クソザコナメクジとは?語感がいい?語源や淫夢くんについてもまとめ

クソザコナメクジとは2001年にコートコーポレーション(COAT CORPORATION)に発売されたゲイビデオをネタにした動画の1つから広まりました。言葉だけ聞くとかなり乱暴に聞こえるクソザコナメクジですが、その語感は良くネタの1つとして定着していきました。

クソザコナメクジとは

クソザコナメクジとは何かというと、コートコーポレーションから発売されたビデオの中に、サルのような生物が出てきてから何の生物か、となりそれはスローロリスなのでは、というところから始まりました。

その後オランウータンがスローロリスを捕食する動画をきっかけに生み出され、クソザコナメクジという語感の良さと、インパクトの強さからインターネット上で流行っていくことになりました。

現在ではクソザコナメクジとは、スローロリスを表す言葉として主に使われますが、中にはクソザコという意味を強く捉え、弱者を煽る時や自身を自虐する場合にも使われる事があります。

ビデオ「真夏の夜の淫夢」のOPに出てくる謎の生物「淫夢くん」の異名の一つ

クソザコナメクジはスローロリスを表す言葉として使われていますが、その語源はコートコーポレーションのビデオの中の1つ「真夏の夜の淫夢」という作品のOPに出てきた、謎の生物からきています。

その謎の生物を作品名から文字って淫夢くん、と呼び始めたことにより、淫夢くんという名前が広まっていきました。また、淫夢くんは他にもクッソ汚い淫獣、汚物くんなどとわりとキツめの呼び方をされています。

淫夢くんはテン、ハクビシン、リスザル、スローロリス説など様々な説があり、その正体はスローロリス説かリスザル説が有力だと言われています。リス科、ロリス科の動物であるという説が最も有力な説となっています。

「クソザコ」の語源はオランウータンに捕食された動画

クソザコナメクジという語源がなぜつけられたのか、まずはクソザコの方から説明していきます。先ほど述べた淫夢くんがスローロリスではないか、という説などが出ている時に上げられた動画がきっかけとなっています。

動画では、スローロリスがオランウータンに捕食されるという衝撃的なもので、オランウータンは草食動物という認識をしていた人が多く、草食動物にやられるスローロリスはクソザコという印象がつきました。

挙句の果てには、草食に食べられるなんて果物と一緒レベルとまで言われ、ザコをさらに強調したクソザコという不名誉なイメージがついてしまいました。

「ナメクジ」の語源は動作速度の遅さや背中の模様から

クソザコは上記の通りですが、クソザコナメクジにはナメクジも含まれています。ナメクジの語源は他のリス科にはないスローロリスの特徴によるもので、その結果スローロリスがクソザコナメクジと呼ばれています。

スローロリスは、その名の通りでスロー(遅い、のろい、のろのろした)なロリスという意味を持ち、ちょこちょこ動くリス科の動物とは違い、ロリス科は緩慢な動きをします。これは音を出さずに行動するためです。

このゆっくりとした動きと、スローロリスの背中にある一本線の模様がナメクジのように見えるという事から、クソザコと合わせてクソザコナメクジという言葉が生まれ、クソザコナメクジと呼ばれるようになりました。

「クソザコナメクジ」と言われているスローロリスの動画は?

クソザコナメクジと呼ばれるスローロリスはどんな生き物なのか、実際に見てもらうとわかりますが、本当にゆっくりした動きで、リスとついていますがどちらかというとナマケモノに近いと言われています。

クソザコナメクジという不名誉なニックネームですが、むしろいじられキャラのような立ち位置のため、愛されている感じで、クソザコナメクジと呼ばれています。

「クソザコナメクジ」は語感が良いと人気

呼ばれてすぐ定着し、その後もずっと変わることなくクソザコナメクジと呼ばれているのは、ぴったりの表現ということだけではなく、その語感の良さからも人気が高いためです。

クソザコナメクジという言葉の語源や、意味をよく知らないまま、この語感の良さや響きを気に入って使っている人も多数います。

インターネットで流行ったのはこの語感の良さも重要な要素で、流行ってからはいたるところでクソザコナメクジを使う人が現れました。

「クソザコナメクジ」はかわいいと人気

スローロリスこと、クソザコナメクジは小さい体や大きな目で、ゆっくりとした動きから可愛いと人気の高い生き物です。

元々、木の枝などに掴まって樹上で生活する生き物で、慣れてくると肩や腕に掴まってくるなどとても愛らしく、ペットとして飼っている人も少なくありません。

また、夜行性で昼間は基本眠っている事が多く、その寝姿も前足で頭を覆って丸まって眠るという可愛らしい姿で、見た人を和ませます。

「オランウータンの餌」や「森のランチパック」との別称も

クソザコナメクジと呼ばれるようになったスローロリスですが、その元となった動画から、他にも不名誉な呼び方をされています。

それはオランウータンの餌というかなり直接的な呼び方もあります。これは動画で、オランウータンに捕食されたことからオランウータンの餌という、率直すぎることとインパクトの強さで面白さを誘うタイプです。

もう1つの森のランチパックは、いとも簡単にオランウータンに捕食されたことや体の小ささから手軽に食べられるランチ、ということでランチパックに掛けられました。

スローロリスは毒のある猿?

ただのクソザコナメクジと思われていたスローロリスですが、実は哺乳類でも珍しい毒性哺乳類の一種で、世界でも毒性哺乳類は7種類しかいないとされています。

クソザコナメクジは、上腕腺から出る分泌物を自分の唾液と混ぜ合わせることによって毒へと変化させます。この毒を毛づくろいしつつ体全体に行き届かせ、天敵から身を守っています。

この毒はアナフィラキシーショックなどを引き起こす可能性はあり、実は危険な生き物かと思いきや、この毒そのものが人体へ害を及ぼした事例は現在まで報告されていません。

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「クソザコナメクジ」と言われている例

スローロリス以外にも、クソザコナメクジと言われる事のあるキャラクターなどが存在します。クソザコナメクジと呼ばれる理由とキャラクターを説明していきます。

弱いものに対する揶揄で使われる「クソザコナメクジ」

クソザコということだけあり、弱者を蔑む意味で使われる事が多く、それもかなりの弱者であることを強調して使います。

オランウータンに軽々と捕食された動画のインパクトは強く、何も抵抗できないほどの弱者に対して、クソザコナメクジを使う事があります。

ただし、このクソザコナメクジの使い方は、相当暴力的になってしまうので、気を付けて使わないとトラブルを招きかねません。自虐に使ったり、何かのキャラクターに対して使うという事が多いです。

実例①:「ポケモン」のヌメルゴン

ヌメルゴンとは、株式会社ポケモン(発売当初は任天堂)から発売されたポケットモンスター、通称ポケモンのキャラクターで、ナメクジの特徴をもったドラゴンのキャラクターです。

ポケモンは進化というシステムがあり、さらにモンスターの特徴などを載せた図鑑があるのですが、そこに乗っているヌメルゴンの進化する前のヌメラというモンスターにクソザコナメクジと呼ばれるきっかけがあります。

ヌメラは図鑑にいちばんよわいドラゴンポケモンと書かれており、しかもナメクジの特性をもつというクソザコナメクジと呼ばれるのにぴったりのキャラクターということで、クソザコナメクジと呼ばれています。

実例②:「レインボーシックスシージ」のタチャンカ

クソザコナメクジと呼ばれるキャラクターは他に、ユービーアイソフトから発売されたレインボーシックスシージというゲームのタチャンカというキャラクターがいます。このゲームの対戦での評価で呼ばれています。

タチャンカはプロフィールでは、スペツナズの隊員であり戦闘経験も豊富、という強そうな設定ですが、対戦モードでタチャンカを使うと、持っている武器が固定しないと使えないタイプで、すぐやられてしまいます。

弱すぎると気づかれたタチャンカは、公式に強化のアップデートをされるのですが結局本質が弱いままで変わらず、あまりの弱さゆえにネタキャラクターとして愛され、果てにはクソザコナメクジと呼ばれています。

オランウータンは何を食べる?

クソザコナメクジの発祥元となった動画に出てくるオランウータンですが、多くの人に草食動物だと思われていました。

しかしスローロリスの捕食動画で、オランウータンは草食ではなかったのかと、驚く声が多く上がりました。

オランウータンは実際には何を食べているのでしょうか

オランウータンの主な食べ物

オランウータンの食べる物はかなり多様と言われていますが、基本的には果実を食べます。

オランウータンは果実食者と呼ばれていて、質の良い果実があれば呼び名の通り、果実ばかりを食べています。

他にも、木の葉や樹皮などを食し、また、花や着生植物、ショウガなどの植物も食べ、さらにはキノコなどの菌類、シロアリや、アリといった昆虫も食べるなど、色々なものを食べます。

肉も食べるのか?

色々なものを食べるオランウータンという説明をしましたが、一番気になるのはやはり肉食をするのかということです。

オランウータンが肉食をするのはかなり稀な事で、20年以上観察して、たった7例で全て大人のメスがとった行動だったようです。

スローロリスを捕食した動画はその7例のうちの1つで、相当珍しい事でした。その珍しさは衝撃と印象を与えるのに十分だったと言えます。

クソザコナメクジは愛されている

クソザコナメクジは、言葉としては汚いですが、その使われ方はいじられキャラに対して使うようなニュアンスで、むしろ愛されているような時に使われています。

ただし、知らない人にはただの暴力的な言葉として聞こえるので、用法をしっかり守ってクソザコナメクジという言葉を使っていきましょう。

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