ロンゴミニアドとは?アーサー王伝説とロンギヌスの槍との違い

中世の騎士の物語であるアーサー王伝説には様々な武器が登場します。その中でも聖槍とされていたロンゴミニアドとはどんな槍なのでしょうか?そして、ロンギヌスの槍との違いはあるのでしょうか?今回はロンゴミニアドや聖槍について調べてみました。

ロンゴミニアドとは?

ロンゴミニアドという言葉を聞いたことがあるでしょうか?このロンゴミニアドとは一体どういう言葉なのでしょうか?調べてみました。

ロンゴミニアドは「アーサー王伝説」に登場する名槍

「アーサー王伝説」というのは中世の騎士道の物語のことです。このアーサー王伝説に出てくる名槍のことをロンゴミニアドというのです。

このロンゴミニアドはアーサー王の最後の戦いに使用されたと言われている名槍です。

別名はロンの槍

このロンゴミニアドの名槍のことを「ロンの槍」とも呼ばれているのです。そして、アーサー王伝説の中では、ロンの槍という名前で登場しています。

ロンゴミニアドとロンギヌスの槍は同じもの?

ロンギヌスの槍という槍も存在しているので。このロンギヌスの槍はロンゴミニアドと同じものなのでしょうか?

ロンギヌスの槍とは一体どのような槍のことなのでしょうか?

ロンギヌスの槍はカシウスが持っていたとされる槍

ロンギヌスの槍というのも存在しています。このロンギヌスの槍というのはイエス・キリストが処刑される時に、カシウスが持っていた槍とされています。

そして、十字架にはり付けにされていたイエスの死を確認するために、ロンギヌスの槍で突いたと言われています。その時に、死んでいたら出ない血が流れてきたのです。

その流れ出た血が盲目だったカシウスの目にかかり、視力が回復したとも言われているのです。

ロンギヌスの槍はヒトラーも探していた?

このロンギヌスの槍は聖槍とも呼ばれ、この名槍を手にすることで世界をも制することができるとも言われました。

そのため、ヒトラーまでもあこのロンギヌスの槍を探し求めていたという話も残っているそうです。

ロンゴミニアドとロンギヌスの槍は別物という説が多い

ロンゴミニアドとロンギヌスの槍は別物であると言われていることが多いです。

しかし、これも諸説あるようで、名前も似ているため、混同してしまったと言われることもあるそうです。

ロンゴミニアドが出てくる作品一覧

ロンゴミニアドが出てくる作品はたくさんあるのです。アーサー王の持っていた聖槍として有名なロンゴミニアドはスマホゲームのFateや遊戯王のカードゲームにまで登場していたのです。

ロンゴミニアドが登場していた作品をそれぞれみていきましょう。

Fate「女神ロンゴミニアド」

スマホのゲームであるFateに出てくるのが「女神ロンゴミニアド」です。

女神ロンゴミニアドとは、Fateにでてくるアーサー王が長い年月をかけて聖槍を持っていたことで、神霊化が進んでしまい聖槍の化身となったのです。

その聖槍の化身となった女神ロンゴミニアドは、特殊な召喚法を持っていました。魔術王の人類滅亡を憂い、永遠の存在となるために「聖槍による救済」を達成するために立ち上がるのです。

Fate「アルトリア・ペルンドラゴン」

このFateのゲームに出てくる女神ロンゴミニアドの正体こそが、アーサー王であるアルトリア・ペルンドラゴンなのです。

このアルトリア・ペルンドラゴンが持っていた槍こそが、ロンゴミニアドだったのです。

Fateにはロンゴミニアドの槍がでてきていたのです。

遊戯王「No.86 H-C ロンゴミアント」

漫画の遊戯王より発売されたカードゲームの中に出てくるのが「NO.86H-Cロンゴミアント」です。このカードは素材の数に応じていろいろな効果を獲得できるというエクシーズモンスターとなっています。

ファンキル「ロンゴミアント」

スマホアプリである「ファントム オブ キル」を通称ファンキルといいます。このファンキルの中に出てくれるのがロンゴミアントというキャラクターです。

このロンゴミアントは武器に槍を持っているのが特徴となっており、守護型に強いキャラクターとなっています。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿「グレイ」

「グレイ」とは小説「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」に出てくる登場人物のことです。魔術師の少女で、常にフードを深くかぶって顔を隠しています。

このグレイはアーサー王が使っていたロンゴミニアドの槍を持っているのです。そして、グレイはアーサー王の復活のために聖槍を使用した結果、アーサー王と同じ顔を持つことになったのです。

ブレイブソード×ブレイズソウル「オズ」

ソマホのアプリゲームRPGの「ブレイブソード×ブレイズソウル」に出てくるキャラクターのオズはロンゴミアント=オズとも呼ばれています。

武器の種類は騎槍の魔剣を持っていて、スキルレベルは高いものとなっています。その可愛らしいキャラからも人気のキャラクターとなっています。

歴史上にあるロンゴミニアド以外の聖槍

歴史上には様々な聖槍があったとされています。ロンゴミニアド以外に存在した聖槍について調べてみました。

ローマの聖槍

キリストの処刑時に使用された槍の先端部分が何かしらの原因により、折れてしまいました。その折れた部分は十字架にうめこまれたり、フランスのパリに渡ったりと、あちこちに移動されました。

その後、本体も折れた先端部分も、イタリアに贈られたといいます。そして、現在ではローマの聖槍とも呼ばれサンピエトロ大聖堂に大切に保管してあるそうですが、一般者は見ることができません。

アンティオキアの聖槍

シリア地方であるアンティオキアで戦争が起こった時に、兵士の一人であるペトルス・バルトロメオが聖槍を発見したと言われています。その聖槍が本物なのか偽物なのか疑問視する声もあがりました。

ペトルス・バルトロメオは聖槍が本物だと主張するために、聖槍を持ったまま火に飛び込みました。その後、ペトルス・バルトロメオは火傷を負い亡くなり、聖槍は行方がわからないままとなりました。

神聖ローマ帝国の聖槍

神聖ローマ帝国の象徴の一つなっていたのが聖槍です。この聖槍には鉄が使用されていることがわかりました。そして、聖槍の鞘のところには「聖モーリスの槍」とラテン語で書かれていたそうです。

このことからも、この聖槍はローマ軍をまとめていたモーリス隊長のものであったと言われています。モーリス隊長が死去した後は、カール大帝が所有することになるが、聖槍の行方はわからなくなります。

アルメニアの聖槍

アルメニア共和国にある修道院で発見された聖槍は、キリスト教徒の使徒であったタダイが持ち込んだと言われています。この聖槍はタダイの死去後には秘密とされていた洞窟に持ち込み隠したと言われています。

この聖槍は現在では、アルメニア共和国のエチミアジン大聖堂に保管されています。そしてこの聖槍はキリストの時代に兵士が使用していたものだったことが現代ではわかっています。

アーサー王伝説で出てくるその他の武器

アーサー王伝説に登場する武器は他にもたくさんあります。その中でも、アーサー王伝説には様々な剣という武器が出てくることが多いのです。

アーサー王伝説に出てくる武器について見ていきましょう。

エクスカリバー

アーサー王伝説に登場する武器の一つです。このエクスカリバーというのはアーサー王が所有している剣のことです。この剣には魔法の力をも秘めているとされていて、王の象徴とも言われる武器です。

この剣はアーサー王が湖の乙女より渡された剣であります。しかし、別の書物によると、石に刺さった剣をアーサー王が引き抜いたとも言われています。アーサー王が手にしたのには諸説あるようです。

アロンダイト

アーサー王伝説に出てくるランスロットの剣と言われているのが、アロンダイトという武器の一つです。しかし、この武器であるアロンダイトは「アーサー王伝説に属する作品」には出てきていないのです。

このアロンダイトの剣はビーヴェス卿の息子ガイ卿が所有する剣でした。その時に、元々はランスロットの剣であったと言われていたことから、ランスロットの剣だという認識となってしまったようです。

クラレント

クラレントもアーサー王伝説に出てくる武器の一つです。このクラレントとは剣のことで、平和の剣とも呼ばれています。このクラレントは盗まれた剣でアーサー王の殺害にも使用された剣と言われています。

映画「ミニオンズ」にもアーサー王の剣が出てきた

映画「ミニオンズ」は日本でも大人気となったアニメ映画です。ミニオンズの映画となったのが、1968年のイギリスが舞台となっています。

その映画の中で、アーサー王伝説で有名な剣が出てきていたのです。詳しく見ていきましょう。

アーサー王の伝説の剣をミニオンが抜く?

アーサー王伝説では大きな石に刺さった剣を抜いた者がイギリスの王となると言われています。そして、その剣を抜くことができたのがアーサー王なのです。

その伝説の剣が映画「ミニオンズ」でも登場するのです。ロンドンにあるその剣を石からミニオンのボブが抜いてしまうのです。その結果、ボブはイギリスの国王となってしまったのです。

このように、ミニオンがアーサー王の伝説の剣を抜いたことから、物語が展開していく話しになっています。

ボブは王になりたかったのか?

ボブがアーサー王の伝説の剣を抜いてしまったことで、欲にかられた悪女に狙われたりしてしまいます。最後には円満な形で物語は終わりますが、ボブにとってはどうだったのでしょうか?

たまたま抜いてしまった剣によって国王になってしまい、悪女に狙われることになってしまいました。欲がないからこそボブは剣を抜けたのでしょう。しかし、ボブは国王になんかなりたくなかったのです。

国王とは自身の意思や国民の支持があってこそ成り立つものです。伝説などに惑わされず自分の意思を持つことが大事なようです。そして、欲を持たないことも秘訣かもしれません。

アーサー王は女性だった?

現代ではアーサー王は女性だったのでは?と思っている人が多くいるようなのです。一体、なぜアーサー王が女性だと思われるようになったのでしょうか?

Fateの影響?

ゲームやアニメにもまでなったFateが若者の間で大人気となっています。このFateの中で、アーサー王は女性だったという設定になっているのです。

このことから、アーサー王は女性だったと思っている若者が増えているといいます。

実際には、アーサー王が実在していたとされている書物によれば、男性であったという記述が残っているそうです。そのため、Fateで出てくるアーサー王は物語上の設定だったことがわかります。

アーサー王に興味を持つきっかけとなった

しかし、このように若者向けのゲームやアニメが普及したことで、歴史上の人物が若者に興味を持たせてくれるのだとしたら、良いことなのかもしれません。

歴史上の人物に興味を持ち、そこからアーサー王について調べたりすることが増えるかもしれません。若者向けにアレンジをすることで、中世の歴史に興味を持つ人も増えるでしょう。

ゲームやアニメから歴史を学んでいけるきっかけになるのかもしれません。自分の興味があることから、勉強に繋がっていくという良いスパイラルになっているのかもしれません。

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