今小学生の妊娠・出産が問題になっている?原因は?日本・世界の現状 芸能人

今小学生の妊娠・出産が問題になっている?原因は?日本・世界の現状

ひと昔前、「14歳の母」というドラマが流行りましたが、最近の子どもたちはさらに進んでいて、小学生のうちから妊娠や出産を経験する子どもが増えているようです。なぜ、小学生が妊娠してしまうのでしょうか。国内外の現状をまとめました。

目次

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今、小学生の妊娠出産が問題になっている

教育現場や家庭では今、小学生の妊娠・出産が増えており、性行動の低年齢化による弊害も指摘されています。小学生のうちから妊娠してしまう要因について主なものを見ていきましょう。

小学生が妊娠をブログで告白し話題に

SNSの低年齢化も進む昨今、妊娠を告白する小学生のブログが世間的に話題になりました。しかも、父親は中学2年生ということでよりいっそう話題性をアップさせました。

ブログをアップした時点で、彼女は妊娠3カ月。賛否両論あるところでしょうが、せめて赤ちゃんが無事にすくすく育ってくれていることを祈るばかりです。

出産について賛否両論のコメントで炎上

中学生の妊娠を描いた「14才の母」は一大センセーショナルを巻き起こしました。まして小学生の妊娠出産となると否定的な意見が多数派を占め、カミングアウトブログにも心ない批判が寄せられたようです。

ただ、同世代の女子や若くして出産を経験したお母さんたちからは応援の声も少なくはなく、小学生の妊娠・出産についてはネット上でも激しい議論になっています。

フィクションと現実

2006年に放送されたドラマ『14才の母』(日本テレビ系)は衝撃的だった。志田未来演じる14才の少女が妊娠、出産をするというストーリーで、当時、性体験の低年齢化などが問題になっていたこともあり、大きな話題となった。そのドラマで、志田未来の相手役、つまり「15才の父」を演じていたのが三浦春馬だ。

(引用:ライブドアニュース)

小学生の妊娠の確率は?年間発生数は?どのくらいありえる話か

小学生の妊娠というと映画やドラマだけの世界だと思われるかもしれませんが、国内の統計を見てみると、15歳未満の妊娠は年間で約1000件程度、そのうちおよそ5%ほどが小学生による妊娠だと言われています。

1日に換算すると約30人の小学生女子が妊娠しているという計算になりますから、これはやはり、決して無視できない数字といえるでしょう。

小学生の出産は危険?経済的にも問題

小学生の妊娠はまず、肉体的にも大きな負担をかけます。一般的に、女性は第二次性徴から思春期にかけて妊娠に適した体になり、排卵周期もととのえられていくと言われています。

小学生のうちはまだ「妊娠してはいけない時期」であり、この年齢で妊娠してしまうと本来体の成長に使われるエネルギーが胎児にまわってしまい、最悪の場合は母体が栄養失調に陥ってしまうリスクもあります。

また、小学生のうちはまだ経済的に自立することができず、仮に無事に出産できたとしてもその後の生活で義務教育と育児を両立できず、結局は施設などに預けてしまうケースも少なくないようです。

厚生労働省の統計では14歳以下で出産した例も

14歳以下の女子の出産件数は年間平均で100件程度は報告されています。そのうち、小学生の妊娠・出産については産婦人科の臨床現場でも報告例が少なく、ほとんどが中学生による出産であると考えられています。

さらに、14歳以下で妊娠した女児のうち9割以上が中絶という選択肢を選んでおり、実際に出産して育児まで結びつくケースはきわめて稀であると類推することができます。

日本の10代の妊娠中絶件数は1日50件を超えている?

日本国内でも性行動の低年齢化がさらに加速しており、10代のうちに妊娠し、中絶を行う女子の人数は1日平均で50件を超えると言われています。

さらに、そのうちの数%は小中学生による妊娠中絶であり、早い段階での性行動が望ましくない結果に結びついてしまうことを示唆しています。

若者の性経験の現状とは

「草食男子」が流行語になったこともあり、若者は恋愛やセックスに奥手、というイメージがあるかもしれませんが、実際にはどのようになっているのでしょうか。

若者の性行動を語るうえでひとつのキーワードとなるのが「二極化」です。性行動への意識には男女差があり、同じ年代でも男子よりも女子のほうが恋愛やセックスに積極的という傾向が読み取れます。

出会い系や非行ではなく、ごく普通の女児が妊娠する例も

テレビドラマの影響からか、小中学生の妊娠=非行、というイメージが定着しているかもしれませんが、近年の傾向を見るかぎりでは必ずしも非行と妊娠が結びついているわけではないようです。

むしろ、学校でも真面目なごく普通の女子が大人の見えないところで性行動を行い、結果として妊娠してしまうケースが最近では増えているようです。

相手の男性も出会い系などで知り合うわけではなく、仲の良いクラスメイトや知り合いのお兄さんなど、リアルな世界でつながりのある存在であることが多く、従来のイメージでとらえると実態を見誤ってしまいます。

相談できず、気づいたら臨月という場合も?

小学生の妊娠で問題を深刻化させているのは、相談相手がいないことです。親に相談すると頭ごなしに中絶を強制されたり相手の男性と別れさせられたりするからと、妊娠に気づいていても黙っているのです。

ただ、妊娠中は医師によるケアが必要であり、安定期に入っても極力安静が必要な時期ですから、その時期に必要なケアを受けられないとなると、母体はもちろん、生まれてくる赤ちゃんにも悪影響が及びかねません。

ネットでは小学生の妊娠について多くの相談が

親や教師に相談しにくい分、ネット上には小学生の妊娠多くの相談が寄せられています。今の小中学生は生まれた頃からPCやインターネットに親しんでおり、重い相談事ほどネット上で解決する傾向があります。

実際に妊娠を経験した女子はもちろんのこと、その保護者や親せき、仲の良いクラスメイトなどから相談が寄せられることも多く、妊娠・出産が本人だけでなくまわりにも影響を与えることがわかります。

小学生の妊娠が問題になっている原因は?

ただ「本人の問題」と片付けるだけでは、性行動の低年齢化について正しく対処することができません。小学生の妊娠がここ数年で増えているおもな原因についてまとめました。

原因①:恋愛の低年齢化

ある統計によると、小学生のうちに初めての彼氏ができる女子は全体のおよそ30%以上を占めるようです。クラスにひとり、という計算ですね。

また、情報過多の時代にあることから、「恋愛=セックス」という認識が根づいており、小学生のうちに初体験をすませる割合も決して少なくはありません。

「結婚するまで処女」という価値観にこだわることなく、現代の風潮に合わせた価値基準に沿って小学生の認識をとらえ、個々のケースについてサポートを行うことが重要です。

恋愛の低年齢化に対する親の意見

小学生の恋愛に関しては、年代によっても意見が分かれるようです。40代以上の年代では否定的な意見が目立つ一方で、30代では肯定的な意見も目立ち、このあたりにも世代間格差がうかがえます。

原因②:家庭環境

今も昔も、子どもは親の影響を色濃く受けて育ちます。統計的にも、両親の結婚年齢が低いほど子どもの初体験も早くなる傾向があり、兄弟の有無によっても性交の経験年齢が大きく変わってきます。

また、両親が放任主義であるほど子どもも性に関して奔放になりやすくなると言われていますが、反対に過保護の傾向が強い両親のもとでも性行動の低年齢化が進みやすいという報告もあります。

原因③:性教育の不十分さ

日本は、世界的に見ても学校での性教育が遅れている国だと言われています。ここ数年も、避妊具の使い方を授業で教えた小学校が批判の的になったりと、上の年代になるほど性教育に敏感になる傾向があるようです。

早い時期の性教育に関しては「寝た子を起こすな」式の批判もありますが、早い段階から性教育を受けている子どもほど将来的にも健全な性行動を心がける傾向があるという報告もあります。

実際に小学生が妊娠・出産した事例、事件は?

日本だけでなく、世界各国で小学生の妊娠が実際に起きており、中絶による事故や無理な出産による健康被害が深刻な問題となっています。

日本を含めた事例を把握しつつ、世界では小学生の妊娠がどのようにとらえられているかを具体的に見ていくことで今後の対策を考えるきっかけにしましょう、

中国の業者へ彼女を売ったのは、以前の交際相手だった。証言をしないよう、2100ドル(約24万円)の口止め料を払うとオファーされたが、チャンさんはそれを断った。8月に禁固7年の判決を受け、この元交際相手は刑事施設に収容された。きゃしゃな体のチャンさんは今、ハノイのレストランで働き、これまでの暗い過去から抜け出そうとしている。

(引用:ライブドアニュース)

中国では12歳の少女が子供を出産

中国の湖南省でも、12歳の女の子が妊娠し、出産するというケースが報告されています。しかも、教師に強姦された末の妊娠である可能性があるということで、中国国内のメディアは大々的に取り上げました。

ただ、経緯がやや複雑で、強姦の犯人として当初検挙された男性は濡れ衣である可能性が高く、学校側が教師の不祥事を隠すためにDNA鑑定結果をでっち上げた恐れもあるとして、国内外でも話題になっています。

いずれにせよ、いたいけな少女が無理やり妊娠させられた事実に変わりはないわけで、一連の事件は日本にとっても他人事ではない深刻さを感じさせます。

インドでは10歳の少女がおじに強姦され妊娠

少女の妊娠は、世界的に見れば決してめずらしいことではありません。インドでも10歳の少女が叔父にあたる男性に妊娠させられており、中絶が危険すぎるという理由から出産の道を選んでいます。

マラウィで11歳で妊娠・出産した少女

発展途上国ほど、少女の妊娠および強姦による被害は深刻になります。アフリカのマラウィで実際に起きた、姉妹の悲劇について詳しく見ていきましょう。

マラウィでは、「通過儀礼キャンプ」とよばれる伝統的な風習があります。10歳前後の未婚の少女がキャンプによばれ、見知らぬ男性と一夜を過ごし、処女を喪失するというのがその概要です。

メモリさんの妹は11歳でこのキャンプに参加し、性交渉によって妊娠をし、帝王切開で出産しています。結婚後も家庭内暴力にさらされるなど不幸がつづくこの少女は、発展途上国の縮図といえるのかもしれません。

彼女たちのコミュニティでは、女の子は思春期になると、「通過儀礼キャンプ」というところに行く慣習があった。そこは、男性を性的に喜ばせる方法を教えられる場所だった。「とても特別な日」と呼ばれるその日、コミュニティに雇われた男性がキャンプにやって来て女の子と夜を共にする……。そこで妊娠してしまう女の子もいれば、HIVや性病にかかってしまうこともあるという。妹はわずか11歳で妊娠した。

(引用:ハフポスト)

日本でも小学生の性犯罪事件は発生している

日本国内では昔から「近親相姦」が問題になっています。最近でも、祖父が孫にあたる少女と強制的に性的関係を結んだとして多額の慰謝料が請求されるケースが報告されています。

あるケースでは小学生から高校に入るまでの間、週に何度もセックスを強要されるケースもあり、成人してからPTSDを発症し、就職もままならない状況になっている、という悲劇も起きています。

妊娠や性病には至らなくても、近親相姦は少女にとって深刻な心の傷となり、肉体的にも大きな負担となりますので、このような事例を減らすためにも相談間口を増やし、少女たちの目線に立ったケア体制が求められます。

小学生が妊娠する映画「コドモのコドモ」

2008年に日本で公開された「コドモのコドモ」は、予期せぬ妊娠をしてしまった少女とその家族の葛藤を描いた映画です。さそうあきら氏の同名コミックの映画化で、主演は甘利はるなさん。

「小学生が妊娠したら?」という身近なテーマをリアリティたっぷりに描いており、なおかつフィクション作品としても充分に楽しめますので、気になる方はぜひ一度ご覧ください。

小学生の妊娠を減らすために

「愛があれば……」とは言いつつも、小学生の妊娠・出産はやはり身体的に多大な負担がかかりますし、その後の生活においても大きな苦労を余儀なくされます。

望まない妊娠をさけるためには、大人としてどのような対処が必要になるのでしょうか。家庭や教育現場での対応についてまとめました。

また、性教育はセクシュアリティーの問題や健康の問題、人権の問題など、大きなくくりで考えれば、個人の権利や他者の尊重など、多様な人間関係を築くための能力を身につける「市民性教育」として位置づけることも不可欠ではないかと考えています。性に対する考え方は千差万別で、どのような見方が正しくて、何が間違いだと言えるようなものではありません。

(引用:朝日新聞デジタル)

性暴力以外の問題

あるいは、女性の人生の大事なタイミングを自分で決められない。毎日楽しく学校に行っているにもかかわらず、ある年齢になると、「もうお前行かなくていい。下の子のケアも家事もあるでしょ」「学校行かなくていいから、隣村の〇〇さんと結婚して」と、学校を辞めなければいけなくなる。

(引用:ライブドアニュース)

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