【今のうちに知っておきたい】イチローの凄さ&全盛期のイチロー伝説まとめ エンタメ

【今のうちに知っておきたい】イチローの凄さ&全盛期のイチロー伝説まとめ

イチロー選手が、シアトル・マリナーズ会長付特別補佐に就任しました。「最低50歳まで現役続行」を希望しているイチロー選手は、このまま引退するのでしょうか?今のうちに知っておきたい、イチロー選手の凄いところ、これまで達成した数々の記録や伝説についてまとめました。

目次

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イチローの凄さその①:数々の記録

イチロー選手の凄さはどこにあるのでしょうか?また、どのくらい凄いでしょうか?イチロー選手の「記録」「自己管理能力」「リスク管理能力」「努力」「技術力」の5つの凄さに迫ってみたいと思います。

【日米通算4,257安打で世界記録達成】

2016年6月15日に打った日米通算4,257本目の安打が、プロ野球での通算最多安打数の世界記録としてギネス記録に認定されました。日米通算成績はあくまで非公式記録で、記録を更新されたピート・ローズ氏が「日米通算記録は参考記録である」と否定的な態度を取ったことから、イチロー選手はこうコメントしました。

「僕としては日米合わせた数字ということで、どうしたってケチがつくことは分かっているし、ここに目標を設定していなかった」

引用:https://full-count.jp/2016/06/16/post35456/

メジャーリーグが最高峰と思い、日米通算に違和感を持つ人がいても、不思議ではないでしょう。イチロー選手は複雑な感情を抱えつつも、「チームメイトが喜んでくれたので、気恥ずかしくもすごくうれしかった」と語っています。

その他の偉大な世界記録

  • 2004年、ジョージ・シスラーの持つ歴代シーズン最多安打記録を更新(262安打)
  • 2001年~2010年の10年連続で200安打以上を達成(ピート・ローズとタイ記録)
  • 2007年、オールスター史上初のランニングホームラン達成

イチローの凄さその②:徹底した自己管理

イチロー選手は、一日のすべての行動をルーティン化することで、徹底した自己管理を行っています。毎日同じ動きをすることで、自分の体に生じるわずかな違いに気づき、調整できるのです。この日々の完璧な準備が、細く引き締まった、バネのような肉体を保ち続けることにつながっています。

デレク・ジーター氏:「素晴らしい自己管理」

イチロー選手も「人格者」と称賛する、元チームメイトで球界のレジェンド、デレク・ジーターは、イチロー選手が行ってきた、徹底した自己管理や一貫した行動に対して、このように評価しています。

ベースボールは彼にとっては単なるスポーツ以上のものだ。彼は野球をするために生まれてきたのだ。最も印象的なことは、彼は42歳だが、故障者リスト(DL)に入っていたという記憶がないことだ。素晴らしい自己管理を続けている。野球に対して、いつまでも完成することのない作品を作り続けるようなアプローチを継続しているのだ

引用:https://the-ans.jp/news/1288/2/

イチローの凄さその③:リスク管理能力の高さ

すべての行動をルーティン化をすることは、怪我のリスク回避のためでもあります。メジャーに移籍してから、イチロー選手はWBCの疲労から胃潰瘍になった時以来、1度も戦線離脱していません。怪我を回避するために、このような注意を払っています。

  • 筋肉を柔らかく保つ
  • 早く練習を始めて体を多く動かす
  • ソファは腰に負担がかかるので、パイプ椅子を使用
  • スパイクを履いている時は必ずスロープを使用するなど、「滑りやすい場所」では徹底的に注意する
  • 怪我のしやすい、ヘッドスライディングはやらない
  • 衝撃緩和のために「力を抜く」

イチローの凄さその④:努力の天才

イチロー選手の専属打撃投手を務めていた奥村幸治さんは、『致知』2010年6月号「致知随想」の中で、イチロー選手の基盤となっている要素に、「目標設定の仕方」「継続する力」の2つを挙げています。

大事なのは「目標設定の仕方」

イチロー選手には自分にとっての明確な目標があり、
その日にクリアしなければならない課題がある。

その手応えをしっかりと自分で掴むまで、
時間には関係なくやり続けるという練習のスタイルなのだ。

引用:http://chichi-ningenryoku.com/?p=2769

イチロー選手は、「頑張れば何とか手が届くところ」に目標を設定します。目標設定が高すぎると諦めたり挫折を味わうことになるが、頑張れば手に届くところであれば、ずっと諦めないでいられる、そういう目標設定が一番大事だと考えているのです。

卓越したセンスを持ちながらもひたすら継続するメンタリティ

イチロー選手は卓越したセンスを持ちながらも、
野球の下手な子と同じようなメンタリティを持ち、
ひたすら継続を重ねる。

私はこれこそが、
彼の最大の力になっている源ではないかと思う。

引用:http://chichi-ningenryoku.com/?p=2769

上手い子はできるようになったらその練習をやめてしまうが、下手な子は粘り強く練習を続け、できた後も練習を継続するため上手い子よりも力をつける。「自分で目標を持ち、継続すれば、必ず次の段階へと自分を押し上げていける」、イチロー選手の野球に取り組む姿勢は、人生を生き抜く力にも繋がるものだと、奥村さんは語っています。

イチローの凄さその⑤:技術力

イチロー選手は海外でも「打撃の技術」「打撃のパワー」「走塁技術」「守備力」「送球能力」の【5ツールプレイヤー】(万能型という意味)と呼ばれ、「殿堂入り確定」と言われる程高いレベルの技術力があります。どんな評価を受けているのでしょうか?

ルー・ピネラ氏:「私が今まで見た最高の選手」

「今まで見た最高の野球選手は誰だろう?」という特集で、メジャー1年目にマリナーズ監督だったルー・ピネラ氏は、野生のシカのように疾走し、キャノン砲のような強肩で、野球に対する洞察力も深いイチロー選手を、「私が今まで見た最高の選手」と称賛しました。

「基本技術というところでいえば、イチローよりもしっかりしている選手を私は見たことがない」

引用:https://full-count.jp/2017/05/04/post67380/2/

バスター・ポージー捕手:イチローのテクニックはずば抜けている

メジャーリーグで3度の世界一に貢献し、打撃でも守備でもトップ級の記録を残している、「MLBのネクスト・ジーター」と期待されるジャイアンツのポージー捕手も、イチロー選手を尊敬している1人です。

イチローのテクニックもずば抜けている。イチローのことは、自分がドラフトされる前から知っていたし、尊敬していたよ。彼の、他人が真似できないテクニックを見るのがすごく好きなんだ。もしイチローがあのボールを打っていなかったら、地面でワンバウンドしてミットに収まっていたと思う。あの球を打てる選手は、そうはいないだろう

引用:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2017/08/25/___split_11/index.php

【おさらい】イチローのプロフィールから現在まで

豊かな才能に甘んじることなく、常人に真似できない努力と精神性によって、数々の記録と世界的な賞賛を得てきたイチロー選手。ここで、改めてイチロー選手の経歴と、現在置かれている状況についておさえておきたいと思います。

  • 1973年10月22日、愛知県西春日井郡豊山町生まれの44歳、血液型はB型
  • 身長:約180.3cm、体重=約79.4kg
  • 投球・打席:右投左打
  • ポジション:外野手
  • 豊山町立豊山中学校
  • 愛知工業大学名電高等学校
  • オリックス・ブルーウェーブ(1992 – 2000)
  • シアトル・マリナーズ(2001 – 2012)
  • ニューヨーク・ヤンキース(2012 – 2014)
  • マイアミ・マーリンズ(2015 – 2017)
  • シアトル・マリナーズ(2018)

現在:シアトル・マリナーズ会長付特別補佐

2018年シーズン途中から、シアトル・マリナーズ会長付特別補佐に就任し、今季の残り試合に出場しないと発表されました。今後はチームに同行し、同僚や首脳陣らのサポートを行うということです。なお、イチロー選手は「引退ではない」としており、来季以降に選手として復帰する道も残しています。

イチロー高校時代の伝説:三振数「3」、打率「.501」

ここから、イチロー選手の伝説に迫っていきます。愛知を代表する、名門愛工大名電で1年生からレギュラーを獲得し、2年の夏・3年の春と2度甲子園に出場しています。高校3年間での通算成績は驚異的で、536打数269安打、本塁打19本、打率「.501」、三振数は、わずか「3」。3年生の地方大会では、打率7割超えを記録しています。

イチロー全盛期の伝説①:史上初の【打者5冠王】

1995年、阪神大震災が起こった年に、イチロー選手は「首位打者」「打点王」「盗塁王」「最多安打」「最高出塁率」を獲得、史上初の【打者五冠王】に輝きました。打点王と盗塁王の同時獲得も日本プロ野球史上初の快挙です。震災の影響で調整が不十分だったにもかかわらず、復興を目指す「神戸のシンボル」的存在として見事期待に応えました。

イチロー全盛期の伝説②:史上初の【7年連続首位打者】

1998年、日本プロ野球史上初となる、5年連続首位打者を獲得しました。最終的に、メジャー移籍する最終シーズンまで、7年連続首位打者獲得にまで記録が更新されました。一方で、イチロー選手は、1995年~1999年の4月11日まで、特に1998年は深刻なスランプに陥っていたと語っています。

イチロー全盛期の伝説③:シーズンを跨いで45連続盗塁に成功

2007年、41連続盗塁成功を達成し、シーズンを跨いでのア・リーグ連続盗塁成功記録を更新しました。最終的に「45」連続盗塁成功記録まで伸ばし、メジャー記録である50連続盗塁成功に迫る記録となりました。

イチロー全盛期の伝説④:メジャー最初の補殺【レーザービーム】

イチロー選手の代名詞となった、強肩から放たれる「レーザービーム」は、2001年4月11日対アスレチックス戦でのライト前ヒットを、正確に力強い送球で三塁に補殺した際の、実況アナウンサーの発言から生まれました。日本では「レーザービーム」ですが、メジャーリーグでは、インパクトのある送球”the Throw”と呼ばれています。

メジャー史に残る”the Throw”の生まれた背景

イチローは試合後に「あれをもう一度やれと言われても、もう見せられない」と語ったように、ファンからの差別的な行動による怒りがエネルギーとなり、このメジャー史に残る”神技”が生まれた一因となったといえる。

引用:https://www.excite.co.jp/News/90s/20170509/E1493907583167.html?_p=2

このメジャー最初の補殺が、メジャーリーグにイチロー選手を認めさせたのです。実は、このプレーが起こった背景には、ファンから向けられた差別行為がありました。メジャー移籍当初に差別を受けていたようですが、数々の大記録を達成した現在では、多くの選手やファンから「レジェンド」として尊敬を集めています。

イチロー全盛期の伝説⑤:【新人王とMVPの同時受賞】

2001年、イチロー選手は、「新人王」「MVP」「首位打者」「盗塁王」「シルバースラッガー賞」「ゴールドグラブ賞」と、数多くのタイトルを獲得しました。打率.350は、ア・リーグ1年目選手の歴代最高打率です。新人王とMVPに同時に選出されたのは史上二人目の快挙、新人王と打撃タイトルの同時受賞は6人目の快挙となりました。

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