

ガロン塚本とは何者?元ネタやスプラトゥーンの風評被害について
「一回の射精で1リットルのザーメンを流し込むガロン塚本!」という謎の文言とゴブリンのような人物を見たことはないでしょうか。見たことはあってもなぜか元ネタは知らないという人が大半とのことと思います。今回はその謎の人物「ガロン塚本」の元ネタを見ていきましょう。
目次
[表示]ガロン塚本とは?
ガロン塚本とはどのような人物でしょうか。それはとある漫画から知ることができます。
ガロン塚本の元ネタは「親子の穴に出しまくり」の登場人物
ガロン塚本は、現在は絶版になっている1996年発売のエロマンガ「だしちゃえ!」に収録されている物語の一つ「親子の穴に出しまくり」中の登場人物です。
ファンタジー漫画「親子の穴に出しまくり」とは
この漫画は、ある女の子が私立助平大学にあるサークルSM同好会を見学しに行ったが、そこで犯されていたのはなんと自分の母親だった…という物語です。
本編に関してはほぼ知名度がありませんが、個性的な4人のキャラクターの一コマが有名になっています。
ガロン塚本とはどういう人物?なぜ人気なのか
何故有名でもないエロ漫画の登場人物がここまでの人気を博するにまで至ったのでしょうか。その原因を分析していきましょう。
ガロン塚本が人気になったのは服にインパクトがあったから
ガロン塚本がなぜ人気になったのか、その原因の一つとして個性的な服装が挙げられます。後に紹介するこの物語での竿役4人中で、なぜかガロン塚本だけ明らかに一般人の格好と違っているのです。
他は軽装にしろある程度普通の服ですが、彼だけボロきれのようなシャツと良く分らないブリーフのようなものを履いており、それが物語の妙な勢いと相まって大きなインパクトを放っています。
正体はゴブリン?ファンタジーの世界から来たと言われる
また、ガロン塚本の自己紹介は「一回の射精で1リットルのザーメンを流し込むガロン塚本!!」なのですが、1リットルというとあり得ない射精量です。そんなに出る男性はこの世に存在しません。
一回射精するだけで約1キロ体重が減る計算になりますし、栄養や水分も射精とともに出て行ってしまいますからそれで動ける彼は驚異的ですね。一人だけファンタジー世界から来たと言われるのも納得です。
鷲鼻でぼろきれのような恰好、圧倒的な射精量、ファンタジー世界での竿役と言えばゴブリンという認識、これらが折り重なってガロン塚本はゴブリンのハーフなのではないか?という考えが思わず浮かびますね。
ガロン塚本の1リットルの射精は男性から尊敬される
男は自分のペニスのサイズや堅さ等、性的なステータスがどうしても気になるものです。その点においてガロン塚本は他の追随を許さない射精量で羨ましがられることもあります。
ちなみに一般的な射精量は平均3.5mlと言われており、どれだけ貯めていても13ml程度しか出ないとされています。ガロン塚本は1リットル=1000mlですから平均の285倍です。人間じゃないです。
また、一生の合計射精量は2升=3.6lぐらい(科学的に証明されているものではない)だという説もありますが、彼の場合は4回で達成してしまいますね。
ガロン塚本と一緒に登場したキャラ
「親子の穴に出しまくり」においては、4人の竿役が登場します。これも一人一人個性的で、また様々な特徴を持っています。ガロン塚本以外の3人を紹介します。
太チンの竜
「亀頭が握り棒程もある太チンの竜!」という自己紹介をした太チンの竜は、その名の通り太いペニスを持っています。しかし握り棒とはどういう意味でしょうか。
介護で使用される手の震えなどを抑えるための棒や、電車で体を支えるために握る棒などが主に握り棒と呼ばれます。しかしそれだとそんなに太くない気がしてきますね。握り拳の誤植説もありそうです。
竿竹のケン
「オレは長さ30センチを誇る竿竹のケン!」という具体的な紹介の通りに竿竹のケンは30センチのペニスを持っています。日本人の平均的なサイズが13センチと言われていますので、実に2倍以上です。
ちなみに竿竹というのは物干し竿のことです。今となっては鉄製が大半ですが、昔は本物の竹を利用していました。
抜か八
「抜かずで8時間やり続けた記録を持つ・・・抜か八!」と誇らしげな顔で人差し指を立てながら自己紹介をした抜か八は、ペニス自体に大きな個性があるわけでなく、体力や持続力の面を長所としています。
8時間も中折れせずに勃起させていられる彼もまた規格外です。相手の体力も同じ位驚異的と言えるでしょう。
他のキャラも病気ではないかと疑われる個性を持つ
ガロン塚本含めこの4人は普通の人々とはかけ離れた長所がありますが、実際かけ離れすぎて日常生活や性生活に支障をきたすこともありそうです。あまりの異常さから病気ではないかと考える人もいます。
また自己紹介前に犯されていた母親が「この人たちのお〇んぽは異常なのよ!」と言っているので、もしかしたら病気という意味合いが含まれている可能性もありますね。
ガロン塚本の射精について
作中でガロン塚本の射精するシーンは2度確認できます。観察してみると、尿のように一度の射精で貯まっていた精子を出すのではなく、短い射精を1リットル出るまで繰り返しているようです。
ちなみに、場合により「女がいいと沢山出るぜ…1リットル以上出てるぜ!」との通り1リットル以上出ることもあるそうです。
ウェットオーガズム
一般に、男性の射精する時の絶頂をウェットオーガズムと言います。射精を伴う以上、精液の量が尽きればウェットオーガズムを体験することは出来なくなります。
ガロン塚本は1リットル出し切るまでに射精を繰り返しているので、普通の男性よりも多く絶頂を体験できているであろうことが推察できます。羨ましいと思う男性も多いのではないでしょうか。
1ガロンの海外での概念
ガロン塚本は一度に1リットルの射精をすることを自慢にしていますが、実はガロン塚本という名前はその射精量に見合ってないのではないかと考える人もいます。
1ガロンとはどれ程の量なのか
ガロン塚本の「ガロン」という言葉は海外で使用される体積の単位です。日本で見る機会が少ないのでピンとこない人もいるでしょう。
実は1ガロンの量は国により異なりますが、最低でも約3.8リットル。計算すると1リットル約0.26ガロンとなります。これがガロン塚本は誇張だと言われる理由です。本当は0.26ガロン塚本なんですね。
擁護する人からはガロン塚本だけ本名である説や、1回のセックスで合計1ガロン射精できるという意味だから嘘ではないという説も出ています。
ネットで流行したがガロン塚本に作者は?
ネットで流行したガロン塚本、そのあまりの流行ぶりに作者のゴブリン先生はガロン塚本を使ってまた話を書かないかと打診されたのだとか。
しかし、「そんなキャラを描いたのなんてもう覚えていない」「もし流行っていたならもっと単行本が売れていたはずだ」と取り合わなかったそうです。
もし先生がやる気になっていれば幻のガロン塚本新作が出版されていたかもしれませんね。
風評被害?スプラトゥーンでのガロン塚本について
何故か任天堂のFPS系ゲーム「スプラトゥーン」ユーザーの間でガロン塚本という名前が流行しているようです。何故でしょうか。
ガロンシリーズのブキの使い手が呼ばれている
スプラトゥーンでは.52ガロンをはじめとして、名前にガロンとついた武器が存在します。それらを使用するプレーヤーのことを「ガロン塚本」または省略して「塚本」と呼ぶ人がいます。
武器の特徴として一撃の攻撃力が高いことが知られ、ガロンの名に恥じない性能を有していることが分かります。
元ネタがアダルトなため嫌がる人もいるので注意
無論ガロン塚本の元ネタはアダルトコンテンツでその上凌辱系SMのエロ漫画であるので嫌悪する人も少なくありません。どこでも構わずに使っていると顰蹙を買うこともあるので場所は選んだ方がいいでしょう。
ガロン塚本は自己紹介ネタでも使用されている
ガロン塚本をはじめとする4人の自己紹介のコマを元にして、ゲームや他作品のパロディイラストを描く「自己紹介ネタ」というものが存在します。
作品を知っている人の中で共通のネタなどを、ギャグ調に表現する為に使用されているようです。
ペニスに関する世界記録を持つ人達
作中の4人はさすが漫画と言えるようなとんでもない特徴を持っていますが、実は現実にも彼らに匹敵するペニスを持つ人がいます。
10時間連続SEXしつづけた男女
AVメーカーのSODクリエイトの規格で、AV男優の川本英雄さんとAV女優の新垣セナさんが10時間4分25秒セックスし続けました。
のびたゴムを交換するために1時間に1回、1分以内の時間であればペニスを抜いていいというルールだったので抜かずに8時間の抜か八と厳密には比べられませんが、少なくとも同等以上のレベルと言っていいでしょう。
48センチのペニスを持つ男性
メキシコのロベルト・エスキベル・カブレラさんは48センチのペニスを持つとして、ギネス記録に登録されています。ですがその殆どが皮で、本体は15センチと普通のサイズです。
旧世界記録のアメリカのジョナ・ファルコンさんは正真正銘、本体のペニスサイズで34センチという記録を持っています。これは竿竹のケンよりも純粋に大きいですね。
ほぼギャグとして描かれた漫画の人物よりもペニスが大きいなんて、事実は小説よりも奇なりと言ったところでしょうか。漫画ですが。
射精量世界一
アメリカのジェームス・ナカムラさんは1回でなんと240mlも射精しました。これは正式な記録ですが、実は薬物で意図的に増やしたもので濃度はとても薄かったという話です。ちなみに2位は18.9mlでした。
薬物で増やした射精量の更に4倍以上と考えると、ガロン塚本の異次元さが改めて分かりますね。
ゴブリンに対する様々なイメージ
竿役としてのゴブリンは、強くはないけどずる賢くて、その上繁殖力が強く残忍であるといったイメージのキャラクターとして登場することが多いです。
ガロン塚本もそういったイメージからゴブリンではないかと言われていますが、元々ゴブリンとはどのような存在として語られてきたのでしょうか。
本来のゴブリンイメージ
ゴブリンとはヨーロッパの伝承に登場する伝説生物、または精霊です。14世紀初頭からその概念が登場したとされており、そのイメージは現代とそう違わず「悪魔」「イタズラ好きで醜い」というものが中心でした。
それを元とし様々な童話などの作品が作られ、後世に残るゴブリンのイメージを定着させました。
邪悪ではないとされる場合もある
邪悪な存在とされてきたゴブリンですが、作品によっては別な解釈をされています。例えば1945年没の作家E・R・エディスンの「ウロボロス」では、勇敢で正義心があるキャラクターとして描写されています。
また現代で浸透しきった「悪いゴブリン」というイメージを逆手にとり、あえてお人好しで乱暴なんてもってのほかという性格として描くネタも存在するようです。
ガロン塚本も頼まれるからしぶしぶ犯すだけであって本当は好青年、とかだったら非常に面白いですよね。
エロ漫画はエロだけを楽しむにあらず
エロ漫画といえばもちろんエロを楽しむものであるということは言うまでもありませんが、ガロン塚本のように後で内容そっちのけで広まるパターンもあります。
普通の漫画では無いエロを交えることで初めて描ける様々な描写、知っている人が少ないからこそ共有できる面白さなど様々な魅力があるので、新たな目でエロ漫画を読むと一味違った楽しみ方ができるかもしれません。