マックス・ヘッドルーム事件の真相は?犯人は誰?当時の動画や映画も紹介! 社会

マックス・ヘッドルーム事件の真相は?犯人は誰?当時の動画や映画も紹介!

マックス・ヘッドルーム事件とは1987年に起きたアメリカ史上最も不可解と言われている電波ジャック事件です。犯人が当時映画化される程人気だった「マックス・ヘッドルーム」の扮装をしていたことからこの名が付きました。ここでは事件の真相、当時の動画についてまとめます。

目次

[表示]

マックス・ヘッドルーム事件とは

Pexels / Pixabay

マックス・ヘッドルーム事件とは1987年のアメリカで起きた電波ジャック事件です。アメリカのシカゴ放送の電波がジャックされ約2分弱奇妙な映像が放送されました。

テレビの電波をジャックするには相当な知識と高価な機材を要するためテレビ関係者なのではないかと言われていました。しかし、この事件の真相は未だに闇の中で犯人も誰だかわかっていません。

この映像に映っていた人間が当時アメリカのキャラクター「マックス・ヘッドルーム」の扮装をしていたことからこの事件はマックス・ヘッドルーム事件として話題になりました。

犯人が身につけていたマスクのキャラクター、マックス・ヘッドルームとは

電波ジャックに使用されたマックス・ヘッドルームとは、当時アメリカの番組に登場したCGキャラクターです。

もともとはイギリスで放送されていた音楽番組の司会者として番組に登場していました。後にテレビシリーズ・映画化もされています。

設定によれば視聴率が政治や経済を支配する世界で、独自に調査をしていたニュース記者の記憶や脳を操作して作られたのがマックス・ヘッドルームです。

マックス・ヘッドルームは、『人生狂騒曲』『ドーン・オブ・ザ・デッド』『ウォッチメン』等に出演している俳優のマット・フリューワーをモデルにつくられました。

実際にマット・フリューワーの顔と比較してみると、1980年代の技術とは思えないほど、マックス・ヘッドルームが完成度の高いことがわかります。

というのも、実はマックス・ヘッドルームは「CG風」にマット・フリューワーを撮影したものなんです。コマ落ちなどの編集も行い、生身の俳優の演技を無機質に演出しているのです。

マックス・ヘッドルーム事件の当時の動画がyoutubeに投稿されている

マックス・ヘッドルーム事件の当時の動画がYouTubeに投稿されています。

オリジナルの動画を投稿したのはクラシックシカゴテレビの博物館の創立者で音響エンジニアのリック・クライン。いまだにその動画の再生回数は伸び続けています。

上で紹介しているものは当時の動画に字幕を入れているので、不明瞭な部分も何を言っていたのわかるようになっています。事件当時のインパクトを知るのにも役立つでしょう。

マックス・ヘッドルーム事件の概要

Free-Photos / Pixabay

マックス・ヘッドルーム事件はアメリカの歴史上で最も奇妙な電波ジャック事件です。この章ではマックス・ヘッドルーム事件の概要についてまとめていきたいと思います。

1987年11月22日の午後9時過ぎ、一度目の電波ジャック

mojzagrebinfo / Pixabay

マックス・ヘッドルーム事件はなんと2度に渡って電波ジャックされました。一度目は1987年11月22日の午後9時過ぎです。

シカゴのテレビ局WGN放送9チャンネル放送していたニュース番組「Nine O’clock News」のスポーツコーナーでアメフトの話題に差し掛かった時です。

急に画面が暗くなり、次の瞬間マックス・ヘッドルームのマスクを被った人間がノイズのような音を発し画面に登場します。その後30秒ほどその映像は流れましたが、すぐにニュース番組に戻りました。

午後11時過ぎ、二度目の電波ジャック

一度目の電波ジャックで人々を驚愕させたマックス・ヘッドルーム事件ですがまだ終わりません。二度目の電波ジャックが起こります。

今度はWTTW放送11チャンネルがジャックされました。その時ドラマ「ドクター・フー」が放送されていました。突然画面が切り替わりマックス・ヘッドルームが画面に現れます。

一度目とは違い今度は言葉を話します。しかし脈絡のない意味不明な言葉で、のちに下ネタを含んだジョークを話していたことが判明しました。この映像は90秒ほど流れ、その後はドラマに戻ります。

事件当時のテレビ局の対応

Free-Photos / Pixabay

マックス・ヘッドルーム事件の一回目の電波ジャックの時はWGN放送のスタッフが迅速に対応したたため30秒ほどで電波を取り戻すことができたのです。

しかし二回目に電波ジャックされたWTTW放送には対応できるスタッフがその時不在でした。90秒も映像が流れたのはそのためです。

WTTW放送は新聞社のインタビューに、「私たちが何が起きたのか見ようとした時にはすでに終わっていた。」と回答しています。

映像は生放送ではなく、あらかじめ録画されていた

geralt / Pixabay

二回目のジャック時に流れた映像にはマックス・ヘッドルームの他に女性が登場しています。

その登場シーンや音声が編集してあることから生放送ではなく、事前に録画してあった映像を流したものとみられています。

マックス・ヘッドルーム事件の関連人物や情報

マックス・ヘッドルーム事件はマックス・ヘッドルームというキャラクターのマスクを被った人が登場したことからその名前が付きました。ここでは関連人物や情報をまとめていきたいと思います。

マックス・ヘッドルームは同年映画化もされていた

マックス・ヘッドルームなんと映画化もされています。

映画の内容はバーチャル空間に出没するマックス・ヘッドルームを中心にレポーターたちが難事件を解決していくというものです。

マックス・ヘッドルーム事件の際に流れた映像の背景がこの映画のシーンに似ていたため、この映画をパロディしたものではないかともいわれています。

犯人が批判したチャック・スワースキーとは

ijmaki / Pixabay

二回目の電波ジャックの映像でマックス・ヘッドルームは「俺はチャック・スワースキーよりマシだぜ」というセリフを残しています。

このチャック・スワースキーとはWGN放送でスポーツニュースの解説を務める人物です。マックス・ヘッドルームはこのチャック・スワースキーを批判するような言動をしていました。

しかし結局何が言いたいのか、それにより何を望むのかは何もわかっておらず、真相は闇の中です。

波に乗ろう!の由来

同じく二度目に流れた映像で「波に乗ろう」とマックス・ヘッドルームが言っているシーンがあります。

実はコカ・コーラの100周年記念のキャラクターにマックス・ヘッドルームが起用されていました。その時のキャッチフレーズが「Catch the wave」。

日本語訳すると「波に乗ろう」です。犯人はここから引用したのではないかと言われています。

犯人が口ずさんだアニメソングはクラッチカーゴ

マックス・ヘッドルーム事件の犯人は映像で何か歌を口ずさんでいました。その歌とはアメリカで放送されていたアニメのテーマソング「クラッチカーゴ」です。

クラッチカーゴとは1959年に放送されていた短編アニメです。作家・冒険家・パイロットなど無数の肩書を持つ主人公クラッチの姿を描いています。

基本アニメなのですが口元は実写というなんともシュールな作品です。

マックス・ヘッドルーム事件のその後

algrin25 / Pixabay

前代未聞の電波ジャック事件としてマックス・ヘッドルーム事件はアメリカ全土で話題となりました。この章ではマックス・ヘッドルーム事件のその後についてまとめたいと思います。

テレビ局の調査では犯人は判明せず

3dman_eu / Pixabay

WGN放送は内部の犯行ではないかとして犯人捜索を開始しますが徒労に終わります。

またWTTW放送の技術スタッフは、電波ジャックを防げなかったことから「犯人は電子工学や電波について相当な知識を持っている」と語っています。

その後WTTW放送はドクター・フーのファンから事件の映像の録画を手に入れ調査をしていたようですが、真相はわかりませんでした。

FCCやFBIの調査で専門的知識を持つ者による犯行と判明

マックス・ヘッドルーム事件を解決すべくFCC(連邦通信委員会)とFBIまでもが調査に乗り出しました。

調査によりかなり高度な専門知識を持った人物が放送局の送信システムを妨害したということが分かりました。また犯人は事件当時かなり酩酊状態だったのではないかと推察されています。

しかし犯人につながる証拠がなく、危険性も低かったため現在でもマックス・ヘッドルーム事件の真相は判明せず、犯人もわかっていません。

他局でもリメイクされるなど話題に

CoxinhaFotos / Pixabay

事件翌日、新聞やテレビはマックス・ヘッドルーム事件の話題で持ちきりでした。実際に映像を見た人のインタビューなども放送され話題になりました。

そんな中、他の放送局がマックス・ヘッドルーム事件の映像をジョークとしてコーナーで使用します。スポーツコーナーの際に事件当時の映像を入れ込んだのです。

それを見た視聴者から苦情や問い合わせが殺到したそうです。

マックス・ヘッドルーム事件の真相

pixel2013 / Pixabay

現在まで犯人も真相もわかっていないマックス・ヘッドルーム事件ですがアメリカの掲示板でマックス・ヘッドルーム事件の真相についての書き込みがありました。詳しく見てみましょう。

マックス・ヘッドルーム事件の犯人を知っているという書き込みも

markusspiske / Pixabay

2010年11月30日、アメリカの有名な掲示板「reddit」にマックス・ヘッドルーム事件の真相を知っているという旨の書き込みがされました。

投稿者によればプログラマーの会合に行った際KとJという兄弟に会いました。その弟Jは電子工学、無線技術などかなり高度な知識を持っていたそうです。

事件当日の会合で、Jは帰り際「「今夜は遅くまで11チャンネルを見るといいよ」と言ったそうです。マックス・ヘッドルーム事件を見て投稿者はこの兄弟の仕業だと確信したとのことです。

容疑者とされた人物は無関係と判明

tillburmann / Pixabay

動画投稿者のリック・クラインと掲示板に書き込んだ投稿主が協力してこのマックス・ヘッドルーム事件を独自に操作しました。

しかし二人はこのKJ兄弟は事件に関係がないとして調査を打ち切りました。二人の出した結論は外部の犯行だというものです。

しかしリック・クラインはマックス・ヘッドルーム事件の犯人はシカゴ放送と何らかの関係があったのではないかと主張しています。

映像作家のエリック・フルニエが犯人という説も

エリック・フルニエは2010年に亡くなった映像作家で、『Shaye Saint John』というマネキンを使用した作品で知られています。

この『Shaye Saint John』の世界観や使われている人形とマックス・ヘッドルーム事件の映像が似ていることから、事件の犯人なのではないかと囁かれるようになりました。

しかし周囲の話によると、エリック・フルニエには通信に関する知識はなく、事件のあった1987年当時はシカゴに住んでいなかったとのこと。そのため、こちらの説もやや信憑性に欠けます。

マックス・ヘッドルーム事件のオマージュ作品も登場

JESHOOTS-com / Pixabay

他のTV局が事件のパロディを放送するなど、マックス・ヘッドルーム事件は社会現象ともなりました。

そして事件から時間が経った近年も、マックス・ヘッドルームと事件をオマージュした作品は生み出されています。ここでは、マックス・ヘッドルーム事件に関連した作品の一部を紹介していきます。

エミネムの『Rap God』のMV

2013年11月にエミネムがリリースした楽曲『Rap Got』。ギネス世界記録更新したほどの売上を誇る名曲ですが、曲以外にMVも話題になりました。

上の動画が『Rap Got』のMVなのですが、一見して分かる通り、エミネムがマックス・ヘッドルームの仮想をしているのです。

このMVがきっかけで、マックス・ヘッドルームと事件を知ったという世代も多いようです。

映画『ピクセル』にマックス・ヘッドルーム登場

2015年9月に日本でも公開された映画『ピクセル』。パックマンやドンキーコング、ギャラガなどの懐かしのゲームキャラクターが総出演する作品です。

本作では往年の人気キャラクターに混ざって、ヴォルーラ星人の使者としてマックス・ヘッドルームが登場しました。

ちなみに日本語吹き替え版でマックス・ヘッドルームの声優を務めたのは、山寺宏一さん。上で紹介した1987年公開の映画でも、山寺宏一さんがマックス・ヘッドルームの声を担当していました。

アメリカで噂されている都市伝説5選

Free-Photos / Pixabay

もはや都市伝説と化しているマックス・ヘッドルーム事件。アメリカではまだまだたくさんの都市伝説があります。ここではアメリカで噂されている都市伝説をご紹介したいと思います。

スナッフフィルム

15299 / Pixabay

スナッフフィルムとは実際の殺人の様子や拷問の様子を収めた映像のことです。一部の金持ちによって資金が提供されそのような映像が制作されていると言います。

主にダークウェブで取引されており、かなり高価な物のようです。スナッフフィルム制作専門の会社が存在しそこのスタッフだという人間も現れています。

この会社が本当に実在するのか、また現在でもスナッフフィルムは存在しているのかは不明です。

9.11の旅行者

SplitShire / Pixabay

9.11といえば世界中を恐怖で震撼させたテロ事件です。飛行機2台がハイジャックされアメリカのワールドトレードセンターに突撃しました。

この事件当日にワールドトレードセンターの屋上で撮られた写真が物議をかもしました。写真には男性が映っており、彼の背後にはなんとこちらに向かってくる飛行機が映り込んでいたのです。

写真の細部に矛盾点があることから「あり得ない悪ふざけ」と非難が殺到しました。最近、ハンガリーで犯人が見つかりました。彼は遺族に対して謝罪し続けているそうです。

マットレス下の死体

keresi72 / Pixabay

とあるカップルがホテルに宿泊し休んでいたところ、部屋のどこかから異臭がすることに気が付きます。

フロントに電話し確かめてもらうとどうやらベッドからにおいは発生しているようでした。マットレスをめくるとなんと腐乱死体が出てきたそうです。

これは単なる都市伝説ではなく実際に起きた事件としても有名です。

NEXT:イルミナティカード
1/2