自称進学校の意味や特徴は?進学校との違いは?あるあるや地方別学校一覧 社会

自称進学校の意味や特徴は?進学校との違いは?あるあるや地方別学校一覧

高校に対してよく使われる言葉の1つに「自称進学校」という言葉があります。今回の記事では、その意味や特徴、あるあるなどをまとめました。自称進学校には塾否定など一定の特徴があり、進研模試、内職禁止、意味不明な校則の三点がよく挙げられるポイントです。

目次

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自称進学校とは?どういう意味?

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諸説ありますが、自称進学校とは「地方の高校で文武両道を掲げる偏差値が50〜65くらいの高校」のことを指すことが多いです。

その他特徴として、学校の授業が一番良いと思っている、進研模試を行うが模試よりも学校の定期テストの方が重要だと思っている等があります。

2chで話題になる自称進学校とは?

ひろゆきこと、西村博之さんが開発した、匿名ネット掲示板である2ちゃんねるで、自称進学校という言葉がよく出現します。

ほとんどの学生が大学進学はするが、進学先成績はよくない高校というのが特徴として存在し、揶揄される対象となっています。

自称進学校のリスト入りしてしまう偏差値は50~65程度?

自称進学校を偏差値のみで表すとしたら、50〜65程度の学校が多いと言われています。しかし、偏差値は毎年変わりますし、都道府県等によっても差があるので注意が必要です。

「進学校になりたかったけど、なりきれなかった高校」というのも、わかりやすい自称進学校の定義です。

自称進学校は悲惨?被害者の末路とは?

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自称進学校の中には、「国公立病」と呼ばれる、「国公立大学に何人の生徒を輩出したか」のみにフォーカスした指導をする学校が存在します。

そういった学校では生徒の意思や家計などを考えることなく、国公立大学への進学をなかば強制的に推し進めていくとのことです。

自分の意思で進学校を決めることができないような状態で受験をしても失敗するか、受かったとしても後悔が残る結果になってしまうこともあるようです。

自称進学校をやめたい人が続出?

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自称進学校の持つ独特のプレッシャーによって、学校をやめたいと思ってします学生も多いです。

学校の先生は、決めた方針以外に耳を傾けてくれることは少なく、異常な量の課題が出されることもあります。毎週小テストを行い、それに追われる毎日に生徒は疲弊してしまいます。

自称進学校の特徴!進学校との違いは?

自称進学校にはたくさんのポイントおよび共通点があるので、1つ1つ細かく見ていきましょう。真の進学校とは違う少しずれた特徴に関して、比較してみましょう。

特徴①:模試が進研模試

進研模試以外の模試はあまり見てくれません。学校で受けさせられる進研模試の結果のみで、進路相談等を進められてしまうので生徒にとっては不利です。

進研模試はベネッセコーポレーションが行なっている全国的な模試です。それの結果だけで判断してしまうのが自称進学校の特徴です。

本当の進学校は、河合塾や東進ハイスクール等の模試も受けさせて、総合的に見た上で、生徒の進路相談を進めるところが多いのです。

特徴②:異常なほどに内職禁止

自称進学校では、内職に対して異常に厳しいです。内職とは家で行う仕事のことを指すのではなく、この場合は授業中に他の参考書で授業と無関係な自己学習することを指します。

自分の授業が最高だと思っている先生が多く、内職に対して厳しく叱る先生もいます。進学校では、内職率が70〜80%程度にもおよび、先生もある程度目をつぶることが多いようです。

特徴③:塾・予備校を批判

塾や予備校を、徹底的に批判する傾向があります。塾や予備校での授業は必要がないからと、学校の授業のみを推してきます。

反対に真の進学校では、大学受験対策は塾や予備校にも頼り、学校の先生はいかに早く学習指導要領の内容を終了させて、生徒の自学の時間を増やせるかに焦点を置きます。

特徴④:補習が多い

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自称進学校は、6時間授業では終わりません。異常な量の補習が用意されています。

放課後や朝の時間にも授業を行い、さらには土日まで授業を行う学校まで存在するようです。ちなみに、その授業の内容が必ず良いかというと、そういうことではないようです。

特徴⑤:校則がやたら厳しい

校則も無駄に厳しいです。バイトの禁止やスマホの使用禁止に始まり、校内でお菓子を食べることや、制服着用時のイヤホンの禁止といったような度が過ぎるものもあります。

進学校では、バイトは禁止しているところも多いですが、生徒の自主性に任せている部分が大きく、自由な環境があるがゆえに生徒が考えて生活するようになるとのことです。

特徴⑥:進学実績や進学の傾向

進学実績が伴っていないことも、自称進学校の特徴です。東大進学コースはあるかもしれないが、進学実績を見ると0名というケースも少なくありません。

それにも関わらず、まるで他の東大多数輩出の高校と競っているかのように振る舞い、進学校を名乗る高校、それが自称進学校なのです。

自称進学校あるあるまとめ

自称進学校の出身の方や、自称進学校に通っている方なら誰でもわかる、自称進学校あるあるをまとめていきたいと思います。

現在自覚していなくても、これを見て当てはまるところが多ければ、自称進学校の可能性があります。

あるある①:課題が異常に多い

物理的に不可能な量と言えるほどの課題を、生徒に与える自称進学校もあります。進研模試の過去問を渡して課題にする学校もあるのだとか。

あるある②:高校入学前に山ほどの課題が出る?

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入学後ならまだわからなくもないですが、自称進学校は入学前に課題を大量に出す高校もあるのだとか。合格を出したにも関わらず、こうした先取りをする辺りに学校側の焦りが見え隠れします。

あるある③:家と学校の往復のみで洗脳状態

補習が多いことは前述しましたが、そもそもの授業時間もコマ数も、異様なほど長く多いのが自称進学校のあるあるです。このため生徒は常に明日の準備をして寝る繰返しの毎日となります。

本来、高校生としてしたいことも忘れ、いつしか学校の方針で洗脳状態になるケースもあるようです。この悪循環に陥ると、親も正常な判断がつきにくくなり、辛いのも当たり前となります。

あるある④:夏休みは一週間程度、修学旅行はなし

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夏休みは1週間程度しかないところもあるようです。補講やら補習やらで本来の夏休み期間が削られて、結果的に1週間しか残っていない状況が生まれるとのことです。

また、修学旅行がなかったという高校まであります。

あるある⑤:「勉強合宿」への半ば強制的参加

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自称進学校ほど、学校内部での講座が無駄に多く、しかも半ば強制的に参加を促されることがあるようです。質の悪い高校では、わざわざ夏休みや年越し時期に、勉強合宿を開催するようです。

これは、他人が遊んでいる間も、私たちは勉強しようという狙いが根底にあるようです。乗っかっていい気分になれる生徒ならアリでしょうが、そこまでする意味はないとも言えるでしょう。

あるある⑥:受験は団体戦

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「受験は団体戦」これは、自称進学校の先生たちが口を揃えて言う名言(迷言)です。

どういう意味で使っているのかと言うと、「蹴落とし合うのではなく、教え合って受験を乗り切りなさい。」という意味で使われています。

聞こえは良いですが、実際には、みんなで一日中自習という無意味な目にもあったという意見が見受けられました。生徒の意志よりも、学校単位の実績を重視するのが自称進学校です。

あるある⑦:合格は先生の手柄、学校のおかげ

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自称進学校では、大学合格は先生あるいは学校のおかげになり、生徒の努力が評価されることは少ないようです。

本当の進学校では、「受かったのはあなたたちの努力の成果です。おめでとう!」という雰囲気があるそうです。

合格をすればするほど、先生の地位が持ち上がってしまうので、先生が調子に乗ってしまうのです。

あるある⑧:東大合格者が出ると先生が調子に乗る

結果として、東大合格者が出た暁には、先生たちがお祭り騒ぎになります。自分たちの手柄だと盲信し、調子に乗ってしまうのです。

もちろん、先生方のおかげが1mmもないかと言われたら、あるとは思いますが、生徒の努力に寄るところが大きいのはいうまでもありません。

あるある⑨:ブサイクが多い?

自称進学校にはブサイクが多いと言われています。しかし、これはそもそもブサイクな人が多く入学するという意味ではありません。

校則が厳しいがゆえに、化粧したり、似合う髪型に工夫したりということができないので、相対的に他の学校と比べて見劣りしてしまうだけです。

あるある⑩:勉強は根性

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進路相談にしろ、学校の校風にしろ、「最後は気合い」のような根性論に持っていくケースが多く、適切な指示を受けることができなかったという声をよく聞きます。

進学成績があまり良くないところからしてもわかるように、勉強の効率はよくないのでしょう。

あるある⑪:国公立大学をゴリ推し

自称進学校では、国公立大学への進学をゴリ推ししてきます。私立大学を希望すると面談で国公立大学に進路変更しないかと、度々詰め寄られるようです。

中には、浪人してでも良いから、国公立に進むように指導するような高校もあるようです。有名な国公立大学に進学できれば良いですが、結果として地方の場合もあります。

あるある⑫:先生が有名塾講師と同じ授業だと主張する

自称進学校の先生は、有名塾講師のセミナーに参加して、私と同じ授業だったと豪語します。

セミナーに参加しているだけまだマシなのかもしれませんが、学校の授業だけでなんとかなるのを主張されるのは生徒にとってマイナスな可能性もあります。

あるある⑬:紙辞書崇拝

自称進学校では、紙辞書を崇拝している先生が特に多いと言われています。スマホでの検索禁止はもちろんのこと、電子辞書まで禁止するところもあるようです。

重くて、音声の聞けない、画像検索もできない紙辞書のみをゴリ推しされるのはたくさんの生徒を見る上で生徒に合わせた指導とは言えません。

あるある⑭:地元ではエリート扱い?

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大都市圏ですと、高偏差値の進学校の数も相当多いものです。しかし少し外れた地方ですと、トップ校以下はほとんど自称進学校という例も少なくはありません。

公立高校の2番手3番手の高校でも、地元では「賢い高校」と扱われることが多いのです。実際、偏差値的には65以上を誇る高校でも、進学実績がしっかり伴っていない高校はかなりあります。

その地域ではいい思いは出来ますが、大学進学で頭打ちになるのは、地方の自称進学校あるあるの1つです。

あるある⑮:大学に入学してから学力不足で伸び悩む

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自称進学校では、進路指導においては大学名優先であり、進みたい「学部」等を問わないケースがあります。また合格だけが最終目標であるため、入学後にモチベーション低下も見られます。

本当に進みたい大学選びではなく、合格できるギリギリ目一杯を選んだため、大学で伸び悩むケースが多いと言われているようです。

自称進学校のリストや一覧

自称進学校と言われている高校を、地域ごとにまとめて記載しておきたいと思います。あくまで言われているだけで、本当にその高校が自称進学校かどうかはわかりません。

確かめるためには、実際に行ってみて判断するのが一番です。

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