アイヌ民族には美人が多い?理由は?顔や体の特徴もまとめ

現在ではアイヌ文化を広めるために活動した人や、作品などにより多くの人に知られているアイヌ民族の文化ですが、そのアイヌ民族には美人が多いと言われています。その理由や、アイヌ民族の顔や体の特徴、アイヌの血を引いた芸能人やその歴史も加えてまとめました。

アイヌには美人が多い?顔の特徴は?

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アイヌとは、主に北海道やロシアに住んでいた先住民族です。アイヌを発見した当時の日本の人たちは、北海道の事を蝦夷地、と呼んでおり、アイヌの事も蝦夷、などと呼んでいました。

アイヌの独自の文化に触れた本州の人間、当時は大和民族(ヤマトミンゾク)と自分たちの事を呼称していた民族は、現地人、先住民という意味を持つ土人などとも呼んでいました。

しかし、時代の流れによって、土人という呼び方は差別的な意味を持つようになり、現在ではアイヌ、アイヌ人、アイヌ民族、アイヌの人々、という呼び方に変わっていきました。

アイヌには美人やイケメンが多いと言われている

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現在の日本人の顔立ちは、どちらかというとあっさりめの顔が、いわゆる日本人顔と呼ばれていて、実際もあっさりした顔立ちの人が日本では数多くいます。

特徴としては、鼻は低く、目は一重のまぶたであり、顔の彫りは浅め、これが日本人に多い顔立ちとされています。これらの特徴から、あっさりした顔立ち、と言われています。

アイヌは、顔の彫りが深く、濃い顔立ちとなっています。鼻は高めで、目は二重まぶたな事が多く、肌も明褐色という特徴で、あっさりめの顔立ちが多い地域から見るとイケメンや美人に見えるようです。

アイヌ民族にはなぜ美人が多いの?美人の多い理由

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アイヌ民族に美人が多いと言われているのは、本州の人間にはない、顔の濃さや肌の色の違いなどからくる羨望感によるものが、大きいとされています。

人間は自分たちにはないものをうらやましい、と感じるため、薄い顔立ちの人は、濃い顔立ちの人が美人に見えたりするのです。それにどのような民族でも美人と呼ばれる人は一定数存在します。

その美人と呼ばれる人が、写真として残っていたりするため、それだけを見てアイヌ民族には美人が多い、という人も多数います。人には各々の美的感覚があるため、美しいと感じるか、醜いと感じるかはそれぞれです。

アイヌ民族とはどんな民族なの?ルーツは?

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なぜ、アイヌ民族は、いわゆる日本人顔ではないのかと言うと、アイヌ民族のルーツによるものです。アイヌ民族のルーツは本州の人とは違うため、身体的特徴もまた違ってきています。

アイヌ民族も本州の人も祖先は縄文人であり、その後大陸から渡来してきた人との混血が本州の人のルーツとされ、そのまま縄文人の純血としてきたものがアイヌ民族の祖先と言われています。

縄文人は今でいう東南アジアから渡ってきた人たちがルーツと言われています。そのため、肌は明褐色、彫りは深め、といった特徴があるのです。

アイヌ美人の顔の特徴は?

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先ほども述べましたが、アイヌ民族の顔はくっきりはっきりしています。目は二重でぱっちり大きいということが多く、鼻は高く鼻筋もすーっと通っているのです。

これがアイヌ民族の顔の特徴であり、アイヌ美人と言われる人の顔の特徴でもあります。現代でも女性は欧米人のようなはっきりした顔立ちに憧れを抱くことが多く、アイヌ民族の顔は理想的な特徴を持っています。

また、アイヌ民族の特徴的な民族衣装も、日常では触れることのないものなので、憧れや羨望の的になっていると言われています。

アイヌ民族は縄文人顔?弥生人顔との違いは?

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祖先が純潔の縄文人とされているアイヌ民族の顔立ちは、現在では顔の特徴の分け方の1つである、縄文人顔、というくくりにされています。

縄文人顔と、弥生人顔という分け方があり、縄文人は二重に太い眉毛、厚い唇とされています。対して弥生人は一重に薄い眉毛、薄い唇とされています。

現代の日本人はこの縄文人は大体の人が弥生人と縄文人の混血とされていて、弥生人の血が7割程度、縄文人の血が3割程度はいっていると言われています。

アイヌ民族は欧米人の顔に近い?琉球民族と顔立ちが似ている?

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アイヌ民族の顔は日本人より、欧米人の顔に近いと言われています。欧米人も顔の彫りが深くはっきりとした顔であるためです。欧米人の顔に憧れる人が多い日本人はその特徴を見て、欧米人のイメージを抱きます。

また、琉球民族と呼ばれる人たちもアイヌ民族と同じで、欧米人に似ているとされています。現在では沖縄県と呼ばれているところの原住民が、琉球民族と言われています。

琉球民族も縄文人顔であり、遺伝子的にもアイヌ民族と琉球民族はかなり近い事が分かっています。アイヌ民族と同じで、独自の文化を持つ琉球民族ですが、顔はよく似ているのです。

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アイヌの人々の詳しい特徴まとめ

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アイヌ民族の人の顔の特徴はわかったと思いますが、他にも特徴とされているものが多数あります。現代的には、東アジアあたりの人たちと似ているようなイメージを抱かれることが多いようです。

特徴①:彫りが深い

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アイヌ民族の特徴として真っ先に上げられる事の多いのは、先述した顔の彫りの深さです。パッと見た時にすぐわかるため、この特徴が特に知られています。

他にもアイヌ民族の写真として残っているものに、顔をメインに映しているものが多いため、顔の特徴が特に知られています。

基本的にアイヌ民族は顔の彫りが深いとされています。

特徴②:唇が厚い

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アイヌ民族の顔の特徴として、唇の厚さも特徴的であるとされています。ぷっくりとした厚めの唇も祖先の縄文人から続くアイヌ民族の特徴として残っています。

特徴③:二重まぶたが多い

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アイヌ民族の顔の特徴では、二重まぶたが多いという事もわかっています。二重まぶたのため、目は大きくぱっちりしているように見えます。

これも日本人、特に女性は憧れる特徴の1つです。メイクの中にはぱっちり二重にするためのメイク法があるくらいです。

いわゆるアイヌ美人として残っている写真の女性は、みなこのぱっちり二重になっています。

特徴④:鼻筋が通っていて高い

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アイヌ民族の顔ははっきりしていて、鼻もはっきりしています。欧米人に似ているとイメージを抱く理由は、顔の彫りの深さと、この鼻筋が通っていて高いという特徴が大きいとされています。

アイヌ美人と呼ばれる人の顔の鼻も例外ではなく、やはり鼻筋はスーッと通っていて鼻は高いのです。鼻が高いと顔全体もはっきりとしているように見えるため、とても大事な特徴です。

現代でも、美人と呼ばれる人は鼻筋が通っていて高い人が多く、それに憧れた人の中には手術で鼻を高くする人がいるくらいです。鼻は顔全体の雰囲気を決める大事な要素となります。

特徴⑤:体毛が濃い

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アイヌ民族は体毛がとても濃く、それは現代の日本人とは明らかに違うくらいの体毛の濃さです。腕や足などもかなり毛深く、はっきりと体毛の濃さがわかるくらいのものです。

腕や足などだけではなく、全体的に濃いのも特徴です。背中などに生える毛も濃く、昔の人はこの毛深さからも、自分たちとは違うという印象を受けたのかもしれません。

特徴⑥:眉毛、まつげが長く濃い

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アイヌ民族は体毛だけではなく、顔に生える毛も濃いものとなっています。特に、眉毛やまつげの長さや濃さはかなり濃いものとなっています。

眉毛は真っ黒で、かなりしっかりした眉毛です。中には眉毛が繋がりかけているほど濃い人もいて、これも顔が濃いと言われる1つの要因となっています。これは特にアイヌ民族の男性に顕著に表れています。

女性も男性ほどではありませんが、体毛や眉毛、まつげなどが濃く、アイヌ民族の特徴とされています。また、まつげも長く濃いため、目もかなりぱっちりとしてるように見えるのかもしれません。

特徴⑦:手足が長い

アイヌ民族の身体的特徴の1つとして、手や足が長いとされています。現代でもスラっと長い手足は魅力的に映ることが多いので、この特徴を羨む人は多いです。

アイヌ民族は身長はあまり高くなかったのですが、体の割合では手足が長くなっていて、そのため胴は短くなっています。

現代でも胴は短く足の長い人は、モデルなどに多く、女性の憧れの体系とされています。アイヌ民族は民族の特徴としてほとんどこの手足が長い人たちでした。

特徴⑧:ウェーブヘア

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アイヌ民族には髪や髪型にも特徴があり、その髪型はウェーブヘアでした。いわゆる天然パーマであり、湿っているような艶やかな髪でした。

体毛が濃い特徴は髪にも表れていて、髪も豊かな量でした。アイヌ民族の髪は、男性も女性もこのような特徴でこれもやはり、昔の人たちは自分たちとは違う印象を受けたようです。

アイヌ美人と呼ばれる人もこのウェーブヘアであり、ボリュームもあり、とても艶やかな髪だったので、羨む人が多くいました。

特徴⑨:耳たぶが大きい

アイヌ民族は耳にも特徴があり、それは現在でいう、福耳と呼ばれるものです。アイヌ民族はそのように耳たぶが大きいという特徴がありました。

現在では、福耳は金運を良くするといったり、福運があると言われています。福運があるとは、幸福や幸運に恵まれるという意味です。

このようにアイヌ民族の顔の特徴は、日本人にとってはとても良く見えるものが多く、憧れの対象とされることも多いのです。

特徴⑩:肌の色は褐色で健康的

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アイヌ民族の肌は明褐色と呼ばれています。明褐色とは、浅めの茶色のような色で、とても健康的に見えます。寒い地域中心に住んでいたアイヌ民族なので、イメージ的には白だと思う人もいます。

しかし、実際は明褐色で、健康的な肌でした。明褐色の肌は健康的に映り、これもアイヌ美人と呼ばれる要素の1つとなっています。

また、男性でも逞しく映るため、明褐色の肌は好意的にとられる事が多く、民族全体でこの特徴を持つアイヌ民族に興味を抱く人も少なくありません。

アイヌ美人な有名人・芸能人にはどんな人がいるの?

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アイヌ美人と呼ばれる特徴を持つ人は、現在の有名人や芸能人にも存在しています。その中には先祖にアイヌ民族を持つ人などアイヌの血が入っているのでは、と言われる人たちもいます。

アイヌ美人と呼ばれたり、アイヌ民族っぽいと言われる有名人や芸能人は先述した特徴に近いものを持ち、人々に好意的に受け取られています。

有名人・芸能人①:宇梶剛士

アイヌ民族の特徴を持つ芸能人として日本で一番有名とされているのは、宇梶剛士さんです。宇梶剛士さんの母親である宇梶静江さんはアイヌ民族出身として知られています。

また、宇梶剛士さんの母親の宇梶静江さんの弟である浦川治造さん、宇梶剛士さんから見ると叔父にあたる浦川治造さんもアイヌ民族であると言われています。

純血のアイヌ民族ではありませんが、アイヌの血を引いている宇梶剛士さんは彫りも深く、濃い顔でイケメンと有名な俳優です。

有名人・芸能人②:OKI

他にアイヌ民族出身であるミュージシャンのOKIという方が有名です。アイヌ民族の伝統弦楽器であるトンコリの奏者として活動しています。

OKIさんはOKI DUB AINU BANDというグループの中心メンバーであり、トンコリの他にボーカルも担当しています。OKIさんは北海道生まれで神奈川育ち、そして現在は北海道に在住しています。

OKIさんはアイヌ伝統の音楽を元に、世界のいろいろなジャンルの音楽を取り入れた曲を制作してきています。その功績から北海道文化賞奨励賞を受賞したこともあります。

有名人・芸能人③:酒井美直

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酒井美直さんはAINU REBELS(アイヌレブルズ)というバンドのリーダーをやっていました。AINU REBELSはアイヌ文化を楽しくカッコよく世間に広めたいという想いから生まれたグループです。

父親にアイヌ人を持つ酒井美直さんの名前は、ミナと読みアイヌ語で笑うという意味を持っています。酒井美直さんは幼いころからダンスを学び、10歳ごろからアイヌの伝統舞踊を習っていました。

AINU REBELSでは、アイヌ民族舞踊家として音楽活動をするだけではなく、公演活動を行っていたりと活躍をつづけました。AINU REBELSは2006年に結成、2010年に活動を停止しています。

有名人・芸能人④:MAREWREW

MAREWREW(マレウレウ)は、ウポポと呼ばれるアイヌの伝統歌の伝承や再生を目的としたグループで、女性だけで構成されたボーカルグループです。

先ほど紹介したOKIさんがプロデュースしたグループとしても知られています。MAREWREWはNHKの子供番組であるにほんごであそぼにも出演しています。

また、世界的な音楽の祭典でもあるWOMAD Charlton Parkにも出演しており、その活動は世界的なものとなっています。MAREWREWとはアイヌ語で蝶という意味を持っています。

有名人・芸能人⑤:宇梶静江

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宇梶剛士さんの母親である宇梶静江さんは詩人でもあり、古布絵作家、絵本作家としても活動をしています。アイヌ民族出身である宇梶静江さんはアイヌの解放運動家としての活動も行っています。

宇梶静江さんは著名なアイヌ文化の継承者である事が知られていて、アイヌ民族に対する想いは非常に強く、その活動の功績から、アイヌ文化奨励賞も受賞されています。

また、千葉県にある君津市では、弟にあたる浦川治造さんとカムイミンタラという施設を作り、アイヌ文化に触れるイベントなどを主催してきました。

有名人・芸能人⑥:萱野茂

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萱野茂(かやのしげる)さんは、日本のアイヌ文化研究者であり、萱野茂さん本人もアイヌ民族として知られています。アイヌ文化や、アイヌ語の伝承や保存のために精力的に活動を行っていました。

萱野茂さんはアイヌ民族で初めての国会議員としても知られていて、1994年から1998年になるまで、参議院議員として勤めています。委員会で史上初、アイヌ語による質問を行ったことで広く知られています。

萱野茂さんは国会議員として、アイヌ文化振興法を成立させ目的は果たしたとして、一期で引退しています。アイヌ文化において萱野茂さんの功績は、多大なものとされています。

アイヌ民族の歴史、アイヌ民族は差別されてきた?

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アイヌ民族は昔から大和民族、和人と呼ばれる人と交易をしてきていました。しかし、そうなるまでにアイヌ民族と和人の間では多くの戦いがあり、アイヌ民族はその戦いではほぼ負け続けていました。

そのため、和人との交易では明らかに不利な取引でも我慢しなければいけませんでした。そういったアイヌ民族を搾取していたり、軽く見ていた時代から差別は続きました。

その後、日本は蝦夷地と呼んでいた土地を北海道と名づけ、無理やり日本の領土として加えました。それまで住んでいたアイヌ民族は和人とは違うという事で、土人、旧土人と区別しました。

アイヌ民族は差別されてきた民族?差別を避けるため混血が進んだ?

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和人に旧土人などといって区別されてきたアイヌ民族は、その後北海道に入り込んできた和人に差別を受けます。差別を受け続けたアイヌ民族は、自身がアイヌ出身であることを隠して生きるようになります。

アイヌ民族であることを隠し、さらにアイヌ民族の血を薄くするために、和人と交配し、アイヌ民族と和人の混血の子を産むようになっていきました。

それが長い間続き、アイヌ民族の純潔の人はいなくなり、アイヌ民族と和人の混血の人だけとなっていきました。そのような対策をするほど、アイヌ民族への差別はひどいものでした。

明治政府が同化政策を実施

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当時の日本の政府だった明治政府は、アイヌ民族を劣等民族とみなし、アイヌ文化も消し去ろうとしました。その政策はアイヌ民族の名前や言葉などを和人と同じにものに強制するという製作でした。

国から劣等民族というレッテルを貼られたアイヌ民族への差別は、厳しいもので、アイヌ民族は全国各地に身分を隠して移住し、現地の人として生活をしました。

そうして、身分を隠したまま和人と結婚しました。その子どもはアイヌ民族と和人の血が混ざり、アイヌ民族としての特徴は薄くなっていきました。

アイヌ民族が差別されてきた理由は?

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アイヌ民族は、戦いに負け劣等民族とレッテルを貼られたため、和人とは違う見た目の特徴などから差別を受けていました。現在では羨む人も多いその特徴ですが、昔は差別の対象となっていたのです。

特に眉毛の濃さや体毛の濃さは、見た目でわかるため、差別の対象とされました。また、アイヌ民族は字を使わなかったため、和人には劣等民族と罵られました。

また、特徴的な衣装や言葉なども和人からすると、差別の対象となったようです。このような差別は長く続き、アイヌと和人の混血と知られた人も差別的な扱いを受けています。

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