旭川女子中学生集団暴行事件の概要!加害者と被害者の現在は?社会

旭川女子中学生集団暴行事件の概要!加害者と被害者の現在は?

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旭川女子中学生集団暴行事件の関係者の現在は?

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事件が発覚してから既に20年以上が経過し、当時中学生だった被害者と加害者たちは皆、30代後半となっています。事件に関与した生徒たちは現在どうしているのでしょうか。

一生消えない傷を背負ってしまった被害者の女子生徒と、少年院送致や試験観察・保護観察処分となった加害者の男子生徒たちはその後の人生をどのように歩んでいるのでしょう。

被害者の女子生徒の現在について

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事件が発覚した1996年から20年余りが経過し被害者の女子生徒も既に30代後半となっています。実は女子生徒は、この事件が発覚した翌日以降も学校に登校し続け、驚くことに中学校生活は皆勤賞だったそうです。

辛い日々の中、一日も休まずに登校し続けた女子生徒の「皆勤賞」の重みは言葉にし難い尊いものです。そしてその後も周囲の好奇の眼差しに負けることなく高校に進学したのです。

しかし気持ちも新たに高校に進学した被害者でしたが、事件での精神的な傷は癒えることはなく、特に男性に対しては恐怖心などがあり会話をすることはなかったといいます。

男性への恐怖心は消えたのか

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事件発覚当時は未成年でしたので、被害者の女子生徒の実名や顔写真などは公表されていません。当時は2ちゃんねるなどで名前や写真が晒されることもあったようですが、現在は削除されています。

ですので、現在の被害者については詳細はわからないのですが、既に結婚しているという噂もあります。それが本当ならとても喜ばしいことですが、完全に立ち直るには長い年月が必要なことも確かです。

現在30代後半となっているであろう被害者については、事件に対するトラウマや男性への恐怖心を乗り越えて幸せで輝かしい人生を歩んでいてほしいと切に願うばかりです。

加害者の男子生徒たちの現在について

被害者の女子生徒と同学年だった加害者たちも現在は30代後半です。被害者と同様に事件当時未成年だった少年たちは少年法により身元を保護された為、実名や顔写真が公表されることはありませんでした。

被害者の女子生徒に対する性的暴行などが著しく酷く少年院送致となった少年3人は、被害者家族が裁判で係争中は少年院に収監されていましたが、判決が出る頃には出所しています。おそらく20歳くらいでしょう。

同じように試験観察処分、保護観察処分となった少年たちも裁判が終わるころまでには既に処分も解け、普通の生活に戻っていたはずです。

社会に出て普通に生活しているのか

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被害者が受けた心の傷は一生残りますが、加害者たちは少年法により保護され、受けた処分を全うさえすれば数年でそれまでの生活に戻ることが出来ます。普通に社会に出て働いている加害者も多いでしょう。

この事件で処分された10人を含め、判明しているだけでもこの不良グループの同級生で成人してから、殺人事件を起こし逮捕された者が1人、殺人未遂事件で逮捕が1人、逆に殺害されてしまった者が1人いるそうです。

現在の年齢は被害者と同様に30代後半。結婚し家庭を持ち、子供がいる加害者もいることでしょう。自身が親になったからこそ気づく「痛み」と「懺悔」はあるのでしょうか。

旭川女子中学生集団暴行事件と類似した事件

旭川女子中学生集団暴行事件は近年例を見ない、未成年による凄惨な性的暴力・強姦事件です。性犯罪事件で取り沙汰されるものは最終的に殺人事件となる事案が多い中、命を失うことがなかった事は不幸中の幸いです。

この事件に類似するような、未成年が犯した凄惨な事件は他にもあったのでしょうか。

尼崎児童暴行事件

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尼崎児童暴行事件とは、2006年兵庫県尼崎市で発生した事件で、小学生4年生の男子児童が主犯格となり、被害者である同級生の女子児童に対し集団で性的いじめ・集団暴行をおこなった事件です。

小学校4年生の男子児童が自宅でアダルトビデオを観て興奮し「ビデオと同じことがしたい」と思い、他の男子児童を使い被害者の女子児童を家に呼び寄せ、複数人の児童が女子児童の身体を弄びました。

女子児童は後日、両親と教師に被害を打ち明けます。被害者家族は転校を希望するもそれは叶わず、その後男子児童たちは1年以上も被害者の女子児童に性的いじめと性的暴行を加え続けました。

大邱小学生集団性暴行事件

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大邱小学生集団性暴行事件とは、2008年に大韓民国(韓国)で発覚した事件で、小学校高学年の男子児童複数人が被害者の女子児童に対し日常的に性的暴行を行っていたという異常な事件です。

当初は小学生の男子児童同士のいじめから始まりました。上級生の児童が下級生の男子児童に無理矢理陰部を見せ、同性同士の性行為を強要し下級生の児童が断ったら殴るなどの性的いじめ・暴力でした。

そのうち、いじめられていた男子児童が女子児童に暴行を加える行為に参加し始め、女子児童の身体を弄び、強姦するようになります。被害者が一転、加害者になるという未成年の起こした事件です。

女子高生コンクリート詰め殺人事件

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1988年から1989年にかけて埼玉県三郷市で発生した、不良少年による女子高生の監禁・暴行事件です。

不良少年グループは女子高生を東京都内のマンションに監禁した後、激しい暴行の末に死亡させています。

中野富士見中学いじめ自殺事件

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1986年に東京都中野区で発生した男子中学生のいじめ自殺事件です。学級担任がいじめに深く関与していたことから当時、ワイドショーなどで大きな話題となりました。

川崎市中1男子生徒殺害事件

2015年、川崎市川崎区の市立中学校に通う1年生の男子生徒が殺害され、河川敷に全裸の状態で遺棄された事件です。

犯行に未成年グループがかかわっていたことから、当時はマスコミなどでもセンセーショナルに取り上げられました。

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加害者の男子生徒たちの裏に隠れた「加害者たち」

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旭川女子中学生集団暴行事件が発覚し、加害者の不良グループの男子生徒10人が性的暴行などの罪で処分を受け、被害者側は旭川市や北海道を相手取り裁判を起こし結審。そしてこの事件は終わりを迎えました。

これだけの事件を起こしながらも、加害者の少年たちは少年法により保護され、処罰自体成人の受ける刑事事件の量刑より当然ですが相当軽いものです。この事件の処分はこれだけで終わっているのです。

しかし、本来罰せられるべき人物はもっと他に大勢いたのではないでしょうか。10人の加害者生徒たちの陰には大勢の罰せられなかった加害者がいたはずです。

逮捕・補導された加害者の他に被害者に猥褻行為をした生徒たち

この事件は被害者の女子生徒が中学1年生の頃から始まっています。主体となって女子生徒に性的いじめや暴行を加え続けていたのは、主犯格の男子生徒を含む不良グループの生徒たちですが犯人は他にもいます。

女子生徒の身体を弄んだ下級生の不良生徒たち、不良グループの生徒たちに勧められて、女子生徒に口淫を強要したり強姦した他校の男子生徒たち。彼らは加害者生徒たちと同罪なのではないでしょうか。

事件発覚後、大勢の男子生徒が女子生徒を凌辱していたことが明らかになっているにもかかわらず、加害者以外、誰一人として処罰を受けることなく普段通りの生活を送っていることに疑念を感じざるを得ません。

黙視し続けたクラスメイトや同級生たち

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女子生徒はクラスメイトがいる教室でも頭を殴られたり裸になるよう強要されていましたし、授業中に連れ出されても、猥褻行為を目撃しても、クラスメイトや同級生たちは助けることはなく黙視し続けていたのです。

被害者の女子生徒に対し直接危害を加えたわけではありませんが、見て見ぬふりをし続ける行為は「間接的ないじめ」であり、傍観していた者たちは立派な加害者なのではないでしょうか。

教師という立場と責任を見失いすぎた

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教師たちに至っては、生徒を守るべき立場でありながら、被害者である女子生徒の性被害の報告を軽んじて受け止め、適切な対応をすることなく放置したり、猥褻行為を目撃しても通り過ぎる始末です。

事態が深刻だと受け止めなかったとしても、教師という立場や責任を心に留めて教職を全うしているのであれば、校内で猥褻行為があるという事実を教師同士が共有し、改善するように働きかけるべきなのです。

事件が発覚した際に相談を受けた教師以外のこの学校の教師たちは、善悪の判断が出来る立派な成人であるのに、女子生徒を助けることを「あえて」しなかった。これは加害者と言わずにはいれません。

旭川女子中学生集団暴行事件の深い謎

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旭川女子中学生集団暴行事件は、突発的に発生した性的暴行事件ではなく、被害者と加害者が中学1年の頃から事件が発覚した中学3年の12月まで長期間に渡って被害が継続された悪質な事件です。

ただ裁判での判決結果は元より、学校や教育委員会が独自で行った聞き取り調査の結果を知る限り、加害者を擁護する声や同情の声が多くあったというのはとても不思議です。

被害者の女子生徒が誰にも本心を打ち明けていなかったとしても、泣き叫ぶ女子生徒を見ていれば何も出来なかったにしても、内心少しは同情したりするものではないでしょうか。

被害者の女子生徒の謎

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中学校に入学当初、明るく友人も多かったという被害者の女子生徒ですが、いつの間にか学校内で「孤立」しているように感じます。小学校から一緒だった友人や被害を見聞きした友人はいなかったのでしょうか。

そして女子生徒には1つ年上の兄がいます。猥褻行為が悪質化した中学2年生の頃、お兄さんは中学3年生です。学年は違ったとしても、妹が猥褻行為をされている事を噂で聞いたりすることがなかったのも不思議です。

また加害者生徒たちとの行為を楽しんでいるように見えたという証言もあります。この事件は最初から女子生徒はや嫌がっていたはずですが、本当はどこまでがおふざけで、どこからが嫌々の言いなりだったのでしょうか。

加害者の男子生徒たちの謎

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加害者の男子生徒たちは中学1~2年の時に集った仲間たちです。犯人であるリーダー格で男子生徒の失恋を機に性的嫌がらせが始まりましたが、なぜ執拗に被害者の女子生徒に猥褻な行為をし続けたのでしょうか。

少年たちは酷く素行の悪い不良グループで、この事件での性的暴行などに同情の余地はないはずなのですが、聞き取り調査の際には彼らに同情する声が多数挙がっていたのは何故でしょう。

加害者の男子生徒たちの起こした罪は大罪であることは明白ですが、周囲の目から見ると男子生徒たちだけが悪い訳ではないと同情できるような「事実」が隠れている気がしてなりません。

被害者女子生徒の家族の謎

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全ての家族が仲が良いわけではないでしょうが少なからず被害者の女子生徒の両親は、学校での性的嫌がらせについて本人から何度か相談を受けています。事件発覚までの間に子供の変化に気づかなかったのでしょうか。

女子生徒が無理やり強姦された日、帰宅した女子生徒はいつもと変わらぬ様子で家族と食卓を囲み、雑談をし笑い合っていたのでしょうか。傷ついた心と身体をひた隠し普段通り両親と接すれるのでしょうか。

両親は女子生徒が性的嫌がらせの相談をしなくなってから事件発覚までの間、寧ろ両親の方から思春期の娘に問いかけたり寄り添うことで、少しの変化や異変を察することは出来なかったのでしょうか。

事件を再発させないために

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旭川女子中学生集団暴行事件のように凄惨で凶悪な事件を二度と繰り返さないためには、どのような対策が必要なのでしょうか。

初期段階できつく注意する

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旭川女子中学生集団暴行事件では、周囲の対応が事態を深刻化させてしまった部分があります。

犯人の少年も大人の様子をよく見ており、はじめのうちは軽めのからかいからはじめて、「どこまでなら許されるか」ということを試しています。

教師がごく初期の段階で少年をきつく注意していれば、女子生徒が苦しむこともなかったのではないでしょうか。

被害生徒を徹底的に保護する

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旭川女子中学生集団暴行事件が深刻化してしまった要因として、大人の介入がギリギリまで遅れてしまったことが挙げられます。

最初の訴えの段階で教師が被害生徒をしっかりと保護することで、それ以上の被害を防ぐことができていたはずです。

両親を巻き込む

例の事件では、両親は少女がボロボロになるまで事件の全貌を知りませんでした。

学校側も初期の段階で両親に相談し、きちんと対策について協議することで抑止力にもつながります。

時には警察に相談する

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いじめは、れっきとした犯罪です。事態が悪質な場合は早期の段階できちんと警察を介入させ、ひとつの事件として対処することが学校を治外法権にしないためのポイントです。

旭川女子中学生集団暴行事件のような事件が二度と起こらないために

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この事件は全てが異常です。女子生徒が2年以上も凌辱され続けていたのに、誰一人として女子生徒を助けることなく傍観し続けた事。男子生徒たちを野放しに資、校内での様々な悪行と犯罪を黙認し続けた教師たち。

事件自体を隠蔽しようとした、学校の悪質な体制と対応。これが逆にこの事件がメディアに取り沙汰れる結果に繋がり、卑劣極まりない集団暴行事件として有名になったのもかもしれません。

そして二度とこのような事件が世間を騒がせることがないよう、教師をはじめ親や周囲の大人たちはもっと子供たちに関心を持ち、目を向け語り合い愛情の手を差し伸べることが必要なのではないでしょうか。

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