アムカとは?自傷行為の心理や原因は?跡の隠し方や抜け出す方法

おそらく世界で最も名の知れている自傷行為と言ったら、リストカットですよね。リスカという省略された言葉でも有名です。しかし今回は、リスカならぬ【アムカ】と呼ばれる新しい方法の自傷行為の1つを詳しく紹介していこうと思います。

アムカとは?

リストカットという言葉は、聞いたことも見たこともある人は沢山いるでしょう。しかし、このアムカというのは一体何の略称なのでしょうか?

アムカとは何の略?意味は?

リスカという言葉の略は【wrist】(手首)【cut】(切る)という英語をつなげたものが原語です。このアムカという言葉の略は【Arm】(腕)【cut】(切る)

という意味でアームカットの略語です。これは、手首だけではなく腕全体を傷つける自傷行為の1つですね。アムカという言葉は最近聞かれるようになりました。

リストカットについて

リストカットという言葉は、実は和製英語です。実際にアメリカなどの英語圏ではWrist Slash(腕を切り裂く)という名前が多く使われているようです。

病名として、リストカットシンドローム・手首自傷症候群という名前で呼ばれることもありますが自傷行為自体が病気として扱われないために、

この名前は正式名称ではないと言えます。また、自傷行為を行う多くの女性はゴシックロリータ系の服を好む系統もあるというデータも出ています。

レグカという言葉もある

これまで紹介したリスカや、アムカのほかに実は【レグカ】という言葉もあります。これはもう簡単に想像できますね。英語で脚は【leg】(レッグ)です。

なのでレグカと言われるものは、脚を切る自傷行為となります。この場合は、ふくらはぎや足の甲というよりは太ももを傷つける場合の方が多いそうです。

アムカなどの自傷行為をする理由や原因は?

では、このアムカと呼ばれるアームカットなどの自傷行為をする理由は、一体何が原因なのでしょうか?自傷行為をする人の理由は人それぞれです。

実際に自分を傷つけることで、安心し、現実逃避したいことから逃げれるような気分になるということをよく聞きます。ここではどんなことがきっかけで、

自傷行為というものを始める人が多いのかというのを見ていこうと思います。まずは、【自傷行為】という行為の意味をよく知る必要がありますね。

自傷行為とは

自傷行為は自分で自分を傷つける行為です。リストカット、アームカットをはじめとする刃物で体を傷つける行為、根性焼、抜毛、爪噛み、指の皮剥きなど、

身体を自分で直接傷つける行為はもちろん、オーバードーズ、何度も繰り返される整形、ピアス、タトゥー(刺青)、オーバードーズ、

特にあまり知られていませんが、女性の場合は、不特定多数の異性との性行為(売春、援助交際、風俗で勤務)なども自傷行為に入ることがあります。

(引用:ナチュラルリソース)

アムカなどは一度やるとやめられなくなる

実はこの自傷行為ですが、一度始めてしまうとなかなか辞められなくなってしまうという中毒性があるのが特徴です。タバコを吸う感覚に近いと言われています。

その理由は、自傷行為をする多くの場合は【イライラする】【落ち着きたい】【悲しみ】【さみしい】こういったことを落ち着かせるために行っているのです。

自傷行為の始めは凄く浅かった傷が、どんどん慣れるにしたがって深くなり、それがさらにどんどんエスカレートして、その痛みに慣れてしまうといいます。

10代からはじめる人が多い

ちなみに自傷行為というのは、基本的に10代の頃に始めたという人が圧倒的に多いのです。きっかけは、10代の激しい憤り(怒り)や、自殺願望、

傷が治っているのを見ると落ち着く…など色々あります。また、自傷行為をする多くの場合が何か幼少期の頃に怖い思いをしたという経験があります。

これは、怖い経験をしたトラウマから現実逃避するために、自分を落ち着かせるという意味で自傷行為を始めるといいます。治癒行為の一部ということですね。

理由は様々だが心の問題が原因

上記で挙げたように、自傷行為をする理由というのは様々です。しかし、自傷行為をする人に共通していえるのは【心の病気】患っているということです。

ストレス、孤独、寂しさ、自己処罰、自己破壊、生きている証明、血をみると落ち着く、傷が治っていくのをみると落ち着く、痛みを感じたい、自殺願望、

怒り、愛情の確認、他人に迷惑がかからない、助け、相手をつなぎ止めるためなどさまざまですが、悲痛な心の叫びの表現であることに違いはありません。

れs(引用:ナチュラリーソース)

パーソナリティ障害や解離症状などが特徴?

実は、この自傷行為をしている人に多く共通しているものの1つで「パーソナリティー障害」というものや「解離症状」といったものが挙げられます。

パーソナリティー障害というのは、ものの考え方が一般的人達の考えと違った状態で、他人との人間関係が必要になった時に問題になってしまいます。

これも通常は、思春期を迎えた若い時期に明らかになてくることが多いと言われていて、10代から自傷行為をするという部分が納得出来るものになっています。

アムカやリスカをやめる方法について

このアームカットやリストカットですが、自傷行為をしている人の中には辞めたくてしょうがないという人達も実はたくさんいるのです。タバコや酒も同じです。

このように中毒性があるようなものは、辞めたくても簡単に辞めるということは難しいのです。その依存しているものが自分の精神を落ち着かせているので、

すぐに辞めることは難しいでしょう。ここでは、自傷行為を少しでも辞めたいと思っている人の為にアムカやリスカをやめる方法を紹介しようと思います。

病院や学校のカウンセラーに相談する

まずは、カウンセラーの先生に相談しましょう。通常学校にはカウンセラーという人物がいます。カウンセラーは秘密を外に漏らすことは絶対にありません。

人に悩んでいる気持ちを吐き出すのはとてもスッキリすると言われています。特にカウンセラーの場合は、話を聞いてアドバイスすることがメインですが、

批判や反対の意見を言うことや、その人を評価することはありません。今まで一人で抱えていたものを誰かに話して気持ちをシェアするということは大事なのです。

辛い事などをため込まない

これも一見簡単そうですが、辛いことをため込まないというのもとても大事になってきます。辛いこと=これが原因。なので、この原因をなるべく作らないのです。

しかし、これは元々の性格も関係してきます。もし、嫌なことや言いたいことがあってもなかなか言えないという人は、まずはそこを改善することも必要です。

でもこの自分の気持ちを表現するのは難しいことなので、嫌なことがあった時はそれを解消できる趣味などがあると少しは心に余裕が出来るかもしれません。

親友や彼氏によりやめる事が出来る人もいる

これは、実は自傷行為をやめた人の多くが語る【自傷行為をやめた理由】の大部分を占めています。リスカやアムカというのはどうしてもバレる可能性が高いです。

ここで、彼氏ができたときに隠し切れず告白し、彼氏が受け止めてくれたことで辞めることが出来た。などです。やはり、親友や彼氏や家族、自分のことを、

真剣に考えてくれる人をがっかりさせられない。という気持ちはこの自傷行為という衝動を抑える効果が高いようですよ。愛の力はやはり大きいですよね。

泣く

これも実は凄く効果大な方法です。悲しくて泣くという行為は、エンドルフィンという物質が脳に放出されます。このエンドルフィンという物質ですが、

痛みを感じた時にも脳に放出される物質なのです。なので、自傷行為をしてこのエンドルフィンが放出され、精神を落ち着かせている状態が安心する場合は、

自傷行為をするかわりに泣くという行為が効果的だとも言われています。自傷行為をする前に、たくさん泣いて涙を流して落ち着くという方法もありでしょう。

趣味を持つ

趣味を持つというのも、自傷行為のような行為から意識を遠ざけることが可能です。自傷行為をしたいという衝動を、自分の趣味を見つけてそこに没頭することで抑えることが出来ます。

趣味を見つけることは簡単なことではありませんが、昔自分が得意だったことなどはないですか?この趣味を見つけるには、

自分が感心あるものを探すことが大事ですね。たとえば昔、絵を描くのが大好きだった人などは、もう一度絵を描いてみたりするのもいいでしょう。

自分の精神状態を追求してみる

自傷行為というのは、ある意味、衝動です。衝動の渦のなかにいるうちは、振り回されて、衝動に突き動かされるようにリスカ・アムカをして、

我に返って後悔することの繰り返し。そこでおすすめなのが、その渦から、一歩出てみるというやり方です。衝動の中にいると、「自分で自分の人生を創造できる」

という感覚が、失われてしまいます。そこから一歩出てみると、振り回されるのではなく、一段上から観察ができるようになり、景色が、ガラッと変わります。

(引用:スピメモ)

アムカなどの隠し方

アームカットやリストカットをした経験があり、跡がたくさん残っている場合、隠したいと思っても腕や手首はとっても見やすい場所ですよね。

夏になると長袖を着続けるのは大変です。全てを隠すのは難しいですが、こういったバレやすい場所に自傷行為の跡があっても隠すことは可能なのでしょうか?

ここからは、アムカやリスカの跡が残っていても隠す方法を紹介していきます。完璧に隠すのは難しいですが、少しでも分かりにくくなればいいですよね。

塗り薬を使用する

赤みがあるリストカットやアームカットの場合は、赤みを取ることで自傷行為の傷を目立たなくするということが可能です。しかし、即効性はありません。

アットノンやケロコートという赤み取るような塗り薬を使用するといいそうです。販売元の小林製薬も公式サイトで数カ月の持続的な使用を推奨しています。

即効性はありませんが、長期間使用して赤みを取ることによって、遠目から見た傷はかなり目立たなくなるでしょう。ケロイドにもこの塗り薬は効くそうです。

湿布を貼る

これは一時的なもので、根本の傷を消すことは出来ませんが、夏や体育の授業でどうしても半ぞでを着なければいけない!となったときに使える技ですね。

アームカットの場合は、腕に切り傷がありますので、このように傷の部分に湿布を貼って隠すことによって、腕が筋肉痛などの言い訳が使えます。

ただし、体育の場合のように週に何度かその授業があると、このように毎回同じ部位に湿布があるという言い訳も長くは使えないかもしれませんが…。

リストバンドをする

これはリストカットの場合ですね。このリストカットをしている範囲があまり大きくないようであれば、リストバンドを使うというのもありかもしれませんね。

ただし、このリストバンドを使用する場合は範囲が大きいと隠し切れる大きさではありませんので、小さい範囲に自傷行為の傷がある場合に限りそうです。

サポーターや大きな絆創膏を貼る

こちらも一時的なものにはなりますが、大きな範囲に自傷行為の跡がある場合はサポーターを付けたり、大きなばんそうこうを貼るという手段もありです。

よく見かけるのが、腕に大きな刺青がある人がサポーターをしてその部分を隠している場面です。どちらかというと公共の場に出るときに多く見る光景ですね。

アームカットやリストカットの範囲が大きすぎる場合には、このようにサポーターなどで隠すというのもいいでしょう。今は白だけでなく、黒も売っています。

医療用のファンデーションで隠す

多くの人が試したことがある方法かもしれませんが、サポーターや大きなばんそうこうもなしで隠すことが出来る方法です。普通の化粧品のコンシーラーや、

ファンデーションでも傷を目だたなくすることは可能です。しかし、現在は医療用のファンデーションというものが販売されていています。購入も可能です。

この医療用のものは、元々やけどを負った人(ケロイド肌)などの為に作られたそうで、通常のものよりも強力です。刺青も綺麗に隠れるといいます。

赤みがひどい場合の隠し方

コンシーラーにもたくさんの種類や色があって、得にアームカットやリストカットの傷が赤い場合はグリーン系のコンシーラーを選ぶといいのだそうです。

また、傷が白い場合にはイエロー系やピンク系を選ぶと白系の傷は目立ちにくくなります。赤みがひどい場合にはファンデーションテープというのもありです。

ファンデーションテープというものは、肌に直接何かを塗る必要はありませんので服についたりすることもありません。近くで見ない分には分かりづらいでしょう。

アムカ跡はきれいに無くなるのか?

どんなに頑張ってアームカットやリストカットの跡を消そうと思っても、元のような肌に戻すことは難しそうですよね。実はこれもすべてその時の状況次第です。

すぐに消えるのかどうかは深さや切り方によって異なる

完全に消えるような傷の場合は、切った深さや切り方によっても変わってきます。皆さんは間違えて軽く指やどこか体の一部を切ってしまったことはありますか?

いまだにその時の傷が残っている!という場合はなかなかの深さの傷だったり、ひどい切り方だったという場合が多いのではないでしょうか。この自傷行為の傷も、

このような怪我と同じコンセプトなんですね。怪我の状態が軽ければ、一生残る傷になる可能性は低いですが、深すぎる場合は一生残ってしまうかもしれません。

一度残したは跡は中々消えない

しかし、一度残した傷はなかなか消えないと言われています。それは、自傷行為(アームカットやリストカットの場合)は繰り返し行っているからです。

繰り返し自傷行為を行っているということは、その傷が何個もある状態ですよね。そうなると、どうしても治るものもなかなか治らなくなってしまいます。

リスカよりアムカの方が跡が残りやすい

実は、経験者の話ではアームカットの方がリストカットよりも傷が残りやすいのだそうです。また、リストカットの場合は時計やリストバンドで隠せますが、

アームカットの場合はそうもいかないそうで、そういった面でも不便なのかもしれません。手首の傷が目立ちにくい理由は、手首のシワで目立たないそうです。

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