大阪の住んではいけない地域はどこ?治安や部落などまとめ 社会

大阪の住んではいけない地域はどこ?治安や部落などまとめ

大阪は観光も多く賑やかな街ですが、住んではいけない地域として知られている、あいりん地区と呼ばれる場所がある西成区やその他の地域についてまとめてみました。また、大阪の同和、部落地区についてや京都の住んではいけない地域についてもみていきましょう。

目次

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大阪の住んではいけない地域とは?地域の実名一覧

大阪の住んではいけない場所について、地区の実名とその理由をあげながらいくつかみていきたいと思います。

住んではいけない地域①:西成区(あいりん地区)

西成区は、もっとも住んではいけない地域と言われています。特に治安が悪いとして知られているのは、あいりん地区と呼ばれる西成区の北部の新今宮駅、動物園前駅、今池駅の周辺です。

西成区には路上生活者が多く居ますが、住所不定で日雇い労働者が特に多いあいりん地区は国勢調査でも人口統計が明確ではない可能性があるというほどです。

近年ではリンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件で知られる市橋達也受刑者が、偽名を使ってあいりん地区に潜伏していたこともあり、犯罪者が身を隠すのに使う場所としても知られるようになりました。

あいりん地区の公園で頻繁に炊き出しが行われていますが、この時は列ができるほど路上生活をする人々が集まってくるそうです。

さらに暴力団事務所が一帯に多数あり、このことも治安の悪い原因として知られています。

近くに住む人の話では、ひったくりにあったり、知らない人に追いかけられたり、自動販売機の隙間におじさんがいたり、パトカーや救急車のサイレンが夜中に鳴りっぱなしだそうです。本当に治安が悪いのでしょう。

治安が悪いことで有名なだけに、西成区は他地域と比べると物価がとても低いようです。

もちろん西成区にもごく一般的な世帯は多数あり、危険な地域はあいりん地区などの一部です。玉出駅周辺や岸里駅周辺は環境もよく、住民の防犯意識も高いことから安全な地域と言えます。

しかし興味本位であいりん地区に立ち入る、交通の便の良さだけで他県から知識もなく西成区に引っ越すといってことは避けたほうが無難でしょう。

住んではいけない地域②:浪速区

浪速区については、よく治安が悪いと言われていますが、エリアによって大きく変わってきます。浪速区の中でも治安が悪いのは、日本橋や恵美須町の新世界あたりになります。

治安が悪いといわれる日本橋、恵美須町の新世界あたりは、共通点として比較的にぎやかな場所になります。日本橋には西の秋葉原といわれるオタロードなどがあるので賑わっています。

恵美須町の新世界あたりは、国内外から多くの観光客が訪れるのでとてもにぎやかです。また、大国町は少しごちゃごちゃしており住みにくい場所もありますが、綺麗な住みやすい街へと変化していっています。

繁華街であるミナミの隣でにぎわっているイメージのある難波ですが、実際には治安が良く子育てファミリー世帯が多く、家賃相場も高くなっています。

さらに、桜川エリアも治安が良く住みやすい街となっています。

また長年放置されてきたことから印象の良くなかったJR新今宮駅の北側には、星野リゾートがホテルを建設する旨を発表、2020年現在は工事が進められています。

高級リゾートホテルの筆頭である星野リゾートが進出することで、新今宮駅周辺の環境も格段に良くなるのではないかと期待が寄せられています。

住んではいけない地域③:生野区

生野区は鶴橋エリアの治安が悪く、2015年に行われた「絶対に住みたくない大阪環状線の街ランキング」で鶴橋は不名誉なことに1位に選ばれています。

実際に2015年9月にはベトナム人男性が3人殺傷された通り魔事件が起きており、空き巣やひったくりが多い地域として有名です。

家賃が安く、利便性も高いことからコリアンタウンと呼ばれる場所には、ベトナム人や韓国人、朝鮮人が集まり、住民同士のトラブルやヘイトスピーチの横行など危険が絶えないとされます。

今里新地にはベトナム人による路上での喧嘩や大音量で音楽を流したりと迷惑行為も多く、マナーが悪いことから在日韓国人とのトラブルも多いようです。

高齢者が多く救急車のサイレンが聞こえることも多いため、住環境としてはあまり好ましくない点が目立ちます。

反対に寺田町あたりは治安が良く、窃盗、盗難、ひったくりの犯罪がないようです。さらに心斎橋やなんば、天王寺へ自転車で行けるので利便性も高いです。

桃谷駅あたりも犯罪が少なく比較的治安がいいようで、商店街なども近く買い物などがしやすい環境です。

住んではいけない地域④:門真市

パナソニックの本社がある門真市ですが、こちらもエリアによって治安が分かれており、治安が最も悪いのは古川橋あたりといわれています。

古川橋駅周辺は空き地や狭い路地などが多く、街並みがあまり良くないのです。その狭い路地を自転車や歩行者が行き交うので危険だという声もあります。さらに、暴走族が居たり自転車の盗難などがあるようです。

また木造の文化住宅が密集していることから大規模な火災が起こることも多く、半年に1度はどこかで家事が発生して非常に危険だとの意見も、実際に住んでいた人からはあがっています。

反対に門真市駅あたりは治安が良く、大通り沿いには目立つ交番があり犯罪件数も少なく、街灯も多いために女性が夜に1人で歩いていても安心だとの声が集まっています。

警察官がよくパトロールもしているといいますが、公園や緑地が少ないことから子育てには適さない地域だとの意見もあります。

住んではいけない地域⑤:東大阪市

東大阪市は、犯罪発生率が高い地区とされています。最も多い犯罪はひったくりで、自転車に乗っていても歩いていても夜はひったくりにあう可能性があり、街灯も少なく治安が良くないといいます。

夜になるにつれて暴走族や騒音を出す車が多くなり、歩きたばこや路上でのスケボー、叫ぶ人も居たりと騒音問題に頭を悩ませる住民も少なくありません。

交通マナーもあまり良くなく、事故も多い地区です。夜は警察官がパトロールに回ったりと改善されつつありますが、未だ治安は良くないようです。

住んではいけない地域⑥:岸和田市

だんじり祭りで有名な岸和田市は、だんじり祭りの時期になると死亡事故があったりするため、あまり良くない印象を持たれる地域です。

繁華街があるためか犯罪率も高く、夜になるとコンビニの前にはヤンキーが集まって騒ぐ、改造車が路上駐車されているなど、マナーの悪さも指摘されています。

街灯も少なく、路地裏からは喧嘩のような声が聞こえてきたり、昼であっても暴走族が多いようで、治安が悪いと言われるのも納得できます。

住んではいけない地域⑦:大正区

大正区が治安が良くないといわれている理由として、大正駅周辺で痴漢やひったくりなどの犯罪が頻発することがあげられます。

夜は街灯が少なく駅周辺であっても暗いため、特に女性やお年寄りの方は気をつける必要があるでしょう。

大正区には沖縄出身の方が多いようで、特に平尾本通商店街の周辺には沖縄出身の方が多く、琉球舞踊の稽古場があったり、三味線教室や琉球空手道場が見られるといった面白い特徴も持ちます。

住んではいけない地域⑧:此花区

此花区はユニバーサルスタジオジャパンがあることで有名ですが、工場地帯として栄えていたことや海辺であることから悪い環境をイメージし、治安が悪いと言われることもあります。

ユニバーサルシティ周辺では観光客を狙ったスリやひったくりも多発しているため、訪れた際には注意が必要です。

此花区全体としては大阪24区のなかでは犯罪件数も少なく、ユニバーサルシティ周辺や工業地帯周辺を除けば治安も交通の便もよく、大阪万博が決まったことで土地開発が進められさらに住みよい街となりそうです。

大阪の同和・部落地区の場所は?実際に住むとどうなの?

1977年に出版された「大阪の同和事業と解放運動」によると、大阪には64の同和地区があるとされます。

大阪の同和地区や部落地区はどの辺りなのか、治安や環境、実際に住んでいる人の感想などを見ていきましょう。

同和地区とは?

江戸時代の身分制度で士農工商の下に設けられた「えた・ひにん」と呼ばれる被差別階級の人々だけを、集めて生活させていた地区を被差別部落と呼びます。

明治時代に入って身分制度が撤廃されてからは、不当な差別を受けて著しく低い水準の生活を強要されていた被差別部落の人々を救済するべく、自治体や国は同和対策事業に乗り出しました。

この同和対策事業で環境の改善が指定された被差別部落が、同和地区と呼ばれ、救済の指定が受けられなかった被差別部落を未解放部落といいます。

大阪の同和・部落地区はどの辺?

大阪府は同和対策事業の予算規模は全国でもトップクラスであるほど、解放運動が盛んなようです。そのため、同和地区の特定もしやすいと思われます。大阪府の指定同和地区総数は、64区にも及ぶようです。

なにわ、よどがわ、ひがしよどがわ、あさひ西、あさひ東、すみよし北、すみよし南、ひがしすみよし、ひらの、にしなりの大阪市立市民交流センターとその周辺は同和地区の施設とされています。

公開されている同和地区は、矢田地区、加島地区、浅香地区です。また、富田林の新堂水平社、泉北郡南王子村、東成郡住吉村、東成郡城北村、有隣小学校などが被差別部落に該当する言われています。

同和地区に住んだ人の感想は?

同和地区、部落地区に住んだ人の感想として、家賃は安い上に環境も悪くなく、生活することに不便さは感じないといいます。家賃が安い理由は同和地区のど真ん中であるからと人伝いに耳にしたそうです。

部落差別などがあるのは昔の話だと思っていたにも関わらず、いまでも差別的な発言をする人も居るようです。しかし、住んでみると固定費が安く済む上に、生活には何ら支障はなかったようです。

京都の住んではいけない地域?京都でも被差別部落地域が問題に

京都駅の東側に位置する崇仁地区は、かつて他所から来る人を受け付けないような閉鎖された被差別部落であったといいます。

現在はかつて崇仁地区の住民らが自ら設立した柳原銀行の建物がそのまま地区の記念館となっており、昭和時代の部落差別の雰囲気が展示された写真から窺えます。

近年では古びた木造住宅から改善住宅に移住した人も多く、京都芸術大学のキャンパスも建設されるなど崇仁地区の街並みも大きく変化しています。

崇仁地区では2020年現在、利便性が高い空き地を利用して崇仁新町という屋台村を展開しており、グルメを通して観光客を呼び、地域への理解を促す活動も行っています。

現在も被差別部落という色眼鏡で見られることは多く、崇仁地区に危険な印象を持つ人も少なくないといいますが、活気を取り戻すことでイメージも大きく変わっていくのでしょう。

大阪の有名な観光地

SANGYEON / Pixabay

大阪の住んではいけない地域で紹介した地区の中にも、有名な観光地はたくさんあり、観光客が多く訪れる場所もあります。

住むのはためらわれるけれど一度行ってみたい、という方は是非参考にしてください。

住んではいけない地域で紹介した場所の観光地

西成区には、天下茶屋や忍者堂があります。浪速区には、観光地として有名な通天閣や新世界、スパワールド、道頓堀のグリコの看板など多くの有名な場所があります。

生野区には御勝山古墳があり、門真市にはスケートリンクやパナソニックミュージアムがあります。東大阪市にはなるかわ園地という自然あふれる場所や生駒山、生駒山上遊園地があります。

岸和田市にはカンカンベイサイドモール、岸和田城、岸和田観光農園などがあります。大正区には木津川渡船場があり、此花区には最も有名なユニバーサルスタジオジャパンがあります。

その他の場所の観光地

他には、港区にある海遊館、北区にある空中庭園展望台と呼ばれる梅田スカイビル、阪神百貨店、グランフロント大阪、中央区にあるなんばグランド花月、大阪城、吹田市にある万博記念公園などがあります。

住んではいけないわけではない

住んではいけない地域として紹介した地域も、もちろん必ず危険な目に遭う、絶対に住んではいけないわけではありません。しかし、確かに気をつけなければ危険という地域は少なからずあります。

同じ地域でも、エリアによって街並みや雰囲気も全然違うことがあるので、自分の目で見たり実際に住んでいる人の意見を聞いてみると良いでしょう。