アミニズムとアニミズムの違いは?意味や由来・具体例について

アニミズムと似たような言葉について

アニミズムの概念に類似した言葉もいくつかあります。

シャーマン

アニミズムが見られる民族文化には大抵、シャーマンと呼ばれる存在があります。自然界の霊的な存在と交流できる能力を持つとされ、祈祷などの特殊な技術により神がかり的な現象を起こす人たちです。

こうしたシャーマンたちの能力を信仰する風習をシャーマニズムと言います。

自然崇拝

自然崇拝も自然界を信仰する概念ですが、厳密にいうとアニミズムと少し違いがあります。

自然崇拝は単に、自然界にある山や川などが信仰の対象ですが、アニミズムは自然界にあるすべてのものに霊的な存在が宿っているという発想が基本にあります。

日本は海外の宗教に対して寛容

日本人は海外の宗教に対して寛容と言われます。

歴史的に見る日本の宗教性

日本は古代より古神道が民族風習として存在しましたが、聖徳太子の時代に仏教を国教として取り入れます。

また、同時代に景教と呼ばれたキリスト教のネストリウス派が日本に伝わっています。当時、朝廷の重要職についた渡来人、秦氏は景教の担い手の一つと考えられています。

そんな状況の中で聖徳太子が告知したのが有名な「十七条憲法」です。

聖徳太子の「和を以って貴しと為す」

その主要な内容としては、「和を以って貴しと為す」「篤く三宝を敬え」「詔を承けては必ず慎め」がありますが、これらの教えは別々の宗教から取り入れられています。

「和を以って貴しと為す」は全体のまとまりをまず第一に考えろということで、アニミズム的な”八百万の神”の考え方、神道です。

「篤く三宝を敬え」は仏教の、仏法僧を敬えということ。そして「詔を承けては必ず慎め」とは上司(天皇)の支持は謹んで受けとめろということで、儒教の教えです。

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