい怪談であるということだけが伝わっているとされています。

赤い洗面器の男

赤い洗面器の男は『警部補・古畑任三郎』をはじめとした三谷幸喜さんの作品に時折登場する赤い洗面器を頭の上にのせた男のことです。

赤い洗面器を頭の上にのせた男が、どうして赤い洗面器を頭の上にのせているのかという理由を明かそうとすると、そのタイミングで必ず何かしらが起こってしまい、結局理由が明かされることなく終わってしまいます。

赤い洗面器の男が初めて登場したのは『警部補・古畑任三郎』第11話で、以降よくこのシリーズに登場しています。大抵は古畑任三郎が毎回理由を聞き逃してしまうパターンになっています。

酢豆腐

酢豆腐は落語の演目のひとつで、江戸時代中期の1763年に発行された『軽口太平楽』の一編「酢豆腐」が元になっており、「酢豆腐」から派生した「あくぬけ」「ちりとてちん」という落語もあります。

ある日の昼下がりに金のない若い男達が暑気払いの酒のツマミについて相談しますが、なかなかいいツマミはなく、せっかく存在を思い出した豆腐も腐っている始末です。

男達は嫌われ者の若旦那に腐った豆腐を食わせようと腐った豆腐を「珍味」と言い、若旦那なら知っているはずだとおだてます。若旦那は知らないとは言えず、腐った豆腐を口にするはめになります。

ズンドコベロンチョが意味することとは

言葉は気持ちや意味を伝えるものとして用いられますが「ズンドコベロンチョ」のように「意味を持たない言葉」が流行る背景にはネットやSNSといった拡散しやすい環境が関係しています。

そのため、三上のように周りの人が皆知っていて、自分だけが知らないことを言い出せないという事態が起こるとともに「それが意味することはなになのか」を見極める必要があります。

これからも「ズンドコベロンチョ」のように、意味を持たない言葉がなんらかの意味のあるものとして拡散されていくようなことが実際に起こってもふしぎはないのかもしれません。

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