フレディ・スペンサーの現在は?バイクテクニックや動画もまとめ

バイク一つでスピードの限界に挑戦するロードレース。そこで未だレジェンドとして絶大な人気を誇っているフレディ・スペンサーという選手が存在します。今回はフレディ・スペンサーについて彼が成し遂げた数々の快挙、および現在の動向などについて調査していきたいと思います。

天才、フレディ・スペンサーの現在は?

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かつて数あるタイトルを総なめにし、天才の名をほしいままにしたフレディ・スペンサー。GPで500㏄、250㏄のWタイトル制覇は史上彼だけが成し遂げた快挙です。

彼は既に現役を引退していますが、現在は何をしているのでしょうか?ここではフレディ・スペンサーの戦績と現在についてまとめていきたいと思います。

AMAで三冠、GPで500cc、250ccのWタイトルを獲得

4歳でバイクに乗り始めたフレディ・スペンサーは小さいころから天才少年と呼ばれるようになります。プロの世界でも将来のグランプリチャンピオンを常に期待されていました。

そして1985年、フレディ・スペンサーは歴史に残る快挙を成し遂げます。AMAのメジャータイトル3冠を達成すると、GPでは500㏄、200㏄両方に参戦し、Wタイトルを取得するのです。

500㏄と250㏄は全く違うセンスを求められます。陸上競技で言えば100mと1500mで金メダルを獲得するようなもの。その規格外な天才ぶりがうかがえます。

1988年に引退、1989年に復帰するも1993年にWGPから引退

このように圧倒的な才能でスターとなったフレディ・スペンサーですが、1987年に右手首を負傷してしまいます。これが原因となり翌年の1988年に現役引退を表明します。

しかし、フレディ・スペンサーは手首の手術を決行します。その結果手首はほぼ完全に回復したとして翌年の1989年に引退を撤回、再び現役復帰することとなりました。

その後もいくつか勝利をおさめますが、全盛期の輝きを取り戻すまでには至らず、1993年にWGPから引退します。

2008年に鈴鹿8時間耐久レースの特別イベントでデモラン走行

2008年に鈴鹿8時間耐久レースの特別イベントとして、かつて1985年にWGPチャンピオンを取ったマシンNSR500でデモラン走行を行っています。

まさかのレジェンド登場と全盛期を彷彿させるマシンでの走行に、8耐に来た観衆は大いに盛り上がりました。

現在でもイベントなどに出演している?スクールでも教えている?

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現役を引退し、レースで人々を魅了することは適わなくなりましたが、現在でも各種イベントなどに出演し、バイクの魅力を伝えるために日々精力的に活動されています。

また、スクールを開き自身が培った運転技術を教えています。しかし、世界不況のあおりを受け、今はスクールは閉鎖されているそうです。

フレディ・スペンサーはどんな選手だったの?

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1980~1990年代を代表するレーサーであったフレディ・スペンサーですが、若い方だとご存知ないかもしれません。ここではフレディ・スペンサーがどのような選手であったかご紹介したいと思います。

フレディ・スペンサーの生い立ちは?身長は?

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フレディ・スペンサーは1961年12月20日生まれ、アメリカのルイジアナ州が出身地です。幼少期から広大な自宅の庭でモータバイクを乗りこなし天才少年と呼ばれていました。

1978年に本格的に二輪ロードレースへの参戦を開始します。モトグッツィ、ヤマハ、カワサキなどのライダーを経て1980年にUSホンダと契約しました。以降の活躍は前述のとおりです。

178㎝という高い身長と長い手足でバイクを自在に操るどらい

フレディ・スペンサーのレース戦歴は?

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1982年にホンダからWGPへフル参戦を開始し、シリーズランキング3位に輝きました。翌1983年には21歳8か月という若さでチャンピオンの称号を獲得します。

これは当時の最年少記録であり、その後約20年間破られることはありませんでした。そして1985年、史上初の250㏄、500㏄のWタイトルを受賞します。

ところが翌年にレース右腕を故障し、ポイントを獲得することがないままシーズン途中でリタイアしてしまいました。そして翌年の1987年に現役引退を宣言しています。

伝説のレース、フレディ・スペンサーvsケニー・ロバーツ(動画あり)

1983年に史上最年少でチャンピオンを獲得したフレディ・スペンサーですが、最大のライバルとして彼の前に立ちふさがったのは当時チャンピオンであったケニー・ロバーツでした。

シーズンでも12戦中共に6勝ずつと一歩も譲らない展開でしたが、獲得ポイントはフレディ・スペンサーが僅かに上でした。特にこの年のWGP500㏄は歴史に残る激戦として今も語り継がれています。

フレディ・スペンサーの天才的テクニック、ドリフトの動画はある?

ファスト(速い)・スペンサーと呼ばれた天才のコーナリングテクニックをご覧ください。まるで倒れているようにしか見えませんが、これで運転できているんです。

フレディ・スペンサーが語るコーナリングのコツとは?

本人曰く、コーナリングのコツは「直線的にコーナーへ入り」「短期間で鋭く向きを変え」「直線的に立ち上がること」であるそうです。弧を描いてコーナリングを行うようではダメだそうです。

それは向きを変えた後にできるだけ早くアクセルを開けるため。短期間に素早く向きを変えるコツは「向きを変えるに至るまでしっかりと減速してあげる」のが極意であるとか。

これだけ車体を倒した状態で減速しようとするとそのまま転倒してしまう恐れがあり、並みのレーサーなら実践することが難しいでしょう。スペンサーは「自分を信じる心が大切」だと訴えています。

フレディ・スペンサーが乗っていたバイクは?

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ここでは、かつてフレディ・スペンサーが乗っていたバイクについて紹介したいと思います。

マシン①:HONDA CB750F

HONDA CB750Fです。フレディ・スペンサーはこのバイクを操り悲願のデイトナ100マイル優勝を果たしています。後にこのアメリカ仕様の純正カラーは「スペンサーカラー」と呼ばれるようになりました。

マシン②:ヤマハ YZR500

1988年の引退宣言から一転、現役復帰を宣言し、ヤマハと契約を結びます。その際使用していたバイクがこのYZR500ですが、残念ながらその年はランキング16位で終わってしまいました。

マシン③:HRCホンダNS500

フレディ・スペンサーが1982年から1984年まで使用していたバイクです。

マシン④:HONDA NSR500(ロスマンズ)

フレディ・スペンサーが1985年に伝説の250㏄、500㏄のWタイトルを獲得した際、500㏄のレースで使用していたバイクです。イベントでのデモ走行などで度々このNSR500に乗っています。

フレディ・スペンサーのヘルメットは?

フレディ・スペンサーが当時使用していたヘルメットについて紹介したいと思います。

フレディ・スペンサーのヘルメットがかっこいい?

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フレディ・スペンサーが使用していたヘルメットはバイクと同じく赤、青、白で構成されたスタイリッシュなヘルメットです。これらについてはレプリカヘルメットが製造・販売されています。

当時フレディ・スペンサーに憧れたバイクファンたちがレプリカヘルメットを装着してバイクに乗り、思い出に浸りながらドライブしているそうです。

フレディ・スペンサー初のチャンピオンとなった1983年ロードレース世界選手権

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1983年フレディ・スペンサーが500㏄で史上最年少のチャンピオンとなりますが、このシーズンはライバルであるケニー・ロバーツを混戦を極め、史上稀にみる激戦となりました。

開幕からスペンサーが3連勝を飾り、前半を終えてスペンサー4勝ロバーツ2勝とスペンサーが一歩リード。しかし後半でロバーツが驚異の追い上げを見せ、シーズン終了時点で6勝ずつと一歩も譲らない展開となります。

シーズン終了までどちらがチャンピオンとなるか全く分からない状態でしたが、総合ポイントでわずか2ポイントスペンサーが上回っており、チャンピオンの座を獲得しました。

フレディ・スペンサーに関するまとめ

皆さまいかがでしたでしょうか?今回はバイクレーサーのレジェンドであるフレディ・スペンサーについてまとめました。20年以上前に引退したにも関わらず未だ根強い人気を誇っています。

現在の規定では500㏄と250㏄の同時参戦が許可されていないので、彼が打ち立てた500㏄。250㏄Wタイトルは今後破られることはないはずです。そのため、伝説として永遠に語り継がれることでしょう。

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