こげんた事件(福岡猫虐待事件)の概要!犯人・松原潤の現在について 社会

こげんた事件(福岡猫虐待事件)の概要!犯人・松原潤の現在について

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松原潤や掲示板の現在は?事件のその後は?

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社会に大きな衝撃を与える事件を起こした松原潤には、顔写真や住所などの公開により、社会的な制裁が加えられました。また、彼が書き込みを行った掲示板も、一時は動物虐待に反対する声で染まりました。

その後、松原潤や掲示板はどうなったのでしょうか?それぞれの現在の様子についてまとめます。

松原潤の現在について

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事件に対する判決が出された時期に前後して、松原潤は、両親の住む広島県に引き戻されたといいます。

事件を最初から最後まで追跡し、こげんたちゃんの葬儀も手配した「探偵ファイル」というサイトは、判決後、松原潤に対してネット謝罪を求めました。彼は「前向きに考えている」とコメントしたそうです。

しかし、松原潤はそれ以降、実社会でもネットコミュニティでも沈黙を保っています。

松原潤の現在は他県で働いている?

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松原潤の広島県に住む両親の話によると、松原潤の現在は他県で真面目に働いているんだそうです。

事件当時のことについては反省しているということでした。

松原潤の現在は黒山田心臓?

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真面目に働いているという話がある一方、松原潤は現在、「黒山田心臓」という名前で動物虐待を繰り返しているのではないかという噂もあるようです。

松原潤の実家はネットに晒されている

事件は松原潤本人だけでなく、その周囲の人々にも影響を与えました。実家の住所は特定され、ネット上に晒されているようです。

松原潤の親戚にも批判の声

事件当時、松原潤の親戚のコメントで「飼っていた猫を殺したのなら別だが、警察ざたになるのがおかしい」というようなコメントがあったようです。

この親戚のコメントについても、おかしいというような批判の声も現在でも多く上がっています。

生き物苦手板の現在

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現在の生き物苦手版では、もともとの掲示板設置理由に沿った、ペットを含む動物とその飼い主に対する批判が少数書き込まれ、議論が行われることもあるようです。

ところが、動物虐待行為を愛好する側と非難する側による荒らしによって、真剣な議論は行われにくくなっているといいます。そうした議論は、古くからあるペット掲示板の方で続いているそうです。

こうしたことから、現在の生き物苦手版の内容は、動物虐待行為に対する擁護論と批判論の衝突や、無意味な内容、荒らし行為、動物関連のニュース、他愛ないおしゃべりなどになっています。

こげんたちゃんに追悼の声が集まる

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事件後、こげんたちゃんにはたくさんの人から追悼の声が集まりました。事件の際に作られた追悼サイトには、サイトを見た人たちなどからたくさんの追悼文が寄せられたといいます。

事件を最初から最後まで追っていた「探偵ファイル」というサイトは、こげんたちゃんのためにペット葬を手配しました。お葬式は参加者を集めず、サイトの運営者のみで行われたようです。

Dear.こげんたとしてサイトや本が作成

こげんたちゃんに対する思いが綴られたサイトや本は、Dear.こげんたというタイトルがつけられて作成されました。追悼文などをまとめた本は、当初サイト運営者によって自費出版で発売されたといいます。

その後、作成された本は2004年7月から全国的に販売されるようになりました。印税は動物虐待を防止する運動に使われているそうです。

2009年7月には、「君はぼくの声になる」というタイトルで、こげんた事件だけでなく、動物虐待や保護活動といった幅広い視点から、事件とその影響についてまとめた本が出版されています。

こげんた事件と類似した事件について

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社会に大きな影響を与えたこげんた事件ですが、その後も似たような事件が相次いでいます。ここでは、こげんた事件と同様に動物に対する虐待行為を行った事件を、2つ取り上げます。

どちらの事件も、猫に対する虐待行為を行い、その様子を撮影した画像をインターネット上に公開していました。その残虐性から、犯人に対しては重い罰を求める声が集まりました。

川崎猫虐待死事件

2011年11月、動物愛護法違反の疑いで 神奈川県川崎市の会社員である廣瀬勝海(当時45歳)が逮捕されました。当初の容疑は、預かった猫を床に叩きつけて怪我をさせたというものでした。

しかし、その後の調べで、さらに3匹の猫を殺害していたことがわかり、再逮捕されます。インターネットの掲示板を通じて10匹ほどの猫を譲り受け、虐待・殺害を行っていたのです。

虐待をする目的で引き取ったにも関わらず、「大事に育てる」と約束して譲り主をだましていたことから、この事件には詐欺罪が適用されました。そのため、猫里親詐欺事件とも呼ばれています。

埼玉猫虐殺事件

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2017年7月、罠で捕獲した猫に対して虐待を行い、インターネット上に公開していた元税理士の大矢誠(当時52歳)が動物愛護法違反の疑いで逮捕されました。

火あぶりや首つり、熱湯を浴びせるなど、思いつく限りの虐待方法によって、13匹の猫が犠牲になったといいます。妻子ある大人が行った非情な行為に、人々は大きなショックを受けました。

2017年12月12日、東京地裁は大矢誠に対して懲役1年10月、執行猶予4年の判決を言い渡しました。これまでに起きた事件における判決や、社会的制裁をすでに受けていたことを参考にした結果のようです。

日本では、動物虐待に対する判決が軽い?

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ここまで、福岡で起こった猫虐待事件の詳細と、それに類似した2つの事件についてまとめました。これら3つの事件では、犯人に対して重い罰を求める声が多く上がりました。

川崎猫虐待死事件の場合、詐欺罪が適用されたために、犯人は懲役3年、執行猶予5年になりました。しかし、残りの2つの事件では、1~2年足らずの懲役に執行猶予付きという判決でした。

こうした判決に対し、命を奪ったにも関わらず、判決が軽すぎるという声が高まっています。なぜ、日本では動物虐待に対する判決が軽いと言われているのでしょうか?

動物愛護法について

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日本の動物愛護法では、その動物が人に所有されているかどうかに関わらず、哺乳類、鳥類、爬虫類といった動物は保護されることになっています。

そのため、野良猫などであっても、動物を傷つけた場合には処罰の対象になります。飼い猫を傷つけた場合には、器物損壊罪に問われ、動物愛護法違反よりも厳しい罰が与えられることが多いようです。

法律の整備が追いついていない

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先述したように、日本における動物に対する虐待行為は、動物愛護法で罰せられます。しかし、この動物愛護法では、動物への虐待行為に対して、それほど重い罰は与えられないことになっています。

そのため、虐待行為に対して重い罰を与えるには、この法律を変更する必要が出てきます。しかし、その場合、動物の範囲をどこまでにするかが問題になります。

犬や猫だけを対象にすれば良い気もしますが、それには理由が必要です。今の法律を改正するには問題が多いため、厳罰化にも対応しにくいようです。

海外との動物に対する考え方の違い(アメリカ)

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海外、特にアメリカでは、動物虐待行為に対しては厳しい処分が下されることが知られています。程度によっては、殺人と同じくらいの重罪だと考えられているそうです。

しかし、こうした虐待行為が処罰されるのは、人に飼われている動物を傷つけた場合だけのようです。むしろ、野良猫は積極的に駆除するべきで、野良の犬猫は殺して良いということになっている州もあります。

つまり、アメリカでは、こげんたちゃん事件の犯人は何の罪にも問われないのです。

海外との動物に対する考え方の違い(ドイツ)

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ドイツでも、動物保護法が適用されるのは、人に飼われている動物だけです。特に犬や猫は飼い主がいても、管理されていない状態の場合には、積極的な駆除の対象とされています。

アメリカと同じようにドイツも、飼い主の有無が、動物が保護されるかどうかを決めるようです。

海外との動物に対する考え方の違い(その他の国々)

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その他、オーストラリアやスイス、オランダといった国々も、アメリカやドイツと同じように、動物への虐待に対する処罰は、人に飼われているかどうかで区別しているようです。

そして、多くの国では、野良猫は駆除の対象であり、殺しても罪に問われることはないとのことです。

動物虐待事件に対する考え方の変化

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海外では、動物虐待事件と凶悪事件の因果関係が取りあげられるようになっています。動物虐待事件は、凶悪な犯罪を起こす予兆であるともされています。

動物虐待事件の予防や犯人の逮捕が、児童に対する通り魔などの犯罪を予防することにつながるのではないかという考えも生まれているようです。

動物虐待に対する考え方は、海外と日本で異なる部分もありますが、今後は日本でも、動物虐待に対して厳しい罰が与えられるよう、法改正が行われるかもしれません。

こげんたちゃんのような被害を減らすために

こげんた事件こと、福岡猫虐待事件についてまとめました。この事件は、発生当時から社会に大きな衝撃を与え、今でも動物虐待事件に対して影響を与えています。

事件以降、多くの人々が動物虐待を減らそうと活動しているにも関わらず、動物虐待の被害は後を絶ちません。それは、動物を愛護しようとする人がいる一方で、動物虐待行為を愛好する人も存在するからです。

人間の都合で振り回される動物たち。こげんたちゃんのような被害を減らすために、私たちができることは何でしょうか?

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