苦悩の梨は拷問器具?使用方法や名前の由来、現代で使った感想など

自白や要求に従わせる為に行われる拷問。対象者へ筆舌し難い苦痛与えるべく様々な拷問器具が考案され実際に使用されてきました。今回はその中の1つである苦悩の梨について主に解説すると共に使用法や由来、その他の拷問器具について調査してみました。

苦悩の梨とは

発想力は発展には欠かせないものです。その一方で有史以来、数々の恐るべき拷問器具が多数生み出されています。苦悩の梨もそんな数ある拷問器具の1つです。

苦悩の梨とは中世ヨーロッパで使用されていた拷問器具の一種

苦悩の梨は金属製の拷問器具であり、生まれたのは中世ヨーロッパ。悪名高き魔女狩りにおける拷問などに使用されたようです。

とは言え、苦悩の梨の使用については諸説あり、この辺りの詳細については後ほど記載させて頂きます。

由来は形が洋梨に似ているから

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名前についてですが、読んで時の如く果物の梨が由来です。

苦悩の梨の形状が梨に似ていた為、苦悩の梨と呼ばれるようになりました。

苦悩の梨の使用法は?誰に使っていたのか

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簡単ではありますが、苦悩の梨について触れさせて頂きました。それでは、ここでは使用法や使用目的などより詳細な苦悩の梨の解説をさせて頂きます。尚少々グロテスクな表現が含まれますのでご留意願います。

どのように仕組みになっている?

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苦悩の梨は果実の梨のヘタにあたる部分がネジやバネとなっています。使用者がそのネジを回す事によって、果実に当たる部分が3つないし4つに分かれて開いていき、患部を強制的に拡張されます。

苦悩の梨は携帯性に優れており、口腔や肛門、膣に入れて使用する特性上目立った外傷が生じないとされます。ものによっては、ネジを回す事で先端から棘が伸びていくタイプのものもありました。

サイズは肛門用のもので凡そ15cm。膣に用いるものは一回り大きいとされます。どこの部位に使用するかについては、拷問対象者相の性別や罪状によって異なります。

神への冒涜行為をした者へ口用が使用された

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神への冒涜を口にした者には、口腔へと苦悩の梨を挿入されます。そして、手元を操作し強制的に口を大きく開いた状態に固定。こうなるると、対象者は食べる事はおろか叫ぶ事さえも一切出来なくなります。

また口腔へ使用すると大抵の場合、口から喉の奥に掛けて肉が裂けてしまうようです。また材質が金属製である為に熱した状態で使用される事もありました。

同性愛者に対し肛門用が使用された

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今でこそ同性婚を認める国も増えてきていますが、当時は同性愛は厳罰の対象でした。同性間の性交の罪で処刑された者も居たほどです。

そして、苦悩の梨は同性愛者に対しても使用され、その場合肛門へと押し込まれます。

苦悩の梨を肛門へと使用された場合、肛門から直腸へとかけて裂けてしまいます。

魔女狩りや売春などで膣用が使用された

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魔女狩りなど女性が対象の場合に苦悩の梨は膣へと使用され、この場合は子宮頸管まで裂けてしまいます。

魔女になるには悪魔と契約する必要があり、その契約方法は悪魔と性行為を行う事とされました。その為、魔女とされた女性の膣は穢れていると考えられており、膣が対象となったのは浄化の意味もあります。

また売春婦は不徳的多数の異性と交わる事から、悪魔を呼び寄せる事とも言われており魔女として連行された挙句、苦悩の梨が使われたようです。

本来は犠牲者に飢餓を与えるための道具だったという説もある

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飢餓のマスクと言う拷問器具があります。文字通り対象者に飢餓感を与える為のもので、顔全体に被せ首の後ろで壁や柱などに固定します。その際、窒息しないように口腔に鉄ベラを捻じ込む様な構造になっています。

苦悩の梨も飢餓のマスクと同じく、対象者に飢餓感を与える為の拷問器具である可能性を指定されています。

尚飢餓系に際しては、飢えた対象者の前で御馳走を頬張り精神的な揺さぶりを掛ける事もあったそうです。

自白させるための使用だったという説もある

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使用法について、様々な説が囁かれる苦悩の梨ですが、強度的な問題や場合によっては使用対象者を死に至られしめてしまう可能性も指摘されており、実際に上記のように使用はされていないとの説もあります。

それでは、一体どのように使用していたのかと言うと、対象者に苦悩の梨を見せ付ける事で恐怖感を煽り、それによって自白を強要していたと見られます。

なお。かの有名な拷問器具鉄の処女ことアイアンメイデンに関しても同じような説は存在しています。

出産トラブルでも使用されていた説がある

そもそも苦悩の梨は拷問器具では無く、医療の発達していなかった当時において少しでも安全に出産が出来る様にする為のもの。いわば医療器具であった可能性もあります。

苦悩の梨を用い、日々段階的に膣を拡張していく事で十二分な赤ちゃんの通すスペースを確保。これにより、赤ちゃんが無理なく通過出来るようにし、出産トラブルを防いでいたのではないかと言われています。

現在も使用されている?苦悩の梨を使ってみた人の感想

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使用方法に諸説あり、実際にどのように使われたのかについて不明瞭な所がある苦悩の梨ですが、上記のような方法で実際に使った場合、一体どうなるのでしょうか。

口に苦悩の梨を入れた使用画像

自身の手で苦悩の梨を作成し、その上で使用された方が居ました。さすがに裂けてしまうほど激しく使用はしていませんが、それでも十二分に拷問的な効果があるとの感想が記されています。

使用された方曰く生涯味わう事のない恐怖と恥辱に見舞われるばかりか、物を飲み込む事が出来ず唾液が垂れ流しの状態になってしまうそうです。

amazonでアダルトグッズとして購入したの感想やレビュー

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またかつては拷問器具であった苦悩の梨も、現在ではアダルトグッズの側面も持ち合わせています。これらはamazonなどのネットショップで購入する事が可能です。

また商品ページには、実際に購入し使用された方のレビューを見る事が出来る為、ある程度ではあるものの苦悩の梨の使用感を感じ取る事が出来ます。

現代での苦悩の梨の扱いや作品について

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苦悩の梨は言い伝えられている使用法故か創作意欲を掻き立てるようで、表現方は様々ながら創作物の中でも度々その姿を見せています。ここでは、創作物に登場する苦悩の梨について解説いたします。

PixivではR-18Gとして使用されていることがほとんど

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イラストコミュニケーションサービスpixivには、苦悩の梨が描かれたイラストが投降されています。とは言え、使用方法が使用方法故にR-18Gに該当し、閲覧には注意が必要です。

18歳未満の児童や免疫のない中・高年層の閲覧には不適切な表現が含まれ、かつ猟奇的・残虐な投稿作品を隔離するカテゴリ、およびタグ。 投稿者が閲覧設定で「グロテスクな表現(R-18G)」にチェックを入れることで機能する。

(引用 pixiv百科事典)

エロ漫画や同人誌などで使用されていることが多い

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苦悩の梨は、エロ漫画や同人誌に登場する事もあります。

当然ながらR-18であり、いわゆるリョナやSMに分類されます。その為、上級者向けとも称されており、興味本位での閲覧は推奨されません。

木嶋のりこが苦悩の梨を使用している映画「ちょっとかわいいアイアンメイデン」

制コレ05などで有名な元グラビアアイドルの木嶋のりこさん主演で2014年に公開された映画「ちょっとかわいいアイアンメイデン」。その作中においても苦悩の梨が登場、使用しているシーンが描かれています。

原作からして拷問4コマ漫画と呼ばれており、木嶋さんのインタビューからはかなりの体当たり演技だった事が窺えます。

DVD・Blu-ray化もされていますが、ディレクターズロングバージョンはR18+指定となっています。

漫画「魔女に与える鉄槌」

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原作を村田真哉さんが、作画を檜山大輔さんが勤めた漫画「魔女に与える鉄槌」と言う作品があります。単行本は全3巻あり、既に完結済みの作品です。

こちらの作品では、魔女の嫌疑を掛けられた少女に対し拷問として苦悩の梨を使用されており、その結果少女は死亡。本当に魔女となって蘇りましたが、主人公に倒されています。

苦悩の梨のレプリカがヤフオクで出品される

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金属職人さんが手掛けた苦悩の梨がヤフオクに出品された事があります。流石本職の方と言うべきか、レプリカのクオリティは非常に高く、拷問器具のレプリカでありながら芸術品と称される程のクオリティでした。

その後2号機が出品される

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制作者の方は2つ目の苦悩の梨のレプリカも作成しており、こちらもヤフオクに出品されました。

こちらもまた並々ならぬ作品への思い入れが窺い知れ、当時のものに可能な限り近付ける為に溶接跡やかつては存在しなかった電動工具の痕跡などを丁寧に研磨し、仕上げたと商品説明で述べています。

加えて、安全性を考慮し先端部の棘は取り付けていませんでしたが、落札者の希望があればそれも取り付けますと、商品説明に記載していました。

21,500円で落札された

非常にクオリティの高い苦悩の梨のレプリカ。31件もの入札があり、最終的に21500円で落札されました。

また製作者の方は苦痛の梨以外にも金属製のレプリカや鉄枷などを作成されており、その何れもが高いクオリティを誇っています。

苦悩の梨以外の残酷な拷問道具・死刑一覧

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ここまで苦悩の梨について解説させていただきましたが、苦悩の梨以外にも古今東西残酷な拷問器具や残酷な処刑方法が存在しました。ここでは、その他の拷問器具及び処刑方を紹介するとともに解説させて頂きます。

ユダのゆりかご

ユダのゆりかごは次のような手順で行われます。まず対象を裸にした後に拘束具を取り付けます。拘束具にはロープを結びつける事が出来るよう設計されており、ロープを繋いだ上で天井の滑車を用いて吊り上げます。

続いて、両足を開かせた上で棒で固定。宙吊り状態の対象者の臀部と陰部の中間に来るようにして三角錐の台座を置き、後はロープを緩めるなり、その上に落とすなりして先端部が突き刺さる責め苦を与えるのです。

ユダのゆりかごは執行人による調整がし易く、また省スペースで行う事が出来たとされ、拷問部屋の片隅で行われたと考えられています。

棺拷問

棺拷問において、対象者は罪の重さによって拘束される期間が決定されます。期間中はまともに身動きする事は出来ません。

重罪の場合は、肉食獣と共に炎天下の中に放置されますので、まず命は助かりません。棺拷問の器具は拷問器具であると同時に処刑器具でもあったようです。

ファラリスの雄牛

ファラリスの雄牛は古代ギリシャにおいて作成された処刑器具です。真鍮製で名の通り立派な雄牛の形をしており、内部が空洞となっており、ファラリスとは作成を命じた人間の名前を指します。

使用法は対象者を中に入れ、続いて腹の下で火を焚きます。そうする事で中の人間を炙り殺す仕組みとなっている他頭部に仕掛けられた細工により、対象者の断末魔が本物の雄牛の鳴き声のように変化して響き渡ります。

尚ファラリスの雄牛には伝説があり、最初の犠牲者となったのは作成者でペリロス。ファラリスの雄牛の犠牲者となったのは作成を命じたファラリスだったと言い伝えられています。

スコールド・ブライドル

スコールド・ブライドルは「口喧しい女の猿轡」と言う意味で、こちらは通称「ガミガミ女の轡」と呼ばれています。

度々隣人と喧嘩したり、陰口を流布した女性が刑罰対象で、こちらの器具を付けられた上晒し者にされました。器具には装着者が喋れないように口内へ突っ込むヘラがつけられており、更に鍵付きな為自分では外せません。

痛みこそありませんが、当時は街あるいは村の人間の殆どが知り合いである為に顔を隠したとしても、すぐに誰だか分かってしまう為相当な恥辱だったようです。このような晒し者する刑罰を恥辱刑と呼びます。

拷問棚

拷問棚は長方形をしており、上部と下部それぞれにローラーが取り付けられています。

対象者は腕を上部のローラーに、足を下部のローラーへと固定され、執行人がローラーを回す事で徐々に四肢が引っ張られる仕組みです。

ローラーの回転に伴って最初は四肢の脱臼から始まり、最終的には体が引きちぎれてしまいます。

拷問椅子

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拷問椅子にはいくつかのバリエーションがあるとされますが、もっともポピュラーなものが背凭れや肘起きに多数の釘や針が打ち込まれたものです。

どの程度の痛みが生じるかですが、実際に拷問椅子へと座った人によると「意外と痛くなかった」との事。これは針が無数にある為体重が均等に配分されるからだと結論付けられています。

その為、視覚効果による恐怖を煽るのが真の使用目的だったとする説があります。この他に座が鉄製になっており、下で火を焚く事で熱による責め苦を行うもの、穴が開いていて性器を攻める事が出来るものがあります。

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