ウトロ地区とは?どんな場所?問題ありで治安が悪い?現在の状況もエンタメ

ウトロ地区とは?どんな場所?問題ありで治安が悪い?現在の状況も

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怪しい看板が多い?

バラック造りの建物が多いのは、戦前から建て替えをしていないことを表しています。

生活感を感じさせない街並であるという特徴以外に、怪しい看板の写真が多くアップロードされています。インターネットで写真を見た人からは、不気味だというコメントが見られます。

ウトロ地区には独特な看板が多い

目に付く写真は家屋の周囲に立ててある看板です。様々な言葉や絵が綴られた看板は日本語のものやハングル文字など多様です。

絵のタッチや色彩感覚で、独特な看板が町中に掲げられている点から、注目する人が多いようです。

看板の内容はは切実にウトロ地区の存続の望みを訴える文章が多く見受けられます。

ウトロ地区が無くなることに対して日本に影響を及ぼすという内容や、土地に住み続けることを熱望した文脈が多いことが特徴です。

治安は普通?人気がない?

ネット上ではウトロ地区に関するブログや、知恵袋などの質問サイト、その他掲示板では、治安について、「怖い」、「危険ではないか」という声が多数上がっています。

アップロードされた写真には人の気配を感じさせないガランとした街並みから、何やら治安が悪いのではないかと、イメージが先行してしまうのでしょう。しかし、実際には治安は悪くはありません。

一部の住人はお金持ち?

ブログや掲示板にアップロードされているウトロ地区の写真は廃墟のような建物が多いのですが、一部に黒塗りのクラウンや、高級ワンボックスカーが駐車されている写真も存在しています。

車だけでは断定できませんが、一部の住人は富裕層がいる可能性も出てきました。

ウトロ地区の現在は解体中・市営住宅を建設

長い期間不法占拠状態が膠着し、外部からは治安が不安視されてきました。ウトロ地区の現在は、この状態を打開すべく、住居環境整備を行っています。

第1歩となったのは2011年に開催された「ウトロ地区住居環境改善検討協会」で、前向きな話し合いが行われました。

「ウトロ地区住環境改善検討協議会」の開催で公営住宅の建設が決定

2011年の協議の結果、ウトロ地区の基礎調査を行い、公的住宅の建設をはじめ、道路や下水道の環境整備が行われることになりました。

協議会では、住民が取得した土地を無償で国に提供するなどの各種条件の合意を得るために、さらなる話し合いを続け市営住宅建設が決定しました。

2016年から市営住宅建設に向け家屋取り壊しが開始

現在、ウトロ地区では環境整備が急ピッチで進み、2016年から市営住宅建設のために、家屋取り壊しが開始されました。この段階で60世帯180人の住民が新しい公営住宅に入居を希望しています。

2018年には公営住宅の1期棟が完成し40世帯への鍵の受け渡しが行われ随時入居を行いました。

建物は鉄筋コンクリート造りの5階建てで、2DK、3DKの部屋タイプがあります。2期棟の公営住宅は2019年度内に完成。残りの住宅以外にも道路などの工事が予定されています。

入居者は少ない?市営住宅の規模は縮小へ

ウトロ地区には2020年までに合計61戸の市営住宅の建設が計画されていましたが、2020年3月時に入居者の減少により、2期建設分の住宅の戸数を縮小すること、全棟完成は2023年になることが発表されました。

現在はウトロ地区から転出する住民も増えているため、当初の目的から市営住宅は9戸縮小される見通しとのこと。

家賃については京都府の市営住宅の賃料が1万5000円から7万円であるため、これに準ずるものと見られています。

ウトロ地区の怖い話「赤いTV」とは?関西テレビの夜景見てたら取り憑かれる?

環境整備が進み不法占拠に関する問題は一段落しています。しかし現在でもウトロ地区という名前をインターネットで目にする機会や耳にする機会が多いのには理由があります。

ウトロ地区に関する「赤いTV」と呼ばれる2ちゃんねる上で大きな反響を呼んだエピソードが存在していて、現在も2ちゃんねるで有名な怖い話として有名であるからです。

2ちゃんねるでウトロの一軒家住みの人が家でテレビ視聴中に夜景が真っ赤に?

「赤いTV」は、「関西テレビの夜景見たら取り憑かれた」という言葉から始まりました。

スレッドを立てた人、(以降スレ主)はウトロ地区に住んでおり、関西テレビに映された夜景がいきなり真っ赤に染まったことを報告しています。

テレビ自体に問題はなく、外側から赤いライトで照らされてテレビの映像が真っ赤に見えました。

最初は救急車かパトカーだと考えるも、じっくり確認すると赤いライトで、何か光の文字を書いているような動きをして不気味だとスレ主は報告しました。

赤いペンライトを持った老婆を見て気絶

不穏な赤いライトに不気味さを感じたスレ主は、何者かが玄関から庭へと移動してくる気配を感じて恐怖に震えます。

恐る恐る窓から外を確認すると、目の前で足踏みしながらペンライトを持ってニヤニヤする老婆と鉢合わせました。

あまりの恐怖にスレ主は10分くらい気絶していたと書き込んでいます。スレッドを読んだ人たちはオカルトを疑うコメントもありました。

次の日威嚇のため大声を出していた住人が家を取り囲まれる

心霊要素のあるものではないことを判断したスレ主は、対応すべく、外にいる老婆達を威嚇して追い払おうと大声を上げました。

ところが家の周りを取り囲まれてしまい、危険を感じ家の中に身を潜めていました。

窓を割られたところまで書き込まれた後音信不通に

Free-Photos / Pixabay

その後、彼らに窓を割られたという書き込みをして、スレ主からの応答がなくなりました。2ちゃんねるで、経緯を見守っている人達からの、身を案じるコメントが続きます。

「どこかに隠れながらも気絶しているのか?」、「身の危険が及んでいるのでは?」と、いうような色々な憶測が飛び交い大いに賑わいました。

約1ヶ月後にスレ主が書き込み生存していたことが発覚

一ヶ月後、スレ主から突如、生存報告の書きこみがあり、生存が確認されました。窓ガラスを割られた後、バッドを持った男性が家に侵入してきたとのこと。

スレ主は避難すべく外に向かって逃げだしました。逃げる途中でペンライトを持った老婆とぶつかりますが、それに構う余裕もなく一目散に交番を目指し、通報して今に至ると経緯を明かします。

ペンライトを持った老婆と家に押し入ってきた男性は親子で、ウトロ地区界隈に住んでいる人達ではないと、後日談もありました。具体的に押し入った理由は明かされませんでした。

ウトロ地区住民から韓国への手紙

ウトロ地区では2007年当時、韓国の支援金を得てウトロ地区の土地を一部買収することができました。
その後ウトロ地区住民は韓国に対して、支援を感謝する手紙を送っています。

内容としては「これまで暮らしてきた場所を奪われず、同じ場所に住居を得られるよう支援を感謝する。生きる希望をもらった」という、メッセージでした。

看板と手紙の共通点

手紙に記された「生きる希望」というと、大仰な言葉にも見えます。

ウトロ地区に掲げられた看板のメッセージと類似点があります。ウトロ地区の有名な看板のひとつに、オモニのうたというものがあります。

「どんなことがあっても私はよそへは行かない。あの世からのお迎えが来るまでは。それは私の生きてきたふるさとだから」という要約するとこのような内容になります。

絶対に住み続けたいという強いメッセージは共通しています。ウトロ地区の住人にとっては、住み続けることが出来るのなら人の目は気にしない、という意思の強さが、どちらにも垣間見えます。

ウトロ地区とは?どんな場所?についてのまとめ

ウトロ地区とは、京都府宇治市伊勢田町51番地にある地区の名前です。第二次世界大戦中に飛行場建設のために労働者である在日韓国、朝鮮人の集合住宅地として利用されてきました。

歴史上様々な問題が起こりました。インターネット上では廃墟のような民家や独特の看板の写真が多数アップされており、治安が心配されていますが、現在は環境整備のために市営住宅や道路の整備が進んでいます。

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