ダークウェブとは?入り方やサイト・衝撃の商品一覧【閲覧注意】 おもしろ

ダークウェブとは?入り方やサイト・衝撃の商品一覧【閲覧注意】

ここ数年で一般にも存在が知られるようになったインターネットの深淵「ダークウェブ」今回はダークウェブの入り方、代表的なサイト、アクセスに必要な「Tor」ブラウザやオススメの検索エンジンについて、また日本人がダークウェブを使う上での対策などをまとめます。

目次

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危険?ダークウェブとは?

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最近よく耳にする言葉「ダークウェブ」なんとなく危険な雰囲気が漂うこの言葉ですが、正確な意味はご存知でしょうか?まずは「ダークウェブ」の基本について説明していきます。

ダーク・ウェブとはどういう意味?

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「ダーク・ウェブ」とは特殊なブラウザ、ソフトウェアを利用する事でしか閲覧ができない、インターネット上の特殊な領域を指しています。

ダークウェブでは利用者の匿名性が完全と言って良いほど高度に保たれ、手に入らないものはないと言われるほど違法物を含む様々な物が取引され、犯罪でのやり取りにも利用される危険地帯だといえます。

ただ、それはあくまでもダークウェブの一面にすぎません。この匿名性を保つ技術は、機密情報をネット上で安全に扱う事を目的に開発された技術が元になっています。本来の目的はネットでの安全を保つ事にあるのです。

サーフェイス・ウェブ・ディープウェブ・ダークウェブ

通常、Googleなどの検索エンジンを使用した検索結果として表示されるページは「サーフェイス・ウェブ」と言われる領域で「surface」つまり、ネット空間全体の表面を指しています。

実はインターネット全体ではこのサーフェイス・ウェブの領域は1%未満に過ぎないとの調査データも存在します。この表面の下の層に残りの99%、膨大なデータ量で「ディープウェブ」という領域が広がっています。

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ディープウェブは具体的には、検索エンジンによって情報が収集されないため、検索結果に表示されないウェブページを指しています。わかりやすく言えば閲覧にログインID、パスワードが必要なページです。

つまり、ディープウェブには、SNSの管理ページや会員制のポータルサイトなどが含まれます。「ダークウェブ」とはそのディープウェブの領域内に存在するさらに深層の領域といえばイメージしやすいでしょうか。

ダークウェブは、オンライン上での匿名性を高度に保つ事を目的に開発されたソフトウェアを利用し、互いの匿名性が担保された状態でなければ利用できません。そのため、そこに辿り着くには特殊な条件が必要です。

ダークウェブはいつ誕生した?

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ダークウェブに入るツールである「Tor(トーア)」がアメリカ国内で広まり始めたのは、2005年頃からだとされています。

日本でダークウェブの存在が話題になったのは2012年で、PC遠隔操作ウイルス事件で犯人の片山祐輔受刑者が自身の身元を隠すためにTorを使用していたことがきっかけでした。

最後のメール以外、片山祐輔受刑者は自身の犯罪に関する書き込みやメールを送付する際にTorを経由していました。このことが報じられて、ダークウェブの存在も知られるようになったのです。

ダークウェブが誕生した目的は?

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犯罪の温床、危険という印象のあるダークウェブですが、開発にはアメリカ海軍が出資・協力をしています。もともと軍隊が安全に秘匿性の高い通信を行うために、ダークウェブはつくられたのです。

そのため現在も米軍でもダークウェブは使用されていますし、匿名性を活かして諜報活動にも利用されています。

しかし高い匿名性に目をつけた犯罪者が後からダークウェブに参入してきたことで、何でもありの危険な無法地帯というイメージが定着してしまったといわれています。

ダークウェブの仕組みや入り方は?

ダークウェブの簡単仕組みや、ダークウェブに入るための方法などを紹介していきます。

Torというブラウザが必要

ここでいうダークウェブは米軍の研究機関が開発した暗号化通信技術「オニオンルーティング」を用いて米政府主導で開発された特殊なブラウザ「Tor」を利用しなければアクセスできないWebサイト群を指します。

「Tor」を利用しなければアクセスできないWebサイトのURLには「.onion」というドメインがついています。ここでは、ディープウェブへのアクセスには「Tor」ブラウザが必要だと覚えておきましょう。

Torやダークウェブを利用すると情報を抜かれる危険がある?

「Tor」の利用や、ダークウェブへのアクセスで、ウィルスやワームなどのマルウェアに感染し情報を抜かれる恐れがあるという内容が、さも恐ろしく書かれている事があります。

しかし、これはウェブ全体に言える事であり、「Tor」やダークウェブに限った脅威ではありません。正しい使い方をすればダークウェブだから即座に危険という事はありません。

また「Tor」を使用しているのは犯罪者ばかりという印象を持つ人も少なくありませんが、子供が安全にウェブを使えるために、プライバシーが守られる「Tor」を使用している人もいます。

Torに日本語版はある?

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「Tor」には多数の言語に対応しており、もちろん日本語版もあります。「Tor」の扱い方自体は簡単で、通常のブラウザと大した違いはありません。

「Tor Browser Bundle」というサイトからダウンロードができ、通信速度も一度「Tor」を経由するために測定値は遅くなりますが、体感ではそれほどの差はないとされています。

危険!ダークウェブのウェブサイト一覧

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ダークウェブのサイトのURLの末尾には「.onion」というドメインがついています。最も簡単なダークウェブへの入り方は「Tor」ブラウザを使って、こうしたWebサイトを検索する方法です。

ここではダークウェブのWebサイトの一部を紹介します。使い方によっては危険なトラブルに巻き込まれる恐れもあるので気をつけて利用しましょう。

警察が介入し閉鎖となったシルクロード

「シルクロード」はダークウェブの存在を広く一般にも知らしめる原因となったサイトです。違法薬物やコンピューターウィルス、個人情報、ハッキング技術などの取引が行われていた、いわゆる闇サイトでした。

2013年アメリカFBIは、「シルクロード」のサーバーへの侵入に成功、犯罪の証拠を手に入れて運営者であるロス・ウルブリヒトの逮捕に踏み切ります。結果サーバーは押収され、サイトは閉鎖に。

類似の犯罪を防ぐために合衆国第2巡回区控訴裁判所はウルブリヒトに終身刑を言い渡していますが、減刑するべきだという署名活動は依然として行われています。

検索エンジンAhmia

「Ahmia」は「.onion」のドメインを持つ検索エンジンです。この「Ahmia」の特徴は、検索精度の高さとレスポンスの速さです。

「Tor」は匿名性を保つためにいくつものノードを経由して情報のやり取りをしているためとても重いです。使い勝手が良いとは言えない「Tor」を少しでも快適に使用するために、なかなか有用な検索エンジンです。

検索エンジンGrams

「Grams」はダークウェブ界のグーグルとも呼ばれた検索エンジンでした。ダークウェブ上の業者の信頼性を担保するサービスやビットコインを安全に決済する機能も備えていました。

ダークウェブへのアクセスの裾野を一般にも広げたという意味で、非常に存在意義の高いサービスでしたが、運営コストの問題により惜しまれながらも閉鎖されてしまいました。

検索エンジンnot Evil

「not Evil」もまたダークウェブ上の検索エンジンです。特徴は検索結果の多さで、探している情報が見つからない時に利用してみると良いでしょう。

ただ、検索精度はかなり悪いので効率は悪いです。探している情報がどうしても見つからず、手間と時間をかけてでもなんとか探し出したいという時には「not Evil」を使ってみましょう。

ダークウェブ版2ちゃんねる・Onionちゃんねる

「Onionちゃんねる」は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)のダークウェブ版です。「Tor」ブラウザを経由してしかアクセスできません。

見た目は普通の匿名掲示板と変わりませんが、書き込まれている内容はかなりダークで、違法ドラッグや児童ポルノの取引など犯罪的なやり取りにも使われています。

2013年に2ちゃんねるの有料ユーザーの情報がOnionちゃんねるに流出し、これを受けて管理人の西村博之氏は2ちゃんねるの大幅なシステム変更を行うこととなりました。

onionサイト版Facebook

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ダークウェブにはFacebookのサイトも存在します。偽装されたものではなく正式なものです。URLには「.onion」のドメインがついています。

匿名性を保ってFacebookを利用しなければならない場合を想定してダークウェブ上に用意されている様です。サーフェイスウェブで使用しているFacebookアカウントで同様にログイン可能です。

ダークウェブのリンク集Hidden Wiki

「Hidden Wiki」はダークウェブのリンク集で、ダークウェブにあるWebサイトへのリンクがジャンルごとに分けて網羅されています。英語サイトですが、中学生程度の英語力があれば使うことができます。

ダークウェブで必要な情報を探すのにはちょっとしたコツが必要です。「Hidden Wiki」を利用し、目的のリンクを探すのも有効な方法です。

殺し屋を雇えるBesa Mafia

「Besa Mafia」はビットコインを対価にして殺し屋が雇えるサイトです。しかし、このサイト2016年にイギリスのサイバーセキュリティ専門家が調査した結果、完全な詐欺サイトである事が判明しています。

ダークウェブではこうした詐欺的なサイトも多数存在します。販売されているものも、怪しげなものが多数存在するので不用意に信用すると簡単に騙されます。自己責任の上で利用しましょう。

闇市場AlphaBay

「Alpha Bay」はダークウェブ上で最大手だった闇取引サイトでした。違法薬物、偽造されたID、兵器、利用可能なクレジットカード番号など手に入らないものはないほど多様な違法物が取引されていました。

しかし2017年に運営者の26歳のカナダ人アレキサンダー・カーゼスが逮捕され、閉鎖に追い込まれています。逮捕された運営者は拘置所内で自殺を遂げています。

人体実験の動画がある?The Human Experiment

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「The Human Experiment」は名前の通り、人体実験の動画、画像などをテキストの説明文とともに詳しく掲載された違法サイトです。人体解剖などのグロテスク内容が多く閲覧はお勧めできません。

加えて、セキュリティ上の観点からもアクセスは控えた方が良いかと思います。「The Human Experiment」は一部で都市伝説だと言われていますが、本当に存在するサイトです。

人体実験・殺人などの動画を公開している赤い部屋

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「赤い部屋(Red room)」は殺人ビデオ(スナッフビデオ)などが配信されている動画投稿サイトだと言われています。ただ、こちらは実在が怪しく、おそらく都市伝説の類ではないかと思われます。

ダークウェブで購入できる物は?

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ダークウェブでは手に入らないものはないと言われるほど、あらゆるものが取引されています。ここではダークウェブで実際に販売されていたものを紹介していきます。

ハロウィン用?不気味なマスク

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ダークウェブでは、違法物ばかりがトレードされていると思われがちですが、大半はどこででも手に入るごく普通のアイテムです。

例えば、ハロウィンパーティーで使う様なシリコン製の不気味なマスクなども売りに出ています。通常のネットでもドン・キホーテでも購入可能な代物で、あえてダークウェブで購入する必要があるのかは不明。

薬物

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ダークウェブで盛んに取引されているのが、違法なものを含めた数々の薬物です。大麻やコカイン、効果が抜群な精力剤、不老不死の薬、ガンの特効薬などの怪しげなもの、どんな薬物でも購入可能です。

ビットコイン

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あまり知られていませんが、仮想通貨ビットコインは実はダークウェブ上でのトレードに使うために開発されたものです。

そのため、ダークウェブ上での取引は基本的にビットコインを介して行われます。ダークウェブ上の基軸通貨はビットコインなのです。

殺し屋・ハッカー

先述した「Besa Mafia」の様に、殺し屋やハッカー(正確にはクラッカー)を雇えるサイトも存在します。ただし、こうしてサイトを構えているものはほぼ全て詐欺サイトです。

ならば、殺し屋やハッカーは雇えないのか?と言えばそうではありません、こうした闇の仕事の依頼は、ダークウェブ上に存在する匿名性の極めて高い掲示板などで密かに行われています。

ただ、そのやりとりが行われている場所に普通のネットユーザーが辿り着くこと自体がまず困難ですし、実際に契約まで漕ぎ付けるのはかなり難易度が高いでしょう。

銃などの武器

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こちらは実際に公然と取引されています。しかし当局の取り締まりも厳しく、販売サイトは次々摘発されは新たに生まれるを繰り返すいたちごっこの様な有様になっています。

たとえ取引が成立したとしても、それを日本国内に持ち込むことがまず不可能です。銃の所持が合法な国ならまだしも、日本人が銃器をネットから手に入れるのは容易ではありません。というか違法なのでやめましょう。

個人情報・パスポート・クレジットカード

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こちらも実際に取引されています。例えばクレジットカード情報は、なんと一枚1万円程度で購入可能です。そしてそれに値段を上乗せして転売という違法なビジネスに手を染める者もいる様です。

また偽物学位や偽造パスポートなども販売されており、8000ドル程度を支払えば身元をまるごと変えてくれるサイトも存在するとされています。

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