アレン・グリーンって誰?「ショーシャンクの空に」は実話なの? エンタメ

アレン・グリーンって誰?「ショーシャンクの空に」は実話なの?

不朽の名作である、「ショーシャンクの空に」。映画のエンドロールに「アレン・グリーンを偲んで」が表示されているために、誰なのか気になっている方も多いはずです。監督のフランク・ダラボンさんの関係者であるという噂を掴みましたので本当かどうか調べてみました。

目次

[表示]

「ショーシャンクの空に」のアレン・グリーンって誰?

1994年に公開され、大ヒットしたアメリカ映画である、「ショーシャンクの空に(The Shawshank Redemption)」。

映画の最後に、「アレン・グリーンを偲んで」との表示が出ますが、一体誰のことなのかと話題になっていますので、調べてみました。

アメリカ映画では、エンドロール直前などで、関係スタッフ等の死に対して、追悼の意を示すことは非常に多いです。

映画の最後に「アレン・グリーンを偲んで」と表示されるショーシャンクの空に

「ショーシャンクの空に」では、映画の最後に「IN MEMORY OF ALLEN GREENE(アレン・グリーンを偲んで)」という表示が出ます。

関係スタッフが撮影中に亡くなった?出演した俳優?女優?などの噂がありますが、実際のところは誰なのでしょうか?

アレン・グリーンは誰?フランク・ダラボン監督の親友で亡くなっていた?

アレン・グリーンさんは、「ショーシャンクの空に」の監督である、フランク・ダラボンさんの親友であることがわかっています。この映画の製作途中に亡くなったとのことです。

アレン・グリーンさんは、フランク・ダラボン監督の親友であり、「ショーシャンクの空に」のエージェント(芸能事務所担当者)をしていた人物でした。

映画の完成前に亡くなられていたとのことで、そのために、エンドロール直前に追悼の意を表明しているのです。

フランク・ダラボン監督とはどんな人?

フランク・ダラボン監督は、アメリカの映画監督、映画プロデューサー、TVプロデューサーをしていらっしゃいます。生まれはフランスで、現在60歳です。

「スターウォーズ」や「インディージョーンズ」といった映画の制作への関与や、「ウォーキング・デッド」などのTVシリーズでもヒット作品を生み出しています。

そんなフランク・ダラボン監督にとって、「ショーシャンクの空に」は初監督作品でした。

ショーシャンクの空には実話なの?

「ショーシャンクの空に」は実話なのではないか?という噂があります。結論からお伝えすると実話ではないフィクションの作品なのですが、そもそもどうしてそのような話が出てきたのでしょうか?

「アレン・グリーンを偲んで」から「ショーシャンクの空に」は実話なの?と話題に

「ショーシャンクの空には実話ですか?」のような質問は多くネット上に存在しますが、どうしてそのような噂が広がってしまったのでしょうか?

「アレン・グリーンを偲んで」の文字がエンドロール直前に組み込まれたことによって、アレン・グリーンさんをモデルになった人物だと思い込む人が増えたことが原因のようです。

先述したように、アレン・グリーンさんは映画の芸能事務所担当者であり、フランク・ダラボン監督の親友ですので、モデルになった人物ではありません。

「ショーシャンクの空に」は実話ではなく「刑務所のリタ・ヘイワース」の映画化

したがって、「ショーシャンクの空に」は実話ではありません。モデルとなったのは、「刑務所のリタ・ヘイワース」という短編小説です。

この小説は、スティーヴン・キング原作の、 「ゴールデンボーイ-恐怖の四季 春夏編」という短編集の中に含まれていたものです。これを映画化したのが、「ショーシャンクの空に」となります。

映画化したとはいえ、原作との違いも多くあります。監督がハマっていたオペラの要素を取り入れたり、刑務所の所長をより狡猾に見せる演出などが追加されています。

「刑務所のリタ・ヘイワース」にはモデルが存在する!?

「ショーシャンクの空に」の原作である「刑務所のリタ・ヘイワース」には、モデルとなった実在の人物と事件があります。

1959年に自動車による死亡事故を起こしたフランク・フレッシュウォータースという人物が、保護観察中の農場から脱走したというストーリが「刑務所のリタ・ヘイワース」のモデルになっているのです。

フレッシュウォータースは逃亡から56年後、2015年に逮捕されており、年齢は79歳に達していました。しかし事件は冤罪ではないため、「ショーシャンクの空に」のモデルと言われてもピンとこないかもしれません。

ショーシャンク刑務所は実在するの?

「ショーシャンクの空に」のロケ地は、メイン州のポートランドが舞台であると言われています。この映画自体、実話ではないので、ショーシャンク刑務所があるわけではありません。

実際に撮影時に使われた場所は、オハイオ州の「マンスフィールド感化院(Mansfield Reformatory)」です。ちなみに、映画「エア・フォース・ワン」でも使用されています。

現在は、観光地として利用されており、撮影で使用されたロケ地を巡るツアーも開催されているほどです。

ショーシャンクの空にってどんな映画なの?

Free-Photos / Pixabay

「ショーシャンクの空に」がどんな映画なのか気になる方もいると思うので、簡単にあらすじや見どころをおさえていきたいと思います。

現在でも、アメリカではテレビで放送されるほどの人気がある映画ですが、アカデミー賞などの受賞はしているのかどうかも調べてみました。

「ショーシャンクの空に」のあらすじは?

DGlodowska / Pixabay

「ショーシャンクの空に」は、敏腕銀行員である、アンディが妻とその不倫相手を殺害したという冤罪で、ショーシャンク刑務所に収容されるところから始まります。

最初こそ孤立しますが、銀行マンとしての頭の良さと、人望を生かして次第に刑務所内での地位を確立していきます。

自身が無罪であることを信じ、最後まで諦めなかった、元敏腕銀行員の運命と刑務所内の人間関係を描く、ヒューマンドラマです。

「ショーシャンクの空に」の見どころや魅力は?

OmarMedinaFilms / Pixabay

「ショーシャンクの空に」の魅力は、その素晴らしいヒューマンドラマにあります。

刑務所内で出会ったレッドとの友情。冤罪で捕まった過去を知っている人物の意図的な殺害、やっとの思いで出所した仲間の自殺。数々の衝撃シーンが盛り込まれています。

何年もかけて実行に移した、脱獄計画や、アンディの刑務所所長に対する敵討ち等もラストシーンとして魅力があります。

「ショーシャンクの空に」の評価は?

PatternPictures / Pixabay

「ショーシャンクの空に」は、第67回アカデミー賞で、7部門にノミネートされていますが、受賞はしていません。

同年に公開された映画に「 フォレスト・ガンプ / 一期一会 」があり、こちらが6部門を受賞したために、「ショーシャンクの空に」は受賞とまでは至らなかったようです。

しかし、20年近く経った今でも、再放送がされる映画ですし、YAHOO!映画では4.53、映画.comでは4.4とネット上の評価も非常に高い映画です。

「ショーシャンクの空に」の主題歌は?

「ショーシャンクの空に」の主題歌も人気があります。特に、映画冒頭で流れる、The Ink Spotsの「If I Didn’t Care」と刑務所内で流れた「フィガロの結婚」に人気が集中しています。

「フィガロの結婚」は刑務所の雰囲気を少しでも良くしようと、処罰を受けることをわかっていながら、放送室を占領してまでレコードをかけた、アンディの行動も含めて人気です。

「ショーシャンクの空に」のキャストは?

主なキャストは、レッド役の「モーガン・フリーマン」、アンディ役の「ティム・ロビンス」、刑務所の所長サミュエル・ノートン役の「ボブ・ガントン」さんらがいます。

この映画は、アンディのカットが多く、主演がティム・ロビンスさんであると思っている方も多いようですが、実際には、モーガン・フリーマンさんが主演です。

実際に、アカデミー賞のノミネートも、主演男優賞にモーガン・フリーマンさんがノミネートされています。ナレーションの声を務めていることからもわかるかもしれません。

「ショーシャンクの空に」の謎!誰が真犯人?

作中を通してアンディが冤罪を訴えているため、観客は「アンディ以外に妻を殺した犯人がいるのだな」と思いこんでしまいます。

しかし「ショーシャンクの空に」はアンディの妻を殺害した真犯人はわからないまま幕を閉じるため、本当にアンディが冤罪だったのか疑問が残るのです。

アンディの妻を殺した真犯人は、一体誰だったのでしょうか?

アンディは冤罪ではない?

アンディは嘘をついていて、本当は冤罪ではなく真犯人だったのではないか?という考察もあります。

この根拠となるのがアンディは不倫されていたという理由から妻を殺す動機があったこと、そして劇中に意味深なフラッシュバック映像がたびたび用いられていることです。

また真犯人とされたエルモという男の供述は、実際の遺体発見現場や殺害方法と異なる点が見られるため、本当に彼が犯人だったのかは疑問が残る終わり方をしているのです。

トミーはなぜ殺された?

一方で真犯人はエルモという男だと語ったのが、アンディが刑務所内で交流していた受刑者のトミーです。

トミーには嘘をつく理由がありません。しかもトミーが法廷で証言をすればアンディの冤罪が証明されてしまうと焦ったノートン所長によって、殺害されてしまいます。

ノートン所長はアンディの知恵を借りて汚職に手を染めて裏金を着服していたために、アンディが刑務所から出るのをどうしても阻止したかったのです。

トミーの死とアンディ

アンディの冤罪をめぐってトミーが殺害されたのにも関わらず、実は真犯人がアンディでしたとなれば、トミーの死は一体何だったのか?という話になります。

そのためアンディは冤罪であるはずがないという考察もありますが、一方で一層アンディの業の深さが際立つようにトミーを登場させたのではないか?とアンディが真犯人と考える説もあります。

本当はアンディという人物は何者なのか?という謎を残したまま終わることも、「ショーシャンクの空に」が評価される理由となっているのでしょう。

「ショーシャンクの空に」の名言

「ショーシャンクの空に」からは含蓄のある様々な名言が生まれています。ここでは、多数ある名言の中から一部を紹介していきます。

「ショーシャンクの空に」の名言・希望はいいものだ

2度の殺人を犯し、刑務所から出るということや自分の人生に希望を見失っていたレッド。最初は頑なだった彼は、アンディと関わることで少しづつ希望を持つことの意味を思い出すようになっていきます。

最終的に刑務所を脱獄したアンディは、レッドに向けて置き手紙を残すのですが、そこに書かれていたのが「希望はいいものだ。多分最高のものだ。素晴らしいものは決して滅びない」という文章です。

これを読んだ後に釈放を勝ち取ったレッドは、アンディのもとに向かっていきます。その後のことは描かれていませんが、新しい門出が明るいものであることを暗示する名言です。

「ショーシャンクの空に」の名言・興奮している自分がいる

上のアンディの手紙を受けてレッドが口にしたのが、「興奮している自分がいる。スタートに立つ自由な人間だけが感じる興奮なのだろう」という言葉です。

これがレッドが劇中で最後に語る言葉で、「希望は持つな」が信条であった彼がどれだけ変わったがよく分かる名言と言えます。レッドの年齢を考えると一層胸に来る言葉でしょう。

「ショーシャンクの空に」の名言・SO WAS RED

レッドと同じく長らく収監されている受刑者で、獄中で他の受刑者に本を配る活動を行っていた少し変わった老人のブルックス。

後に釈放されてアパートに住み働き始めるのですが、新しい生活に馴染むことができずに自ら命を絶ってしまいます。その彼が遺言のように残した言葉が、「Brooks was here」というもの。

ブルックスの死後、彼のアパートの部屋を訪れたレッドは「Brooks was here」というメッセージの横に「So was Red」と書き残します。

レッドがブルックスをどう思っていたのか、このフレーズだけでよく分かります。

アレン・グリーンは監督の親友でありスタッフ!

GoranH / Pixabay

アレン・グリーンさんは、「ショーシャンクの空に」の監督を務めた、フランク・ダラボンさんの親友であり、芸能事務所を担当する映画製作スタッフの一員でした。

「ショーシャンクの空に」は実話ではなく、短編小説を元に作られた映画で、誰でも楽しむことのできる映画として、アメリカで今でもテレビ放送されるほどの人気があります。