尼崎事件を起こした角田美代子の生い立ちとその後!黒幕が明らかに?社会

尼崎事件を起こした角田美代子の生い立ちとその後!黒幕が明らかに?

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尼崎事件の擬似家族が受けていた虐待

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尼崎事件に関わった家族たちが受けていた虐待は、あまりにもおぞましい内容です。角田美代子はまず介入した家族の中に序列をつけ、順位の高いものに低いものを執拗に攻撃させます。

それは娘が親を攻撃する、妹が姉を攻撃する、夫婦で傷つけ合わせるなどの身の毛もよだつ内容で、被害にあった人間は次第に心が壊れていきます。警察は身内同士の揉め事として介入できません。

ある者は丸太を腕に結び付けられ、その姿勢で長時間正座をさせられ、足を崩せば暴行を受けそのまま衰弱して亡くなりました。この虐待があまりにも恐ろしく角田美代子には誰も逆らえなかったと言われます。

尼崎事件への警察の対応

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尼崎事件では、なぜこれだけの凶悪な犯罪が繰り返し行われていたにも関わらず、警察は何故20年以上にわたってなんの動きもできなかったのかには疑問を感じざるを得ません。

警察の初動捜査の遅さ

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1998年の猪俣家事件の時には、被害者家族が何度も警察に駆け込んでいます。にも関わらず、警察は民事不介入として全く動こうとはしませんでした。

他の家族の被害者達も何度も警察に駆け込み相談しています。もし、この時警察が正当な捜査を開始していれば、その後の多くの被害者らは出なかったとして、多くの批判が集まっています。

主犯格・角田美代子が自殺し真相は闇の中へ

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主犯格である角田美代子は2012年12月12日、裁判を待たずして兵庫県警拘置所にて自殺しています。これによって事件の多くの真相が闇に葬られました。

この事件には他にももっと多数の被害者がいるのではないかと思えてなりません。

尼崎事件の真相、黒幕Mの存在?

尼崎事件の真相には、裏にMと呼ばれる黒幕が存在するとの証言があります。黒幕Mについても見ていきましょう。

黒幕の暴力団幹部M

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この黒幕Mは山口組系暴力団組織の幹部だとされ、裏社会のエリートとも言える存在でした。頭脳明晰で、犯行の手口をはじめ、共犯者心理、警察の捜査方法から裁判の対策まであらゆる事に精通したとされます。

美代子とMは若い頃男女の関係にあったとされ、美代子はこの黒幕Mを崇拝し、このMから伝授された犯罪心得、人心掌握術や人の子事を操る方法を駆使し、一連の家族乗っ取りを何度も繰り返したとされます。

角田美代子は松永太が起こした北九州監禁連続殺人事件を進化させた

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2002年に発生した北九州監禁殺人事件は、尼崎事件と非常に類似した事件で、犯人の男がある家族に介入、拷問と監禁によって洗脳し、家族同士を争わせて不信を抱かせ財産を根こそぎ巻き上げました。

最終的に、7人が死亡しています。角田美代子はこの北九州監禁連続殺人について黒幕のMからその手口を詳しくレクチャーされていたと言います。

角田美代子はこの事件の手口を事件が発覚する前の段階でリアルタイムに聞いていたとされています。そして、角田美代子はこの事件を進化させ、より周到な手口を持って数々の家族を崩壊に追い込んだのです。

事件の発覚は黒幕Mの急死が関係

黒幕Mのアドバイスを受けた角田美代子の犯行は周到で、20年にわたって警察に発覚させず、凶悪犯罪を何度も成功させています。

しかし、この黒幕Mが急死すると、角田美代子の犯行は次第に凡庸なミスが増え、結果として2011年に逮捕され全ての犯行が発覚する事になったと言われているのです。

尼崎事件の判決

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尼崎事件の判決についてもまとめていきます。自殺した角田美代子を除いて7人が逮捕されています。

角田美代子の内縁の夫・鄭頼太郎は懲役21年に

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角田美代子の内縁の夫、鄭頼太郎は3つの殺人の罪、その他詐欺や監禁などの罪により、懲役21年の実刑判決が下り現在服役しています。

角田美代子の親族関係で起訴された6人

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その他の6人については、角田三枝子、角田健太郎は3つの殺人罪などでそれぞれ懲役21年、角田優太郎は2つの殺人罪などで懲役17年、角田瑠衣には実の姉を含む3人の殺害などで懲役23年。

仲島康司は2件の殺人、その他死体遺棄や監禁などで懲役15年、角田美代子の義理のいとこで、美代子の暴力装置とも言われた李正則には3件の殺人、監禁、詐欺傷害致死などで無期懲役の実刑判決が下っています。

尼崎事件からその後

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最後に、尼崎事件のその後についても見ていきたいと思います。

角田美代子の遺体は引き取り手なし

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2012年拘置所内で自殺した角田美代子でしたが、遺体の引き取り手はなく無縁仏として神戸市によって火葬されました。擬似的な家族を作り支配した角田美代子の皮肉な末路でした。

尼崎事件のマンションは自己競落へ

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角田美代子らが住み監禁虐待などの現場となった尼崎のマンションは、マンションを担保に角田三枝子へ融資をしていた不動産業者が差し押さえて競売にかけていました。

当然、このマンションに買い手はつかず、債権者自らの1330万円で自己競落となりました。買い手を待っても2000万円以上の損失になる可能性が高く、一旦物件を確保し何らかの形で処分する算段との事でした。

尼崎事件を扱った書籍

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あまりにも衝撃的な内容に社会を震撼させた尼崎事件は、理解できない不可解な点が数多くあります。何故こうもたやすく幸せな家族が崩壊したのか?何故20年以上も事件が明るみに出なかったのか?

こうした謎に向き合い綿密な取材をもとに尼崎事件についてまとめられた二冊の書籍を紹介します。

家族喰いー尼崎連続変死事件の真相ー

ノンフィクション作家小野一光さんの著書「家族喰い」は著者が事件のあった街に長期滞在し、住民たちの信頼関係を築きそこから得られたリアルな情報で構成されています。

角田美代子が捕まったからといって、この街の裏にはいまだに深い闇が根付いている、それを感じさせる証言も数々載せられ、著者が危険を省みずこのテーマに挑んだのが伝わります。

モンスター・尼崎連続殺人事件の真実

ジャーナリスト一橋文哉氏の著作「モンスター」では事件の黒幕「M」について詳しく触れられています。事件の真相をさらにもう一段階掘り下げて調査されています。

闇の中に葬られ、本当の実態が全く見えてこなかった尼崎事件のある一つの答えが提示された作品だと思います。

尼崎事件の言い知れない恐ろしさ

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尼崎事件について調べていて、背筋が薄ら寒くなるような感覚を何度も覚えました。幸せに暮らしていた家族が、一人の女の突然の介入によって瞬く間に崩壊させられていく様子はあまりにも理不尽でした。

人間の心の弱さや、それを利用する人間のおぞましさ、いつ自分の身に降りかかって不思議ではないその事件内容に言い知れない恐怖を感じます。

この社会の裏側で、明るみに出ていないおぞましい犯罪が現在もどこかに存在しているのではないかと想像してしまいます。自分や家族を守るために、しっかりと社会を見つめて行かなければなりません。

真相の闇が深いと言われる島根女子大学生バラバラ事件に関する記事はこちら

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