エキスポランド事故の当時の写真やその後!現在はエキスポシティに? 雑学・ライフスタイル

エキスポランド事故の当時の写真やその後!現在はエキスポシティに?

2007年、大阪のエキスポランドのアトラクションで悲惨な事故が起こりました。一人の女性が死亡、その後エキスポランドは閉園することになったのですが現在はどうなっているのでしょうか。写真も残っている痛ましい事故の真実、エキスポランドのその後を調査しました。

目次

[表示]

エキスポランド事故とは

2007年、大阪吹田市のエキスポランドのアトラクションで女性が死亡するという事故が起きます。アトラクションはジェットコースターでした。

1名が死亡、21名が負傷するという大事故であり、悲惨な事故の様子を目撃した人の中は心的外傷後ストレス障害になってしまった人もいるそうです。

日本は比較的アトラクションにより事故は少なく、しかも悲惨な死亡事故ということもあってエキスポランド事故は現在でも広く知られています。

また、エキスポランド事故の真実も同様に多くの人が知っています。事故の原因は許されるものではありませんでした。

「風神雷神II」というジェットコースターの事故で女性が死亡

事故が起こったのは「風神雷神II」というジェットコースターでした。このアトラクションに異変が発生し21名が負傷しました。

そして乗車していた女性の首が飛び、顔面が落ちたという死亡事故が起こったのです。

この現場を同じアトラクションに乗車していた方やたまたま近くにいた方が目撃していることになります。多くの人がトラウマとなったであろう、稀に見る大事故だったのです。

エキスポランドは丸一日遊べる場所だと言われていました。楽しいアトラクションが多く、このテーマパークが好きだと言う方は多くいました。

けれども事故以来、エキスポランドと言えばこの事故が思い出されるようになります。

エキスポランドとは

エキスポランドとは1970年に開催された大阪万博のアミューズメントゾーンとしてつくられた遊園地です。その後閉幕、しかし1972年3月15日に営業を再開しました。

当時、世界最大の高さの観覧車や世界最長のジェットコースターなど目玉となるアトラクションは多く、現在でも閉園を惜しむ声があるほど大阪で特に人気のある巨大テーマパークでした。

エキスポランドの主要アトラクション①:OROCHI(オロチ)

「OROCHI(オロチ)」はエキスポランドを代表するアトラクションです。宙吊り式のジェットコースターでマスコットキャラクターは「おろちくん」でした。

この「おろちくん」はエキスポランド全体のマスコットキャラクターとしても愛されていました。

エキスポランドの主要アトラクション②:ダイダラザウルス

ダイダラザウルスは1970年の「日本万国博覧会」から運行されていました。当時はそれぞれ特徴が異なるコースを5つ持ち運行されていたそうです。

しかし万博後のエキスポシティ営業再開と同時に3コースは撤去されて運行が再開されました。2000年に二つのコースは繋がり当時では世界最長のジェットコースターとなりました。

ですがマシンの速度は以前と変わらないため、乗車時間は7分にも及んだそうです。世界で最も乗車時間の長いジェットコースターとなっていました。

エキスポランドの主要アトラクション③:ワンダーホイール

ワンダーホイールはエキスポランドの初代観覧車です。1970年に大阪・千里で開催された「日本万国博覧会」で運行されていた観覧車で、高さは約40m、ゴンドラ数は全24基ありました。

1986年に2代目の観覧車「テクノスター」と交代する形で撤去解体されています。二代目観覧車となるテクノスターは「科学万博つくば85」が開催されたことを受けて全長85メートルで建造されました。

当時の観覧車では世界最大の高さです。「風神雷神Ⅱ」の事故後、エキスポランドのアトラクションは順次撤去されたのですが「テクノスター」は最後まで残ったアトラクションでした。

エキスポランドの主要アトラクション④:風神雷神II

「風神雷神Ⅱ」は1990年に大阪府大阪市鶴見区で開催された国際花と緑の博覧会の会場内で運行していたスタンディングコースター「風神雷神」がモデルとなっていました。

国際花と緑の博覧会(大阪花博)では2本の軌道を使用し、青を基調とした「風神」と赤を基調とした「雷神」が同時走行することもあったそうです。

エキスポランドでは単独の軌道で使用されていました。「風神」か「雷神」のいずれか1編成での運行で、多客時は1編成が走行中に相方の編成が出発準備をする形で運行していたのです。

エキスポランド事故はこのアトラクションが原因で起こりましたが、遊園地に限った話ではなく事故というのは身近なものです。過去には俳優の死亡事故もありました。

エキスポランド事故の経緯(写真あり)

エキスポランド事故は「風神雷神Ⅱ」で起こりました。2007年5月5日、「風神雷神II」の「風神」の車体から車輪と関連する部品が外れて脱輪したのです。

この事故で女性1名が死亡、21名が負傷しました。被害者数だけ見ても大事故だったということがよくわかりますが事故そのものがショッキングだったため現在でも語り継がれています。

死亡した女性は「風神雷神Ⅱ」の事故によって首が切断され、同乗していた方や一緒に遊びに来ていた友人に目撃された稀に見る悲惨な事故でした。

2007年の5月5日、風神雷神IIで首切断事故

上の画像は事故時の写真になります。2007年5月5日のゴールデンウィークに事故は起こりました。運行中の「風神雷神Ⅱ」に異変が生じたのです。

エキスポの事故は車軸が金属疲労で折れ、ジェットコースターの2両目が1両目に乗り上げる形で脱線した。

(引用:産経ニュース)

車体とレールを固定している車軸が金属疲労によって断裂したのです。そのため部品は落下し2両目の車体の片輪が外れたことで車体が傾いてしまいました。

そして車両の前列左に乗っていた当時19歳の女性が、車両と手すりに頭部を挟まれて死亡しました。

事故の被害者

死亡した女性は友人と遊びに来ていたそうです。事故後には友人が死亡した女性を捜す声が聞こえたと言われています。

そして被害女性のすぐ後ろ、 2両目左側後列に乗車していた20歳女性も負傷しました。頭部を打つ重症を負っています。

また、残り18名の乗客も軽症を負い病院に搬送されました。 この事故を目撃した入場客も気分が悪くなり治療を受けています。

当時の事故の様子を知るためにより鮮明な写真を求める声がネット上にあります。しかし写真は存在するもののおすすめはしないとやんわり注意されていました。

その写真があまりに衝撃的なためだそうです。そのような被害に遭ったのは当時まだ19歳の少女でした。

事故時の目撃者の証言

事故が起こる前、前兆ではないかとされる現象が起こっていたとインタビューで話していた方がいました。

午前10時半に、前兆的なものが確認されている。通常より横揺れが大きいもので、インタビューに答えた人は「そのときには異変が起きていたのかも」と話している。

(引用:ウィキニュース)

これが真実だとしたら、その時従業員が気が付いて急遽点検等を行っていれば事故は未然に防げたのかもしれません。

ネット上でも、「風神雷神Ⅱは横揺れが強すぎておかしい。いつか事故になると思った」という意見がありました。絶叫マシンの域を超えていたそうです。

事故発生の0時48分、事故が発生した場所の真下にいた会社員は「金属が摩擦するような『ギュー』という音がした」と語った。

(引用:ウィキニュース)

事故を目撃した15名が気分が優れずにその後治療を受けています。15名の中には凄惨な事故現場をしっかり見てしまっている方もいるものと思われます。

ジェットコースターに乗ろうと乗り場に向かっていた15歳女性の人は、「『バリバリ』という物が壊れる音で頭上を見上げた。コースターとみられる部品の破片が飛び散ってきた。白い煙も見えた。2両目の前の人はピクリとも動かなかった」と語った。

(引用:ウィキニュース)

当時の様子を伝えたこちらの15歳女性は事故を目撃した直後、ショックで涙を流しています。

乗客らが降ろされたのは事故発生から10分後だったという。園内には、「救急車を呼んでるのか」といった叫び声が広がっていたという。

(引用:ウィキニュース)

エキスポランド事故の原因はメンテナンス不足

エキスポランド事故の原因、真実はメンテナンス不足、つまり人によって起こされたものだったと言われています。

この話は現在でもよく語られており、風化させてはいけない事件、知っているべき真実だと言われているのです。

エキスポランドがずさんな管理をしていたことで女性が一人死亡するという大事故が起きてしまいました。それは「風神雷神Ⅱ」に限った話ではなかったようです。

不具合が発生したアトラクションは多くあり、それもまたメンテナンス不足を指摘されていました。メンテナンス不足はエキスポランド全体の問題だったと言えるでしょう。

風神雷神IIの事故は金属疲労により起こった

事故の原因は車体とレールを固定している車軸の金属疲労によるものだと言われています。金属疲労により部品が折れて落下、2両目の車体の片輪が外れてしまいました。

片輪が外れたことによって車体が傾き女性の頭部が車体と手すりに挟まれてしまったのです。事故後に園側の怠慢が明らかとなりました。

その後、園側が超音波などで亀裂を調べる「探傷試験」を先送りしたことが判明。さらに、吹田市へは「異常なし」と虚偽報告していた実態も明らかになった。

(引用:産経ニュース)

風神雷神IIのずさんな点検状況

この事故でエキスポランドのずさんな管理体制が暴かれました。「風神雷神Ⅱ」の装置の検査をする頻度は少なく、金属疲労の検査などが行き届いていなかったのです。

さらに長い期間このような管理で運行していたものと見られています。長年事故が起こらずに運行していたので、どんどん管理がずさんになってしまったという可能性もあるでしょう。

そもそもエキスポランドは当時経営難だったそうです。そのため検査の回数を減らすという管理を行っていたのではないかとも言われています。

エキスポランドの事故原因となった真実は人災!

エキスポランド事故の原因、真実は人災だと言われています。「風神雷神Ⅱ」の車体の車軸は15年交換されていませんでした。一度も部品の交換がされてなかったのです。

同じメーカーの立ち乗り型ジェットコースターを扱っていたのは全国で5ヶ所の遊園地です。しかし部品の交換がされていなかったのはエキスポランドだけでした。

整備にかかる費用を出し惜しみ、安全対策を十分に行わなかったのが原因で起きた事故と言えるでしょう。

かつてエキスポランドで働いていた方は、部品交換をしていないのが事故の原因だとしても、従業員の態度は昔から悪く接客態度の悪い遊園地でワースト1位だったことを明かしています。

平日の暇な時はアトラクションに社員がいない状態もあり、バイトに任せきっていたそうです。遊園地側の安全対策不足はさることながら従業員の意識の低さも問題だったように見受けられます。

エキスポランドでは他の事故も発生

エキスポランドでは他のアトラクションでも事故や不具合が発生しています。「風神雷神Ⅱ」の事故後に明らかになったずさんな管理体制を考えるとなにもない方がおかしいと言えるでしょう。

エキスポランドはその後アトラクションの不具合、事故が頻発し信用を失っていきます。事故後激減した客足もさらに減っていきました。

スリルのあるアトラクションが多いのにも関わらず管理を怠っていたのですから当然のことと言えるでしょう。絶叫マシンが好きな人でも命を失う危険があると知れば躊躇します。

2006年8月20日、Gフォースの突然停止

エキスポランド事故が起きる前、2006年8月20日にアトラクションの不具合が発生していました。回転式遊戯施設「Gフォース」が突然停止してしまったのです。

運転中にほぼ水平状態で突如停止し、乗客の男女9人が地上で取り残されてしまいます。その後に救助され負傷者はいませんでした。

絶叫系と呼べるほどの恐怖を感じる乗り物ではありませんが、宙に浮いて回転する、来場者に好まれたアトラクションの一つです。

2007年8月10日、ワイルドマウスが緊急停止

2007年8月10日、ジェットコースター事故からの再開初日にもアトラクションの不具合が生じました。

小型コースター「ワイルドマウス」が緊急停止する事態となったのです。発車後にコースを上る斜面の途中でコンピュータに不具合が生じました。

安全装置が作動したため車両が緊急停止したのです。このアトラクションは90度のコースを曲がる小型のジェットコースターで小さいけれど楽しめると評判でした。

2007年9月15日、OROCHI(オロチ)の不具合

2007年9月15日にもアトラクションに不具合が発生する事態となりました。エキスポランドを代表するアトラクション「OROCHI(オロチ)」でのトラブルです。

「OROCHI(オロチ)」が一周を終えて乗降所に戻ってきたものの、なんと停止せずにもう一度スタートしてしまいました。

その後安全装置が作動して停止しています。乗客約10人に怪我はありませんでしたが、エキスポランド社はオロチの運行を取りやめることにしました。

また、翌日16日に点検を行っています。さらに10月19日、吹田市の職員による点検の際、センサーが誤反応したことが原因だとわかりました。

誤反応した理由は不明のままでしたが、再発防止策として二重の自動車両停止システムを導入しています。そして10月20日に運転を再開しました。

2007年10月7日、バックスピンの不具合

2007年10月7日、急流すべり「バックスピン」にてトラブルが発生しました。小学生が搬送されるという事故が起こったのです。

「バックスピン」のボートが最後のコースの急流部分を下った直後に事故が起きました。乗っていた小学校一年生の男児がボートの縁に頭を打ち付けてしまったのです。

その後男児は救急車で搬送されました。事故を受け園側は遊具の運転を中止、吹田市に報告しています。

事故の原因は安全ベルトで、何らかの理由でベルトが伸びた可能性があると考え、ベルトの伸びしろを30センチ短くしています。市が了解したのち、10日に運転を再開しました。

事故後それほど日が経過していないにも関わらずトラブルが頻発しています。エキスポランド全体のアトラクションの老朽化、点検不足など様々な原因が浮かび上がります。

NEXT:エキスポランド事故の当事者への影響
1/2