実在する呪いの人形「アナベル」とは?実話を元にした死霊館シリーズ

皆さんは「アナベル人形」というのを聞いたことはあるでしょうか?ホラー映画が好きな人はワーナーブラザーズ配給の映画「アナベル死霊館人形の誕生」でご存じかも知れません。今回はそのアナベル人形について掘り下げ、呪いの人形についてまとめていきます。

実話を元にしたアナベル人形とは

ホラー映画に詳しい人はご存知かもしれませんが、「死霊館」という映画のスピンオフ作品に「アナベル死霊館の人形」という映画があります。この作品はあるアンティーク人形を巡って怪奇な事件が多発するものです。

アベナル人形はアメリカで一般的に発売されているラガディアン人形で、怪奇現象は実話に基づいて制作されています。アベナル人形はアメリカのコネチカット州の博物館に保管され今でも霊媒が行われています。

実在するアナベル人形とは【画像あり】

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映画の題材になったアナベル人形は実在していて、有名な霊媒師であるウォーレン夫妻によって管理されています。しかし、悪魔祓いはすませたのにもかかわらず、アナベル人形は家の中を勝手に動き回りました。

そのためウォーレン夫妻はアナベル人形を透明なガラスに収容しておくことを決めました。アナベル人形は現在オカルト博物館で展示されています。そこには「危険!何者も決して触るな!」と張り紙がされています。

スピンオフ映画「アナベル」は世界各地で公開された

アメリカのホラー映画である「死霊館」シリーズは2013年から制作されている大人気映画の一つです。その中のスピンオフ作品として「アナベル」シリーズがあります。

「アナベル」シリーズはアメリカで制作され、全世界で上映されました。その興行収入は600億円を超えていて、全世界に心霊現象を認めざるを得なくさせる影響力がありました。

映画と実物のアナベル人形の違い

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映画の内容は少しだけ脚色されており、実際の内容とは異なります。映画の人形はカルト教団の一人が憑りついているという設定ですが、実際は7歳で命を落とした少女の霊が憑りついているとされています。

また、その外見も全く違っていて映画の中のアナベル人形はとても怖い顔をしています。一方実際のアナベル人はラガディアン人形と呼ばれる人形で、見た目は可愛らしい見た目です。

ラガディアン人形とは

映画「死霊館」シリーズに出てくるアナベル人形は、本物の人形はアメリカでは誰もが知るラガディアン人形です。ラガディアンとは「ラガディ・アン・ストーリーズ」という絵本に出てくるキャラクターです。

ラガディアン人形は1915年に生まれたアメリカの国民的なキャラクターで、日本で言うところのキティちゃんのような存在です。日本でも根強い人気があり多くの関連書運品が出ています。

映画アナベルの基となったリアルアナベル事件の概要

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映画「死霊館」シリーズの映画「アナベル」作品は有名なホラー映画の一つです。有名になっている理由の一つは、アナベル人形が実在していて、怪奇現象を実際に起こしていると報告があるからです。

実際に起きたアナベル人形の事件はどのようなものだったのでしょうか。この実話に基づきつくられた映画で、全世界は怪奇現象のことを無視できなくなりました。

1970年にドナが母親からプレゼントされたことから異変が始まる

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事件の発端は1970年に看護学生であったドナに母親がラガディアン人形をプレゼントしたことによります。当時ドナはアンジーというルームメイトとアパート暮らしをしていました。

ある日2人はドナにプレゼントされた人形が、少しずつ移動していることに気が付きました。確定的になったのは出かける前にソファーに置いておいたはずの人形が、帰ってくるとベッドに移動していたことです。

古い羊皮紙に書かれたメッセージにルーが燃やすことを提案

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明らかに意思を持つような人形を気味悪がったドナとアンジーの友人であるルーは、その人形を燃やそうと提案します。しかしドナとアンジーは怖がるルーをからかうだけで相手をしませんでした。

しかしある日、状況が一変します。ドナたちが持っているはずのない羊皮紙が家中から発見されたのでした。その羊皮紙には「ルーを助けて」と書かれてありました。

霊媒師によって明らかにされたアナベル・ヒギンズという少女の霊

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「ルーを助けて」という羊皮紙が出てきて、さすがに不安になった3人は有名な霊媒師であるウォーレン夫妻に相談に行きました。そして、アナベル・ヒギンズという少女の霊が人形に憑りついていると分かりました。

ウォーレン夫妻の話によると、憑りついている霊のアナベルは昔その建物の中で7歳の時に亡くなったそうです。霊のアナベルはドナたち3人と親しくなりたいと考えているとウォーレン夫妻は判断しました。

ルーの悲劇

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ドナはウォーレン夫妻からアナベル人形は害がないと判断があったため、人形を家に置いておくことにしました。しかしウォーレン夫妻に相談した後、一番怖がっていたルーに悲劇が起きました。

ルーは人形に首を絞められる夢をよく見るようになりました。それからルーはアナベル人形に近寄ろうとしたら、胸が締め付けられ、痛みは激しくなり、ついには7つの爪痕を胸に刻み血をだして倒れてしまいました。

エド&ロイレン・ウォーレン夫妻に助けを求めた三人

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ルーの悲劇によって、アナベル人形にさらなる不安を感じた3人は再びウォーレン夫妻に助言を求めに行きました。ウォーレン夫妻は3人の話を聞き、最初に下した判断は間違いであったと認めました。

アナベル人形は善良な少女の霊ではなく悪魔が憑りついていたのでした。このことを受け、ウォーレン夫妻はクック神父に人形とルーの悪魔祓いを依頼しました。

悪霊祓いをしてもなお動くアナベル人形はオカルト博物館へ

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クック神父によって悪霊払いは済んだけれど、不安感がぬぐいきれない3人はウォーレン夫妻にまた相談しました。そして、そのアナベル人形をウォーレン夫妻があずかることになりました。

アナベル人形は悪魔祓いをしたにもかかわらず、霊媒師のウォーレン夫妻の家の中でも動き回りました。さすがのウォーレン夫妻も対処できなくなり、2人が管理するオカルト博物館で保管されることになりました。

死霊館で一躍有名となったウォーレン夫妻について

映画「死霊館」シリーズでは全ての話がウォーレン夫妻が経験した実話をもとに製作されています。ウォーレン夫妻は実在する超常現象研究家です。映画公開とともにその知名度が増しました。

実在するウォーレン夫妻とは

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ウォーレン夫妻は実在の人物で、現在は夫のエド・ウォーレンは亡くなっており、妻のロレーヌ・ウォーレンは健在です。ウォーレン夫妻はアメリカでは有名な超常現象研究家です。

その活動は60年以上前から行っており、アメリカ各地で起きた心霊現象について相談を受けています。その相談件数は1万件以上と言われ、その全てを解決に導いています。

ウォーレン夫妻がオーナーの博物館

ウォーレン夫妻はアメリカのニューヨーク州の東にあるコネチカット州でオカルト博物館のオーナーをしています。この博物館はオカルトミュージアムと呼ばれ、心霊系の博物館の中では最古の博物館です。

この博物館では「悪魔の偶像」と呼ばれる物や「悪魔への変身に使う子供の墓石」など悪霊に取りつかれたものが多く展示されています。

アナベルは現在も博物館に封印されている

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ウォーレン夫妻がオーナーをつとめる博物館で最も邪悪なものと言われるのがアナベル人形と言われています。霊媒師であるウォーレン夫妻の手元にいながら、ポルターガイストを継続できた唯一の人形なのです。

アナベル人形はウォーレン夫妻の管理のもと現在ではガラスケースに入って収納されています。展示の張り紙には「何があっても決して触るな」と書かれています。

封印してても怪奇現象は起きる?挑発した男性の悲劇

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アナベル人形の展示ガラスには「何があっても絶対さわるな」との張り紙がありますが、ある日この張り紙を見たひとりの男性があえてこの人形に触ってしまいました。

その男性はその博物館からの帰り道、乗っていたバイクが木に衝突してしまいました。その結果その男性は即死でした。いまだにアナベル人形には悪霊の力が宿っている根拠です。

二人の現在は?

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アナベル人形を管理するウォーレン夫妻ですが、夫のエド・ウォーレンは亡くなっています。これはアナベルの呪いによるものではなく、単純に寿命だと妻のロレーヌ・ウォーレンはいいます。

妻のロレーヌ・ウォーレンは現在も霊媒師としての活動と博物館の管理を行っています。映画「死霊館」シリーズではストーリーテラーも務めました。

アナベルも出てきた死霊館シリーズのまとめ

アナベル人形が有名になるきっかけとなったのが、映画「死霊館」シリーズです。このシリーズは実話をもとに作られているとされ、オカルト愛好家から絶大な支持を得ています。

「アナベル」に関する映画もいくつか制作されています。そんな映画「死霊館」シリーズについて詳しくまとめました。

実話を元にしていることで最恐と言われているシリーズ

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映画「死霊館」はアメリカ合衆国が制作したホラー映画です。「死霊館」シリーズでは、多くの超常現象を解決してきたウォーレン夫妻が体験した実話に基づき制作されています。

ウォーレン夫妻は超常現象研究家として全世界で有名な方です。そのウォーレン夫妻が調査してきた事件の中でも最も邪悪だと感じたものをピックアップして制作されています。

死霊館

「死霊館」シリーズの第一部作品のタイトルはそのまま「死霊館」です。監督はホラー映画「ソウ」のジェームズ・ワンです。「死霊館」とはその映画のなかで、奇妙な事件を起こすある建物につけられた名前です。

場所はアメリカのロードアイランド州にあり、古びた一軒家です。その一軒家にある家族が引っ越してくるところから物語は始まります。詳しくは映画をご覧ください。

アナベル死霊館の人形

映画「死霊館」の次に制作されたのが「アナベル死霊館の人形」です。この映画は2014年に公開となりました。この映画は実際に起きた「アナベル人形」の事件を元にして制作されています。

しかし、実際の事件をそのまま映画化されたわけではなく、アレンジを加えて作られたフィクションとなっています。

死霊館 エンフィールド事件

「死霊館エンフィールド事件」は2016年制作の「死霊館」シリーズの第3弾です。エンフィールド事件はイギリスのミドルセックス州円フィールドでおよそ2年続いたポルターガイスト現象による事件です。

この実話をもとに制作されたのが「死霊館エンフィールド事件」です。この映画によって「ポルターガイスト」という言葉が全世界に浸透しました。

アナベル死霊人形の誕生

「アナベル死霊人形の誕生」は2017年に公開されました。この映画は2014年に公開された「アナベル死霊館の人形」のスピンオフ映画です。

この映画の舞台は2014年に公開された「アナベル死霊館の人形」からさかのぼること12年前のお話です。12年前に何が起きて、なんの変哲のないラガディアン人形に霊が憑りついたのかを描いています。

なぜ呪いの人形ができるのか?

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日本のホラー映画でも人形に魂が宿り、現世の人々に悪行を働くというものが多くあります。また、藁人形はもっとも有名な日本の呪いの仕方の一つです。

では、なぜ人形には呪いの魂が宿ってしまうのでしょうか。その答えは簡単で、人形が人の形をしているからです。では、人の形をしたモノにはなぜ呪いをかけやすいのでしょうか?

人形には悪霊が宿りやすい?

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ここまでの話で、人形だから悪霊が憑りつくのだと考える人がいるかもしれませんが、それは間違いです。霊の多くは自身のお墓に宿ります。しかし、よく供養をしていないと悪霊になってしまうのです。

そして、悪霊になった霊が浮遊しだすと、自分の形に似た人形に憑りつくようになります。ですから、動物の悪霊は動物のぬいぐるみに宿っています。人の悪霊だから人形に憑りつきやすいというのが正しい解釈です。

目隠しをすることで呪われない?

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悪霊に憑りつかれた人形に呪われないようにするには目を見ないことが大切です。目はコミュニケーションに大切な要素を持っていて、アイコンタクトだけで相手を制御する力があります。

そんな目の力を悪霊は利用しています。そのため、呪われた人形の目を見ないことが大切です。目隠しをしてしまったり、寝るときに後ろを向かせたりして無意識に目を見ないようにすることが大切です。

なぜ人形が怖いと思われるようになったのか

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人形は古くは怖いとはあまり思われていませんでした。むしろ、子供のおもちゃであり可愛い存在でした。しかし、徐々に人形のことを人間は恐れ始めたのです。

その理由は、人形がどんどんリアルの人間に近づいていったからです。この現象は不気味の谷と言われ、例えばCGで作られた女子高生の見た目がリアルすぎて不気味だと一時期話題になりました。

アナベル人形のようなホラー要素を持つ人形

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アナベル人形は歴史上もっとも邪悪な霊が憑りついているとウォーレン夫妻はいいます。つまり、ほかにも悪霊が憑りついた人形はたくさんあるということです。

ここでは、そのようなホラー要素を持つたくさんの人形を紹介いたします。

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