ルロイ修道士とは?「握手」に登場する彼の人物像・指言葉 おもしろ

ルロイ修道士とは?「握手」に登場する彼の人物像・指言葉

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「止まるんじゃねぇぞ」という台詞と指言葉という共通点?

オルガ・イツカは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するキャラクターのひとりです。そんな彼の名前がルロイ修道士と一緒に並ぶのには、オルガ・イツカの最期が関係しています。

オルガ・イツカは夢の途中で倒れますが「止まるんじゃねぇぞ」という言葉を残して息を引き取ります。その最期はオルガ・イツカの言葉を示すように、地面に倒れ込みながらも人さし指をまっすぐに伸ばしていました。

それがルロイ修道士の指言葉と重なり、このような説が出たようです。

その他国語教科書に出てくる有名な登場人物・作品

国語の教科書にはルロイ修道士をはじめ、インパクトのある登場人物や、そうした登場人物が出てくる作品があります。

【走れメロス】メロス

太宰治の『走れメロス』は『メロスは激怒した』という書き出しが印象的な作品です。メロスは他人を信用できないという暴君に対して怒りをおぼえ、メロスは暴君に抗議をしに行きますが、処刑されそうになります。

メロスは妹の結婚式に出させてほしいと暴君に訴え「自分が戻ってこなければ親友をかわりに処刑すればいい」と親友を身代わりにし結婚式に向かいます。約束通り、戻ってきたメロスを見た暴君は改心します。

身代わりにされた親友はたまったものではありませんが、たしかな友情と信頼があったからこそ、親友もメロスの身代わりとなることを承諾したのでしょう。

【ごんぎつね】ごん

新美南吉の『ごんぎつね』は「ごん、おまえだったのか」という兵十の台詞が切ない作品です。いたずら好きのきつね・ごんは兵十が病気の母親のためにとったうなぎを盗んだことを後悔し魚や栗を届けるようになります。

家の近くでごんを見つけた兵十はごんを撃ってしまいますが、散らばる栗を見た兵十は栗を届けてくれていたのが、ごんであることを知ります。

「あと少し、何かのタイミングがずれていれば」と思わずにはいられませんが、ごんのつぐないの気持ちが最後の最後で兵十に届いたことが唯一の救いと言えるのかもしれません。

【少年の日の思い出】エーミール

『少年の日の思い出』はヘルマン・ヘッセの作品です。蝶集めが好きだった僕はコムラサキを標本にしたことを自慢したくなり、エーミールに見せますが、酷評されてしまいます。

2年後、エーミールがクジャクヤママユを羽化させたと聞いた僕はエーミールをたずねますが、蝶の標本を壊してしまいます。謝罪する僕をエーミールは冷たくあしらい、僕はそれ以来、蝶集めをやめてしまいます。

エーミールの冷酷な台詞は子供らしくありません。しかし、もしかするとエーミールなりに僕を信頼していたからこそ、このような台詞が出てきたのかもしれません。

ちぃちゃんの影送り

『ちぃちゃんのかげおくり』は、あまんきみこの作品です。ちぃちゃんはお父さんからかげおくりを教えてもらい、お父さん・お母さん・お兄ちゃんでかげおくりをしますが、翌日お父さんは戦争に行ってしまいます。

夏の夜、空襲にあったちぃちゃんはお母さん達と逃げますが、途中でお母さん達とはぐれ、防空壕の中でお母さん達を待っていたちぃちゃんは薄れていく意識の中でかげおくりをし、そのまま亡くなってしまいます。

戦争のおそろしさについて、あらためて考えさせられる作品です。

スイミー

『スイミー』は魚のスイミーが主人公にしたレオ・レオニの作品です。兄弟達とスイミーは大きなマグロに襲われ、兄弟達はのみこまれてしまい、スイミーはひとりぼっちになってしまいます。

その後、大きな魚を恐がる赤い小さな魚達と出会ったスイミーは小さな魚達と力を合わせて大きな魚を追い払い、自由に海の中を泳げるようになったのでした。

一見、弱肉強食をあらわしているようにも思えますが、最後には自由に海の中を泳げるようになっていることから、決して弱肉強食だけ成り立っているのではないというメッセージが込められているのかもれしません。

【ネタ】ルロイ修道士の架空の必殺技を考える人たちが続出

国語の教科書に出てくる人物たちの架空の必殺技を考えるというスレッドが立ちました。その中で、ルロイ修道士に関連する必殺技をピックアップしてみました。

ルロイ神父「爆裂クロス人差し指」

ルロイ修道士「殺傷人差し指」

(引用:VIPPERな一日)

実は他にも、国語の教科書に出てくる人物たちの架空の必殺技で面白いものがあります。

メロス「友情パンチ」

ごんぎつね「復讐のいがぐり」

スイミー「邪鬼眼」

(引用:VIPPERな一日)

国語の教科書の隠れた名作たち

国語の教科書の中には意外な名作が隠れています。

大人になってから読み返してみるとあの頃とはちがった感想を抱いたり、気づくことができなかった作品にこめられていたメッセージを読み解くことができるかもしれません。

これを機に、教科書に載っていた作品を読み返してみるのはいかがでしょうか。なつかしさとともに、なにか新しい発見があるかもしれませんよ。

井上ひさしの舞台『組曲 虐殺』で主演をつとめた石原さとみに関する記事はこちら

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