「疲れマラ」男性が疲れた時に勃起する原因や対処方法について

男性が疲れた時に、「疲れマラ」という現象が起きますが、「マラ」の意味や「疲れマラ」の原理や原因について調べてみました。疲れマラが日常化してしまうと、EDになる可能性もありますから、そうならないための対策も一緒に見て行きます。

疲れマラとは?

疲れマラという現象は、誰にでも起こる現象で、男性ならはほとんどの人が経験しているのではないでしょうか。疲れているのにペニスが勃起するのは不思議なことですが、そのメカニズムは自然な現象だということです。

疲れマラとはどういう現象を意味する?

疲れマラとは、疲れている時にペニスが勃起する現象をいいますが、疲れマラが起きる要因として、疲れている時に多く分泌される神経伝達物質が関係しています。

その神経伝達物質とはカテコールアミン(カテコラミン)であり、身体や精神が疲れている時に分泌すると言われています。

疲れマラの「マラ」はどういう意味?語源について

そもそも「マラ」という語源は、仏教で使用している言葉で梵語です。マラとは「仏教修行を妨げ、人の心を惑わすもの」という意味で、そのことから僧の隠語で男性性器のことを「マラ」と呼ぶようになったそうです。

「マラ」の語源として、「マーラ」という言葉があります。マーラは釈迦が悟りを開くために瞑想に入った時に、瞑想を妨げるために現れるとされる魔神のことで、性欲は修行を妨げる大きな敵だという考えです。

いずれにしても「マラ」の語源は、仏教の言葉からきていることは間違いないようです。ただ、仏教の修行を妨げる存在である「マラ」は、現在では男性の性器を意味として使われるようになったのは面白い現象です。

疲れマラは意外にも多くの人が経験している

疲れマラは、名前のとおり心身が疲れている時に、勃起する現象です。学生の時に、別にそんな気がないような場面で、ペニスが勃起してしまって困った経験をしたことがある人は多いようです。

たとえば、部活の後で身体が疲れているにも関わらず、ペニスが勃起したり、緊張してストレスを感じている時にも勃起が起きることもあります。

疲れているのに、なぜペニスが勃起してしまうのか、不思議に思う人も多いはずです。自分の感情とは無関係に起こる現象ですから、突然のことでとまどいますし、恥ずかしい思いをすることも多いでしょう。

疲れマラはなぜ起きる?原因や原理

疲れマラが起きる原因として、疲れている時に分泌するカテコールアミンというホルモンが関係していると言われています。身体が体力の限界を感じると、カテコールアミンが分泌されます。

カテコールアミンは、アドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミンの3つで構成されていますが、そのうちの85%をアドレナリンが占めています。アドレナリンは人を昂揚させて肉体を鼓舞する働きがあります。

アドレナリンによって、心臓や血管を収縮させる作用があるため、海綿体に血液が流入して勃起していまうとうわけです。それは自分の感情などには無関係に起きる現象です。

子孫を残すための本能と言われている

疲れマラが起きるメカニズムに生命本能が関わっているという説もあります。人間は危機的な状況に追い込まれると、子孫を残そうとする働きがあります。疲れマラは子孫を残すための本能ともいわれています。

ストレスも大きく影響している

疲れマラは、疲れているのに精神が高ぶって起きる現象ですが、その疲れにストレスが関係していることもあります。ストレスを受けながら仕事に励んでいると、身体に疲労がたまりつつ精神的にも疲れてきます。

また、頻繁に自慰行為しているのは、残業などで忙しく働いている環境の人に多いというデータもあります。その裏には仕事のストレスが関係しているのかもしれません。

カテコールアミンというホルモンが関係している

疲れマラの原因が、子孫を残すためだとか、寝ている間にペニスの勃起力を高めている自然現象だとかありますが、その代表的な原因は、カテコールアミンというホルモンによるものだといわれています。

カテコールアミンは、疲れ過ぎた身体を鼓舞するように働き、心臓や血管の動きを高める作用があります。カテコールアミンの働きによって、疲れマラという現象が起きると言われています。

一種のレム睡眠状態になっている

疲れマラの原因として、身体が一種のレム睡眠状態に入っていることが挙げられます。レム睡眠というのは、「身体は眠っているのに脳は覚醒している」状態をいいます。

人間は寝ている間に、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していますが、実はレム睡眠中の男性は勃起しているのです。この現象を夜間陰茎勃起現象と呼ばれ、朝立ちなどはこの現象によって起こります。

疲れマラは、疲れ過ぎている身体が眠った状態に近くなっていても、脳は覚醒しているレム睡眠に近い状態になっていると考えられます。

夜間陰茎勃起現象なのか?

夜間陰茎勃起現象というのは、寝ている間に勃起のメンテナンス作業を行っている自然的生理現象です。男性はレム睡眠で勃起しているため、寝ている間には何度も勃起していることになります。

人間の身体は、筋肉を使わないと衰えてしまう「廃用性筋委縮」という現象があります。ペニスも同様で、使わないと衰えて行くため、寝ている間に性機能が衰えないように、補完していると考えられています。

疲れマラは女性にもあるのか?

女性も男性の様に疲れている時に、性欲が強くなるという現象は起きるのかといえば、それはないようです。女性は疲れている時は、ひたすら寝て休む人が多いようです。

疲れマラの現象は、男性特有の子孫を残すための本能と関係しているとすれば、やはり男性特有のものかもしれません。

疲れマラを抑えたい人への対策法

疲れマラが起きないようにする対処法には2つあります。1つ目は、疲労を溜めないようにすることで、疲労が溜っていても回復させることで、闘争ホルモンであるカテコールアミンは分泌されず、疲れマラは起きません。

2つ目は、リラックス時に起きる疲れマラの対処法ですが、仕事の後の精神の高ぶりを治めることで、精神と身体のバランスを整えることがきますから、疲れマラを抑えられます。

疲労を溜めず、精神の高ぶりを抑えるためには、睡眠を充分にとったり、お風呂にゆっくりつかるということも大事になってきます。

睡眠を7時間以上は確保する

疲れマラを抑えるためには、疲労を溜めないことが大事ですが、そのためにも7時間以上の睡眠を取ることが大事です。人の身体は寝ている間に細胞が新しく造り変えられますし、疲労を回復させてくれます。

心身の疲労回復のためには、なるべく睡眠時間を長くとることが必要であり、疲れマラを抑えることにもつながります。

お風呂でお湯にゆっくり浸かる

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疲れマラを抑えるために、精神をリラックスさせることが大事です。湯船にゆっくり浸かることは、リラックス効果があり、高ぶった精神を安定させることができます。

リラックス効果を得るために、38度~40度のぬるめのお湯に20分程度浸かるのがいいようです。入浴は老廃物を排出しますし、代謝を促すことで疲労回復に効果的です。

お風呂に入る行為は、身体を洗うだけでなく、精神をリラックスためにも必要ですから、できるだけ、ゆっくりと入るように心掛けるのがいいでしょう。

回復が追い付かない疲労をためないようにする

疲れマラを防ぐためには、疲労を溜めないことですが、回復が追いつかないような疲労は避けたいものです。疲労は軽いうちに回復させるのが効果的であり、溜り過ぎた疲労はなかなか回復できません。

食事などで疲労を回復する

肉体が疲労している時は、身体を動かすためのエネルギーになる炭水化物(パン・ごはん・麺類など)を積極的に摂取するといいようです。

また、デスクワークなどで頭を使って疲れている場合は、脳のエネルギー源の糖類(あめ・チョコレート・グミなど)を摂ることをおすすめします。

滋養強壮成分の入っている食べ物について

疲れマラを防ぐには、滋養強壮に聞く成分も積極的に摂って疲労を溜めないことです。

年齢と共に代謝が落ち、疲労が溜りやすくなりますから、ニンニク・ゴマ・ウナギ・納豆・山芋・オクラ・梅干し・ナッツなどを摂るといいでしょう。

疲れマラが原因で人前で勃起したときの対処法

疲れマラを治めるためには、日頃から疲労を溜めないことや、精神的ストレスを解放させることが大事です。また、人が多くいる場所で疲れマラが起きた時の対処法を調べました。

脚を数センチ上げる

疲れマラで勃起した時は一刻も早く鎮静化させたいものですが、勃起を早く治める方法として、脚を地面から数センチ上げることをすすめます。血管が収縮し、勃起したペニスから血を引かせることが出来るそうです。

疲れマラで勃起した時は、その体勢を30秒ほど試してみるのもいいでしょう。

ズボンの上から冷たいものをあてる

疲れマラでペニスが勃起した時は、冷たいものをペニスにあてることで治まるそうです。もし自動販売機があれば、冷たいものを購入してズボンの上からあててみるといいかもしませません。

とっさの時は、なかなか条件がそろわないかもしれませんが、もし冷たいものが手元にあれば、試してみてもいいでしょう。

運動をする

勃起した時は、運動するのがいいようです。スポーツをやっている時は血液が身体全身を流れるので、ペニスに流れる血液を少なくさせることができます。

軽いスクワットを数回、または腕立て伏せを数回するだけでも勃起を抑えるのに効果的です。

脚の筋肉に全力で力を入れる

脚を地面から数センチ上げることで、血管が収縮し勃起したペニスから血を引かせることができますが、それと同じ原理で脚の筋肉に全力で力をいれることで、勃起を抑えることができます。

疲れマラの勃起力を日常化するには?

出来る事なら、疲れマラのようなギンギンのペニスに普段からなってほしいと、思う人もいるかもしれません。

日常的に年齢に負けない、ギンギンのペニスを手に入れる為に、また勃起不全(ED)にならないために必要なことを調べました。

トレーニングをする

勃起や射精に関わっている「骨盤底筋群」という場所がありますが、ここが衰えるとペニスが勃起しにくくなったり、射精を我慢したり精液をうまく飛ばすことができなくなったりします。

骨盤底筋群を効果的に鍛えることが、勃起力を維持する上で必要になってきます。スクワットは、骨盤底筋群を効果的に鍛えるのに効果があります。

スクワットは、骨盤底筋の他、内転筋や大腿筋も鍛えられますから、勃起の持続力・早漏防止にも役立ちます。

精力剤サプリメントを飲む

なかなか運動する時間がないといった人には、精力剤のサプリメントを使用することをおすすめします。精力剤には加齢に負けないための栄養素が含まれていますし、普段の生活では足りない成分量を補ってくれます。

また、精力剤には筋肉に作用してくれる成分が入っていますので、トレーニングが出来ない方から、筋トレをしながら精力を上げて行きたい方まで同時におすすめできます。

生活習慣を整える

お酒やたばこなど、不規則な生活は身体に良くないし、勃起力も衰退させてしまいます。悪い生活習慣によって、代謝が落ち、血液の循環が悪くなります。

ペニスは海綿体に血液を流し込むことで勃起しますが、血流の影響をもろに受けますから、規則正しい生活習慣は大事です。

疲れマラは勃起障害(ED)の兆候の可能性もある

疲れマラと勃起障害(ED)は、一般的には関係がないように思いますが、実は関係があります。精神的なストレスによって疲れマラが起こっているとしたら、ストレスで血管内を痛めている可能性があります。

疲れマラが長く続くような時は、近い将来に勃起障害(ED)を引き起こす兆候となるといわれています。

タバコは世界的なED治療の権威である医者が、EDになる可能性が上がるだけでなく、タバコを生涯吸えばペニスは数ミリ縮むと語ったそうです。

なぜ勃起障害(ED)を引き起こす兆候となるのか?

精神的なストレスや肉体的なストレスが続き、カテコールアミンが多く分泌されるような状態が続くと、血圧が上がり血管が傷つき、血管内の血流が悪くなるため、勃起障害(ED)を招くといわれています。

EDの原因とは

勃起障害(ED)は男性ならだれでも起こる可能性があります。EDは、性交のための十分な勃起が得られない状態が、一貫して、もしくは頻発して起きることをいいます。

EDの原因は、昔から加齢によるものや精神的なものということで片づけられていました。確かに加齢やうつ病などはEDの危険因子ですが、運動不足や不規則な生活りズム、偏った食生活などがEDの原因になります。

肥満や高血圧、高脂血症、動脈硬化、糖尿病などはEDの危険因子だといいます。運動不足も男性ホルモンの分泌低下を招きEDにつながるといいますから、年齢や精神的なものばかりが原因ではないことが分かります。

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