シンコペーションとはどういう意味?実際の曲を例に簡単に解説! おもしろ

シンコペーションとはどういう意味?実際の曲を例に簡単に解説!

シンコペーションとは一体なんなのでしょうか?ある特定のリズムを曲等に組み込むことによって、人間の脳に一定の効果をもたらすことが判明しました。今回はその意味と仕組みを実際にシンコペーション使用している曲を例に使ってわかりやすく説明していきたいと思います。

目次

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シンコペーションとは?意味がわかりずらい?

音楽家や音楽関係の仕事をしている方ならシンコペーション(Syncopation/切分音)を知っている方も多いと思いますが、その意味を理解するのは少し難しいと言われています。

シンコペーションとアンティシィペーションは理解が混ざってしまうことが多く、そういった面でも、シンコペーションの完璧な意味の理解が難しくなっているのかもしれません。

まずは、シンコペーションとは一体なんなのかを明らかにして、そのあとに、例を使ってよりわかりやすく説明していきたいと思います。

シンコペーションとは?強拍と弱拍のパターンを変え、リズムに効果をもたらすこと

シンコペーションとは、拍節の強拍と弱拍のパターンを変えて独特の効果をリズムにもたらすこと。と定義されています。拍節とは一定の間隔で打たれる基本的なリズムのことです。

主に3種類あり、弱拍の音符を小節の強拍の音符とタイで結ぶ、強拍を休止させる、弱拍にアクセントを置くがあります。詳しくは後述します。

シンコペーションはもともとギリシャ語で「音節の脱落」を意味していましたが、現在では音楽用語として使われているようです。

実際のシンコペーションの分かりやすい動画と例

言葉だけだと理解も難しいと思いますので、実際にシンコペーションに関する動画を見ていきましょう。

この動画はシンコペーションの1つの例になります。次の動画は少し長くなりますが、ギターのシンコペーションに関して詳しく説明されています。

シンコペーションの効果は何?

シンコペーションには、どのような意味や効果あるのでしょうか?まず、シンコペーションを行うことで、強拍の位置が本来の場所から移動することになります。

それにより、聞いている人にとっては斬新なリズム、あるいは音に聞こえるため、より強いインパクトを残すことができます。

したがって、ポップミュージックのサビの部分ではシンコペーションを使うことで、より効果的な演出ができます。しかし、たくさん使えば良いというものでもありません。

ヒット曲にもシンコペーションが使われている

使いすぎはよくないとは言ったものの、多くのヒット曲にシンコペーションが使われているのは事実です。

さらに、ジャンルを選ぶことなく、ロックやバラード曲、アイドルの曲にまでシンコペーションは使用されています。耳に残ったり、印象が強い曲の多くには、シンコペーションが使用さてれいる可能性が高いです。

シンコペーションには、主に3種類あり、それぞれをうまく使うことで、様々な曲に合わせて使うことができるようです。

シンコペーションのやり方は3つ:①弱拍の音符を次の強拍の音符とタイで結ぶ

弱拍の音を次の強拍の音符とタイ(同じ高さの2つの音を結ぶ弧線)等で結ぶことで後者(強拍)のアクセントを先に発生させるということです。

要するに、本来であれば、弱拍の場所で強拍の効果を引き起こすと言えます。これにより、アクセントがメロディーに加わるということです。

シンコペーションのやり方は3つ:②強迫部を休止

強拍部を休止して、その強拍部を次の弱拍の音にずらして演奏する方法もあります。

先ほどの動きの逆バージョンと言えます。強拍のアクセントを前の弱拍に持ってくるか、強拍のアクセントを後ろの弱拍に持ってくるかの違いです。

シンコペーションのやり方は3つ:③弱拍にアクセントを置く

3つ目は、弱拍の音にアクセントを置いて、本来の強弱の関係を反対にするという方法です。

これら、主に3種類のシンコペーションを使うことによって、曲のバリエーションを増やし、メロディーに躍動感を与えることが、このシンコペーションの目的です。

シンコペーションが使われている曲の例

上述したように、シンコペーションは様々な曲に使われているテクニックです。

今回は、5つの例を紹介していきたいと思います。ジャンルを問わず使われているテクニックになるので、どれか一曲はご存知の曲があると思います。参考にしてみてください。

シンコペーションがある曲の例①:ひまわりの約束

アニメ、ドラえもんの主題歌にもなった、秦基博さんの「ひまわりの約束」。サビの箇所だけでも19箇所にシンコペーションが使用されていることがわかりました。

演奏するときはもちろんのこと、歌を歌うときにもシンコペーションに注意することによってかなり違いが出ます。カラオケ時には必須のスキルです。

もし注意しないで、シンコペーションを完全に無視して歌ってしまうと、童謡のようなになり雰囲気に合わない、味気ない歌になってしまうとのことです。

シンコペーションがある曲の例②:ROSIER

例の2つ目は、LUNA SEAさんの「ROSIER」です。曲自体が早いテンポなことに加えて、シンコペーションを使うことでさらに早くなっています。

ロックやメタルには欠かせないテクニックのうちの1つがこのシンコペーションです。シンコペーションがあることによって、より緊張感のある仕上がりになります。

しかし、演奏している人にとってはシンコペーションが使われていればいるほど、テンポは速くなり演奏するのが難しく、注意をする場面も増えることになります。

シンコペーションがある曲の例③:青いベンチ

3曲目は、サスケさんの「青いベンチ」です。テゴマスさんをはじめとしてたくさんのアーティストにカバーされてより有名になった曲です。

ギターの場合、曲に沿って弾いている、もしくは押さえているコードを変えることを意味する、コードチェンジの場面でシンコペーションが使用されているようです。

コードチェンジがスムーズにできるようになると、ギター中級者と言われており、演奏中に起きる独特のギクシャクした感じがなくなります。

シンコペーションがある曲の例④:シンコペイテッド・クロック

アメリカの作曲家、ルロイ・アンダーソンによって作曲された、「シンコペイテッド・クロック」にも多くのシンコペーションが使用されているそうです。

シンコペーションがある曲の例⑤:「ピアノ協奏曲第20番」第1楽章

モーツァルトが作曲した、「ピアノ協奏曲第20番」第1楽章も、シンコペーションが多く用いられている楽曲として有名です。

5つほどシンコペーションを使っている代表曲をあげてみましたが、どのジャンルにおいてもとても有名な曲です。名前までは覚えていなくても聞けば知っているという曲が多いです。

頻繁にシンコペーションを使うことでより印象的な楽曲に仕上がっているため、メロディーが耳に残りやすいのだと言えます。

シンコペーションは様々な楽器で行える

シンコペーションは、多くの楽曲で使われているテクニックですが、多くの楽器で行うことができるテクニックてもあります。

ドラム、ギターをはじめとして、様々な楽器に応用できます。今回はドラムとギターを例にあげて紹介していきたいと思います。

シンコペーションをドラムで行う

シンコペーションはドラムでの演奏にとって必須な技術になります。下記動画ではドラムでのシンコペーションについて解説があります。

ちなみに、バンド用語では、シンコペーションのことを「食う」と表現することが多いようです。リズムの前後にアクセントを加えることから、前後の音を食うような意味で使われているようです。

アイドル界でもドラムが上手いと有名な齋藤飛鳥さんの記事はこちら

シンコペーションをギターで行う

ギターにおいても、シンコペーションは表現の要と言っても過言はないそうです。シンコペーションが上手くできるかどうかによって、ギターの腕前が決まるとも言われているそうです。

下記動画でも、ギターでのシンコペーションについて説明されています。ご参照ください。

ドラム、ギターに限らず、あらゆる楽器の表現のバリエーションを増やし、聞いている人に躍動感や緊張感を与えるための1つのツールが、シンコペーションということです。

BABYMETALもシンコペーションも使っていた?

2010年に「アイドルとメタルの融合」をテーマに結成しました。BABYMETALは女性三人組の「メタル×アイドル」のユニットでしたが、現在は1名脱退をして活動をしています。

シンコペーションとBABYMETALは関連ワードとして出てくることが多かったので、詳しく深掘りして調べてみました。まずはBABYMETALについて知るところから始めましょう。

BABY METALとは

BABYMETAL(ベビーメタル)は、日本の女性2人組メタル・ダンスユニットで、SU-METAL(中元すず香)とMOAMETAL(菊地最愛)の2人で構成され、通称ベビメタと呼ばれています。

結成当初は、YUIMETAL(水野由結)もメンバーの1人でしたが、2017年に体調不良を理由に活動を休止しており、2018年10月をもって脱退したため、現在は2人で活動しています。

2014年に事務所をアミューズから米国のウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテインメントに変更しており、それと同時にワールドワイドな活動が中心になっています。

「シンコペーション」はBABYMETALの楽曲の1つ

BABYMETALの曲の1つに「シンコペーション」という曲があったために関連ワードとして出てくることがわかりました。シングル曲ではなく、アルバムに収録されていた曲で人気があります。

さらに、曲名のからもわかるように、その楽曲にはたくさんのシンコペーションが使用されています。もちろん普通に演奏するところもありますが、シンコペーションの量は多いです。

欧州を中心に、海外でも大人気のBABYMETALは、シンコペーションをテクニックとしても楽曲名としても両方の意味で使用していました。

シンコペーションと英語上達の関係性?

シンコペーションを習得することは英語力の上達にも関係することがわかりました。特に、発音やリスニング力の向上に効果があります。

洋楽は、日本の曲と違って、1つの音符に対して、2つの単語が割り当てられているために、シンコペーションせずには発音ができないのです。

シンコペーション習得は発音改善のカギ

シンコペーションは前後の音のアクセント位置を変化させて別のリズムを生み出すわけですから、口から発せられる言語にも、もちろん深い関係があります。

英語が聞き取れない原因の1つがシンコペーションなのです。単語の間と間にあるはずのスペース部分がシンコペーションのようにくっついて消えてしまうためにはっきりと聞き取れなくなります。

洋楽を聞くことは1つの英語力上達の手段ですが、シンコペーションを理解することで、発音も改善しますし、上説したように、歌うこと自体も上手くなります。一石二鳥です。

シンコペーションとは?まとめ

シンコペーションとは、楽曲の中の音のリズムを変化させて、表現のバリエーションを増やし、聞いている人に「ドキドキ・ワクワク」させるような効果をもたらすテクニックです。

ジャンルと問わず、様々な楽曲、楽器で使用されており、歌を歌う時も楽器を演奏する時も上手くできるようになるためには、重要なテクニックになるのが、シンコペーションです。