新潟少女監禁事件・佐藤宣行と佐野房子の現在は?結婚の噂も

5月23日より公判が始まる

5月23日から公判が開始され、監禁内容についても次第にあきらかになっていきました。この公判は佐野房子ちゃんのプライバシーに最大限考慮して行われました。

まず起訴状の読み上げ時に、少女の名前は口に出さないようにしました。さらに彼女の負担を減らしたいという理由から、佐野房子ちゃんが証人申請されることはありませんでした。

7月10日に懲役14年が確定

7月10日、最高裁にて懲役14年の刑が言い渡されました。逮捕監禁致傷で10年、窃盗を併合罪として4年加算するというものでした。

新潟地方裁判所で一審判決が出た後、窃盗の併合罪で4年も加算されるのはおかしいと議論になりました。結果、高裁では懲役11年の判決が下ります。逮捕監禁致傷で10年、窃盗で1年という計算でした。

しかし最高裁では高裁の判決を破棄、一審の判決を支持して懲役14年の刑が確定しました。

犯人の佐藤宣行について

新潟少女監禁事件の犯人、佐藤宣行はどんな人物だったのでしょう。彼は1962年7月15日生まれ、事件を起こしたのは28歳、逮捕されたのは37歳の時でした。

精神病を持ち、職にもつかず家に引きこもり、少女を誘拐・監禁するという恐ろしい犯罪を起こした男。生い立ちや性格、経歴などについて見て行きましょう。

高校卒業後は引きこもっていた

佐藤宣行は高校卒業後、自動車部品工場に就職しましたが3ヶ月で退職してしまいます。その後他の職につくこともなく引きこもることになります。

部品工場を辞める理由は、「工場への出勤途中に立小便をした際、蜘蛛の巣が引っ掛かり汚れたから嫌になった」と話していたそうです。

一般的には理解しがたい理由ですが、佐藤宣行はこのころから「不潔恐怖症」という病に侵されていたようです。

不潔恐怖症は汚れを過剰に気にすることであり、現実に汚れているかどうかが問題ではなく、一旦取りついた強迫観念(不潔恐怖)を治めるために、さらに汚れを落とそうとするような脅迫行為を繰り返す強迫神経症の一種(引用:Wikipedia)

不潔恐怖症も様々な症状が出るのですが、とにかく「汚い、ばい菌がうつる」「清潔にしたい」ことで頭がいっぱいになるため日常生活を送ることが困難になることもあるそうです。

増築工事を中止、家庭内でも問題行動が起きていた

職にもつかず引きこもっていた佐藤宣行でしたが、23歳になったある日「これからはちゃんと働いて独立したい、そのために家を増築してほしい」と母親に頼みます。

母親は700万もかけリフォームを決行。しかし実際に工事が始まると、佐藤宣行は「自宅に工事業者が出入りするのは(汚いから)嫌だ」と入室を拒否。自分から頼んだにもかかわらず、工事を中止させてしまいます。

結局自宅は工事途中の中途半端な状態で放置されることになりました。このころには不潔恐怖症もかなり重度になってきたようで、問題行動も増えていきます。

佐藤宣行は自宅の窓ガラスを割ったり、障子を破壊するなどの暴力行為をしていました。引きこもりに加えて不潔恐怖、家庭内暴力と彼の精神状態は悪化の一途を辿っていました。

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