鈴木沙彩さんが犠牲となった三鷹ストーカー事件の概要!自業自得? 女優

鈴木沙彩さんが犠牲となった三鷹ストーカー事件の概要!自業自得?

三鷹ストーカー殺人事件をご存知ですか?これは18歳の鈴木沙彩さんが元交際相手の池永チャールズトーマス容疑者に刺殺された事件です。被害者の軽率とも言える行動に自業自得だというコメントも多かった事件ですが、今回は事件の概要を世間の評価も合わせてご紹介していきます。

目次

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三鷹市女子高生ストーカー殺害事件の被害者となった鈴木沙彩さん

三鷹ストーカー殺人事件の被害者である鈴木沙彩さんは資産家の実家に生まれて、お金持ちのお嬢様として育ちました。両親にとっては念願の一人娘だったようです。

そんな彼女の大伯父は脚本家の倉本聰であり、曾祖父は美術家の高松次郎、他にも親族は音楽家や芸術家、グラフィックデザイナーなどの芸術家揃いだったそうです。

芸能活動もしていた彼女が、なぜ事件に巻き込まれてしまったのでしょうか?自業自得とのコメントも多くあるこの事件について詳しい事件内容を、世間からの評価も合わせてご説明していきます。

鈴木沙彩さんのプロフィール

鈴木沙彩さんは1995年6月22日、東京都出身の元・女優です。両親と3人暮らしで、小学生の頃から女優を目指して劇団に入っていたらしく、高校生になってからも学校に通いながら芸能事務所に所属していました。

自分の性格についてはブログでかなりの几帳面だと言っていて、家の家事などの手伝っていると書いていました。上記の通り芸術一家でしたが、彼女自身も絵を描くことが好きだったようです。

学校での成績も良く、女優として真面目に演技に取り組む姿に周りからの評価も良かったようです。特に英語の成績が良く海外留学の経験もあり、将来は海外で活躍したいとも語っていました。

生い立ちと経歴、大伯父は倉本聰

彼女は2013年に映画「冷たい海」にてスクリーンデビューを果たし、フジテレビのドラマ「浅見光彦シリーズ」では俳優のダンカンと親子を演じたことでも話題となりました。

毎日放送の「ごぶごぶ」という番組にも出演していたという噂もあります。ですがこれには別人だったという説もありますので、「ごぶごぶ」について詳しい話は後半にてご説明しています。

そして冒頭でもご説明したように、彼女の大伯父は「北の国から」などで有名な脚本家・倉本聰だと自身のブログで明かしています。つまり倉本聰のめいの娘が鈴木沙彩ということになります。

共演者のコメントからわかる人柄

女優として芸能活動をしていた彼女は周りからの評価も高く、いつも真面目に演技に取り組んでいて、共演者やスタッフに対する気遣いも素晴らしかったと共演者は語っています。

彼女の通学路にあった近所の飲食店で働いている女性は、鈴木沙彩さんは毎日学校に行くときに前を通ると、いつも元気に挨拶してくれていたと語ります。

さらに近所に住む男性は鈴木沙彩さんが幼い親戚の子と遊んでいる姿を何度も見ていて、子供思いな良い子だったのにどうして、と悲痛な胸の内を明かしました。

三鷹市女子高生ストーカー殺害事件の概要

2013年10月8日、東京都三鷹市で鈴木沙彩さんという当時18歳の女性が元交際相手により殺害される事件が起こりました。犯行は計画的なもので、体を11か所も刺された被害者は死に至りました。

犯人である元交際相手は数日前からストーカー行為に及んでいて、その行為に気づいた被害女性は警察に相談していたものの、事件を防ぐことはできず刺殺という最悪な形で幕を閉じました。

のちに「三鷹ストーカー殺人事件」と呼ばれ、犯人である池永チャールズトーマス容疑者がリベンジポルノをしていたことや、有名なスポーツ選手がツイッター上で被害者を批判するなどして話題となりました。

2013年10月8日、110番通報で事件発覚

三鷹ストーカー殺人事件は、10月8日の午後16時55分頃、道路で大量に血を流して倒れている女性がいると警察に110番通報があったことが全ての始まりでした。

最初、倒れている血まみれの女性は自分の力で起き上がろうとしていたらしく、すぐに駆け寄った人が「動いてはダメだ」と言うような場面もみられたようです。

身体をメッタ刺しにされた被害者は鈴木沙彩さん、当時まだ18歳という若さでした。家に一人だった彼女は家の中で犯人に刃物で襲われて、外の道路に逃げ出して力尽きたとされています。

鈴木沙彩さんは病院に搬送されるも死亡

彼女はすぐに病院に緊急搬送されましたが、首などを11か所刺されており死亡しました。かなりの出血があったようで、死因は失血死だとも言われています。

警察によると11か所もの傷のうち3か所が致命傷となっていたようです。短時間で急所を3か所も確実に切りつけていたことから、これは計画的な犯行であるとみられました。

下記は、同じようにストーカー被害を受けた挙句に刃物で襲われた冨田真由さんについての記事です。彼女は一命を取り留めましたが体と心に深い傷を負いました。合わせてご覧になってみてください。

「男が刺して逃げた」との目撃情報から池永チャールストーマス容疑者が逮捕される

その後警察は「男が若い女性を刺している」という目撃情報や、「現場から男が立ち去るのを見た」「頭にターバンを巻いていた」などという証言から捜査が行いました。

事件が発生してから約2時間後の18時30分頃、ズボンに血痕が付着している男性を職務質問すると、この殺人事件に関わっていることを認めて、殺人の容疑で逮捕されました。

逮捕された池永チャールズトーマス容疑者は鈴木沙彩さんを殺害後、自身の母親や友人に対して殺人を犯してしまったという内容のメッセージを送っていたようです。

裁判の結果

三鷹ストーカー殺人事件の犯人、池永チャールズトーマス容疑者は懲役22年を課せられました。遺族はこの結果に対して「何の罪もない娘が殺されたのに、軽すぎる」と悔しさをあらわにしました。

求刑は無期懲役だったのですが、1審で懲役22年となった結果に対して検察側が上告しなかったため判決は確定しました。判決の確定は2017年2月8日、事件から3年以上の月日が流れていました。

池永容疑者は9月27日に上京し包丁を購入、鈴木沙彩さんをストーカーしていた

犯人は9月27日に高速バスで、住んでいる関西から東京へと移動しました。この時彼は友人に対し「5年くらいアメリカへ戻ることになったから、その前に彼女(鈴木沙彩さん)と話がしたい」と語っています。

そして翌日の28日に武蔵野市の雑貨屋で、犯行に使った刃渡り13センチのペティナイフを購入しました。その後は鈴木沙彩さんの住んでいる自宅付近にてストーカー行為をしていたようです。

ペティナイフとは、洋包丁の中で万能包丁として使われる牛刀を小さくしたモノです。(引用:Wikipedia)

事件当日の10月8日、鈴木沙彩さんは警察に相談していた

事件発生の4日前に鈴木沙彩さんはストーカー行為を高校の教師に相談、教師側から警察にも連絡をして、三鷹署の警察は彼女の自宅を警戒するようになりました。

さらに事件発生した10月8日、午前中に鈴木沙彩さんは親と一緒に三鷹署を訪れていて、元交際相手に待ち伏せされていることを相談しました。その後は一人で高校に登校したようです。

このとき三鷹署の警察は元交際相手に複数回電話をしていますが、一度も出なかったため留守番電話に「三鷹署の警察だが、折り返し連絡してくれ」といった内容を残しています。

池永容疑者は鈴木沙彩さんの自宅に侵入しクローゼットで待ち伏せ

犯人は昼過ぎにはすでに彼女の自宅に侵入していました。2階のカギが掛かっていなかった窓から入り、1階にある鈴木沙彩さんの部屋のクローゼットの中に身を潜めていたといいます。

夕方高校から帰った鈴木沙彩さんでしたが、この日は両親ともに仕事などで不在だったようで、家には彼女一人だったそうです。このとき三鷹署の警察との電話で無事に帰宅したことを伝えています。

このとき犯人は友人に向けての無料通信アプリで、殺害するかどうか葛藤している様子や、数時間前の自分に対して後悔しているといった内容の言葉を送っていたそうです。

16:30頃帰宅した鈴木沙彩さんを襲う

三鷹署に電話をしたのが16時51分で襲われたのが16時53分とされていますので、犯人はこの会話を聞いており、電話を切った直後に鈴木沙彩さんに襲い掛かったとされています。

鈴木沙彩さんは助けを求めて家の外の道路にまで飛び出ましたが、犯人は逃げる彼女をしつこく追い回し、首や腹を合わせて11か所も切りつけました。このとき、彼女の断末魔の叫びを聞いていた人もいます。

凶器については事件発生から3日後の11日、犯人である池永チャールズトーマス容疑者の供述から付近の路上にペティナイフが捨てられているのが発見されました。

池永チャールストーマス容疑者のプロフィールと生い立ち

犯人である池永チャールズトーマス容疑者は大阪市西区に生まれ、中学3年生のときに京都府京都市に引っ越しました。母親がフィリピン人で父親が日本人というハーフに生まれました。

高校卒業後、一度は自衛隊に入隊するも、健康面の問題から続けることが困難となり除隊しています。その後は大阪市でフリーターをしながら一人暮らしをしていたといいます。

アニメが好きで部屋にポスターを貼ったり、アニメのダンスを覚えたりしていたようです。周りの人からは明るい人だという声もありましたが、少し変わった人だったという声もあったといいます。

心の闇

上記でご説明した日本人の父親とは幼い頃に生き別れとなってしまい、残った母親からは育児放棄をされるなど辛い生い立ちがあることが裁判で判明しました。

犯罪を犯す人の中で、幼い頃に親からの身体的虐待や心理的虐待があったというケースは多く、そういったことで形成された人格により正常な思考が出来なくなるとされています。

コンビニで消費期限の切れた弁当を無心する生活を送り、母親も交際相手から暴力を振るわれていたことなど、「児童虐待」「ネグレクト」「DV」の三重苦に苦しめられた。(引用:Wikipedia)

犯行の練習

池永チャールズトーマス容疑者は事件の2か月ほど前、人体の急所に関する本を図書館にて読み漁っていたとされます。さらに自宅のパソコンからは犯行計画のような文章が見つかっています。

そして知人を相手に、目隠しをして視界がない状態でも相手の首を確実に切る練習をしていたようで、その執念の深さに多くの人が衝撃を受けました。

鈴木沙彩さんと池永チャールストーマス容疑者の関係

2人は2011年の10月頃にフェイスブックで知り合い、当時鈴木沙彩さんが他の男性からしつこく連絡されているのを相談するような形で関係が始まったといいます。

同年12月には男女としての付き合いが始まり、関西に住む池永チャールズトーマスとは遠距離恋愛となりました。当時彼は地元の名門大学に通っていると偽っていたようです。

このとき彼は別の24歳の女性とも体の関係を持っていたそうで、その相手との卑猥な動画をアップロードしていたことがあったようです。このときはすぐに謝罪して動画を削除しています。

2人の別れ

一年ほど交際を続けた2人でしたが、2012年に鈴木沙彩さんが海外に留学することになった頃に別れ話を持ちかけました。翌年には帰国しますが、池永チャールズトーマス容疑者は復縁を迫りました。

帰国した年の6月頃にはあまりの復縁のしつこさに、彼の電話とメールを着信拒否します。彼は周りの人に携帯を借りるなどしましたが、連絡がつくことはありませんでした。

これをきっかけに鈴木沙彩さんに対する恨みや憎しみが増大し、彼は鈴木沙彩さんの殺害計画を練り始めたとされています。

三鷹市女子高生ストーカー殺害事件への世間の評価と注目された理由

三鷹ストーカー殺人事件ではわずか18歳の女子高生が殺害されて世間の同情を集めました。しかし世間の反応は悪いものも多く、被害者の行動を問題視する声も多くあったようです。

なぜかというと被害者である鈴木沙彩さんの性的な行動への無頓着さや、ネットで知り合った人に性的な画像を送ったり撮らせたりしたなど、危険性の高い行動を自らしていたからです。

さらには葬儀中の写真の中で、お酒を飲んでいたと思われる写真が発見されたこともあって、彼女の親の教育に批判を示したり彼女自身にも問題があった、自業自得だという声が相次ぎました。

鈴木沙彩さんの猥褻画像が容疑者によって拡散され、中には自撮りと思われるものも

事件発生の数日前から、犯人は交際中に鈴木沙彩さんから送られてきた画像や動画を2ちゃんねるやxvideoを拡散していました。複数のアカウントから投稿していて、中には性的なものもあったようです。

2人で写っているものもあれば、鈴木沙彩が自撮りをしていたとみられる画像もあり、彼女が性に対してかなり開放的だったのではとも言われています。

この画像や映像を見た人の評価は「まだ高校生がこんなことしてるのか」「自己管理が甘い」「自業自得じゃないか」などの批判的な声が多かったとされています。

リベンジポルノ

彼女の性的な画像などはツイッターでも拡散されるなどして話題となりましたが、この事件により世の中に「リベンジポルノ」という言葉が世間に広まったとされています。

離婚した元配偶者や別れた元交際相手が、相手から拒否されたことの仕返しに、相手の裸の写真や動画など、相手が公開するつもりのない私的な性的画像を無断でネットの掲示板などに公開する行為のこと。(引用:Wikipedia)

以下ではリベンジポルノをされたと話題になったYouTuber「ねこてん」に関する記事をご紹介しています。こちらも合わせてご覧になってみてください。

鈴木沙彩さんは自業自得?ロッテの神戸選手もツイッターで発言

当時千葉ロッテマリーンズでプロ野球選手として活躍していた神戸拓光選手が、被害者を批判するようなコメントをツイッターに投稿したことで賛否両論だと話題になりました。

神戸選手は事件後、本人のツイッターアカウントにて「やることやってるんだから、同情の余地がない。自業自得だ」とする内容を投稿し、世間を騒がせました。

これ対してツイッター上で千葉市長は「殺人を容認するかのような発言だ」と怒りを表し、千葉ロッテマリーンズ側は神戸選手を帰郷させたうえ、自宅謹慎処分を下しました。

一番悪いのは犯人だが、複雑という声も

事件後、世間では彼女を悼む意見だけではありませんでした。ネット上では、「気の毒に思うけど自業自得ではないか」といった複雑な心境を表す内容の声が多く上がりました。

男性関係において軽率な行動をとったり、性的な画像を自ら笑顔で撮ったりしていた彼女に対する世間の評価は厳しく、被害者にも非があるのではないかという意見も未だ多いようです。

特に実際の画像や映像を見たという人からの批判が多く、「あんなことするなんて親もまともじゃない」「考えられない」といった心無い声も多く上がりました。

公式ツイッターが鈴木沙彩さんの画像をツイート?

事件後から一週間後、ツイッターで「マギ」というテレビアニメの公式アカウント「project-magi」が、鈴木沙彩さんの自撮り画像や性行為中の動画を連続で投稿するという事件が起こりました。

ネット上で話題になると、その日の夕方にツイッターにて謝罪文が投稿され「関係者による操作ミスだった」と弁明し、なにかの意図があったわけではないとして謝罪しています。

さらに都立荻窪高校公式ツイッターアカウントも同じ日に、「丸見え写真集」というコメントとともに鈴木沙彩さんの画像を投稿しています。これはコラ画像であると主張する人もいますが、真偽不明となっています。

三鷹市女子高生ストーカー殺害事件に対する関係者、遺族のコメントは?

事件発生後すぐはストーカーに襲われた悲劇の少女として報道されていましたが、性的な画像などが話題に持ち上がると心無い批判が増えてしまった三鷹ストーカー殺人事件。

関係者や遺族、大伯父である倉本聰は明るくて優しかった鈴木沙彩さんの死について涙ながらにコメントしました。そのコメントの内容を詳しくご説明していきます。

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