忌野清志郎のデイドリームビリーバーには母に込めた想いが隠されていた! エンタメ

忌野清志郎のデイドリームビリーバーには母に込めた想いが隠されていた!

覆面バンド、ザ・タイマーズの名曲「デイドリームビリーバー」は、今もCMに使用されるなど、誰もが耳にしたことがあると思います。忌野清志郎さんにとても良く似たZERRY率いるザ・タイマーズの名曲「デイドリームビリーバー」に隠された感動秘話などに焦点を当てます。

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忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」には母への想いが!

名曲「デイドリームビリーバー」は、忌野清志郎さんにとても良く似たZERRY率いる覆面バンド、ザ・タイマーズが、米国のバンド、ザ・モンキーズの「デイドリーム」の日本語カヴァーなのですが、日本語カヴァーということをもはや超越してしまって、現在では、日本のスタンダード曲として誰もが愛する曲となってしまいました。

その「デイドリームビリーバー」は一聴するとその中に出てくる彼女は恋人だったけれども別れてしまった彼女のことを歌っているように聴こえるのですが、その彼女は「母」のことであり、母への想いが込められていると言われているのです。この二重の意味を秘めた「デイドリームビリーバー」はやはり名曲と言わざるを得ません。

忌野清志郎のプロフィール

  • 栗原清志(くりはら きよし)
  • 生年月日:1951年4月2日
  • 没年:2009年5月2日(享年58)
  • 生誕地:東京都中野区
  • 出身地:東京都国分寺市
  • 学歴:東京都立日野高等学校卒業
  • 中学時代、エレキブームが訪れ、それに影響を受けてエレキバンド、No Nameを結成します
  • 1966年初め、フォークブームが訪れ、それに影響を受けた忌野清志郎さんは同級生とフォークグループ、The Cloverを結成します。同級生に三浦友和さんがいます
  • 1968年、R.C.サクセションを結成します
  • 1970年、フォークグループ、RCサクセションとして「宝くじは買わない」でデビューします
  • 1972年、「ぼくの好きな先生」がスマッシュヒットするも、その後が続かず不遇の時代を送ります
  • 1976年、名盤と誉れ高いアルバム「シングル・マン」を発表します
  • 1988年、アルバム「COVERS」の発売中止騒動の渦中、忌野清志郎さんに似たZERRY率いるザ・タイマーズが神出鬼没に様々なミュージシャンのライヴに登場します
  • 1991年、RCサクセションが活動を休止します。そして、ソロ活動に注力します
  • 2006年、喉頭がんであることを公表し、音楽活動を休止します。
  • 一度は活動を再開するもがんの転移が分かり、再び音楽活動を休止します
  • 2009年5月2日、惜しまれながらも亡くなります

忌野清志郎扮するZERRY率いたザ・タイマーズはパロディ!

ザ・タイマーズはザ・タイガースのパロディということをご存知でしょうか。忌野清志郎さん扮するZERRYはジュリーこと沢田研二さんのパロディで、ザ・タイマーズはザ・タイガースのパロディなのです。ザ・タイガースはグループサンズ(GS)の雄で、大変な人気を博し、一世を風靡しました。ジュリーの活躍は言うまでもありません。

忌野清志郎は継母に育てられた複雑な家庭環境だった!

忌野清志郎さんの実母の最初の夫は忌野清志郎さんの実の父親ではなく、戦死しています。そして、実母も33歳の若さで亡くなっています。その後は伯母夫婦に養子として引き取られます。忌野清志郎さんは複雑な家庭環境で育ちました。そのせいか、学校にはなじめず、とはいえ、物静かな若者でした。

忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」は日本語カヴァー!

ザ・タイマーズのボーカルはもう忌野清志郎さんということは周知の事実なので、これからはZERRYとの断りなく書きますが、名曲「デイドリームビリーバー」は、米国のバンド、ザ・モンキーズの「デイドリーム」の日本語カヴァーです。ザ・モンキーズは英国のザ・ビートルズに対抗するためにオーディションの結果集められた4人組です。

また、ザ・モンキーズは「ザ・モンキーズ・ショー」というテレビ番組を持っていて、そこで、笑いなどなるべく視聴者に親しまれるようにとの戦略がとられ、それによりファンを増やしてレコードを売るというメディアミックスの先駆けを行ったバンドなのです。

忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」はCMで使われ続ける!

忌野清志郎さんの「デイドリームビリーバー」は発売当初はエースコックのスーパーカップのCMソングに使用されてヒットしました。2006年にはサントリーのサントリーモルツのCMに使用されています。また、多くのミュージシャンにカヴァーされ、日本語カヴァーとして完全に確立しています。

というよりも、忌野清志郎さんの「デイドリームビリーバー」は、ザ・モンキーズの「デイドリーム」を日本では完全に凌駕してしまい、日本語カヴァーということを超越して、あたかもオリジナル曲のようにしっかりと定着しています。それだけ、忌野清志郎さんの訳詞はあまりにも優れているということの証明になります。

忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」はなぜセブンイレブン?

2011年から忌野清志郎さんの「デイドリームビリーバー」がセブンイレブンのCMで使われ続けていますが、なぜなのでしょうか。それには理由があり、そのために「デイドリームビリーバー」はセブンイレブンのCMに使われ続けているのです。その理由は以下の通りです。

  1. 時代の流行に左右されない曲であることと共に多くのお客様からの評価が高いこと
  2. また、社内での評価が高いこと

(引用:Cloud)

忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」の彼女は母への想い?

忌野清志郎さんの「デイドリームビリーバー」に登場する彼女は、一聴しただけではかつて恋人だったけれども今は別れてしまった「彼女」のことと思われます。しかし、忌野清志郎さんは「彼女」に若くして亡くなった母への想いを込めていると言われているのです。

そう言われて「デイドリームビリーバー」を聴いてみると、なるほど若くして亡くなった忌野清志郎さんの実母のことを想って書かれたことを匂わせるのです。この辺りが、「デイドリームビリーバー」が長く愛される秘密なのかもしれません。「デイドリームビリーバー」の切なさは誰の心の琴線にも触れて普遍的なのです。

忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」は母への想いの空想?

忌野清志郎さんの「デイドリームビリーバー」は歌詞をじっくりと読むとそれは亡き母への想いの白昼夢、つまり、空想であることが読み取れます。では、忌野清志郎さんが訳詞した歌詞を見てみましょう。

もう今は彼女は どこにもいない

朝早く 目覚ましがなっても

そういつも彼女とくらしてきたよ

ケンカしたり 仲直りしたり

(引用:エンタメウィーク)

ここでの彼女が亡き母を指しているのがよく分かると思います。「目覚ましがなっても」彼女はもうどこにもいないのです。これがまだ、覚めやらぬ夢の中のことなのか、それとも目覚ましですっかり起きてのことなのか判然としません。そして、次への歌詞なのです。これは白昼夢であり、空想の出来事であることをほのめかしています。

ずっと夢を見て安心してた 僕はデイドリームビリーバー そんで彼女はクイーン

(引用:エンタメウィーク)

忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」は永遠に不滅!

ザ・タイマーズの楽曲は社会風刺がかなり効いた作品ばかりなのですが、その中にあって「デイドリームビリーバー」は、それらとは全く違い、切なさが前面に出た誰の魂も揺さぶられるナンバーなのです。社会風刺は時代が変わると色あせてしまいますが、切なさは時代を超えるものなのです。それゆえに不滅なのです。